2017年12月30日(土) 順調!?
とりあえず、年末らしいことはやっている。なんといっても大掃除。私の担当は、毎年恒例の窓ふきとキッチン周辺。窓はぴかぴか。キッチンも磨き上げた。
そして、夕方からは、これまた毎年恒例となったおせち料理づくりをスタート。今日作ったものは、黒豆と豚の角煮。どちらも、ストーブ料理だ。それから、たたきゴボウと酢レンコン。日持ちするものから作っていった。それとウマヅラハギの昆布締め(おせち料理?)。でも、本番は明日だ。そして今年は、年越し若者のために、おせちを提供することに。と言っても、そこまで期待されても困るので、「餅だけ」よりはマシ、くらいに考えておいてもらいたい。
そしてもう1つ。留学生の論文直しも順調だ。夜だけの作業だが、毎夜毎夜、着実に直しを進めている。ま~、諸々あるが、開き直って、やっていくしかないだろう。
ということで、おそらくこれが年内最後の書き込み。
みなさん、よいお年を。
2017年12月27日(水) あと1日
明日で、今年の仕事日が終わる。と言っても、年末年始も可能な範囲で自宅残業を続けたい。
特に、昨日までの出張で、仕事がさらに増えた。そもそも、頼まれ仕事絡みの会議だったのだが、会議の結果、さらなる解析をすることに。それも、あまり時間的な余裕はない。ということで、当面は頼まれ仕事絡みの実験が中心になりそうだ。そして今日も、追加サンプルをさっそく抽出。抽出自体は、明日で終わりにしたい。その後はPCRと310RUN。兎に角、PCRまで終わらせておけば、後はひたすらRUNするだけ。そして、それ以外の時間は活用できるので、うまく時間配分をしていこう。
ということで、空いた時間にやることも、盛りだくさん。まずは、今の時節柄、修論読みが中心だ。と言っても、提出された修論は、出張中に読んだので、とりあえずは一息。もっとも、その修論に関しては、直後の論文化も控えているので、論文化を前提とした直しにも力をいれた。いいものができてくれることを期待したい。
一方で、留学生の論文原稿の2稿目も出てきた。年越し残業は、これになりそうだ。こちらも、早急な直しが必要だ。そしてもちろん、投稿も。
ということで、時間を費やしていると、その他、諸々の研究が後回しになりそうだ。氷見にも行きたいところだが、いつになることやら。「糞」関連は、少しずつでも進めていきたい。年明けになるだろうが。そして、その他の「魚」は、、、先が見えない。
2017年12月22日(金) 下準備
明日は、毎年恒例となった、山崎宅のクリスマス会。子供たちがにぎやかに過ごしてくれるだろう。私も、今日から本格準備。早めに帰宅して、買い出し。そして先ほどまで、仕込みを行っていた。特に、薪ストーブを活用して、豚軟骨の煮込みと、クリスマスとは全く関係はないが、「煮物」も作っている。これはこれで、箸休め的に良い料理だと思う。もちろん、薪ストーブを使っているので、芯までほっくりと煮えているはずだ。それから、昆布締めも作った。とりあえず、今の段階では、こんなところでいいだろう。詳しいメニューは、「催し関連」参照。でも、まだまだ食材が足りないので、明日も買い出しにいこう。
さて、今日はクリスマス前の最後の仕事日。幸か不幸か、昨日は深酒をしなかったので、朝から快調。とは言え、ともすると「お休み」前は、なんとなく仕事に身が入らずにすぎるもの。ということで、今日は割り切って、実験やら、データまとめやらに時間を費やした。そして、まずまず、無駄のない1日になったと思う。
そして何よりも、今日の一番の仕事は、修論。今日が提出日だ。だが、いつもだと、受け取って、読み直して、返していたが、今回は論文化が前提。ということで、事前にチェックすべき点を予習。関連(するであろう)文献の検索も進めておいた。というととで、無駄のない1日となったはず。
ということで、週末はクリスマス三昧?だが、週明けは名古屋へ出張。例の頼まれ仕事絡みだ。どのような会議になるかは、全く読めない。そして、読みにくいメンバーが集まっている。ま~、肩の力を抜いて、会議に挑もう。でもそれより肩が凝りそうなのが、修論読み。移動中のお供だ。
2017年12月20日(水) 大成功!?
先週、ファミパでもらってきて、その日のうちに抽出までを終えたキツネ糞。昨日、PCRを試してみたら、、、大成功!PCRの段階だが、しっかりとバンドが増えた。次は、シーケンス、と思ったが、もろもろ時間がないので、続きは年明けにやろう。何はともあれ、うまくいったので、ほっと一息。今後は、野外での糞拾いも進めていきたい。糞であれば、冬でも雪でも、案外見つけやすいかもしれない。足跡も残るので、それも糞探しのポイントだ。くれぐれも、クマさんは冬眠していてくれることを願おう。さすがに、ナガモノは大丈夫だろう。
ところで、頼まれ仕事の実験のまとめをやっているのだが、なんだかんだで、残りのサンプルもしっかりと実験をやることになりそうだ。ま~、いずれ論文化の際には、すべての実験をやるわけだから、むしろ時間に余裕のある今の方が、好都合かもしれない。ということで、変な妥協はしないで、やるべきことを、できるときにしっかりとやっていこう。で、どれくらいのサンプルが残っているかというと、310RUNの本数でいうと、すべてやり遂げようと思うと、1000本を超えるくらい。とてつもない数だ、、、と、思ってみたが、現在の310のレーザーが復活して数か月。流した本数が、今日で1000本を越えた。ということは、あながち不可能な数ではない、ということだろう。ということで、妥協はせずに、しっかりとした結果をだし、目先の報告書だけではなく、将来の論文化を見据えて、やっていこう。
明日は、動物生態研究会。どうにかプレゼンも完成した。予定されている発表時間は30分。ただ、話し方によっては、早くもなるし、遅くもなる。でもその後の忘年会に備えて、早めに終わるにこしたことはないだろう。
2017年12月18日(月) 盛りだくさんの予定!?
残すところ、今年もあと2週間。そんな月曜日がスタート。
今日の(スケジュール上の)予定は、2限目からの会議。そのため、朝一は時間があった。最近の傾向だと、310RUNをするのだが、なんと久しぶりに、泳動産物のストックが(ほぼ)ない。それでは、PCRでもしようか、とも思ってはみたのだが、なんとなく、デスクワークに突入。
そして手掛けたのが、木曜日の動物生態研究会のプレゼン作り。先日アクセプトされた、シカの話だ。もちろん、データはあるし、ネタもまとまっている。だから、プレゼン作りも概ね順調なのだが、、、やはり、いざまとめようとすると、なんだかんだと「こだわり」がでてきて、時間を要してしまう。結果的に、半分もできずに、会議へ。
そして幸いなことに、会議が早めに終了したので、その後は、実験!と思ったのだが、頼まれ仕事の報告書まとめを優先。結局、実験は最低限のものだけ。それでも、今週は会議やら、プレゼンやら、2年生向け実験指導やら、もろもろ盛りだくさんの予定なので、その合間に自分の実験をやっていこう。
ところで、明日の2年生向け実験指導は、最近やっている「糞」絡みの実験だ。近いうちに、「両生類」も始まると思うのだが、未だサンプルが届かないので、こちらは年明けになりそうだ。それはさておき、今、2年生向けにやっている糞や両生類の調査・実験は、あくまでも、「将来的に卒論に発展するかもしれない実験」だ。もちろん、今の実験が卒論につながってくれることを願っている。一方で、次の「魚」絡みの実験は、現段階では模索状態。当然ながら、実際にどのような形でスタートするかは未知数の部分が多い。そして当然ながら、それをスタートさせるかどうかは、私が決める。「お話」自体は、問題ないが、くれぐれも先走ることはないように。
そもそも、これは昔からの当研究室の方針だが、在籍学生が、将来の若者候補と、様々な形で研究室の話をすることは推奨している。だが一方で、「勧誘」はしてはいけない。もちろん、私の許可なく、指導まがいのことは論外だ。理由は簡単。在籍学生では責任が採れない、からだ。学生同士の話「だけ」で、分かったつもりになって、配属してみたら、全然話が違った、という事例を何度か見たことがある。そうなると、配属した学生にとっても、いいことではない。ちなみに、そのような事例は、当研究室のことではなく、昔隣にあった研究室のこと。無責任な先輩が勝手なことをやって、下の学生が苦労していた。それだけは、避けたいところだ。
さてさて、話は変わって、盛りだくさんの今週のラストを飾るのは、毎年恒例の山崎宅のクリスマス会。今年は、例年になく、多岐に渡るメンバーにご参加いただける予定。山崎研のOBOGからの連絡はまだないが、飛び入り含めて、参加待ってます。
2017年12月16日(土) 一息
先週は、なんだかんだ言っても、ミッション最優先で過ごした。
とは言え、結果的にはやることをやった一週間だったと思う。ミトコン論文アクセプトや留学生論文査読は、先日に書いた通りだが、それ以外にも実験も着実に進んでいる。そして昨日の金曜日には、キツネの糞サンプルをもらいに、2年生を連れてファミパへ。そして大学に戻ってからは、すぐにDNA抽出。悪い流れではない。
さらに、今後の研究、というか、今の研究の発展として、「魚」絡みの展開がいくつか。そして、それに伴う計画練りも、しっかりと成し遂げることができた。
ということで、やることをやり切った?一週間だっただろう。
で、今は一息。多くの場合、週末も何らかの「宿題(自宅残業)」を、持ち帰るのだが、今回はそれがない。いや、もちろんないことはないのだが、そこまで慌ててやることはない。ということで、気兼ねなく、のんびり週末を過ごしている。
さて、今年もあと2週間。だが、やることはまだまだ。そして、時間を有効活用して、結果を残していきたい。
2017年12月14日(木) ミッション・コンプリート!?
