2018年6月29日(金) 体ガタガタ
今朝もしっかり朝練。だが、体は動くのだが、全体的に疲れが溜まっている感じ。そして体の各所が痛い。今日は、胸部と背中が痛い。明日の実習、明後日の親子教室、その次の立山調査、頑張っていこう。
さて今日は、講義やら来客対応やらあったが、全体的に「ゆとり」があった。昨日、論文直しを頑張ったことが、良かったのだろう。ということで、この先の諸々準備を行った。
何はともあれ、3連戦、しっかりやっていこう。でも重要なことは、早起き。朝練は軽めにして、継続していこう。
2018年6月28日(木) 概ね順調
今日は(も)、スケジュール上の予定がなかった。最近、こういう日が多くなってきた。そして今日取り組んだのが、シカ論文直し。兎に角、時間が迫ってきたので、留学生の論文原稿直しに朝から取り組んだ。と言っても、昨日から時間をみつけて読み進めており、かつ2回目の改訂なので、比較底スムーズに読み進めることができた。結果的に、夕方になる前に、一通りの改訂終了。内容的にも、良い感じになってきたと思う。次の締め切りを来週早々に設定したので、問題がなければ、英文校閲に出してしまいたい。ただ、細かい点など、投稿前にしっかりチェックすることが必要になるだろう。
ということで、夕方に時間ができたので、来週の講義準備。来週も月曜日に立山調査の予定が入ったので、火曜日からの講義は、できる限り準備を進めておくことが必要だ。で、こちらも何とか形になった。
ということで、全体的に概ね順調に進んでいる。が、なんか物足りない。それは言わずもがな、自分の研究が進んでいない、ということだろう。もちろん、シカ論文も自分の研究にもなるのだが、やはり自分自身で、そしてできれば新しい挑戦的な研究を進めていきたい。ま~、一応は研究をする時間が持てているだけ、善しと使用。
そんなこんなの日常だが、朝練はしっかり継続中。特に、先日の調査で体力不足が改めて露呈してしまった。やはり日々の鍛錬は必要だ。と言いたいところだが、なかなか「向上」は難しいのが実情。ということで、せめて「現状維持」はしておきたい。ということで、今朝も朝練、、、が、大雨。がが、もちろん合羽と長靴を着込んで出発。ちなみに昨日は公園についたとたんに大雨。開き直って、ずぶ濡れになりながら、走り回っていた。そして今朝も合羽に包まれながら、登山(呉羽山展望台へ)と公園のジョギング2周という、いつものノルマはどうにか達成。特にジョギングの方は、何度かやめようかと思ったが、ここは有言実行。体力よりも、精神力の鍛錬の方が重要かも。何はともあれ、やり遂げたことは大きい。明日もしっかりやろう。で、そのために、今日も早めに寝よう。もちろんW杯を観ずに。今日の試合に、あまり興味が無いし。
2018年6月26日(火) 合同調査
と言っても、私はもっぱら応援団。
信州大学のT先生と学生さんご一行がひみラボに来られた。私は朝一の講義のため、調査はひみラボもNさんとKさんにお任せ。とりあえずは、目的のものが集まったようなので、よかったよかった。
さて、今週は、月曜、火曜とバタバタ過ごしたが、明日からは少しゆっくり?できそうだ。もちろん講義があるが、その合間を有効活用しよう。もちろん、当座はシカ論文対応。将来も見越して、作図用のデータ処理などもしておこう。実験も、といきたいところだが、こちらはなかなか難しいか。
明日の5限は、自主講義。富山の水辺、がテーマなので、主にイタセンパラと水草の話をしよう。ただ、どちらも話が盛りだくさんなので、終わるのだろうか。。。
2018年6月25日(月) 大漁!!
高山帯のナメクジ調査では、前例のない、大漁!!
若者たちの頑張りに感謝したい。一応、私も、自己最多の発見数をたたき出した。
その一方で、今日の調査はなかなかきつかった。私の体が。週末、やや朝練をさぼったことも影響しているだろう。あるいは、微妙に高山調査の間が空いたため、足腰がなまってしまったのだろうか。それでも、ま~一応は、やり遂げることはできたので、善しとしておこう。
さて明日は、他大学の先生と学生さんがひみラボに来てくれる。合同調査だ。と言っても、私は朝一の講義があるので、それが終わってからの参戦。今日の立山調査の疲れが残らないように、今夜も早めに寝よう。そして明日の朝練は、クールダウンに専念しよう。
2018年6月21日(木) 一息
今日は、丸々一日使って、ほぼ「シカ」に費やした。
そして、どうにか、考察も読み終え、留学生に返却。もちろん、まだまだ先は長いが、大まかな考察の流れは、私の中では構成することができた。
そして同時進行したのが、実験。こちらも、昨日からのMSに続き、今日はSQまで、実質的に終わった。で、それなりに納得のいく結果が得られた。
と言うことで、今夜の自宅残業は特になし。で、W杯でも観よう、、、と思ったら、テレビをちび助に取られた(愁)。。。
さて明日は、講義が2つあるが、空いた時間も有効活用していきたい。論文絡みで、細かいところを対応しなければならないし、忘れてはいけないのが、週明けは山調査。で、その準備も明日やってしまおう。
何はともあれ、多少は落ち着いてきたか。だが、これから夏休みにかけて、やることは盛沢山。特に、夏のひみラボイベントの準備を、早々に進めていこう。
2018年6月20日(水) やはり、こうでないと。
今ほど、試合が1つ終わった。W杯のこと。試合開始時から、ほぼすべて観ていたが、それぞれのチームの特徴や本気度が出ていて、点数や勝敗以上に、観ていて楽しかった。やはり、W杯には、こういう試合を期待してしまう。昨日の同じ時間にやっていたような、グダグダVSダラダラのような試合とは違う。
さて今日は、朝一に基礎生態学の講義の後、予定通り「動物園」へ。飼育員さんの協力もあり、無事にサンプルをGET!そして大学に戻ってから、さっそく抽出、PCR、さらには310RUNまで行った。上手く結果が出ているといいのだが。明日もスケジュール上の予定がないので、実験と結果のチェックを進めていこう。
と同時に、論文直しにも目途をつけたい。まずは本文の中で残っている考察を読み直し。先週末に大まかに読んではいるが、その後、全体構成なども確認したので、それを加味した直しが必要だ。加えて、図もいくつか作成する必要もありそうだ。ただ、今回の論文で、どこまで含めるか、しっかり練らないと、足元をすくわれる結果になりかねない。いずれにしても、今週が勝負だ。
2018年6月19日(火) 講義2つ
今日は朝一で進化生態学の講義。そして午後は、市内の高校へ出向いて講義。疲れはあったが、それぞれ、みんなしっかり聞いていてくれたので、こちらとしても一生懸命対応できた。お昼寝中の学生・生徒もいるにはいたが、ま~、静かに聞いていてくれただけマシだろう。その点、先週末はひどかった。普段からあんな感じなのだろうか。でも、ああいうのを見ると、うちの学生がどんなか、やはり気になる。というか、特に外部講師に失礼がないか、心配だ。
さて、今日もこれ以外は、もっぱらシカ論文直し。なんとか、イントロを直すことができた。残るは考察。通常だと、まずは大きな指摘をして、学生に直させるのだが、今回ばかりは諸々の理由から、そうはいっていられない。短期決戦だ。
ということで、それらを早々に切り上げて、今日は早めに大学を出た。その目的はW杯の日本戦、、、ではない。ちび助が習い事をしている日なので、そのお迎えのために、いつもと違う時間で動いている。で、試合はというと、、、互いにグダグダ。これでは、ブログ書いていた方がマシだ。
さてさて明日は、講義の後は、「動物園」へ。サンプルをもらうことができることになった。もらったサンプルは、できる限り早期に解析してしまおう。ただ、そのような話を当の留学生にしたのだが、英語が伝わらなかったのか、意味が伝わらなかったのか、何のことかわかっていないみたい。ま~、この辺も期待はしていないが。
2018年6月18日(月) スケジュールが入っていない日は、、、
今日ももっぱらデスクワーク。またもや、知恵熱が出そうな状況。帰宅時には頭がボーっと。
ということで、最近、月曜日は予定がはいっていない。が、もちろんまったり過ごせるわけではない。今日は何といっても、留学生の投稿論文チェックが一番の仕事。原稿自体は、先週末に出ていたので、週末にざっと全体の流れをチェック。特に、イントロと考察。そこで今日は、マテメソとリザルトをしっかり確認。結局これが、相当時間と頭を使ってしまった。結果的には、今日はここまで。自宅残業で、以前考えておいた全体像を見直してみたが、とりあえず見直した、というところ。大なり小なり、まだまだやることは多い。今週は、講義の合間を使って、確実に仕上げていくことが必要だろう。
さて、きょうやったことはこれで終わりではない。明日は久々の高校訪問。プレゼン作りにも勤しんだ。特に、内容を自由に決めることができる模擬授業や完全なる大学紹介ならば慣れているのだが、今回はその中間的な内容を求められている(ようだ)。ということで、結構頭を使いながら、プレゼン作りに時間を費やした。それでも、まずまずのものができただろう。
一方、朝練はしっかり続けている、、、と言いたいところだが、先の週末は「さぼった」。もっとも、建前としては、体を休める、ことが目的。木曜日の調査の影響もあってか、足首に痛みが出始めた。ここで無理をすると良くない。という、主観的判断に基づき、土日の朝練は中止。ただ、エアロバイクだけは、ゆっくり続けたので、太ももはそれなりに維持されている。で、その時間を有効活用して、つまり、週末に朝練がないということは、夜更かしができるということになるので、有効な夜更かしを敢行!当然ながらやったことと言えば、W杯観戦だ(もちろんテレビ)。なかなか、楽しめる。私の開幕前の優勝予想は「王国」だが、初戦を見る限り、とある半島の両国が、最後に決着をつけるかもしれない。それだけ、群を抜いた内容だった。
2018年6月14日(木) 山は疲れる
今日は朝から立山調査。で、やはり疲れるものは疲れる。
でもその前に、ここ数日はというと、留学生の論文対応が中心。以前も書いたように、そろそろ「まずい」状況になってきたので、最優先でもろもろ取り組んだ。同時に行ったことが、助成金申請。こちらも申請しないと当たらない。何はともあれ、申請書類を作成。
さて、今日の立山調査であるが、総じて、まずまず。目的のナメクジは2個体GET!私もしっかり貢献した。ただ、今回も採集できたのは朝のみ。特に、今日も山の上は快晴。暑い。ライチョウが隠れた。ナメクジも隠れた(?)。やはり、天気が良すぎると、ナメクジ採集にはよくないようだ。それでも、場所としては、なかなか良さげなところを見つけたので、今後の調査に期待だ。そして今日は、途中から弥陀ヶ原に移動。が、まだまだ雪が多く、木道が部分開通しかしていなかった。結局、こちらでナメクジは発見できず。が、手ぶらではない。しっかり4サンプルをGETしてきた。何かと言えば、カエル。特に、文字通りの『穴場』があり、そこで1個体GET。どこかと言えば、ポールなどを立てるための穴。昨年の調査でも、その中にカエルが3個体隠れているのを発見していた。そこで今日も見てみると、1個体潜んでいた。それを手づかみしてみると、おそらくアズマヒキガエル。サンプルをいただき、また穴に戻しておいた。ということで、まずまずの収穫。でも、本命のナメクジはまだまだほしいので、次回以降も頑張ろう。
ところで、昨日のことであるが、とある研究対象生物について調べていると、とんでもないことが判明!なぜ今まで気が付かなかったのか。まさに、灯台下暗し。もろもろの交渉なども控えているので、今は詳しくは書けないが、今後の展開に期待だ。
さて明日は、まずは朝練でクールダウン。その後は、他大学の集中講義。頑張ってこよう。
2018年6月11日(月) 山より疲れる?
