2019年度の生物学科1~3年生を対象とした自主開講講義のご案内.
※過去の講義はこちら(2017年度、2018年度)をご覧ください.
タイトル:『富山の自然と生物多様性』
※前期開講分は終了しました。受講いただき、ありがとうございました。
日時:毎週水曜日5限目(主に1,2年生対象)、火曜日5限目(主に3年生対象)
場所:理学部棟C204教室
参加自由ですが,配布資料準備のため,事前にメール等で連絡してください.
野外調査は、大学事務へ届け出の上で実施します。そのため、参加は事前登録者のみです。
野外調査は以下の日程です.荒天の場合は中止します.その日は講義はありませんが,データ解析をする場合があります.
講義内容(主に3年生向け):
4月16日 ガイダンス
4月23日 富山の高山環境その1:ライチョウ
5月14日 富山の高山環境その2:高山帯を彩る生き物たち&野外調査ガイダンス
5月21日 野外調査
5月28日 富山の「在来」哺乳類:イノシシ・シカの最新事情
6月4日 野外調査
6月11日 富山の「外来」哺乳類:アライグマの現状は?
6月18日 野外調査
6月25日 里山のイタセンパラ
7月2日 野外調査
7月9日 富山湾の生物
7月16日 野外調査:別用のため中止
7月23日 野外調査まとめ:別用のため中止
※続きは後期以降に開講します。
講義内容(主に1,2年生向け):
4月17日 1,2年生対象の初回ガイダンス・富山の自然の概要
4月24日 富山の高山環境その1:高山環境とライチョウ
5月8日 富山の高山環境その2:高山帯を彩る生き物たち&野外調査ガイダンス
5月15日 身近な生物の過去と今
5月22日 野外調査
5月29日 野山を駆け回るイノシシ・シカ・現状と対策
6月5日 休講(学生実験担当のため)
6月12日 野外調査(※学生実験の日程変更のため,6月5日といれかえ)
※続きは後期以降に開講いたします.
※青字は実施済み
※講義内容・順番は、変更になる場合があります。
※野外調査の日程は、基本的に隔週です。天候等により中止になる場合があります。
講義形式:
・主に授業形式で行います.また,質問用紙を用いた意見収集・回答を行います。
・フィールドワークも実施します。
・希望者は,研究体験にも参加可能です。
留意事項:
・自主開講&自主参加型の講義です.単位は出ません.富山大学のヘルンシステム等にも対応していません.
・参加自由ですが,配布資料準備のため,事前にメール等で連絡してください.
講義担当者のつぶやき:
富山の自然は豊かで,そこに棲む生物もとても魅力的です.ところが,そのような自然や生物を学びたい,体験したい,と希望に満ちて生物学科に入学しても,それらを教えてくれる講義は必ずしも多くはありません.そのため,富山の生物や自然を実感できないまま,あるいは十分な知識や理解を得られないまま,卒業してしまう学生さんは少なくありません.
そのような学生さんのために,本講義を開講します.
この講義では,富山の生物や自然を俯瞰します.ただし,ガイドブック的な話で終わるのではなく,これまで山崎研究室が実際に取り組んできた,富山の生物や自然を対象とした研究の中で実体験してきた事柄や,解き明かされた発見などの紹介も行っていきます.つまり,富山の現場を知ってもらうことを目指します.
また同時に,単に講義を受けて,知識を蓄えるだけではなく,一歩進んで,フィールドに出てみたい,さらには,自分でも研究してみたい,という学生さんも大歓迎です.そのような学生向けのフィールドワークも企画しており、さらに研究体験(場合によっては,独自研究)にも対応していきます.詳細は,個々の学生の希望等を考慮し,安全面や実行可能性を勘案しながら,決めていきます.
この講義は,新しい試みです.私自身もどのような展開になるかわかりませんが,学生と一緒に,いい方向に発展させていけば幸いです.
自主参加型講義ですので,参加することも,途中でやめることも自由です.まずは,参加してみてください.お待ちしています.
講義担当・連絡先:
山崎(生物学科・准教授)・理学部棟B218室・メール:yatsume(あ)sci.u-toyama.ac.jp【メール送信の際は,(あ)を@に変えてください】