どうにか,ミッションを無事に?終えることができた.
そもそも今回のミッションは,同居人が月曜日から出張のため,ちび介×3の面倒を私だけでみること.と言っても,食事関係は普段から私がやっているので,難しいことではない.問題は,ちび介3号の朝の送りと,夜の洗濯.そして,ふたを開けてみれば,月曜から雪が降り続き,車(特に雪道,特に朝の渋滞)嫌いの私には,重荷がのしかかる...それでも,なんとか成し遂げることができた.一方の洗濯も,やってみれば悪くはない.ひたすら洗濯機を回すのも苦痛では無かったし,回数が多い分,1回の洗濯物が少ないので,干すのも楽だ.そして強い味方の「全自動洗濯機」と「薪ストーブ」が,乾燥を手伝ってくれる.特に薪ストーブがあると,よほどの洗濯ものでも,翌朝には乾いている.
当初からのもう1つの懸念は,ちび介3号が,ママ恋しさのあまり,泣き出すこと.が,結果的にそのようなことは1度もなく,わが子の成長を実感.もちろん,「ご褒美(おもちゃ)」が待っているのだが,それでも昔だったらそうはいかなかっただろう.楽になったものだ.さらに,ちび介たちは,何か悪さをすると,私が「怒る」ことをよく知っているので,その点も結果的には好都合だったかも.と言っても,ほとんど怒る機会はなかったが.
ということで,コンプリート!としたい.
一方,この間も「お仕事」は進んだ.特に,留学生が投稿論文の初稿を出してきたので,その直しに時間を費やした.そして先ほど,読み(直し)終わったので,返却.年内に第二稿を出してもらおう.
そして私にも「ご褒美」が.シカミトコン論文がアクセプトされた!目出度し,目出度し.
2017年12月7日(木) 予定無し
スケジュール上の予定が無かった1日。もっとも、そもそもはひみラボで実験の予定だったが、それが変更されたのは、昨日書いた通り。
ということで、朝から実験。まずは、310のポリマー充填と、頼まれ仕事中心の穴埋めPCR。
それ以外は、贅沢な時間を過ごした。文献探しやら、データ解析やら、出張の手配やら。
最近、特に後期は、全体的に余裕がある。その時間を有効に使って、建設的な仕事をすることを心掛けている。論文書きはその最たるものだし、結果は残せている。同時に、将来の論文書きや研究費獲得に直結する実験も精力的、かつ着実に進めている。そして、もろもろ雑多な仕事も、できるときにやっておくことが重要だ。
このように、「贅沢」な日々を過ごしていると、周囲からやっかみを受けるかもしれない。が、1年間のトータルでみると、必ずしもこのような日々ばかりではない。特に前期は講義や実験の連続。実験をする時間もままならないし、論文書きも無理くり時間を都合することが必要だ。ということで、1年通して考えるべきだろう。
とは言え、自分の時間を持てているのは事実。が、この「自分の時間の確保」も、努力のたまものだ。その努力はイチイチ書かないが、その日暮らしをしているだけでは、確保できないだろう。ということで、今後も、自分自身でも納得でき、周囲からも文句をいわれないような、活動を進めていきたい。
ところで、久しぶりに、「あちら」の話題も触れたい。
実はここ最近、久々、「存在」を感じることが多い。ただ、冷静に考えると、感じる場所が限定されている。『ひみラボ』だ。
ひみラボで実験をしているときに限って、もろもろ視界に入り込む。
もちろん、だからひみラボに行かなくなったわけではない。なぜならば、この手の話は、嫌いではないから。
ということで、今後も様子を見てみよう。
2017年12月6日(水) 予定変更
ひみラボ週間も順調に進行中、、、と思ったのだが、結果が伴わない。
今回は、「富山の生物」への投稿を前提として、環境DNAによる希少種の検出、を主目的に実験を進めていたのだが、結果が芳しくない。要するに、目的の「種」が、PCRで増えないのだ。もっとも、ポジコンは増えているので、「通常」の実験条件や設定は悪くないのだが、肝心の「水」が増えない。だが、抽出が失敗と言わけではないようで、目的ではないバンドが、綺麗すぎるくらい沢山。。。加えて、再現性が乏しい。。。
ただ、目的の種が増えないことの理由がわからない。というのも、今の時期の採水だったので、その種がいない、個体数が少ない、などの原因も否めない。本来であれば、採水時期をいろいろ変えたり、じっくりと実験条件を確認したいるのだが、なんだかんだで、原稿締め切りを考えると、時間をかけてもいられない。
このような状況だと、「現実的な対応」をとるしかない。その1案が、過去のデータを使って、兎に角論文を仕上げること。というのも、今回はすべての実験行程をひみラボでやっている。そして、過去のデータは、一部を大学でやった。場所が違えば機械も違い、微妙な実験条件も違ってくるだろう。そのため、「(それなりに)いい結果が出た」過去のデータは、決して偽りではないのだが、それで論文を書くとなると、イマイチ、納得できないのも本音。これら状況を考えると、環境DNA実験そのものの限界を考えざるを得ない。そして、いくら地域誌とは言え、曲がりなりにも論文であるので、納得いかないものを出すことはできない。繰り返すが、それを打開するだけの時間的余裕はない。
ということで、結論として、現在取り組んでいる論文投稿を見送ることにした。これに伴う実験も先送り。
これに伴い、時間ができた!、、、とは言え、やることはいくらでもある。そこで今日から、諸々シフトして、今やるべきことを片付けていくことにした。ということで、今日はイタセンMS実験のアリル拾いとデータ打ち込みをひたすら。同時に、修論関連のデータまとめチェックも。当面進めていきたい。
話は戻るが、環境DNAを先送りにするとなると、今後のひみラボ活動も変更することになりそうだ。そこで、すでに始めている「糞とカエル」を継続するとともに、タナゴ類の継続を本気で考えていきたい。タナゴ継続にしても、やることは沢山ある。あとは担当学生を探すだけだ。
2017年12月4日(月) ひみラボ週間スタート!
今週は,ひみラボ活動に力を入れる一週間.やることの中心は,環境DNAだ.もちろん,実験からスタートするわけだが,実験だけではなく,論文書きも進めたい.そもそも,今この時期に環境DNAをやる最たる理由は,『富山の生物』への投稿を目指しているから.実験はPCRと電気泳動が中心なので,空き時間がある.その時間を有効活用して,今週中に論文の大枠を仕上げてしまいたい.
ということで,今日のスタートは順調.ただ,思いの外,抽出に時間を要したので,PCRは2回だけ.電気泳動をする時間は無かった.明日は,朝からひみラボへ直行し,実験の続きの予定.
ただ,環境DNAばかりやっているわけにもいかない.なんと言っても,シカミトコン論文がある.先週末と今日のひみラボでの直しで,改訂稿ができあがった.こちらもこの後の自宅残業と明日のひみラボ時間を活用して,読み直し,早々に返却してしまいたい.
さらには,イタセンMSも.基本,朝夕に310RUNを繰り返す予定.ただ,だいぶデータが貯まってきたので,そろそろまとめることも考える必要があるだろう.予定では,来週がイタセンMS週間だ.
ということで,どの研究も,ほどよく進んでいるのは良いのだが,結果,あれもこれもで,収集がつかない状況.1つ1つ,片付けていこう.