今日は、久しぶりにスケジュール上の予定無し。そこで、「予定通り」ひたすらデスクワーク。
一番の大仕事は、シカ論文の直しだ。2回目のレビューが返ってきていたので、それに対応。先週末に、ざっと見た限りでは、解析のやり直しなどの指摘はない。いずれもテキスト上での対応が可能な範囲。が、いざやり始めると、さすがに頭を悩ますところが多い。それらに対して、1つ1つ対応していると、次第に頭の中が煮詰まっていった。。。
ということで、ところどころで、別の仕事を入れてみる。週末の学外講義や、週中の自主ゼミ。さらには、助成金申請書類からこまごまとした事務仕事まで。
結局、どうにかその大半を終わらせることができた。特に、論文直しも、一通りは仕上がった。明日、読み直しをしよう。
が、さすがに1日中、デスクワークをしていると、えらく疲れる。これだと、室堂を歩き回っている方が、よほど楽だ。もっとも、あくまで「室堂」ですからね。「山」を登るわけではないので、お間違いなく。
何はともあれ、最後は知恵熱が出そうなくらいにまで至った。やはり、広々とした天空の世界(室堂)を歩き回っている方が性に合っているようだ。
2018年6月9日(土) 朝練継続
週末だが、朝練は継続している。そして夜のエアロバイクも。
先の山調査で、日々の鍛錬の必要性を実感。そしてこの鍛錬がないと、私の場合は全く動けなくなるので、死活問題だ。それと同時に、朝練等を続けていると、日ごろの体の調子の良さ、特に軽さも実感。ということで、継続している。そして今朝は、ようやく足の痛みも薄れてきたので、いつも通りのメニューをこなすことができた。その中でも、ジョギングの際に、心肺機能のきつさが減っていることを実感。やはり、高地トレーニング(立山調査)の効果はバツグンなのだろう。明日も、頑張って起きよう。
ちなみに、来週も木曜日が立山調査。月曜日はスケジュールには全く予定が入っていないが、昨日書いた投稿論文の改訂稿作成に集中したい。
で、ちなみにちなみに、この週末の自宅残業はと言えば、助成金書類書き。先ほどまで、それなりに進んだ。当たるも八卦、当たらぬも八卦。ただ、申請しなければ、決して当たらない。研究内容のアイディアは次々湧いてくる。それを実現・実行するために、是非とも当たってほしい。と同時に、毎度のことながら、『捕らぬ狸の、、、』だが、当たった場合には、私一人では実行が難しい。実験補助、といういつ付けではあるが、一緒にやってくれる若者が欲しいところだ。
2018年6月8日(金) 体が痛い、、、
昨日の調査の後も、それなりに元気ではあるのだが、やはり体の各所が痛い。。。
今朝、いつも通りに起きて朝練へ。昨日書いた通り、あえて走らずに、というか、さすがに走るだけの元気がなく、ゆっくりウォーキング。と言っても、呉羽山展望台までの山登りは敢行。公園に戻ってからのランニングはやめた。リハビリにはちょうどよかった。
ところが、大学に行こうと家をでると、足の股関節が痛い。それも左足だけ。そして同じ足のふくらはぎと足首の関節にもやや痛みが。思い起こせば、昨日ナメクジを探しているとき、ササをかき分けて探していたが、決まって左足に体重をかけて体を支えていた。その負担が大きかったのだろう。ま~、しばらく休めば大丈夫だろう。次回調査には支障がないはずだ。
ところで、これだけ頑張った甲斐あって、体重は1kg近く減少。体重が軽いと、登山の時の負担もへるので、良い傾向だ。
さて、今日は自主ゼミも含めると講義が3つも。昨日の疲れものこり、いずれも負担が大きかった。だがそれ以上に負担となったのが、シカ論文。昨日、以前改訂稿を投稿していた留学生のシカ論文の審査結果が戻ってきていた。結果は、「大幅改訂」。2回目にしてこれだと、結構シビア。だが、書かれていたコメントを読んでみると、そこまでシビアではない。しっかり直せば、十分対応できそうだ。
ただ、ここで問題が、当の留学生は、次なる論文にかかりっきり。というか、そちらもやや遅れ気味。ということで、今日は、留学生指導(特に論文書き)を改めて練り直し、指示を出した。そして、投稿論文のレビュアーコメント対応も。なんだかんだで、疲れた。この週末は、ゆっくりしたいものだ。
2018年6月7日(木) 立山調査
私にとっては、今シーズン初の立山調査。目的は、ナメクジ。そして、哺乳類の糞やら、両生類やら、さらにはライチョウの糞やら、盛りだくさん。
数日前の天気予報では、雨、あるいは雨のち曇り。が、現地へ行ってみると、快晴!下界は雲に覆われているので、下(町)からみると、立山は雲の中、のようにみえるが、上は雲一つなかった。で、困ったのがナメクジ探し。そもそも、ナメクジが好きそうな天気を選んだつもりだったのだが、ここまで天気がいいと、具合が悪い。
それでも、雪から顔を出したハイマツの周りを探していると、、、なんと早々にSさんが1個体GET!するとその直後、すぐ近くで、私が1個体発見!何とも幸先がいい。
が、、、結論からいうと、その後は1個体も発見できなかった。ま~、そんなものだろうが、大変だったのが天気。ほとんどの時間帯が晴れていたので、日差しも強く、気温も高い。我々も、ライチョウも大変。かくいうライチョウは、朝方は沢山飛び回っていた。が、昼になると姿をみせない。時々見せたと思うと、口を開けて、ぜーぜーしている。我々以上に大変なのだろう。ナメクジ探しのために、いくつかのハイマツ帯を歩いていたため、結構な数のライチョウを見ることができた。そして、足元から飛び出してきたライチョウが、目の前で糞をしたため、それをGET!ホヤホヤなサンプルだ。今度抽出しよう。
ということで、総じていえば、まずまずの調査だっただろう。そして私の体力と言えば、、、こちらもまずまず。日頃の特訓?の成果がでているのだろう。登りも、足に疲れはでたが、それでもどうにか乗り越えた。次の調査は来週木曜日。それに備えて、朝練を継続使用。でも明日くらいは、ゆっくりウォーキングくらいで、クールダウンさせてもいいかも。
2018年6月6日(水) 準備万端!
明日の立山調査の準備が整った。去年も行っているので慣れてはきたが、やはり年度始めの準備は入念にしないといけない。もちろん、クマスプレーも持参。幸か不幸か、天気が回復傾向だ。もっとも、雪解けの隙間を狙って、ナメクジ探しをするので、天気が良くても問題ないかも。朝練採集の経験からすると、「雨上がり」だと丁度いいくらいか。
さて今日は、朝イチで基礎生態学の講義。その後は、上記の山準備やら、自主ゼミの準備やら。その気分転換として、昨日の310の結果を確認した。結果は、、、可も有、不可も有。
まず、一番期待していた、タイバラ・プライマーでのSQが読めていなかった。これは昨日書いた通り。2組み目もやってあったのだが、こちらもだめだった。これは全部が失敗か、と思っていたら、次のプライマーが成功!で、そのプライマーとは、イタセンパラ「専用」プライマー。ただ、今回解析した水槽には、イタセンパラは入っていなかった。そして、結果を期待せずに、BLASTをかけてみると、、、案の定、タイバラが列挙してきた。おそらく、ミスアニールだろう。プライマーの設計し直しか、あるいはアニールを高くするなど、改善しないといけない。
そして残りのサンプルでも、読めているのがあった。それはフナ「専用」プライマーを使ったもの。こちらも期待せずに検索にかけると、、、なんと「フナ」がヒット!!確かに、水槽にはフナも泳いでいた。となると、しっかりとフナを釣り上げた、ということだ。そして、そのプライマーでは、タイバラ(他)をミスアニールすることがなかったことにもなる。ということで、図らずも、フナの検出方法の確立ができた。今後は、川や池から得たサンプルを使って、解析を進めていこう。
2018年6月5日(火) 久々、310
今日は火曜日。ということで、朝一で進化生態学の講義。今日のネタは、生物多様性の現状、特に外来生物の話。ということで、話し慣れ、かつ思い入れが深いネタなので、熱く語りつくしてしまった。いつも以上に、あっという間に時間が過ぎた。
そしてその後は、予定なし。ということで、まずは助成金申請のための、ひと作業。続いて取り組んだのが、久々の実験。もっとも、ひみラボでは行っているので、大学での久々の実験だ。そして内容は、昨日書いた通り、環境DNAで増幅した産物の解読。まずは、PCR産物の精製をして、ダイタミをして、310.久々だったが、作業自体は順調にこなすことができた。が、最初の2本を読んだ段階で、惨敗。。。複数の配列が混ざってる、というのではなく、ほとんどダイタミ増幅していない、といった感じ。明朝、残りのサンプルの結果を確認し、諸々対策を練ろう。
そして、その待ち時間などを使っておこなったのが、自主ゼミのプレゼン準備。3年生むけの水草を調べた。そもそも、川で、特に湧水地帯で調査をしていると、水草に出会う機会は多い。が、ほとんど水草に関する知識がない。ということで、私自身、いい勉強になった。それにしても、植物は奥が深い。。。そして、結構面白い研究ネタが転がっていることも実感。植物の場合、DNAがやりづらい点もあるが、それなしで生態研究でも、結構やることはありそうだ。
さて、明日も概ね、同じような感じ。そして明後日は、いよいよ「山」だ。が、今ニュースをみていたら、途中の美女平でクマが、、、しっかりと対策を講じなければならない。やっぱり、クマスプレーも持っていこう。
2018年6月4日(月) とりあえず、順調
今日は朝からひみラボへ。いろいろやりたいアイディアはあるのだが、まずは何といっても、イタセンパラを検出する方法をしっかりと確立しなければ。ということで、自然生息河川と保護池から採水してきた。そして、ろ過へ。さすがに、自然の水だと、もろもろ混ざっているので、ろ過に時間がかかる。それでも、4サンプル分をなんとかろ過して、その後、抽出までできた。
一方で、ろ過の待ち時間に、前回抽出した水槽の水をPCR。前回、タイバラ・プライマーを使ったPCRは成功していたので、今回は同じ抽出サンプルで、他種のプライマーを使ったPCRを。で、、、増幅確認!。。。
もっとも、その水槽には、タイバラ以外にもいくつかの生物がはいっていたので、それらが順当に増幅したことも考えられるが、いないはずの生物も増幅。もろもろ考えると、ミスアニールの可能性が高い。
今後、アニール温度を上げるなどして、確認を重ねていくが、同時に、綺麗な1本バンドが検出されたものに関しては、配列を読むことに。そこで、サンプルを大学に持ち帰った。これからは大学でも環境DNAを同時進行だ。明日以降、時間があるときに分析を進めていこう。
ということで、現段階では、「水からDNAが採れた!」という段階を越えていない。が、そこまで達したことだけでも、確実な1歩、と前向きにとらえよう。
ちなみに、朝練はしっかり続いている。特に、木曜に本番を控えているので、先週末は土日共に朝練継続。体重も減少傾向にあるし、このまま継続していこう。
2018年6月3日(日) 風物詩?
