生物学科1~3年生を対象とした自主開講講義のご案内.
※2017年度の講義はこちらのページをご覧ください.
※以下は、2018年度版です。
タイトル:『富山の自然と生物研究最前線』
日時:毎週水曜日5限目(1,2年生対象)、木曜日5限目(3年生対象)
場所:理学部棟C202教室(3年生対象は、B209室)
参加自由ですが,配布資料準備のため,事前にメール等で連絡してください.
これまでの講義内容・今後の予定(2018年度):
※青字は開講済み
4月18日 初回ガイダンス・富山の自然の概要
4月25日 富山の生物多様性の恵み ~今が旬!富山湾のホタルイカはなぜ美味しい?~
5月9日 富山の高山環境その1:高山植物
5月16日 富山の高山環境その2:立山のライチョウ
5月23日 富山の野山を駆け回るイノシシ・シカ:現状と対策
6月6日 細胞分裂研究最前線【玉置先生】
6月13日 富山湾の「ク」が付く生物:クジラ、クリオネ、クラゲ
6月20日 野外実習Iガイダンスのためお休み
6月27日 富山の水辺を彩る生き物たち:魚と水草
私たちの身の回りの生物多様性
害虫に対する植物の防御機構
※講義内容・順番は、変更になる場合があります。
※講義内容については,学生からの希望も募ります.
講義形式:
・授業形式で行います.また,質問用紙を用いた意見収集・回答を行います.
・なお,受講状況等をみて,グループディスカッション等を採用していく予定です.
・希望者は,フィールドワークや研究体験にも参加可能.
留意事項:
・自主開講&自主参加型の講義です.単位は出ません.富山大学のヘルンシステム等にも対応していません.
・参加自由ですが,配布資料準備のため,事前にメール等で連絡してください.
講義担当者のつぶやき:
富山の自然は豊かで,そこに棲む生物もとても魅力的です.ところが,そのような自然や生物を学びたい,体験したい,と希望に満ちて生物学科に入学しても,それらを教えてくれる講義は必ずしも多くはありません.そのため,富山の生物や自然を実感できないまま,あるいは十分な知識や理解を得られないまま,卒業してしまう学生さんは少なくありません.
そのような学生さんのために,本講義を開講します.
この講義では,富山の生物や自然を俯瞰します.ただし,ガイドブック的な話で終わるのではなく,これまで山崎研究室が実際に取り組んできた,富山の生物や自然を対象とした研究の中で実体験してきた事柄や,解き明かされた発見などの紹介も行っていきます.つまり,富山の現場を知ってもらうことを目指します.
また同時に,単に講義を受けて,知識を蓄えるだけではなく,一歩進んで,フィールドに出てみたい,さらには,自分でも研究してみたい,という学生さんも大歓迎です.そのような学生向けの個別のフィールドワークや研究体験(場合によっては,独自研究)にも対応していきます.詳細は,個々の学生の希望等を考慮し,安全面や実行可能性を勘案しながら,決めていきます.
この講義は,新しい試みです.私自身もどのような展開になるかわかりませんが,学生と一緒に,いい方向に発展させていけば幸いです.
自主参加型講義ですので,参加することも,途中でやめることも自由です.まずは,参加してみてください.お待ちしています.
講義担当・連絡先:
山崎(生物学科・准教授)・理学部棟B218室・メール:yatsume(あ)sci.u-toyama.ac.jp【メール送信の際は,(あ)を@に変えてください】
玉置(生物学科・助教)
初期案内チラシ:
(20189年4月11日最終更新)