2017年12月1日(金) お約束
公約通り?忙しくて走り回る1か月が始まった。今日もまさにそんな感じ。ただ、自他の研究が活動の中心になっているので、建設的な忙しさであるため、充実した時間を過ごしている、とも言える。贅沢な時間、と言ってもいい。
ということで今日は、頼まれ仕事の実験、次の若者の実験とデータまとめ、修論ほぼまとめゼミ、そして、シカミトコン論文直しと続いた。特に、シカミトコン論文は、コメント対応が概ね終了。作図に手間取ったが、どうにか形になりそうだ。あとはしっかり読み直し、来週の早いうちに返却してしまいたい。
ということで(?)、今年も残りわずかなので、私自身の備忘録も兼ねて、今後の(特に年内の)やることをまとめておきたい。
まずは、シカミトコン論文。来週早々には返却。
次に、来週は、環境DNA週間。富山の生物への投稿を目指し、ひみラボで抽出からPCRまでを繰り返し、同時に論文書きも来週中に仕上げてしまいたい。もちろん、和文だ。
そして、朝夕は頼まれ仕事も含めた310RUNを着実に進める。そして、年末には1回目の報告会があるので、これに向けて解析も進めていきたい。
この他、留学生の論文原稿読みが入ることを希望するし、次の若者絡みの実験も進めたい。
そして最後?は、修論初稿直しだろう。
これらができれば、年内は充実した日々を送れそうだ。
2017年11月30日(木) 明日はゼミ
明日はゼミ。修論まとめの前段階として、現状を発表してもらう。聞く方も、修論書きに役立つようなコメントが必要だ。と言っても、聞く方としては、そこまで考えすぎなくてもいい。兎に角、今の時点で気が付いたことをコメントしてもらうのが、書く方にとっては有益なはずだ。特に明日は、何名かの『(次の)若者』も参加してくれそうだ。物おじせずに、どしどし質問してもらいたい。その方面からの質問が、意外な(良い)効果をもたらすことは少なくない。そしてもちろん、投稿論文では『共著者』になる方々からも、忌憚のないコメントをお願いしたい。
ということで、明日は14時から、C202室でゼミを行うので、興味・関心のある学生さんは、参加待ってます。特に、山崎研配属に興味のある人は、是非。
さて今日は(も)、盛りだくさん。時系列で書くと、まずは実験。310のポリマー充填を行った。そしてRUN。サンプルが多岐に渡るため、1つずつ、まとめていく必要がある。幸い、データ自体は着実に出ているので、片っ端から、片付けていくべきだろう。
だが、そんなデータまとめの時間がないのが、現状。今日も実験後は、もろもろ事務仕事をこなし、シカmtDNA論文直し。今日中にやり遂げてしまおう!と思っていたのだが、考えが甘かった。時間がないのもさることながら、コメントにしっかり対応していくのには時間を要する。さすがに、今週中の返却は無理だろう。
その後は、午後イチで、大学訪問に来てくれた高校教員への対応。ややグダグダ感は否めなかったが、ま~、こちらも「適宜」対応した。
そしてその後は、次の若者たちとDNA実験。上記対応のため、時間が限られていたので、今日は私が一通りの実験を行い、それを見て、イメージをつかんでもらうことを主目的とした。今後、自分たちでも手を動かしてもらい、体得していってもらいたい。とりあえず今日は、抽出とPCRをやったので、明日の泳動がうまくいくことを祈っていよう。
さて明日(から)は、『師走』。毎年恒例、このブログネタも、師匠が走る、、、となになるのだろう。そして明日は、論文直しを仕上げてしまおう!と思っていたのだが、ついつい実験が盛り上がって、明日続きをすることに。ま~、私自身も結果を早く知りたいので、できることは、やっておきたい。
2017年11月28日(火) 無事終了
今日は、次の若者を引き連れて野外調査。まずまずの成果があったこともあり、いい経験ができたのではなだろうか。目に見える成果が無くても(例えば、目的のサンプルが採れないとか)、調査を繰り返すのが、我々の研究の世界。とは言え、やはり、目に見えるものがある方が、次への活力も湧いてくるだろう。
ということで、次は、今日採ったサンプルを用いてDNA実験だ。でもそれはそれとして、何はともあれ、無事に調査が終わったのが一番。
ところで、相変わらず、やることは盛りだくさん。今日も朝夕それぞれ310RUN。その甲斐あってか、順調にデータが得られている。サンプルはまだまだあるが。
同時に、論文書き(の順番)も考えないといけない。次の予定は、留学生のシカMS論文になっているが、原稿が出てくるまでに時間がかかるようであれば、先にミトコンの直しをやってしまった方がいいかも。後者の方は、返却締め切りまで数か月あるが、早く手掛けるに越したことはない。明日からでもやってしまおう。
2017年11月27日(月) 週末いろいろ
まずは、風呂(正確には給湯器)が直った!今どきは、当たり前のように蛇口からでる「お湯」のありがたみを実感。週末は毎日銭湯通い。洗い物も冷水で。何日も続くと、さすがに不便さが出てくる。何はともあれ、今夜はありがたさを噛み締めている。
ところで、土曜日は、富山県生物学会があった。私自身も環境DNAを発表。と言っても、今回の発表は、下心見え見えだ。要するに、毎年刊行される当該学会の論文集に、環境DNAの論文を載せることが目的で、そのための前哨戦、という位置づけだ。そもそも、最近は環境DNAにも力をいれているが、その実績がない。ということで、活字で残すことを重視した。本来であれば、英文誌、がいいのだが、さすがにそこまでの研究には発展していないのも現実。だから今回は、普及啓発的な意味合いが強い。とはいっても、どんな形であれ、結果を公表することは重要だ。そしてもちろん、どんな論文であれ、論文である以上は、しっかりとした結果が必要。ということで、今日もひみラボで実験。来週は集中的にやっていきたい。
それはそうと、生物学会では収穫も大きかった。私自身の発表はさておき、他の発表を聞いていて、自分の研究に活用できそうなアイディアが盛りだくさん。また、研究打ち合わせや意見交換もで、今後の展開も拡がる。
同じく、論文ネタで言えば、先日投稿したシカmtDNA論文の審査結果が、早くも帰ってきた。ほぼ半月だ。あまりの早さに、「リジェクト。。。」を覚悟したが、「あまり大きくはない改訂」という、まずまずの審査結果。まずは第一関門クリア、というところだろう。ただ、明らかに予想よりも早く戻ってきたことから、今後の論文計画を練り直さなければならない。当初は、少なくともシカMS論文を1報書き上げてた(直した)あたりで、ミトコン論文が戻ってくると思っていたのだが、早すぎる(嬉しい悲鳴)。とりあえず、今後の論文書き計画を練っては見たが、なんにしても時間をかけない方がいい。できるときにやってしまおう。
週末に、その他取り組んだことといえば、実験。あいかわらずイタセン絡み。まだまだ続く。それでも、着実に進んでいる。
さて明日は、次の若者2名とひみラボへ。周辺を散策し、「諸々」探す予定。
2017年11月23日(木) 明日の予定
明日24日は、用事が入ったので、それに対応。ついでに、他の用事も済ませてしまおう!ということで、大学滞在時間が不規則になる予定。また日中は、その用事の進み具合次第だが、ひみラボに行くかも。
それはさておき、今日もプライベートネタ。
風呂が壊れた。。。正確には、給湯器が壊れたようだ。で、お湯が出ない。洗い物も冷たい水で、どうにか済ませている。そしてなんといっても、風呂に入れない。。。と、言うことで、ちび助たちと近所の銭湯へ。実は、ちび助たちは銭湯が大好きで、時々言っている。先週も来ていて、その時『また来たいね』と言っていたのだが、まさかこんな形で来ることになろうとは。風呂が直るまで、しばらくはお世話になりそうだ。
2017年11月22日(水) 数式
7-1+3=9 ...(式1)
10+20 > 25+0 ...(式2)
どちらも、傍から見れば、何のことかわからないだろうし、何の意味ももたないだろう。だが、私にとっては、最近の関心事でもある。どちらも実験絡み。
式1は、頼まれ仕事に関連しているのだが、大人の事情もう絡むので、ここでの解説は控えたい。
式2は、310RUNのこと。朝10本流し、夕方に20本流す。計算上、1日で30本流せることになる。ところが、夕方に欲張って25本流すと、、、翌朝、それが終わっていなくて、朝の10本分が流せない。で、結局、欲張った分だけ損をする計算になる、ということ。
繰り返すが、私以外には何の意味もないこと。
ついでに、研究とは関係のない話をもう1つ。
数日前から、我が家の薪ストーブが再開した。これに伴い、ストーブ料理も再開。まずは、豚軟骨と大根の煮物。軟骨がトロトロになる。もちろん大根も。そもそも、この大根もご近所さんにいただいたもので、市販のものより、明らかにおいしい。続いて、煮豆。こちらも特に手間はかからない。鉄鍋に、豆と砂糖と醤油とみりんと昆布をいれて、水を加えてストーブの上に置くだけ。朝にはおいしい煮豆に出来上がっている。もちろん、途中で灰汁とりとかしているが。
薪ストーブとは関係ないのだが、料理関係でいうと、糠漬けがおいしくできた。と言っても、本来であれば捨てるものをベースにしている。つまり、玄米を精米した際に出てくる米ぬかに、塩と顆粒出汁と水を適量加えて混ぜただけの自家製ぬか床だ。その中に、きゅうりやらニンジンやらを入れておくと、一晩経つと、おいしい糠漬けのできあがり。
冬の楽しみ、まだまだ続きそうだ。
2017年11月21日(火) 悪い癖が出た、、、
研究なり、お仕事なり、どんなに忙しい状況の中でも、面白い新規研究に向き合うと、ついつい後者の方に興味が移ってしまい、そちらに時間を費やしてしまう。これが私の悪い癖。で、今日もその悪い癖が出てしまった。