今の季節、毎年恒例行事。風物詩と言えば聞こえがいいが、現実的な問題も。で、この週末は、その問題に取り組んだ。それは、、、
庭の草刈。
少し前にやったつもりだったが、気が付けば、ボウボウ。芝生もさることながら、畑もえらいことに。地面が見えない。ということで、昨日は芝生ゾーンを草刈り機で草刈。それでも、いぜにゃったことが功を奏したのか、いざ刈ってみると、そこまでの草量ではなかった。そして、手際が良くなったのか、予想以上に早く進んだ。そもそも、我が家で使っているのは、電動の草刈り機。庭で使う分には勝手が良い。ただ欠点は、30分しかつかえないこと。電動の欠点で、これ以上使うとオーバーヒートして、モーターが焼き切れてしまう。事実、前に使っている機器は、これを知らずに使い続けて、モーターを焼き切ってしまった。そのため、昨日も制限時間30分。それでも、慣れてきたためか、一通りの草刈りはできた。もちろん、すべてを刈り切った、わけではなく、一部は鎌も使用。それでも、一通り完了。
そして今日は、畑の草むしり。一面、びっしり雑草が生えていたので、それを丁寧に抜き取った。特に、今の時期は野菜の苗も小さいので、うっかり鎌をつかってしまうと、肝心の苗も切り取ってしまう。そのため、小さい雑草も1本1本、丁寧に抜き取っていった。そしてこちらも、どうにか完了。この週末のノルマ達成!
さて明日は、朝からひみラボ。環境DNAだ。川や池で採水、ろ過を進めていきたい。そして今週は、いよいよ山へ。木曜日に立山の予定。雪解けスペースを狙って、ナメクジ探しをやっていこう。「一応」ライチョウの糞もゲットしておきたい。
2018年5月31日(木) 三日坊主とは、よく言ったものだ。
ひみラボ自然史研究会の後から数えると、今日が四日目。昨日までは、体が軽かったが、今日は重い。疲れが蓄積してきたのだろう。多くの場合、3回(3日)までは、やる気と勢いで乗り切れる。が、4回目(四日目)が鬼門だ。ここで挫折することが多いので、結果的に「三日坊主」となることが多いのだろう。おまけに今朝、目が覚めた時は、大雨。その瞬間、今日は朝練をやらなくてもいいかな~、、、という気持ちが芽生えた。。。
が、奮起して朝練へ。というのも、実は今、山登りのための訓練と同時に、「ダイエット」に取り組んでいる。それらを考えると、継続は力!
ということで、合羽と長靴を着こんで、いざ公園へ。まずは、いつも通り、呉羽山の展望台へ。路面はしっかりしているので、雨の影響はほとんどない。だが、登り始めてすぐに、合羽がサウナスーツ状態に。ま~、これも考えようによっては、ダイエットに好都合だ。そして公園に戻った後は、『今日は、歩くだけでいいかな~』という悪魔のささやきに抗い、いつも通り、2周ジョギング。ただ走りながら、ナメクジいないかな~と、目をきょろきょろ。というのも、ナメクジがいれば、捕獲のために、一休みできる。が、こんな好条件がそろっているにもかかわらず、全くみつからず。ということで、一応、いつもと同じメニューをこなした。ということで、三日坊主に負けなかった。
さて今日は、もろもろ進んだ。自主ゼミの準備、本番はもちろん、ひみラボでのイベント計画練りも、かなり具体的に築き上げた。周りの協力を得ながら、しっかりやっていこう。
2018年5月30日(水) ご接待!?
朝、久しぶりに在来ナメクジをGET!幸先よく、一日がスタート。
今日の一番の懸案は、他学科向け実験。はっきり言って、ご接待状態。要するに、やる気も、技量も、知識も乏しい学生さんの面倒を見ることを求められる。かといって、厳しく対応するわけにもいかず、すべてはこちらでお膳立て。割り切り、割り切り。
だが、割り切りとばかり言っていられない状況になったことも事実。つまり、今日の実験が終わったことで、「お仕事」のかなりの部分が終わった。もちろん、講義は残っているが、これは自学科学生の教育という点で、しっかりやっていくべきだし、毎年やっていることなので、そこまでの負担にはならない。何よりも、準備を含めて、自分自身で楽しむこともできる。自主ゼミも基本的には同じ。
ということで、「割り切り」という『言い訳』ができない状態になった。今後は、時間をしっかりと自分の時間として活用していかなければならないだろう。ここからが、結果を求められる、ということもできる。兎に角、しっかりとやっていこう。そして、明日はようやく、ひみラボ自然史研究会後の最初の「まったり」日。予定は自主ゼミだけだ。有効に使っていこう。
ちなみに、「ご接待」の時間も有効に活用した。特に、明日からの研究計画練り。これと前後して、なかなかいいアイディアも湧いてきている。例えば、環境DNAに関しても、結構ナイスなアイディアが。試してみる価値はあるだろう。同時に、ひみラボ活動の方でも、1つの方向性が見えてきた。教育・研究以外にも、積極的に、やっていこう。兎に角、明日、明後日を有効活用していこう。
2018年5月29日(火) 大失敗(パート2)
今日も2件ほど。。。
その1:朝練の際中、ランニング?の2週目で、最後のカーブを曲がると、、、足元にナメクジが!ぱっと見、やや大きめ、でも線が入っていたような。だが、走っていて勢いがついていたため、通り過ぎてしまった。だが、確かにナメクジだった。まるで、目が合ったかのように、はっきりと認識することができた。とはいえ、今日は捕獲用のビニール袋を持っていくのを忘れたため、持ち帰る術がなく、素通り。失敗した。
その2:今日は、高校訪問があるので、スーツ。朝練の後は、いくらシャワーを浴びても暑い。そんな中でスーツを着ると、汗がじわじわ。ついつい、細かいところに気が回らずに、そのまま出発。で、家を出て少し歩いた時に、「違和感」が、というか「すーすー感」が。。。う~ん、開放的だった。誰にも見られていなかったのが幸い。
さて、大学では、朝一の講義の後は、少し時間があった。そこで、自主ゼミの準備。昨日書いた通り、クラゲだ。今夜の自宅残業も含めて、まずまず進んだ。が、明日もやらねば。。。
そして午後は、高校訪問。実習の指導だ。と言っても、今の段階では、テーマ決め、のためのアイディア確認と助言。いくつかアイディアを出していたが、どれも地元密着型でよかったと思う。
さてさて、明日も概ね今日と同様。そして、他学科向けの学生実習がある。毎年のことながら、なかなか、「大変」な実習だ。お客様対応で、割り切ろう。
2018年5月28日(月) 大失敗
大失敗(大失態?)その1:310を見ると、バッファーが少なくなっており、キャピラリーの先端までぎりぎりの状態。慌ててバッファーを追加。なんとか大丈夫だろう。で、大失敗(大失態)というのは、なんとなく310の状態をチェックしてみると、レーザーがつけっぱなし、、、長期使用しないことを見越して、パワー・オフ、にしたつもりだったのだが、、、1か月以上、この状態だったようだ。(レーザーの)寿命が縮まったか。。。
大失敗その2:自宅残業で、自主ゼミの準備。今回のネタであるカツオノエボシ絡みで、「クラゲ」を調べてみると、、、収拾がつかなくなってきた。クラゲって、(定義上)何?
さて、それ以外では、今日は概ね予定通り、そして順調。ただ、目先の仕事が目白押し。明日以降の講義準備や、山調査の書類作成、助成金申請書類の準備などなど。。。もちろんこれ以外にも、ひみラボ自然史研究会のお礼メールや後始末諸々、頼まれ仕事の打ち合わせ、研究計画練り、そして明日の高校での実習指導の準備。
ま~、それでも少しは落ち着いて自分の時間が持てそうだ。これからは、徐々にではあるが、研究を再開していこう。でも、気分転換に山(のwebカメラ)を見ると、結構雪解けが進んでいる。早々にナメクジ探しに出かけなければ。
ということで、山登りに向けての「朝練」だが、、、何気に続いている。さすがにひみラボで目覚めた2日目は走らなかったが、初日の朝も、今朝も、しっかり「登山」&「ランニング」&「自電車こぎ」は、続けている。さすがに、体が軽くなってきた気がする。でも、体重があまり減らない、、、筋肉が付いたということにしよう。これからも、継続あるのみ。でも、体が軽くなった一番の要因は、運動よりも、カップラー断ちをしていることかも。。。
2018年5月27日(日) ひみラボ自然史研究会
26日ー27日に、ひみラボ自然史研究会を開催しました。各地から多数の皆さんにご参加いただき、無事に、そして大成功のうちに、終了しました。ご参加いただいた皆様にも、「来てよかった~」と思っていただければ幸いです。そして、参加&お手伝いをしてくれた富大の学生さんたちにも感謝。もちろん、様々な経験ができたと思うので、今後に活かしてもらいたい。来年も、同様の開催を予定しておりますので、お楽しみに。
さて、何はともあれ、これで一息。そした明日からは、もろもろ「再開」だ。
明日は、打ち合わせがはいっているが、それ以外の時間は、講義準備をしないといけない。先週末は、研究会や公開講座のプレゼン準備などで、講義の準備が全くすすんでいない。また、水曜日には他学科向けの実習もある。しっかりと準備を進めよう。そしてもちろん、自分自身の研究も本格再開。実験や論文書き、そして野外調査など、まずはしっかりと計画を練っていこう。
2018年5月25日(金) 準備万端
今日はひみラボ自然史研究会の準備。
まずは、会場設営。と言っても、プロジェクタやパソコンのセッティング。そして、3年生二人のプレゼン練習。まずまず、形になってきた。明日までに、完成度を高めてもらいたい。
その後は、毎年恒例の買い出し。兎に角、買い物が多い。さすがにこれだけは、一人ではできないので、今年も二人が手伝ってくれたので助かった。
さて、準備も概ね終わり、明日を迎えるだけとなった。昨日も書いた通り、会の運営には大きな心配はないのだが、食事が心配。だが、そんな中で朗報。なんと、山崎研OGのIさんが参加してくれることになった。正直、助かった。これで私は、心おきなく、料理?に専念できそうだ。
ということで、明日は楽しみだ。本番も大成功!と行くことを願っている。まずは、参加者の皆さんは、道中気を付けて、お越しください。ひみラボでお会いできることを楽しみにしております。
2018年5月24日(木) 大成功!!
今日はひみラボで環境DNA実験。そして大成功!
先日書いたように、フィルターの使い方に問題があったと思えるので、今日は同じ「水」を使って、何通りかのパタンでフィルターを使ってみた。
その「水」というのが、タイバラ水槽の飼育水。大量のタイバラが泳いでおり、DNAが見えるくらいだ。そして、それを裏付けるかのように、ろ過に時間がかかった。そして抽出、PCRと続け、結果は、、、大成功。それも、仮説を裏付けるかのように、プレフィルターの方で増幅が見られ、その下に位置したフィルターでは、増幅がイマイチ。
何はともあれ、環境DNAの基本的なところは、抑えることができた。次は、河川水などを使った実験をやっていこう。
そして、今日はこれと同時に、ひみラボ自然史研究会の準備もろもろ。明日は、本格的な準備。食材の買い出しなど、しっかりやろう。
2018年5月23日(水) 準備進行中
ひみラボ自然史研究会の準備が、着実に進んでいる。回を重ねるたびに、情報を蓄積しているので、諸々の準備が効率よく行えるようになってきている。
一方で、今回の一番の「懸案」が、参加人数の多さ。うれしい悲鳴だ。特に、BBQや朝食が足りるだろうか。昨年は、ちょうどいいくらいだったので、それを基準に準備を進めている。ま~、なんとかなるだろう。
一方、今日は自主講義を行った。今日のネタは、ニホンジカ。でもその前に、前回の続きで、ライチョウの保全について、学生たちが出してくれた意見を踏まえながら、解説。特に、ケージ飼育について、学生たちに考えてもらった。メリットとデメリットの両方を出してもらったのだが、デメリットの方が多くの意見がでてきた。ここでは仔細は書かないが、どれももっともな意見ばかり。その後、私が考えた、メリットとデメリットを紹介した。そこでもやはり、見落とされがちなデメリットを説明することが多かった気がする。希少種保護のためには、様々な取り組みが必要ではあるが、どこまでしっかりと考えられた上で行われているのか、疑念は残る。
さて明日は、ひみラボだ。研究会の準備もするが、何といっても環境DNA。水槽の採水をやらせてもらおう。
2018年5月22日(火) 時間たっぷり
学生実験が終わると、時間がたっぷりある。今日はそれを実感。
朝一で講義をこなし、その後は、目先の「お仕事」を片付けた段階で、ほぼ午前中は終わり。その時は、あんまり時間がないな~と感じていたのだが、午後になると一変。まずは、ひみラボ自然史研究会で発表する3年生二人のプレゼンをチェックしたのだが、それが終わったのが14時くらい。その後は、研究会絡みで、もろもろ行ったのだが、結構時間を使った、と思ってみると、まだ16時。時間がある。おかげで、研究会の準備のうち、今やるべきことは大方終わった。あとは、公開講座のプレゼン作りくらいか。
ところで、昨日から、朝練を本格化させている。時間ができた、ということで、山の調査も近々始まる。それに備えて、足腰を鍛えなければ、、、ということで、今まではウォーキング(お散歩?)で終わっていたのだが、久々、走っている。と同時に、家では『自転車』を漕いでいる。と言っても、トレーニング用のペダルをこぐだけのもの。その目的もやはり山登り。ペダルの負荷を大きくしておくと、山登りの時によく使う「膝の上」あたりの筋肉にかなりの負担がかかる。これを続けていけば、山調査がずいぶんと楽になるだろう。と同時に、「お腹」が気になるこの頃。ということで、ダイエット?も兼ねている。そしてこれに合わせて、食事療法も。と言っても、単にカップラーをやめただけ。でもこれは大きい気がする。毎回、1週間くらいすると効果が見えてくるので、今回も楽しみだ。でもその前に、しっかり継続していこう。
2018年5月21日(月) 失敗
今日は予定通り、朝からひみラボへ。早速、抽出済みの水サンプル(DNA)を使ってPCR。待ち時間に、ひみラボ自然史研究会の準備をして、時間を有効活用。
で、実験の方は、結局3回のPCR&電気泳動を行い、結果は、、、ほぼ全滅。「水」が増えない。同時に試した「肉」(から抽出したポジコン)は全勝だったので、試薬や機材、実験条件自体の問題はないのだろう。となると、「水」(から抽出したDNA)の問題だろう。
で、その問題(原因)として、最も考えられるのが、抽出時の「工夫」。つまり、フィルターで濾過する際に、余計なものを取り除き、DNA(を含む組織等)のみを得ることを目的に、プレフィルターとして少しだけ目の粗いフィルターを重ねて濾過していた。そして、DNA抽出は、その下に位置したフィルターのみを用いた。
プレフィルターとはいえ、普通に考えれば、結構目が細かい物を使っていたので、肝心のDNAが、プレフィルターにからめ捕られていたのかもしれない。
ということで、今日の実験は、失敗?の原因がある程度分かった、ということが収穫。ま~、実験なんてこんなものだ。失敗を繰り返して、やがては、、、ということを期待しよう。結局、今日の実験はこれで終わり。次に行った時に、採水・ろ過から、改めて取り組もう。
2018年5月20日(日) 再開
毎日のように書いているが、学生実験が終わった。何はともあれ、多少なりとも時間が採れるようになる。ということで、自分自身の研究再開。特に、実験と論文書きをしっかりやっていきたい。
そんな中で、まず取り組むのが、環境DNA。明日、ひみラボで実験再開だ。
当面の目的は、環境DNAについて、当たり前のことができるようにすること。昨年末ころにも集中的に取り組んだが、PCRがイマイチだった。原因として考えられるのが、酵素。性能の「良すぎる」酵素を使っていたため、反応がイマイチ違った、つまり、目的の種だけではなく、なんでもかんでも、増幅してしまったことが考えられる。ということで、明日は「いつも通りの」酵素を使った実験をやっていきたい。
ただ、これがうまくいったとしても、諸々課題は残る。そもそも、最近は、環境DNAブームだ。が、大抵のところは、次世代シーケンサーとかを使っている。つまり、金をかけて結果を得ている、あるいは金をかけないと結果がでない、的な状況ともいえる。それはそれでいいのだろうが、一方で、我々のように予算に余裕がなく、かといって(私のように)ナガモノ嫌い(長いものには巻かれたくない)の場合も少なくないだろう。ということで、どうすればいいか、いろいろアイディアを練らないといけない状況だ。
ということで、明日からはそのアイディア練りも含めて、取り組んでいきたい。
2018年5月18日(金) 終わった
昨日、学生実習が終わった。例年よりも長めに担当したこともあり、負担は少なくなかった。それでも、全体的には、例年よりも学生たちが積極的に取り組んでくれていたので、善しとしよう。もちろん、そうでなかった学生もチラホラ見かけたが、それは成績でがっつり、対応しよう。
ということで、これで少しは楽になったはず。諸々あるが、楽になるはずだ。で、来週は、それを実感したい。
まずは月曜日。朝からひみラボへ。自然史研究会の準備も行うが、メインは自分の実験。環境DNA実験の再開だ。場合によっては、大学にもほとんどよらないかも。というのも、月曜日は振替休日。休みなんだから、大学に行かなくてもいい。
で、何の振替かと言えば、明日の1年生対象の施設見学。魚津水族館へ。しっかり、指導しよう。
そしてもちろん、研究会準備や、自分のプレゼン(公開講座)もある。授業も終わったわけではない。それらを含め、今後の研究本格再開に向けて、一度計画を練り直そう。
2018年5月16日(水) 今日のラッキーアニマルは、「キジ」
今朝のお散歩(朝練?)で、いつもの公園を歩いていると、草むらで、ガサガサ音が。今の時期に多い、タケノコ採りのおじさん、、、にしては小さい。ナガモノにしては、音が乾いている。で、見てみると、そこにはキジが。いつも鳴き声は聞いていたが、この公園で姿をみるのは初めてだ。
残念ながら、カメラを構えたところで、草むらに入ってしまった。仕方がない、と目線を足元に戻すと、、、久々「在来」のナメクジが。GET!
今日は、その前にも外来ナメクジをゲットしているので、初のそろい踏み。喜んでいいのかはわからないが、何はともあれ、サンプルが増えた。
さて、今日のお仕事は、講義、会議、講義。合間に明日の講義の準備。割り切り割り切り。
2018年5月15日(火) 終わったのか?