このブログにも書いている通り、最近は自分や自分に直結する研究で時間を費やしているとはいえ、やることは盛りだくさん。時間がもっと欲しい状況。そして今日も同じ状況。が、そんな中、次なる「研究」が浮かび上がり、ついつい情報集めや計画練りに時間を費やしてい待った。
その「研究」というのが、『次の若者」絡み。要するに、今の2年生が研究室に出入りしてくれることになりそうなので、「何らかの」活動を使用と考え、とりあえず、「糞」と「両生類」でやっていこう、という方向でまとまった。が、今日、なんとなくそのことを考えていたら、『どうせたるならば、形を残したい』という誘惑が。。。
ということで、明確に「データ採り」を行い、曲がりなりにも形に残すための活動を今から始めることにしたい。形、というのは、発表であったり、論文化であったり。さすがに、どのレベルの学会で発表するか、雑誌に投稿するか、については、高望みはしないが、それでも形に残すことは、大きな、かつ目に見える目標になるので、漠然とした活動よりも遣り甲斐も高まるだろう。
そこで考え付いたのが、ハビタット利用。どの種類がどこにいて、どのような環境に規定されているか、ということを調べ、まとめていきたい。と言っても、堅苦しく考えることはない。やることと言えば、野山を歩いて、「見つけたもの」の種類を調べ、場所を特定するだけだ。種判別には、DNAを使ったり、場所の説明には、GISとはいかないまでも、地形図から読み取れる情報をGLMや決定木などで説明していけば、一つの形にはなるだろう。
ということで、山崎研で活動を希望する若者たちは、研究に参加する、ということを前提で挑んできてもらいたい。
というわけで、また「仕事」が増えそうだ。
2017年11月20日(月) 会議は続くよ、どこまでも。。。
今日も、明日も、明後日も、、、会議が続く。仕方のないことだろう。
ということで、会議以外の時間を、如何に有効に使うかが、重要だ。
そこで今日は(も)、実験からスタート。特に、週末も、310RUNを仕掛けていたので、その結果をチェック。中でも、「古くて新しい」実験を組み込んでいたので、その成否を確認。で、改善の余地があったので、それを加味したPCRと、夕方から再度310RUN。「飛躍的な改善」とはいかないが、着実に、結果を良い方(信頼性ある方向)へ、持っていこう。地道な努力だが、これが大切だ(ろう)。
ところで、今日は「次の若者」の二人が来室。個別に、話をした。形の上では、私からそれぞれに研究室活動の紹介をした。それ自体の内容は、二人ともほぼ同じ。ただ、それに対する「返し」は、学生によって異なった。どっちがどうと、あえて言うことはしないが、、、ま~、本人がわかっているだろう。兎に角、待っていては、何も始まらない。
その他、シカMS解析やら、週末の「学会」発表のプレゼン作りやら。
2017年11月17日(金) 調査見送り、で、良かったかも
昨日も書いたが、当初予定されていた今日の立山調査は見送り。で、結果的に「助かった」。
もちろん、私の体力的なものもあるが、それ以上に、天候。新聞をみたら、今朝、立山駅が真っ白。。。雪に覆われていた。これだと、さすがに夏タイヤは厳しい。危ないところだった。
一方で、遠隔カメラで見る限り、弥陀ヶ原も雪の中。特に、木道とそれ以外との区別がつかないくらい、雪が積もっている。これでは、ナメクジはもちろん、糞調査もままならないだろう。
ということで、今年の「山」調査は終了を宣言しておいいかも。もちろん、氷見をはじめ、近場の「山」は、まだまだ可能だと思うが。
何はともあれ、(これも昨日書いたが、)今日は時間ができたので、有効活用。と言っても、のんびりしていると、あっという間に1日が過ぎるので、今日は兎に角、やるべきこと、やれることを、やっていった。
その中心が実験。頼まれ仕事の続きや中まとめをはじめ、もろもろ。PCRを3回回すことができた。そして、310RUNも。この中には、当初の予定を越えて、「出し惜しみしない」をモットーに、新たな展開に突入した実験も。何はともあれ、310を酷使していこう。
それと同時に、シカMS論文のデータ解析も。自分で論文を書くつもりで、やっていこう。
2017年11月16日(木) 探しものは、見つからない。。。
普段は、何の気なしに、目にとめるものだが、いざ探そうとすると、なかなか見つからない。ナメクジであったり、糞であったり。
ということで、今日はひみラボ周辺で糞探し。キツネ調査のスタートだ。
が、結果は冒頭の通り。以前、キツネのものと思しき糞を見た記憶がある場所(の1つ)へ行ってみたのだが、それらしいものは見つからず。直前まで降っていた雨や、落葉が、発見を困難にしていたことはいなめないだろう。が、無いものはない。ま~、こんなものだろう。
でも、「見つかった」ものもあった。唯一の糞だ。その糞は「デカい」。中身は、銀杏や柿の種、どんぐりなど。さ~て、誰の糞でしょう。一応、サンプルは採ってきた。それにしても、結構近くにいるものだ。どんな生き物(例のもの以外)にも興味を持つ山崎研だが、さすがに「これ」を研究しようとは思わない。DNA調査くらいで、勘弁してもらおう。
ところで、今日は野外調査以外は、大学でやり残したこと、やりかけたことを、片っ端?から手掛けていった。まずは、頼まれ仕事のアリル拾い。それから、別の頼まれ仕事のPCR。その他、事務仕事もろもろ。明日の山調査が無くなったので、明日も実験をやっていきたい。同時に、シカMS論文のデータ解析を確実に進めていこう。
2017年11月15日(水) ひみラボ
今日は、朝からひみラボ。環境DNA絡みの実験だ。
実験結果を言えば、可もあり不可もあり。
不可を言えば、肝心の環境DNAがイマイチ。と言っても、抽出やPCR自体は、それなりなのだが、泳いでいるはずの「希少魚」を検出できなかった。
一方で、環境DNA活用の前提となる、種特異的PCRは、概ね良好な結果だった。
そして、同じく種特異的PCR絡みで、新規開拓を目指していた実験が成功!もちろん、細部を詰めたり、裏を採ったりする必要はあるが、悪くない結果だ。もっと大風呂敷を広げれば、これまで誰も思いつかなかった方法(活用事例)と言ってもいいかも。ただ、「裏を採る」ことも含めて、論文にするには、程遠いいが。
ところで、ひみラボは順調として、大学の方は、まだまだやることが残っている。もっとも、これも嬉しい悩み、ともいえるのだが。何はともあれ、いつも書いているように、やることが多すぎる。今は、それを1つ1つ、こなしている状態。年内、特に修論初稿が出てくる直前まで、今の状態で、研究を進めていきたい。
2017年11月14日(火) ニジマスだって、、、
昨日、取材を受け、今日放送された。神通川(特に上流域)に外来種のブラウントラウトが定着している、という話だ。影響は多岐に渡ることが危惧される。番組の中での私の役割は、在来種との交雑に関する問題が大きかった。その辺は、それなりに放送されていたのだが、同じ放送の中で気になることが。
生息河川での調査(駆除)の様子が流れていたのだが、その中で捕獲されたニジマスを「逃がしていた」。ニジマスも当然ながら外来種。状況はブラウントラウトと同様だ。放送の中でも言及されていた、富山で有名な在来魚との関係を言えば、むしろニジマスの方が影響が大きいことは、古くから報告されている。もちろん、このニジマス、漁業権がかかわる魚種なので、杓子定規にいけば、「放流」ということになるのだが、何も放送しなくても、、、と思ってしまう。状況を知らない視聴者に誤解を与えてしまったことは否めないだろう。
このような事例をみると、外来種問題をはじめ、保全絡みの認知度は、まだまだ低いということを実感してしまう。私の立場からすると、地道に普及啓発をしていくしかないのだろう。外来種の駆逐も、認知度の向上も、どちらも一朝一夕にはいかないものだ。
2017年11月13日(月) これからの進む道
なんだか、大きなタイトルになってしまったが、時々考える。時々といっても、季節の区切り目であったり、不定期であったり。そして今日は、久しぶり?に考えている(進行形)。
要するに、今後の自分自身や、自分の研究室をどうするか、ということだ。
繰り返すが、時々考えているので、今日も何か特別なきっかけがあったわけではない。が、無いわけでもない。
考えた結果、答えがでることもあれば、出ないこともある。いや、まとまろうが、そうでなかろうが、それはそれで答えなのだろう。むしろその答えが、これまでと同じか否か、ということの方に、関心を持つべきかもしれない。
そして今日(今夜)は、まったくまとまらない、と思いつつ、気が付けば、まとまっていた、という感じだ。そしてその大半は、これまでと同じであった。が、中には、新たな面も浮かび上がってきた。
と、とりとめもなく書いてはいるが、自分自身ではすっきりした感じ。読んでいる人は、もやもやかもしれないが。ま~、たまには?こんなのもいいだろう。なぜって、ここは、こんなことを書く場なのだから。でも一応、「予防線」を張っておくと、考えがまとまりついた先は、「ポジティブ」な方向だ。
さて、いつものように、本日の出来事。
ある意味、動いた。1つの決断を下した。
前回書いた、「シカに関するもう1つのデータ解析」に答えを出した。で、答えは、、、「割り切ることの大切さ」。要するに、当初予想したような結果ではなかった。もちろん、未だ不明確なことが残り、未練はもっと残るが、この辺を「割り切る」ことも研究を進める上では重要だ。でも、機会があれば、改めて実験をやり直そう(未練たらたら?)。
ということで、1つの仕事が終わった?ので、他の仕事にも、と思ったが、まだまだやることが多すぎて、全体に雑多な1日が過ぎていった。だが、この状況を幸せな、贅沢な1日、と思ってしまうのが、良いのだか、悪いのだか。
さて明日は、午後は会議。そして午前中は、将来につながる?研究の準備だ。「次の若者」の活躍に期待だ。
2017年11月11日(土) 「疲れ」が出た?
事の発端?は、水曜日の飲み会。飲みすぎた。。。
そして昨日、登った。。。
だが、この間も、やることはやっている。まずは、シカmtDNA論文を投稿!まずまず、まとまったとは思うのだが、第三者(レビュアー)からの「神判」を待とう。
1つの大仕事(投稿)が終わったので、次の仕事へ取り組んだのだが、目の前には、幾多の仕事が並び、どれから手を付けるべきかで、迷ってしまう。まずは、次なる論文となる、留学生のシカMS論文。次は、「シカ」に関するもう1つのデータ解析、そして、頼まれ仕事のデータ解析、さらには、キツネの下調べ。。。現時点では、どれも進捗状況が同じくらいで、かつどれにも同じくらい興味も、重要性・必要性・緊急性を感じている。さてどれから手を付けるか?で、結果的に木曜日はバタバタと過ごしてしまい、どれもイマイチ進まなかった。もっとも、「飲みすぎ」の影響も残ったのだが。。。
そして昨日は、山調査。もちろん、ナメクジだ。高山帯は、すでに雪で覆われていたので、低山?帯となる美女平を目指す。そして、立山駅についてから、「せっかくだから、歩いて登ろう」ということで、材木坂なる登山道を登った。これがなかなかの急勾配。なにせ、日ごろはケーブルカーで登っているところの脇を通るのだ。ケーブルカーそのままの勾配だ。だが、景色は良好。紅葉はやや終わりかけだが、葉が落ちた分、見晴らしもいい。そして天気もいい。そして、ナメクジは、、、撃沈。
登った高低差は、500m弱か。これを高低差だけで考えてみると、室堂から浄土山の約400mよりも大きい!もちろん、後者の方は歩く距離が長いが、それでも足への負担はかなりのもの。なんだか、1つ成し遂げた感がある。
何はともあれ、急勾配を登り切り、美女平駅で昼飯休憩を入れたら、体力(特に足)も回復。その後の美女平遊歩道の探索が、なんとも楽なこと。まだまだ、その場に順応できるだけの「若さ」は保っているようだ(ということにしたい)。
ということで、なんだかんだで、成し遂げた一週間。昨夜はゆっくりと晩酌をしようかと思ったのだが、、、疲れがでて、早々に爆睡。ま~、これはこれで、よかったのだろう。
そして、このペースは来週も続く。やること、順位を明確に決めて、着実に進めていきたい。
2017年11月7日(火) 「週明け」も盛りだくさんのスタート
さすがに、岡崎日帰りは疲れた。それでも、訪問した高校の生徒さんは、熱心に話を聞いてくれていたので、行った甲斐はあったのだろう。
そして今日、朝から体が痛い。だが、そんなことばかりも言っていられないので、通勤の「ウォーキング」で、体を慣らしながら、お仕事スタート。
今日はいくつか予定が入っていたが、概ね研究に専念できた。ということで、最近は定番となった、頼まれ仕事の310RUNからスタート。実は、昨日も朝6時に大学に来て、310をスタートさせてから出張に出かけたので、着実にデータ採りは進んでいる。だが、まだまだ、PCR産物は残っている。
310の後、今日は『某シカ』のDNA分析に取り掛かった。これはこれで、論文にしたいと考えているネタだ。短報だとは思うが。で、いざPCRをやって、泳動をやった結果、、、惨敗。いくつかのプライマーを試したのだが、なぜかどれも増えなかった。だが、これで懲りているわけにはいかないので、午後から改めて、プライマーを変えてPCR。でで、、、大成功!!とりあえず、3つのプライマーペアで増幅が確認された。明日、ダイタミをして、こちらも310で流してしまいたい。
一方、論文書きであるが、昨日の出張の間に、全体的な読み直しを行った。と同時に、出張前に英文校閲に出しており、それが戻ってくるのが明日なので、本格直しは明日(以降)に。ということで、今日は論文書きは無し。
ところで、先日書いた「テーマ」の1つが、『売約済み!』になった。キツネの方だ。今日、「次の若者」が研究室に来てくれて、話がまとまった。研究自体は、いくら早くても問題ない。もちろん、研究の開始に学年は関係ない。講義が少ないみたいなので、時間を有効に使ってもらいたい。まずは、山崎研のだいご味である「フィールド」から始めたい。なんだかんだ言っても、外に出てなんぼの世界だ。
ということで、キツネ絡みも含めて、やることは盛りだくさん。健全な「時間の無さ」を実感できている。明日も会議などなどあるが、時間を有効に活用していきたい。
2017年11月4日(土) 進捗状況
シカmtDNA論文の進捗状況。
木曜日の段階で、原稿が一通り完成。そして、英文校閲へ。戻ってくるのは連休&出張明け。これとほぼ時を同じくして、塩基配列の登録完了の連絡。
そして連休中日の今日、時間があったので、作図。そして完成。
これで、一通りの形はできた。あとは最後の詰めをしっかりとして、投稿。来週中にやってしまいたい。
これでシカmtDNA論文は、一息つくはず。そしてその後は、次なる論文へ。と言っても、文章書きは学生。私は裏方。でも、しっかりやらないと、もろもろ苦労しそうだ。と、同時に、もう1報の論文準備。まずは実験から。これも来週手掛けたい。
ところで、先日書いた「今後のテーマ」の1つに進展。「次の若者」が名乗りを上げてくれた(?)。何はともあれ、私も諸々情報を集め、より詳しいところを煮詰めていった。これも連休中のお仕事。このテーマに限らず、『やってみて、なんぼ』のところは否めないが、やらないとそもそも始まらない。そして山崎研でこれまでやってきた研究の大半は、『やってみて、、、』から始まっている。新たなスタート!ということを期待したい。
2017年11月1日(水) 相変わらず、曜日感覚が、、、
今日も何曜日だか、いまいちピント来なかった。今週は金曜日が休みだし、月曜日も私は仕事だったが、家族が軒並み休みだったので、なんだかわからなくなってきた。おまけに今日は、大学の授業が「月曜授業の日」。。。う~む、それでもって、明日が終わればお休み。やはり、しっくり来ない。
それはさておき、今日はひみラボへ。が、その前に、310スタート。
ひみラボでは、もっぱら環境DNA。特に今日は、PCRと泳動を行った。実はもう1つ行っているのだが、こちらは結果がイマイチ。じっくり取り組む必要があろうだろう。一方で、PCRの方は、予想以上の成功。まだ条件を詰める必要はあるが、とりあえず、なんとか形になりそうだ。来週、は無理そうなので、再来週また行こう。
そして、実験の合間に、シカ論文直しにも着手。投稿まで、あと一歩なのだが、読み直すと諸々出てくる。だが、「出てくる」あたりが健全なのだろう。だが、いつまでもだらだらやってもいられないので、できれば明日あたりに英文校閲に出してしまいたい。
ひみラボ後は、大学に戻って、310の夜の部。着実に進めていくしかないだろう。
最後にひみラボのNさんへ事務連絡。『例の物』は、同居人の車に入れたので、明日届くはずです。
2017年10月31日(火) なぜか、曜日感覚が、、、
全くもって、大したことではないのだが、なぜか今日は曜日感覚が薄かった。月曜日、あるいは水曜日と錯覚してしまうことがしばしば。でも、だからと言って、何か不都合が生じたわけではないのだが。。。
それはさておき、今日も朝から実験。頼まれ仕事は、順調に進んでいる。それと同時に、事務仕事もこなした。さらには、論文書きも、まずまず。
だが、こんな時間の使い方をしていると、1日があっという間に過ぎてしまう。そして気が付けば、10月が終わる。。。
だがだが、前期の講義三昧で1日が終わることと比べれば、どんなにか建設的なのだろう。なんといっても、自分の研究に直結することで、時間を費やしているのであるから。
この先のことを考えると、やがて修論まとめの時期が来る。となると、それが最優先になるので、自分の研究の時間が減るのは明白。同時に、寒くなり、雪が降ると、なんだかんだで外出(調査やひみラボ)の機会が失われる。それらは致し方ないことなので、その前に、やるべきことをやっておきたい。
ってなことを書きながら、同時に来春以降のことも、ぼちぼち考え始めている。新若者が来た場合の卒論テーマとか、あるいは来なかった場合の「次の若者」向けのプログラムとか。考えること自体は、楽しい。そしていざ考えると、いつもながら、話(テーマ)は多岐に渡る。そのテーマは、無難なところ?では、今あるいはこれまでの研究の継続&発展だが、新規のテーマも温めている。今日はそれをあえて書こう、
キツネとトミヨだ。
どの辺に面白さがあるかまでは、今ここでは書かないが、単なる思い付きではないことだけは、明言しておきたい。興味がある若者は、山崎研まで。早い者勝ち!