学生実習が、実質的に終わった。。。と言ってはいけないのだろう。木曜日にもデータ解析があるので、そこまでしっかりとやることが必要だ。が、なんだかんだとはいっても、「作業」自体が終わったのは事実。どんなテーマであれ、実験(作業)があるときは、その事前準備が必要だ。ホルマリンサンプルの水洗や、DNA試薬の調合など、なんだかんだで、時間も気力も求められる。そのため、これらが終わったということで、少しはゆっくりできるのだろうか。と言っても、実感が全くない。まだまだやることが多いから。
で、そのやること、だが、何といっても当面はひみラボ自然史研究会。ただ、例年の経験があるので、それをフル活用すれば、「大変」よりも「楽しみ」の方が上回るだろう。現時点で、今後の動きも見えてきた。あとは、お手伝い学生に頼るところが大きい。ということで、参加してくれる学生さんには、来週あたりから、いろいろとお願いするかも。もちろん、その報酬は、調査なり、なんなり、用意している。
ということで、実習が終わることで、時間ができるだろう。で、その時間を有効活用すべきだ。繰り返す?が、やることは沢山ある。調査も本格化する時期だし、自他の論文書きも、そろそろ本腰を入れないといけない。実験も。そして、環境DNAも。
おそらく例年も、「学生実習が終われば、時間ができる!」と書いていた気がする。そして、時間なんて、全然ない、ということを、その後に実感したことも覚えている。ということで、基本的に今年も同じだろう。ということならば、やはりここは開き直って、「結果を残す」ことを強く意識してやっていけばいいだろう。バタバタしながらも、実験をするとか、論文書き(の前のデータ解析)を進めるとか、調査に出かけてサンプルを集めておくとか。割り切ろう。そして、その状況を楽しもう。
2018年5月14日(月) 『ひみラボ自然史研究会』開催迫る!
毎年恒例となった、ひみラボ自然史研究会が5月26日―27日に開催される。昨日が参加・発表申し込みの締切日。『まだ』の方は、早めにご一報ください。参加枠は十分あります。発表枠は、、、ギリです。というのも、今年は例年以上に多くの方に申し込みを頂きました。特に、この研究会の代名詞ともなりつつある「ひみラボカフェ」での発表が多く、プログラム構成でうれしい悲鳴をあげております。それでもどうにか、プログラムをくみ上げましたので、参加申し込みいただいた方にはメールで連絡いたしました。
ちなみに、プログラム構成方針ですが、昨年おこなった「カフェの発表をすべて1日目に行う」という方法がとても好評でした。というのも、親睦会前に、みんなが発表者(特に若者)を知ることができ、自然と親睦会に一体感が湧き、そして盛り上がりました。ということで、今年も、ややキツキツではありますが、同じ方針で行いました。この他にも、研究発表やフィルムナイトも予定されており、今から当日が楽しみです。親睦会では、出来る限り「氷見らしさ」「富山らしさ」を出したいと思いますが、各地の自慢の食材・飲みものの持参も歓迎です!
ということで、今日は学生実験以外は研究会の準備で時間が過ぎました。でも、充実していたきがします。
以上が、夕方に大学で書き込んだ内容だ。状況に応じて、言葉遣いが違うのが面白い。
さて、この週末にやったことと言えば、自主ゼミの準備。それなりに進んでいる。1,2年生向けのプレゼンは、どちらかというと「無難」な内容なのだが、3年生向けはいろいろと趣向を凝らさなければならない。というか、できる限り新しい情報、普段あまり接しない情報、それでいて、「富山(の生物)」を感じさせる情報を盛り込むことを意識している。で、そのための情報収集(ググる)が、週末の「お仕事」だ。
次回のテーマは「海(の生物)」なので、それに即したいくつかのネタを仕入れた。ただ、ネタはあるのだが、スライドにまとめる時間はないかも。
さて明日は(も)、講義と実習だ。割り切り、割り切り。
2018年5月10日(木) 進まない。。。
相変わらず、その場その場に追われている。やはり、講義、実習が続く間は、多くを望まない方がいいだろう。
今日も、午前中はフリー、と思っていたのだが、シカ論文の初校構成が来たので、それに対応。当たり前だが、しっかりと読み直していたら、午前中が終わってしまった。その後は、学生実験。結局、来週の講義準備すらできなかった。ま~、そんなものだと、割り切ろう。そして明日は、スケジュールが目白押し。さらには取材が入るかもしれないので、キツキツ。。。割り切ろう。
その一方で、ひみラボ自然史研究会の準備は順調だ。特に、参加申し込みが好調。学内からも、1,2,3年生の参加が決まっている。もちろん、4年生も。申し込み締め切りは今度の日曜日なので、希望者は、まずは私まで一報いただきたい。
ところで、久々に、「足無し」ネタを。昨日の朝、起きてみると、ウィンウィンとモーター音が。探してみると、おもちゃの電源が入っていた。なぜ?前日の夜は、私もちび助たちと一緒に寝たので、その後、ちび助が遊んだとは思えない。となると、やはり座敷童か。少し前に書いたかもしれないが、我が家には座敷童が住み着いている。夜中に足音がすることはよくある。時には階段を降りてくることも。。。と言っても、今回のことは、おそらくスイッチが入りっぱなしになっていて、弱っていた電池がたまたま復活しただけ、だとは思う。が、なぜこのタイミングで通電したのか。やはり謎は残る。
加えてもう1つ。上記の通り、ひみラボ自然史研究会が近づいている。参加学生を募集するために、講義のたびに、過去の写真を使って、学生に宣伝している。そしてその写真なのだが、毎年使いまわしている写真の中に、、、写っていた。今更気が付いた。いわゆる「オーブ」というやつだ。オーブと言えば、学生時代に心霊スポット巡りで撮った写真に、よく写っていたものだ。時には、オーブの中に、顔が。。。ということで、今年の研究会も『こうご期待!』、、、何に?
2018年5月8日(火) 大学院生募集!
修士課程の募集要項が公表された。出願は7月下旬、試験は8月下旬だ。当研究室に、興味・関心のある学外学生は、まずは、研究室まで一報いただきたい。もちろん、研究室見学も大歓迎。そろそろ学生実習も終わるので、対応時間も採れるはず。
ということで、今日も講義と学生実習。そして、DNA関連実習が終わった。無事に、と言っていいだろう。この後は、タイバラを使った実習だ。そして、来週には終わる。まだまだ、気を緩めずにやっていこう。
一方で、講義は続くよどこまでも。。。自主講義も準備は順調だ。明日、3限に3年生対象、5限に1,2年生対象で開講。どちらも高山生物と環境、というネタだが、微妙に内容を変えている。今からでも遅くないので、参加希望者は、こちらも研究室まで一報いただきたい。
ということで、講義、実習が少しずつ目途がついてきた(軌道に乗ってきた)ので、そろそろ自分の研究を再開したい、と思っているのだが、なかなか身が入らない。とりあえず、朝練から再開した。で、早速ナメクジ1個体GET!!と思ったら、なんと外来。チャコウラさんだった。。。一応、貴重な標本として、げっと。
2018年5月2日(水) 予定通り!?
今日は予定通り、予定が無く、予定通り、予定していたお仕事を手掛けた。
ということで、朝からひたすら講義、実習準備。幸い、実習準備の方は先週もやっておいたので、サンプル準備くらいで終わった。講義の方も、特段目新しいことを考えず、例年通り。一方で、自主講義の方は、そうもいかない。去年と同じ、と思っていても、この1年で調査ネタは増えた。それを盛り込もうと写真を探したりしていると、、、これが一番時間がかかった。
それはさておき、「その後」のことも考えておかなければならない。当面は、講義と実習が中心として、特に実習が終わった後は、バリバリ「研究」を進めたい。論文書きはもちろんだが、実験も。特に、環境DNAを何とかものにしたい。ということで、実習の翌週から、早くもひみラボ予定を入れておいた。今となっては、環境DNAも「先駆け」と言える状態ではないが、せめて「乗り遅れない」ようにはしていきたい。そしてもちろん、単にブームに乗るだけではなく、長い目で見て、活用方法を模索していきたい。
2018年5月1日(火) 一山越えた!?
連休前、何とかDNA実習weekを乗り越え、一山越えた感があった。そして連休前半。庭仕事で時間も体力も使い果たしたが、それでもどうにか乗り越え、連休中日。今日は朝から進化生態学の講義を行い、その後、久々のひみラボで昼飯を食べ、そして氷見高校で出前講義。どうにか乗り切った。そして明日は、実に久しぶりにスケジュール表が空。
ということで、明日は連休中日だし、まったりと過ごそう、、、と言いたいところだが、そんなことはできるわけもない。そもそも、連休が終われば、すぐに月曜日から実験、講義の再開。ということで、明日は、来週一週間分の講義・実習の準備が必要だ。もちろん、自主講義も。さらには、助成金申請もあるし、シンポ要旨の作成やら、もろもろ原稿チェックやら。これでは、講義などのスケジュールが入っている方が楽なくらいだろう。
ということで、明日はひたすら、「お仕事」の予定。それが終わったら、束の間のGW後半を楽しみたい。
2018年4月26日(木) 今週は(も)長い【+研究室見学に関する重要なお知らせ】
毎日のように講義、実習。そして、その準備。特に今週は、実習がDNA絡みなので、その準備が格段に多くなっている。そしていつも書いているが、プレゼンが目白押し。1日1日、盛沢山で過ごしている。ま~、充実している、とも言えるので、善しと使用。その一方で、「研究」がほとんどできていないが、これはこれで想定内。割り切っていこう。ただ、今後の研究を考えた助成金申請書などもかけてはいるので、まずまず、と言ったところだろう。
ところで、今朝は1個体。ナメクジ。条件は良かった。そして、公園に入ってすぐにGET!これは幸先が良い、と期待したが、残念ながら、その後は採れず。去年までは、概ね5月以降に朝練を始めていたのだが、ナメクジを見た記憶が1回しかない。ということは、5月になったら出没しなくなるかもしれない。ということで、ここ数日が、散歩公園では、ナメクジ採りのラストチャンスかもしれない。ただ、ナメクジを探そうとすると、肝心の朝練が進まない。適度に探し、適度に(しっかり)歩こう。
話は前後するが、自主講義の3年生対象バージョンが始まった。まさに少人数ゼミ、的な感じだ。その強みを生かして、意義深いものにしていきたい。
さて、明日は講義が2つあるが、なんとなく落ち着いてきた。やることをしっかりとやっていこう。
それから、ひみラボ自然史研究会の参加申し込みが順調。他大学の1年生からも参加申し込みがきた。毎年参加してくれている先生が、アナウンスしてくれたようだ。もちろん大歓迎。そして負けずに、富大からも、どしどし若者に参加してもらいたい。
ところで、最近は、多くの学生さんが研究室見学に来てくれる。ただ、いくつか注意点を記しておきたい。
まず、山崎研の研究室(実験室)は、原則的に部外者は立ち入り禁止だ。実験環境・試薬等の保全や管理、研究情報の秘密保持などがその理由だ。そのため、研究室見学の際には、事前に私の許可を採り、その上で私の案内で入ってもらいたい。この辺は、現在の研究室メンバーも覚えておいてもらいたい。私の許可なく、学生を研究室に入れないこと。研究室メンバーに学生の案内を頼むことがあるかもしれないが、その際は、私が見学学生を連れてくるか、具体的な依頼を私が研究室メンバーに直接行った場合に限る。私に連絡をした、というような学生の自己申告だけでは、受け入れないでもらいたい。もちろん、すでに山崎研で実験を始めている3年生(2名)や今日の自主講義に参加した学生など、すでに来室したことがある学生は、改めて許可を得ることなく、実験室内での活動をしてもらってかまわない。今日、この件に関して困った状況が生じたので、改めて伝えておきたい。
2018年4月25日(水) 惨敗。。。
今朝のナメクジ調査(朝練)の話。
弱い雨が降り、気温も低くない。条件は悪くなかったと思うのだが、1個体も採れなかった。期待しすぎていたのかもしれない。ただ、カタツムリも多くはなかった。その代わり(?)、ミミズ天国。この発生要因はなんなのか。気になるところだ。何はともあれ、明日は採れるといいのだが。
さて、今日も大学では、時間が流れていった。そんな中、如何に形を残せるかが、勝負所。特に今は、助成金申請書類書きを進めている。他の先生と共同で申請する書類に関しては、概ね完成。今日も直しをしたが、結構、しっかりと読み直すことができた。一方、民間助成金の方も2つともおおむね順調。自宅残業が結構効いている。今日もこの後と入り組んで、兎に角、形にしていきたい。
2018年4月24日(火) プレゼン三昧
正確には、プレゼン「準備」三昧といった方がいいかもしれない。基礎生態と進化生態の講義はもちろんだが、今週はこの他に、今日の動物生態研究会、明日の自主講義、明後日の実習説明、その次の日の科学英語での研究室紹介。さらには、連休明けには、氷見高校での出前講義。連日、オプションのプレゼンがある。その準備の多くは終わったのだが、見直しなどを今日も行った。そして来週の準備はできていない。明日も、時間のある時に進めていこう。
ということで、今日は1限講義で、3-4限は学生実験。時間が流れていった。そして夜の生態研。多くの学生さん、それも1,2,3年生それぞれ参加してくれた。他の聴衆も多く、もう一人の発表者のプレゼンも面白かったし、なかなかの盛り上がり。疲れたが、有意義だった。
そして、助成金申請書類書き。こちらは、ちょっとした空き時間を活用して、兎に角、書いていった。で、2本目の草稿が概ねできた。次は3本目。何とか、木曜日には形に仕上げたい。
2018年4月23日(月) 暑かった
今日は土日に比べれば、気温が下がったはず。が、暑かった。特に、学生実習。今日からDNA実験が始まったのだが、今日の実験操作自体は、そこまでではなかった。が、それ以上に説明が大変だった。DNA実験の基本操作から、抽出作業、さらにはPCRまで、一通り説明した。で、汗だく。終了後は、毎年恒例、『アイス』で涼を取った。
一方で、自分自身の仕事と言えば、まずはプレゼン作り。そして、助成金申請書類の作成。今日は、午前中は時間があったので、その間にひたすら取り組んだ。その結果、プレゼンはどうにか形になったのだが、助成金の方がまだまだ。特に、GW明けまでに3つの申請をする予定。今日はその1つを、曲がりなりにも形にして、共同申請者(研究者)に送付した。そして残り2つ。その申請書を自宅残業で考えた。と言っても、時間をかけて考えてばかりいても仕方がない。兎に角、今となっては、ひたすら書くのみ。書いたうえで直した方が、結果的に早く進む(と思う)。ということで、ひたすら、思いつくまま、そしてできる限り推敲しながら、書き連ねた。で、途中からは「一杯」の力も借りながら。でで、、、まだ先は長い。
さて明日は、1限講義、3-4限学生実習。そして夜は、富山県動物生態研究会でプレゼン。おそらく、自分の仕事をするような時間はないだろう。ここまでくると、むしろすっきるするくらい、開き直れる。
2018年4月22日(日) ガタガタ・ヘトヘト
この土日、終わってみれば、体を酷使した。昨日の畑仕事は今日も続く。加えて、草刈。電動草刈り機も使ったが、鎌を使った草刈も。そして、草を集めるだけでも精一杯。そしてようやく、苗と芋を植えた。これからが楽しみだ。
そして畑仕事に加えて、ちび助3号の面倒見。一緒に公園に行ったのだが、あっち、こっちと連れまわされた。
一方で、お仕事もそれなりに進んだ。朝起きて、草刈をしようかと思ったのだが、少し時間が早かったので、助成金申請書練り。そして草刈後も、昼飯まで再度申請書と格闘。それでも、おかげで結構書けた。今回は、他の先生との連名なので、しっかり書き上げたい。
さて、明日は講義再開。というか、学生実験だ。そして、DNA実験が始まる。気合を入れていこう。
2018年4月21日(土) 体力勝負
昨日は、ひたすらプレゼン作り。どうにか、講義関連のプレゼンができた。来週火曜日の動物生態研究会のプレゼンも、とりあえずできた。だが、自主講義はまだまだ。いずれも、これまでのネタを膨らませればいいだけなのだが、いざプレゼン作りを始めると、いろいろと「欲」が出てくる。時間はキツキツだが、手を抜かずに、やっていこう。
一方で、ひみラボ自然史研究会の募集が始まった。山崎研絡みで参加・発表してもらう若者達に加えて、2年生からも参加希望があった。今年も盛り上がりそうだ。
さて、今日は土曜日。最近は週末は朝練は無し。ということで、今日は体を休めた、、、と、言いたいところだが、毎年恒例(?)の畑耕しを行った。そしてこれが体力勝負。一度掘り起こし、肥料を入れて、再び埋めて、混ぜて、慣らして、、、普段の朝練の比ではない、体力の消耗。明日こそは、しっかり休みたいところだ。
これに加えて、自宅残業では、助成金申請書書きを進めている。連休明け締め切りが多いので、今が勝負どころだ。
2018年4月19日(木) 終わらない
今日も1個体GET!幸先のいいスタートだ。それにしても、今朝は山がきれいに見えた。私が展望台に行った時は、日の出の一歩手前。天気のいい日は、カメラを抱えた人々が集まっている。一方私は、写真を一枚とっただけで、すぐさま朝練を継続。そして、今日もナメクジロードで捕獲。これで合計9個体。あと一歩で二桁だ。
さて、今日は午後から実験で、午前中はフリー。加えて、明日の講義の担当からはずれることになったので、明日は1日フリー。ということで、明日はひみラボへ行こうと考え、今日中にやることをすべて終えてしまおう!、、、と考えていたのだが。とてもではないが、終わる量ではなかった。
何といっても、来週の講義と実習の準備。はっきり言ってしまば、講義準備は、手を抜くことはできる。去年と全く同じスライドで、同じことを話せばいい。だが、それだと自分自身でも面白くない。講義には、話す側にも面白さ、というものがあるので、講義自体は嫌いではない。言い方が悪いかもしれないが、いつも講義することを、自分自身で楽しんでいる。そのため、去年と全く同じことを話すのでは、楽しくない。そうでないならば、わざわざ自主講義なんてやらない。いわばあれも、自分が好きでやっている面も大きい。ということで、ついつい、講義準備に時間がかかってしまう。
加えて、今の時期は、もろもろプレゼンやら、申請書類やら、データまとめやら、計画練りやら、盛沢山だ。そして、ひみラボ自然史研究会の準備も進めないといけない。ということで、結果的に、今日は仕事が終わらなかったので、明日のひみラボ行きは無し。明日は1日、丸々使って、準備を進めていこう。
ところで、午後の学生実験で、今更ながらの発見が。それは、学生たちに課した「オイカワとカワムツの幼魚段階における識別」。その識別点を見つけた。調べた限り、図鑑やネットにも載っていない違いだ。もちろん、鰭条数での識別は有効。しっかりと拡大してみると、親魚と同じ特徴を持っていた。そしてこれとは別に、「ある部分」に注目すると、結構しっかりと識別できるようだ。そしてこの違いは、どうやら親になると、薄れてくるようだ。あえて、どこかは書かないが、他のコイ科魚類の識別にも使われる部分だ。図鑑で、正確にスケッチされた図をみても、その特徴はでていた。今更ながら、得した気分。
2018年4月18日(水) 朝からハイテンション
朝、いつも通りに目覚ましで起きると、雨が降っていた。が、当然ながら朝練へ。そもそも、朝練では体力をつけるのが目的だが、主に山調査に備えるための体力作りだ。よって、雨の中の朝練は、雨の中の調査の練習にもなる。ということで、上下合羽と長靴を着込んで、いざ公園へ。そしてもう1つ、雨の中だと、ある期待が。それはもちろん、ナメクジ。雨の中だと、活動が活発になることが予想される。で、で、で、予想的中!!なんと、今朝は4個体もGET!それも、公園内の同じ小道で採れた。これからここの小道をナメクジロードと呼ぼう。もっとも、私だけの呼び方だが。それにしても、さすがに4個体は予想を超えていた。まさに、三歩歩けばナメクジにあたる、という状態。持ち歩いていた4つの袋を全部使ってしまった。明日からは、もっと持ち歩くべきか。兎に角、「1集団」を目指し、採集を続けたい。
そして大学では、1限目は基礎生態学の講義。2限目休んで、3限目は臨海実験のガイダンス。4限目休んで、5限目は自主講義。さすがに疲れた。でも、いずれの講義にも、多くの学生たちが熱心に参加してくれた。特に、自主講義は、1年生と2年生が4-5名ずつ。別の講義で休んだ学生もいたし、3年生は別日程になったので、今年は盛況、と言っていいだろう。次回も来てくれることを期待したい。もちろん、その「先輩」にあたる今の3年生二人も、実験など頑張ってくれている。私が講義で、なかなか対応できないが、それぞれ、今後も積極的に活動してもらいたい。そして先ほど、この講義に関する今年版の案内ページを作成。こちらをご覧ください。
ということで、今日も時間は流れていった。そして今日も、合間の短時間に、やることをやっていった。例えば、ひみラボイベントをある程度まとめ、ひみラボ側へ。そのほか、講義の出欠まとめなども。
明日は午前中が空いている。と言っても、今後の学生実験の準備もある。できれば、ひみイタPCRもやってしまいたい。でもその前に、朝からナメクジ探しだ!