2017年10月30日(月) 大忙し!?
この週末は、プライベートで大忙し。もろもろイベント?が重なった。で、私に残ったものと言えば、肩の痛み。原因は、週末の寒さと、ちび助3号の重さ。季節の移り変わりと、子供の成長を実感する今日この頃。。。
さて、週明けの今日は、まずは講義。地球生命環境理学を担当した。が、、、受講生に申し訳ないくらいの、できの悪さ。実際に、久々の講義だったこともあり、イマイチ時間配分と、「場」の雰囲気がつかめず、出だしから浮ついた感じで講義を進めてしまった。反省反省。
そして講義以降は、実験三昧、、、には違いないのだが、同時に論文絡みでも進展があった。
まずは、論文投稿に備えて、塩基配列の登録作業。久々の作業だが、昔と比べると、ずいぶんと楽になった。続いて、図表作り。こちらは、まだ途中段階だが、まずまずの進展。そして最後は、本文直し!、、、と行きたかったが、時間切れ。だが、自宅残業で、名誉挽回?とばかりにアブストラクト書きに取り組んだ。そして、、、書けた!!もちろん、時間的に一杯ひっかけているので、明日しっかり見直すことが必要。でも、曲がりなりにも一通り書けていると、直すのも楽になる。まさに、たたき台があると、たたきやすくなる、ということだろう(???)
ということで、なんだかんだ言いながらも、シカミトコン論文は、投稿に近づいている。でも、無理に焦ることなく、着実に進めていきたい。
ということで、明日はスケジュール上の予定はなし。が、卓上メモには、やることが目白押し。論文、実験、事務仕事、どれもしっかりやっていこう。ちなみに明後日は、予定通りひみラボへ。
2017年10月27日(金) 満喫
この1週間、満喫させてもらった。
もちろん、「お仕事」も無難にこなしたので、こんな一週間があってもいいだろう。ということにしたい。
昨日も今日も、やったことは概ね同じ。実験と論文書きだ。特に、頼まれ仕事の実験は順調。先が見えてきた。そもそも、頼まれ仕事ではあるのだが、その「契約」の際に、この仕事(実験)の成果を論文として公表していいことは、確認を採っている。ということで、頼まれ仕事ではあるが、自分の研究でもある。そう考えると、やる気も倍増だ。
一方で、シカ論文書きの方は、短期集中。この2日間(1週間)、どうしても実験が中心になっているので、空いた時間をいかに有効活用できるか、にかかっている。今日も論文書き(直し)に費やした時間は、実質1時間にも満たなかったと思う。が、考察全体を改訂することができた(と思う)。こうなると、投稿が現実的になってきた。だが、いざ投稿となると、その準備は盛りだくさん。原稿を仕上げるのはもちろん、英文校閲もある。それと同時に、投稿規定に沿ったフォーマットにする必要もあるし、図表や引用など、完成させないといけない。これら諸々をこなして、来週!、、、とはいかないが、再来週には投稿にもっていきたい。
そして、これが投稿できたからといって、時間ができるわけではない。自他の次なる論文が控えている。もちろん、実験もまだまだやることはある。
と同時に、ぼちぼち来年度以降のことも考えておく必要があるだろう。とりあえずは、卒論テーマだ。学生の希望を優先することにはなるが、こちらとしてもやっていきたいことは多々ある。そしていつもながら、「やりたいこと」が多岐に渡っているのが困りもの。ひみラボネタもあれば、哺乳類ネタもある。もちろん、高山ネタも。無いのはヤツメネタくらいか、、、
さて来週は、、、来週も、同じようにやっていきたい。もうしばらく、贅沢な日々を味合わせてもらいたい。
2017年10月25日(水) ひみラボで実験
今日は予定通り、朝からひみラボへ。もっとも、その前に大学で310をRUNしていくはずだったのだが、ちび助の送りが入ったため、急遽朝の310はキャンセル。
ということで、荷物をもってひみラボへ。ひみラボでは、環境DNA実験を行った。もちろん、これまでもやってきたのだが、断片的な実験だったり、一部工程を大学で行ったりしていた。そこで、最初から最後まで、ひみラボでできるようにしよう!というのが今回の目的。と言っても、さすがに今日1日で、最初から最後まではできないので、その場その場のサンプルを使い、各工程を実施していった。
時系列で書くと、まずはPCR。実は、これまでひみラボでのPCRがイマイチうまくいっていなかった。そこで、キットを使い、ポジコンとしてヤツメを使ったPCR。続いて行ったのが、採水&ろ過。こちらは、何度もやってきたし、むしろひみラボでしかやっていないので、無難に完了。今回の改善点と言えば、プレフィルターを使ったこと。と言っても、水槽の水をろ過したので、基本的にはきれいな水。プレフィルターの効果がイマイチわからなかった。そして昼飯をはさんで、PCR第二弾。今度はタナゴ類だ。が、ここにきて、タナゴ用のプライマーがないことが判明。仕方なく、別のユニバーサルプライマーを用いてPCR。このように、「足りない」ものも、実験をやってみて初めて分かることだ。
これに続いて、DNA抽出。実はこの工程が、特にひみラボでやり遂げたかったこと。これまでは、遠心機の関係で、大学でやるしかなかったのだが、先に購入した遠心機をもちいて、いざひみラボで。でで、操作自体は無事終了。さらにそのあと、時間がギリギリ残っていたので、PCR産物の電気泳動。そして結果は、、、悪くない。ヤツメは成功。ただタナゴ類は、イマイチ。さすがにプライマーの問題だろう。
ということで、なんだかんだとあるが、これでひみラボで、全工程を実施できることになった。もちろん、今後も詳細を詰め、効率化を図ることになるが、まずは1つ成し遂げた、という感じ。
そして、予定の時間に、大学へ戻った。が、ここで終わりではなく、頼まれ仕事の310RUN。さらには、帰宅前の15分間を有効活用して、シカ論文直し。まずまず、充実の1日だ。が、ここまでやるとさすがに疲れたのか、自宅残業の気力が湧いてこない。2日続けてだが、ま~、こんなものだと割り切ろう。
ということで、明日は大学で実験!も大切だが、論文書きを進めよう。
2017年10月23日(月) 作戦通り!?
それにしても、台風はすごかった。体感的には、富山に来てから「一番」だったかと思う。風の強さと、その長さ。今朝はいたるところで、折れた枝が散乱していた。そして、昨夜は私の住んでいる地域では停電があった。台風での停電も、富山に来てから初めてかも。いつも夜更かししているちび助3号も、完全に真っ暗になったのがよほど怖かったのか、マジ泣きしていた。
さて、そんなこんなでお仕事がスタート。ちなみに、朝の段階では、いまだ雨風ともに強かったので、上下合羽と長靴という完全武装で大学へ。
そして今日の調査は延期してあったので、朝から実験。実験。実験。ひたすら。着実に、頼まれ仕事が進む。
で、合間に水曜日のひみラボ準備とかをしたが、ほとんどの時間は実験。
でで、あっという間に仕事時間が終わってしまった。そして、自宅残業へ。やることはシカ論文読み。これが進んだ!まさに作戦通り。どういうことかというと、以前書いたかと思うが、日中、デスクワーク(論文読み書き)が中心だと、自宅残業のことには、デスクワークに飽きてしまう。ところが今日は、日中は実験三昧だったため、論文読みに飢えていた(?)。
と同時に、今日の論文読み(直し)は、『一杯ひっかけて、、、』からの読み直しが主目的。これも作戦通り、効果てき面。
ということで、イントロと考察を読み直し、特に「率直に」気がつたところをメモしていった。これを参考に、明日以降直していこう。
ただ、明日も日中は実験の予定。しっかりと論文と向き合う時間を、どこかで作らなければ。目指すは、10月中の投稿だ。
2017年10月22日(日) まずまず順調
シーケンサーが落ち着いてきた。正確には、310RUNの条件が概ね見通せるようになった。
昨日の朝まで、あの手この手で実験を進めていたが、結果から言うと、『今まで通り』が良いみたい。特に、抽出方法を「ややこしい」方法に変えてみたが、310の結果は、イマイチ安定していなかった。これならば、従来通りの『簡単な』方法の方が、もろもろ好ましい。ということで、従来通りに進め、失敗したサンプルについては、PCRからやり直すことで、対応したい。もちろん、それでもうまくいかない場合のプランBも準備してある。
ということで、週明けからは(も)、バリバリ実験をしていこう!とは思うのだが、調査、ひみラボ実験、論文書き、と何かとやることは目白押し。どれも重要なので、同時進行でいきたい。ただ、あまりのんびりもしていられないので、今まで以上に、根詰めていこう。
2017年10月19日(木) ついに!!!
採った!
ヤマ?ナメクジ!
が、、、小さかった。
ということで、今日は悪天候を狙いすまして、立山調査へ。が、朝の段階で、室堂は雪。積雪深はそこまでではないにしても、一面まっしろ。これでは、ナメクジも隠れてしまっている可能性が高い。ということで、今日は弥陀ヶ原に初挑戦。こちらは、ライブ映像を見ても、雪はない。
で、立山駅についてみると、まさに狙い通りの「閑散」。道中、空いていた。そして現場についてみると、これまた狙い通りのしとしと雨。ということで、いざ調査開始。と、Sさんが、いきなりGET!死亡個体だったが、幸先が良い。が、その後は採れず。
昼食後、別ルートへ行ってみたが、こちらも空振り。帰りのバスまで1時間半。二手に分かれて、朝歩いた遊歩道へ。一人で、とぼとぼ歩いていると、、、目の前に、爪楊枝よりも小さいくらいの細長いものが。だが、よく見るまでもなく、2本の目がニョキっと。そして、ゆっくり前進している。思わず心の中で、
『ようやく、見つけた。』
と、しみじみ語りかけた。そして、未来ある若齢個体ではあったが、有効活用させてもらうことに。
何はともあれ、肩の荷が降りた。
その後、大学に戻った時に、若干時間があったので、310RUN。以前貯めておいたサンプルを消費。と同時に、明日に備えて、溶かし出し。
ところで、昨日からの懸案だった「増えない」問題。一応、他のサンプルを見ると、増えたものが多かった。やはり、ペレットが小さかったのが原因だろう。今後、抽出方法を再考することも視野に入れておこう。
ということで、明日の午前中は、実験中心。午後は会議だ。
2017年10月18日(水) 復活!!
310が,ほぼ1年ぶりに復活した.一部(極めて重要な)の部品を交換したが,それ以外の状態は概ね良好とのこと.早速,頼まれ仕事をRUN.その産物は,昨日抽出,PCRをしたものだが,ちょっと気になることが.それは,そもそものサンプルが「小さすぎる」こと.かつ,これまでに扱ったことのない組織だ.そのため,抽出の段階では,DNAのペレットは全く見えなかった.もちろん,このような状況は,これまでもあったのだが,いざ結果を見るまで不安でいっぱい.で,RUNの結果(帰宅前は途中段階),「全敗」ではなかった.というか,ピークは低いが,概ね増幅&検出できていた.が,1つのプライマーだけ増えていないみたい.ただこれは,サンプルの問題なのか,プライマーの問題なのか,他のサンプルの結果もみてから,判断しよう.でも,何はともあれ,復活は喜ぶべきだ.今の頼まれ仕事は,抽出から始めないといけないので,追々やっていくが,それまではかつてPCRまでやっておいた氷見イタを流してしまおう.
ところで今日は,これ以外にも大仕事を成し遂げた.冒頭の310を業者さんがメンテナンスしてくれている間,私は実験関係ではやること(場所)なし.ということで,空き時間の有効活用,ということで,今日もシカ論文に取り組んだ.そして今日は,考察の続き.昨日1段落分を書いていたので,その続きだ.繰り返すが,日本語での構成はできていたので,全体の流れを確認しながら,英文化を進めた結果,,,なんと考察完成!もちろん,草稿段階であるし,引用文献がまだまだ少ないので,今後の肉付け&読み直しは必要だが,それでも大きな一歩だ.原稿は少し寝かすが,文献集め&読み,図表づくり,文献リスト作成など,着実に進めていこう.10月中の投稿も,現実味を帯びてきた.
そして明日は,山調査.もちろん,ターゲットはナメクジ.明日の天気は「良い!」みたいだ.と言っても,ナメクジ(調査)にとって「良い」ということなので,実際には小雨あるいは「雪」.装備万端で挑もう.
ということで,最近は,どの仕事も概ね順調だが,こうも順調かつ重なると,自分が今何をやっているのかが,分からなくなる恐れがある.明日の調査で探すものは,あくまでナメクジ.気が付いたらシカ糞を追っていたりして...
2017年10月17日(火) 実験再開
公約?通り、実験を再開した。
まずは、抽出。の前に、実験器具や試薬を準備。ある意味、夏の終わり(にしては時間が経ったが)の風物詩ともなった、ストッカーの氷取からスタート。
実験操作自体は、久しぶりではあったが、それなりに体は動いた。ただ、抽出後にPCRまでやると、さすがに体力消耗。徐々に体をならしていきたい。だが、あまりのんびりもしていられないので、着実かつ手早く、やることをやっていこう。
ちなみに、大学での実験が多くなるが、同時に別の実験をひみラボで実施予定。と言っても、先日発注したプライマーが未だ届かないので、ひみラボ行きは来週になる予定。当座は、水曜日にいく予定だが、山調査次第で、別の日にも。
そして今日も、実験の後は論文書き。考察1段落分を書き上げた。こちらも着実に、進めていこう。
と言うことで、今日も日中に頭を使いすぎた?ので、自宅残業は無し。明日の朝練に備えて、早めに寝よう。
2017年10月16日(月) 稼ぎ時
前期のあわただしさと比べると、ここ最近は「時間」がたっぷりある、としみじみ感じる。
もちろん、その時間を有効活用。稼ぎ時だ。何を稼ぐかは言うまでもなく、業績。あるいはそのための論文書きであったり、実験であったり。そして時々?学生指導であったり。
当然ながら、時間がある分、「お仕事」に使う時間も余裕が出てくる。今日もしっかりと頼まれ仕事もこなした。
そうこう考えると、1年間をトータルでみて、業績なんぼ、というところだろう。
で、今日は朝から「頼まれ仕事」。そのあと、学生指導?を軽くこなした後、310のメンテナンスの準備。変な表現だが、水曜日に業者がメンテナンスに来てくれるので、その準備だ。もちろん、310が再稼働した後に備えて、実験サンプルの整理なども行った。そしていよいよ、明日は実験再開の予定。まずは、抽出から。その後は、着実に稼いでいこう。「朝から、丸一日実験」という、贅沢な1日も近い。もちろん、その後の論文書きは、大前提だ。
でで、以上の当初予定していたお仕事がすべて完了。そしてまだまだ時間が余っていた。ということで、シカ論文を再開。イントロ書きだ。以前も書いたと思うが、イントロ(考察も)の構成は、(日本語で)できている。あとは、根拠(引用文献)を明確にしながら、英文化していくだけだ。ということで、今日は十分の時間を有効活用し、夕方にはどうにかイントロ完成。悪くないペースだ。残すは考察。こちらも構成はできており、そして明日は1日フリー(実験を除く)。明日中に、とは言わないが、今週中に草稿を書き上げてしまいたい。
もちろん、冬が本格化する前に、調査も進めたい。特に、先週末は「山屋」にいってきて、合羽などを新調。天気の「悪い」日を見計らって、ナメクジ探しを頑張ろう!