2018年4月17日(火) 予想通り
昨日書いた通り、今日はバタバタな一日だった。
まずは、1限目の進化生態学の講義。こちらは、予定通り。とは言え、初回ガイダンスなので、割と早めに終わるだろう、と思っていたのだが、準備したスライドを、あれもこれも話していたら、まずまずの時間に。ま~、講義としては、しっかりやった、というところだろう。
続いて2限目は、会議。で、終わったのが12時30分。というか、3限目(13時開始)からの学生実験の準備があるので、最後は抜けてきた。それにしても、「いろいろな考え方」があることを実感した会議だった。。。
そして、3-4限目は、学生実験。こちらも、まずまず、予定通り。みんな頑張ってくれていたようだ。
ということで、5限目の時間は、学生実験の片付けなど。で、それが終わった後は、時間ができたので、もともろお仕事、、、と思ったのだが、ここで悪い癖が。。。今日もやってしまった。ひみイタ実験。310RUNだ。データとなんとかは取れるときに、、、
そんなこんなでやっていると、もろもろ飽和状態になってくる。ひみイタにしても、RUN結果のアリル拾いやデータまとめをやらなければならない。これ以外にもアカヒレ論文ももちろん。同時に、新年度は講義に集中すればいいや、と思っていたが、今年度のイベント諸々の企画なども、今から始めなければならない。差し迫ったところは、ひみラボ自然史研究会か。これとは別に、助成金申請も、今の時期に集中する。特に、科研費が今年も落ちたので、民間助成金頼りの面は否めない。
ということで、しっかりと自宅残業を活用していきたい。と同時に、これだけ慌ただしく過ごしていると、合間の「10分間」が非常に有効。こちらもしっかりと活用していきたい。
ところで、いよいよ明日に迫った「自主講義」も、もろもろ順調だ。1,2年生が現時点で7名、参加申し込みをしてくれている。これとは別に、3年生の数名からも参加希望が。ただ、講義の都合上、3学年同じ日程ではできそうにない。ま~、私が複数回、話せばいいだけだ。ちなみに、今からでも参加申し込みは可能だし、もちろん、2週目からの途中参加も可能。多くの学生さんの参加を待っています。
2018年4月16日(月) 始まった。。。
週明け、講義が本格的に始まった。今日は午後から学生実習。ということで、午前中は時間がある、、、わけではない。明日以降の講義プレゼンの見直しが必要。先週の段階で形ばかりのものは作っておいたのだが、やはり物足りない。朝から格闘開始。これで午前中が過ぎていった、、、と、いうのも何なので、あえて実験を組み込んだ。
ひみイタ実験用の310RUN。でもその前に、ポリマー充填。どうにか、1時間ちょっとで終わった。長めのRUNをやったので、今夜も継続して稼働中(のはず)。なんだかんだ言っても、データと休息は、取れるときに採っておくべきだろう。。。なんか、矛盾している気もするが。。。
さて、午後の学生実験は、本格始動と言いながらも、肩慣らし程度のスケッチ(をやらせた)。ということで、私は「暇」。で、もろもろ内職(お仕事)。
そして、終わってみれば、やはり疲れた。もっとも、今朝も朝練だったので、その影響もあるかも。ちなみに、今朝は採れなかったので、テンション上昇の要素が1つ減っていたのも事実。
ということで、新学期が本格始動。明日は最たるもので、1限講義、2限会議、3-4限実習。。。休む間がない。でも、このような状況は想定済みだし、割り切る術も身に着けた。あとはこのような状況の中で、如何に「形」を残していくかだ。ということで、眠い目をこすりながら(?)、自宅残業でアカヒレを少し。
2018年4月13日(金) 一週間長かった
なんと、今日も採れた。ナメクジが。それも2個体も。
まさか、今日はいないだろう~と思いながら、公園に入ると、いきなり足元に!マジで!?と笑ってしまうくらいだが、しっかりGET!その後、登山と公園を1周したが、追加個体は採れず。そして、公園内を、導かれるように、いつもとは違う道を歩く。。。が、採れない。で、帰ろうかと、本日2回目に通る道を歩いていると、、、いた!今回も、マジで!?と思ってしまった。本当に2個体目が採れるとは。正直、全く期待していなかった。が、今日はビニール袋を4枚も持ってきていたので、しっかりGET!朝から出木過ぎなくらいだ。
さて、大学では、、、結果的に今日は、シカDNA公表に関するマスコミ対応で終始した。多くの報道機関が来てくれた。感謝。
その合間合間に、講義準備やアカヒレ解析を少し。やることは、やれたと思う。そして夕方には、某新聞社に対応中だったが、中座して1年生向けの研究室紹介。10分だと短い。上手く伝わっただろうか。
それから、自主講義に参加申し込みをしてくれた学生が数名。いずれも2年生だ。しっかり準備していこう。
ということで、一週間が終わった。長かった~。
2018年4月12日(木)夜 やること盛りだくさん
毎回、同じようなことを書いているが、やること、やるべきこと、やりたいこと、、、が盛りだくさんだ。
もちろん、講義が始まったので、その対応は不可欠。今日も学生実験。それが終わった後は、来週の講義準備。毎年似たようなことをやっているともいえるが、要所要所で新規ネタを盛り込んでいるので、どうしても準備に時間がかかってしまう。
一方で、今後やるべきことも。その1つが、ひみラボ関連のイベント。そろそろ具体的に考えていく必要があるだろう。そして今日、そのお手伝いを、3年生にしてもらえることになった。これで実働部隊がそろった?ので、具体的に計画していきたい。そのうえで、氷見市側と話を詰めていこう。
それと同時に、先に掲載が決まったシカミトコン論文について、いよいよプレスリリースすることにした。今日、リリース原稿を書き上げ、大学広報に送った。早ければ明日、リリースだ。というか、ここ数日を考えると、明日しかマスコミ対応できる時間がない。ちなみに、単純比較はできないが、今回の話は、ライチョウよりも「単純」だ。ライチョウの時は、「ミスマッチ分析による過去の個体数増大の推定」を一般読者がわかるように説明する必要があった。が、今回は、ある意味で単純明快。よそ者の遺伝子が見つかった!ということだ。
と、あれもこれも、準備していたら、今日も終わってしまった。もちろん、ひみイタ実験も着実に進めている。さらには、学生との面談も行っている。一応、もろもろできているだろう。
さて、明日の朝も、ナメクジを探そう!
2018年4月12日(木)朝 ほんとに採れた!
一応,調査記録(お仕事)なので,朝から書き込み.
今朝,何時ものように朝練をしていると,,,発見!大きめのナメクジ.カリントウくらいの大きさ,って,例えが古いか?
今朝は天気は悪くなかったのだが,昨夜の雨で路面がぬれた状態.今日はナメクジ捕獲が期待できるのでは,と思いながら,まずは登山.が,展望台には気配なし.そのまま公園の中を歩いていると,アスファルト?の遊歩道上に,紛れもなくナメクジが.以前も書いたように,今の朝練は,ナメクジ調査を兼ねており,採れたらいいな,と思ってはいたのだが,まさか本当に採れるとは思わなかった.丁度昨年,弥陀ヶ原の遊歩道で見つけた時と同じ感じだ.
発見地点の周囲は雑木林で,下草を公園整備した感じの状態.遊歩道上には,落葉などはほとんどなかったが,見つけたナメクジは動物の糞だか,落葉だかを食べているみたいだった.いつも「念のため」と思って,ビニール袋を持ち歩いているので,それを使って徒手採取.そのままお持ち帰り.
ナメクジは結局1個体だけだったが,カタツムリは多数お散歩中.外来ナメクジの姿はなし.この公園では,以前も今回くらいのサイズのナメクジを見たが,外来ナメクジが道を歩いているのはみたことがない.
ちなみに,キジが鳴いていた.私にとっては,今年初.
明日からは,袋を多めに持ち歩こう.