2017年10月13日(金) お片付け
今日もデスクワーク。その最たるは、シカ論文書き。だが、さすがにイントロ完成、とはいかなかった。それでも、1ページ分は書いた。そしてそれ以外にも、データの再解析と表作成も。そして、文献探し。確実に進んだ、ということにしておきたい。
そして論文書き以外の「お仕事」として、研究室のお片付け。物置状態になっていた場所に、棚を設置して、物品を整理整頓。格段にきれいになった。同時に、在庫物品の確認と、必要物品の発注。これで、来週からのDNA実験再開の準備が整った。
そして今夜も、自宅残業、、、と言いたいところだが、手付かず。そもそも、日中の仕事がデスクワーク中心だと、自宅での集中力は極端に落ちる。1日のデスクワーク時間に限界があるのだろうか。
ということで、今週末はどこまで仕事が進むことやら。
2017年10月12日(木) デスクワーク
昨日、今日と、「デスクワーク」がはかどった。
と言っても、昨日は朝からひみラボ、そして学外会議へ。が、ひみラボではもっぱらデスクワーク。特に、環境DNAの、ひみラボでの実験方法の確立に向けて、いろいろと計画を練っていた。もちろん、一連の作業をひみラボで行えるように、条件設定や、器具・試薬類の準備などが必要になるのだが、同時に新規の実験も計画。そしてその新規計画を実践すべく、今日もデスクワーク。特に、新たなプライマー作成が必要になるのだが、それを今日行った。そして、いざ始めてみると、なかなか難しく、結構な時間を要した。
一方で、最近のデスクワークと言えば、何といっても科研費申請。結論から言えば、昨日の夕方、無事?に申請することができた。以前も書いたが、いつになく、しっかりと、多方面から読み直しができたと思う。が同時に、『当たる気がしない』。。。もっとも、これは例年と違うところだ。例年だと、『これなら絶対当たる!』と思い申請して、惨敗。今回みたいに、いつまでも納得がいかない申請書は久しぶりだ。もちろん、だからと言って、当たるか否かは、、、結果次第。
何はともあれ、当面の大仕事が終わったので、今日は朝から次なる仕事を本格化(冒頭の環境DNAは午後からやった)。すなわち、シカ論文書きだ。で、進んだ。まずは午前中に、考察の大まかな構成練りが完了。もちろん日本語だが、悪くない流れだ。そして、夕方に再開し、すでに構成練りが終わっていたイントロから英文を書き始めた。当初は来週から再開する予定だったが、この手の仕事は、できるときにやっておくべき。そして、ある意味予想に反して、明日は完全フリー。ということで、明日でイントロ(それ以上も!)を書き上げてしまうつもりで、時間を使っていこう。
そして来週は、いよいよ実験再開の予定。ついに、310が復活。これに合わせて、頼まれ実験からスタート。が、その前に、研究室の片付けが必要だ。そもそも私の実験スペースの前には、「棚」の材料が置かれている。まずはこれを組み立て、整理整頓から始めよう。
2017年10月10日(火) 申請書類
今日はひたすら申請書類と睨めっこ。
もちろん、その主たるは科研費申請書類書き。今年は、いつになく「読み直し」に力が入っている。と書くと、例年は手抜きをしているようだが、そこまでいかなくても、今年ほどではない気がするのは、正直なところ。
だがその一方で、読めば読むほど、直せば直すほど、『これで当たるのか?』という思いが湧いてくる。
ま~、そんなものだろう、と諦めand/or開き直りをしながら、やることはやっていこう。
ということで、今夜の自宅残業も含めて、とりあえずは出来た感じ。明日、申請してしまおう。
そして、その次にやることが待ち構えている。今更言うまでもないが、論文書きと実験。それぞれ、形にしていかなければならないので、科研費が若干早く終わったことを活かし、早急に頭の中を切り替えていきたい。
さて明日は、朝からひみラボ。こちらも大切なひみラボ活用実験の実践に向けた一歩だ。でも、明日は計画練りだけで、実験そのものは、日を改めて。そして、午後からは滑川で学外会議に出席。大学に戻る(顔を出す)のは、夕方になる予定。
ところで、今日も朝練を実施。が、いつになく、「不穏」な空気が流れていた。今の時期、私が朝練に向かう時間帯は、夜明けが近づいているとはいえ、真っ暗。で今日は、誰もいないと思しきトイレに明かりがついた。が、これ自体は大して驚くことではない。例えば、猫などが近づけば、センサーが作動して明かりはつくだろう。あるいは、私が気づかないだけで、誰かがいたのかもしれない。がが、問題は、その明かりがすぐに消えたこと。センサーが反応したのであれば、もう少し長いこと明かりがついているはずだ。で、そうこう考えながらあるいていると、進行方向で「ドタッ!」という音が。 誰もいなかった。
2017年10月6日(金) A判定!
今朝、結果を受け取った。目出度い!!
で、何がA判定かっていうと、健康診断。要するに、「正常値」の範囲内なので、特段の問題無し、というとこだ。検査前2週間の断酒は効果があった、ということだ。と同時に、断酒すれば、まだまだ私の体は大丈夫、ということでもある。ということで、改めて祝杯(これでいいのか?)
ところで、A判定と言えば、毎年のようにもらっている。何かといえば、科研費の判定。が、実情は、「不採択者の中の(大まかな)順位付け」のこと。つまり、毎年、『不採択だけど、悪くはなかったよ』とでもいうのだろうか。でもやっぱり本音は、「所詮、不採択なら、何でも同じだけどね、、、」というところだろう。
ということで(?)、今年(来年度)こそは、ということで、今日も申請書書きに勤しんだ。で、草稿完成。申請締め切りまで、まだ一週間あるので、時間を目いっぱい使って、これを直していきたい。なんといっても、他人が読んで、わかりやすい文章、が基本だろう。もちろん、学術的興味をもってもらうことも不可欠だ。連休中を有効活用しよう。特に、論文書きで使う「一杯ひっかけて」を活用予定。
ところで、今日、立山の様子をチェックすると、絶好の調査日和だったようだ。と言っても、ナメクジ調査にとっての話なので、「雨」≒「人が少ない」というのが、「絶好」の判定基準。できれば来週、そして再来週も、登ろう。
2017年10月5日(木) 目が乾いた
今日も立山調査。ナメクジ探し。が、天気が良すぎた。で、結局、今日も私はナメクジを見つけることができなかった。
今日も室堂スタートだったのだが、場所を分担し、私は室堂山へ。かつてのライチョウ調査の時、途中までは登ったことがある。そして、久々登ると、ナメクジにとって、決して悪い場所ではない、という印象が強い。が、採れない。繰り返すが、天気が良いのが悪い、ということにしよう。
ただ、天気が良かろうが、悪かろうが、目を見開いて、ナメクジを探すことには違いない。でで、結果的に、目が乾く。。。ということで、体力的な消耗は少なかったのだが、目の「しょぼしょぼ」感は否めない。
ところで、これで3回連続で、私はナメクジを採れていない。が、案外楽しめている。もちろん、目的の「物」が入手できるのが一番なのだが、それ以前に、調査そのものが楽しい。特に、山を歩いて、景色を見ているだけでも、十分に楽しめている。ま~、これが良いか悪いかは、今は問わないが、少なくとも調査に嫌気がさすことはない。
ということで、次回もまた行こう。
本日の目撃哺乳類(ヒト以外): ニホンザル、ニホンカモシカ、ネズミ類、ネズミよりも大きい哺乳類と思しき生物、イエイヌ、イエネコ
2017年10月3日(火) 今日は、何と、、、
登(10)山(3)の日、だそうだ。何たる偶然。
ということで、今日は立山登山、、、の予定もあったのだが、あいにくの空模様で、登山は断念。それでも、「山」調査へ。
そして今日は、頼もしい助っ人が。立山の麓にある博物館の職員さんが、調査を手伝ってくれた。というか、ほとんど仕切ってくれた。特に、要所要所の案内や、何といってもサンプル提供(対象物を見つけてくれた)。
その中で、「いいもの」を見させてもらった。もちろん、さまざまあるのだが、何といっても、ヤマナメクジ。もちろんこれまでも、観てはいたのだが、今日は「正に、コレ!」という、大物。感動した。
が、残念なことも。それは、私自身が、ナメクジを発見できなかったこと。次回こそは!