2018年4月11日(水) 講義開始
始まった。今日は基礎生態学の講義を担当。久々の「横長」教室だったので、イマイチ、空間認識がしっくりこなかったが、黒板が大きいのは助かる。そして、部屋が横長の分、奥行きが短いので、学生の顔がよく見える。いろいろ見える。
講義を無事?に乗り切った後は、もろもろ「お仕事」。山調査の申請書を提出したり、地元研究会の調整をしたり、明日の講義のプレゼンを見直したり、会議に出たり。
それが終わって、ようやく論文書き、と行きたいところだが、ひみイタ310のセット。その後、アカヒレ論文。
そしてようやく、解析すべき項目をまとめ直すことができた。これで方向性が見えてきたので、解析&作図。短い時間の割には、そこそこ進んだ方だろう。明日以降も、時間を有効活用して、結果をまとめていこう。
一方で、今日に限らず、新規研究のアイディアは、常に湧いている。要するに、やりたいことが沢山。もちろん、その多くは、慌てずに、じっくりやっていけばいいものだ。が、とは言え、思いついた研究はどれもやってみたくなるもの。う~ん、時間がない。時間が欲しい。
2018年4月10日(火) 悪戦苦闘
論文書きは、進むときと、進まないときの差が大きいことが多い。今日は、そのどちらも実感した一日。
進むとき、としては、シカ論文。英文校閲から戻ってきていたので、それを直し、その後に全体を読み直し。同時に、レビュアーコメントへのレスポンスを読み直し、それに即した原稿改訂も追加。そして、リバイス。ということが、午前中で終わった。この間、集中力も続き、「進んだ」事例と言えよう。もっとも、切羽詰まった状況、ということは否めない。
一方で、なんだかんだ言っても、まったり進行しているのがアカヒレ論文。今日は別の仕事が多かったので、アカヒレ論文自体は進まなかった。でも、一応はどのような解析をあるかを改めて確認し、文献も見直しながら、方向性を練っていった。そして、それなりには、進んだ、ともいえる。が、解析にしても、原稿にしても、進んではいない。そして自宅残業も、、、まったく乗ってこない。やはり、切羽詰まらないとだめなのだろうか。
同時に、これも論文書きの際には、いつも気になることだが、どのレベルの雑誌を目指すか、ということが、今日も気になった。ちょっと前に書いたように、当然ながら上の(レベルの高い)雑誌を目指すのは重要だ。と同時に、現実を見ることも重要だ。ただ、今日の状況で言えば、対象はアカヒレ論文なので、解析云々はあっても、データはすでに出ている。つまり、すでにあるデータを論文にまとめていくわけだ。となると、おのずと目指せるレベルは決まってくるもの。その中で、少しでもレベルの高い雑誌を、、、というのは当たり前なのだが、限界がある。特に、あまり上ばかりをみていると、今のような「まったり」の状況では、何も先に進まないことが多い。ということで、高望みはせず、現実をみる、つまり割り切ることも、そろそろ必要だろう。ということで、「上」を目指すのは、次の論文、ということで。結局、いつもと一緒か。
ところで今日は、来客があった。富山の南の方の大学の先生と学生さんだ。ヤツメについて、聞きに来てくれた。久々、ヤツメ談議に花が咲いた。ただ、私自身がヤツメを手掛けるのは、当分ないだろう、、、と思っていたが、環境DNAとかの話に及ぶと、やはり、ヤツメでもやっておこうなか、、、とか、欲は出る。ま~、なんにしても、明日からは講義が始まるので、時間を上手に活用して、できる限り手広くやっていきたい。
2018年4月9日(月) 最後?の追い込み
講義は明後日から、そして今日と明日は、時間がある。ただ、明日はシカ論文が英文校閲から戻ってくるので、その直しに専念する予定。ということで、講義開始前は、今日が「最後」の1日。そして取り組んだのが、アカヒレ論文。と言っても、まずはデータをまとめ、図表を粗々でも作っておく必要がある。ということで、「ようやく」本腰を入れて、アカヒレに取り組むことができた。
そして進捗状況は、まずまず。と言いたいところだが、なんだかんだとやることが多く、データまとめ完了、、、には程遠かった。でも、着実に進んでいるのも事実。論文構成も、少しだがまとまってきた。今後も時間を有効に使って、形にしていこう。
同時に行ったのがひみイタ実験。実は、今更ながら、試薬を「ケチる」取り組みをしている。マルチプレックス用の試薬だ。結果は、まずまず、悪くはない。当面はこれでやっていこう。そして、いつものことながら、解析すべきサンプルは多い。着実にやっていこう。
2018年4月6日(金) 貴重な時間
講義準備が順調に進んでいる。一応、来週分はできたはず。なんだかんだで、時間がある。貴重な時間だ。で、同時に贅沢な時間。
ということで、今日も講義準備に続いて、調査のための事務書類作成。そしてひみイタ実験。
これだけ時間があると、ついつい次の実験もやりたくなる。だが、あまり本腰を入れてしまうと、肝心なところで講義が始まってしまい、中途半端で終わってしまうだろう。先を見ながら、少しずつ、進めていきたい。
一方で、夕方にメールがあり、先に受理されていたシカミトコン論文の印刷号が決まったとのこと。しばらく連絡がなかったので、何か手続きをし忘れたか、と少し気になっていたのだが、問題はなかったようだ。6月くらいに掲載とのこと。そして同時に、Early View?でみれるようになっている。これをもって、「公開」としていいのだろう。ということで、週明けにでもプレスリリースを考えよう。「国内外来種」ということで、インパクトはあるだろう。だが、あまりにマスコミ受けしてしまうと、対応に時間を要する。この辺も考えながら、リリースのタイミングを考えよう。もっとも、大して注目されず、杞憂に終わるかもしれないが。。。
さて、なんだかんだで、諸々順調に進んでいる。ということで、これからの本腰は、やはりアカヒレ論文だろう。夕方、文献の整理はしたので、再度目を通しておきたい。そしてなによりも、データをしっかり見直し、論文構成を考えていこう。もちろん、目先のことだけではなく、少しでも「大きな」話にもっていきたいところだ。
ところで、今日は新入生ガイダンス。みんなこれから頑張ってくれることを期待しよう。ただ、積極的にフィールドに出たり、研究室に顔を出すような学生が、どれだけいるかは未知数だ。どしどし、行動してくれることを期待したい。
2018年4月5日(木) 登山?
朝練は続いている.そして新ルートも開拓中.今までは,近所の公園の中を周回していたが,もう少し負荷をかけようと,登山を取り入れた.
何時もの公園の裏から,山道が伸びていて,そこを進むと呉羽山の展望台に行くことができる.ちょっとした登山だ.と言っても,速足でいけば,15分もあれば公園と山頂?(展望台)の間を往復できる.でも,途中に急な斜面があるので,それなりに負荷はかかるはず.立山調査のトレーニングとしては,悪くないだろう.そしてもう1つの狙いが,サンプリング.ナメクジ探しだ.と言っても,見かけたら採る,を基本にしているので,未だ収穫ゼロ.それでも,展望台の水飲み場とかが狙い目.それと,雨の日や雨上がりも期待大だ.
さて,お仕事の方も,概ね順調.入学式だったが,特段の役割はないので,自分の時間がもてた.まずは,講義・実習の準備.初回講義のスライド作りやプリント作成,実習のマニュアル印刷など,着実に進んでいる.シカMS論文も(昨日)英文校閲に出した.今日は,文献リストとか,細かいところをチェック.結構,ミスを発見.そして修正.
さらに,実験も再開.氷見のイタセンパラMSだ.本来は,他地点より優先させるつもりだったのだが,気づいてみれば一番最後に.(近い)将来的に,3地点間の比較とかを発表したいので,それらとあわせるために,追加プライマーの解析を進めている.ただ,分量は多い.10年以上前からサンプルを蓄積しているので,それらを一通り解析するにいは,600検体以上をこなさないといけない.さらに,新保護池の放流個体については,全個体分のサンプルがあるので,こちらも同じくらいの実験が必要だ.無理にあわてても仕方がないので,じっくり,継続的にやっていこう.何はともあれ,時間がある時に,ひたすらPCRだ.
ところで,いよいよ新学期がスタート.明日は新入生ガイダンス.来週から講義が始まるし,研究室紹介みたいな機会も多い.しっかりアピールしていこう.そして,研究室で活動を希望する学生は,できる限り受け入れられるよう,時間をとっていきたい.ということで,すでに活動している2年生,ではなく,3年生!はもちろん,興味ある学生は,顔を出してもらいたい.
2018年4月3日(火) 春真っ盛り!
桜が満開!キャンパス内には学生が戻り、新入生もちらほら。そして私のお鼻も全開、、、全壊か。。。やはり、朝練でマスクをしていないと、あとあと影響が出てくるようだ。明日は多少息苦しくても、マスクをしていこう。
と言うわけで、今日も朝練からスタート。ちょっと気合を入れすぎたのか、通勤時(徒歩)には左足の脛あたりの筋肉に張りが出てきた。が、午前中の会議が終わってみたら、左足に違和感はなく、なぜか右足のふくらはぎが張っていた。。。何が原因かが、よくわからない。
それはさておき、今日は講義・実習の準備を本格化!、、、と行きたかったのだが、もろもろメールが舞い込んできた。どれも大切なことだったので、優先的に対応。気づけば、夕方近く。急いで実習マニュアルに取り組んだ。結局、完成まではいかなかったので、明日も続けよう。
そして自宅残業では、留学生の論文原稿読み。と言っても、朝からの疲れがかなりでてきているので、、、正確には、朝からの疲れを癒す?ために、お酒のペースが上がっているので、あまり細かい直しはできそうにない。が、こういうときは、その状況を逆手にとって、「無責任」な直しをするのも一手。つまり、原稿に目を通し、気づいたことを、兎に角、書き連ねていく。その際、正確性を含め、細かいことは一切気にせず、文章直し(代替案)も特に気にせず、ひたすら気づいたことを書き連ねていく。自分で論文を書く際の「一杯ひっかけて、、、」と同じだ。もちろん、書き連ねたことは、明日(以降)しっかりと見直したり、文章直しをしたりする。
ということで、今日も自宅残業終了。今夜も早めに寝て、明日の朝練に備えよう。
ところで、巷では、科研費の採否発表の話題が出てきているが、私は、、、今年も自由な研究ができそうだ!
2018年4月2日(月) 本領発揮!?
まだまだ、若い者?には負けない。特に、この「能力」に関しては。これからの時期、この能力を発揮する機会は、益々増えるだろう。そう、
「ナガモノを誰よりも先に発見する能力」、、、
悲しいかな、今日も発揮してしまった。
よりによって、足元にいるとは思わなかった。でも、冷静に考えれば、太陽を浴びる側の土手だった。そして、護岸コンクリの隙間に、綺麗にはまっていた。アオだったらしい。でも時節柄?、ちょっと痩せていた感じがする。同情するつもりはないが。。。
と、なんとも平穏?な、新年度のスタート。調査も総じて、無事に終わった。ただ、例年だと、タイバラが雲霞の如く渦巻く河川で、全く採れない、というのが、「心配」ではある。おそらくは、下流側の堰堤操作の関係で、冬の間に本流に下った個体が、戻っていないのだろう。でもこれって、考えようによっては、外来種排除の上で、適切な河川管理なのかも。。。でも、在来魚もいない(採れない)のは、ちょっと困りものだが。
ところで、新年度ということで、新たに始めたのことも。というか、再開だ。朝練!
花粉症の悪化が心配されるが、それ以上に体がなまっていることが問題。ということで、久々早起き。今日は軽めのウォーキングだけにした。明日からは、少しずつ、負荷を加えていきたい。
一方で、お仕事はというと、、、今日は調査が中心。明日からは講義準備。ただ、論文書きも進めたい。「書き」といっても、やることは様々。まずは自宅残業もしっかり復活させよう。あまり多くを望まず、一晩で論文1報をチェック(ななめ読み・読み直し)くらでもいいかも。継続は力だ。