2011年8月7日 信州魚類研究会参加
この週末は,信州魚類研究会に参加するために,長野県の野辺山まで行ってきた.車で片道4時間半.さすがに疲れた.しかし,とても有意義な時間を過ごすことができた.一緒にいったTSさんにとってみれば,初めての研究会発表だ.でも発表自体はとてもまとまりよくできたし,他の参加者もとても興味を持ってくれ,質疑応答も盛会だった.その後の懇親会でも,多くの方々と交流を持つことができ,彼もとても有意義な時間を過ごせたようでなによりだ.もちろん,私も楽しんだ.参加者は良く知った人ばかり.年に一度の親睦会のようだ.ところで,来年であるが,懇親会で盛り上がった結果,もしかしたら氷見連携研究室で開催するかもしれない.実は私の発表の中で,連携研究室のことを写真入りで紹介したら,みんな興味をもってくれた.こんなに立派な施設を無駄にしておくことは無い,というのは誰もがもつ認識だ.いろいろと準備が大変かもしれないが,できれば開催したいと思う.もろもろの計画練りを早めにやってしまおう.
さて,今週も盛りだくさん.まずは,大型申請をしっかり対応する必要がある.これまでの自他のがんばりの甲斐あって,最低限の書類はできた.あとは,内容がひとことでわかるような,インパクトある構成にしたり,最終的な書類調整をしたり.火曜日にはすべてが終わる.それまで最後の追い込みだ.そして火曜日からは臨海実習.火曜日は講義.その準備がまだまだ.今日の自宅残業である程度やってしまおう.そして水・木と氷見研究室での泊り込み実習.執念が実ったのか?台風はそれてくれた.予定通りに実施できそうだ.ただ,細かい準備がまだ必要だ.これも週始めにやってしまおう.とはいえ,会議やら,高校生向けの入試説明やら,やるべきことは他にもある.それらを乗り越えれば,ついに金曜日から氷見合宿だ!連泊!!もありえると思っていたのだが,実家に帰省する子供が育てているアサガオの水やりを頼まれてしまった.気分転換がてら,一時帰宅を繰り返そう.
2011年8月4日 そろそろ思考停止
今度こそ,申請書類書きの追い込み中.締め切りが近づいてきて,かつ共同申請者がいるため,明日中には改訂稿を送らなければならない.一応,形にはなってきた.明日の朝,読み直してみんなからの意見をもらおう.
それにしても,講義が終わったら時間があるはずだったのだが,真逆だ.一日一日,一仕事一仕事を乗り越えていく日々を送っている.お盆こそは,ゆとりがあると思うのだが...
今日は,朝から臨海実習の準備として,現地調査(海水浴?)も含めて動きっぱなしだった.そして夜は書類書き.さすがに疲れてきた.ということで,今は丑三つ時に突入.そろそろ変なものが見えてきそうなので,寝るとしよう.
2011年8月1日 追い込み,って?
何が追い込みか?結局,書き忘れてしまった.答えは,エクササイズ.本番は臨海実習.割れた腹筋!とはいかないが,せめて弛んだお腹を見せないように,腹筋を中心に引き締めを計っている.ここ1週間は,体調不良や書類書きの忙しさから,エクササイズがほとんどできなかった.すると我がお腹の応答は実に明確だ.『ぽにょっ』としてきてしまった.これでは,ここまでやってきた努力が報われない.幸いんして,体脂肪率の増加は無いようだ.一時的なお腹のでっぱりであることを期待して,残り10日間,しっかりエクササイズをやっていこう.
と言いながら,別のことも気になる.台風が来ているようだ.臨海実験のころの動きが全く読めない.当面は注視しなければ.ちなみに10日,11日が荒天の場合は,お盆明けに延期.で,実習がなくなったら,私個人的には,氷見合宿を早期開始.台風が直撃しようが,知ったことではない.それ以上に熱く論文書きに取り組もう.
さて,8月だ...時が経つのは早い,とかは書き飽きた.いかに時間を有効に使えるかだ.で,今日は共同研究の実験指導.その合間を縫って,事務仕事,メール対応.もろもろのお仕事が溜まっている.少しずつこなしていこう.
2011年8月8日 綱渡り
まさにそんな感じだ.ここしばらくは,連日締め切りに追われることになりそうだ.まずは大型研究費申請.現実的に明日の早朝に申請手続きをする必要がある.となると,今夜のうちに書類を一通り書き上げなければならない.ということで,先ほど一通り完成(ということに).そもそも,昨夜と今朝の直しで,かなりの部分が出来上がっていた.が,web登録の中に,準備していたものとは別の項目があることが判明.目的と概要をそれぞれ1000字以内でまとめるのだ.この作業を先ほどまで行っていた.明日の早朝見直して,申請してしまおう.後は野となれ,山となれ.一応,昼飯に『カツ』を食べておくかな.
で,それが終わったら,オープンキャンパスの対応がある.そして午後からは,臨海実験の講義.どちらもプレゼンやら,配布資料やらの準備が必要だった.これも今日,どうにかやることができた.それが無事に終わったら,ようやく明後日からの氷見での宿泊実習(臨海実習)の準備に取り掛かれる.なんだかんだで,今に至ってしまった.ばたばたしながらの本番だが,ま~,こちらも野となれ山となれ,,,でいいのか?
2011年8月9日 渡りきった!?
どうにかこうにか,といよりも時間との戦いであったが,大型予算の申請書類を提出(web登録)することができた.
今日は午前中にオープンキャンパス,午後に臨海実験講義と準備が控えていたので,申請手続きをする時間は朝の9時まで.出勤早々に,昨夜練った1000文字×2の部分を読み直し,それなりに修正を加えて,文章は完成(ということに).すぐさまweb登録を開始.が,案の定,ややこしい入力画面が続いた.それでもどうにか情報をかき集めて,入力を続け,最後のファイルのアップデートへ.いつもながら,この段階でのPDF化はどきどきする.特にこの手の登録が始まったころは,エラーが多く,半日も費やしたこともあった.ただ,最近は随分と改善されたみたいで,今回も無事に終了.PDFの確認もそこそこに,最終登録ボタンを押して,申請完了!気が付けば9時10分.大急ぎでオープンキャンパスに向かったのは言うまでもない.ちなみに,懐かしの?ゲン担ぎとして,昼飯は『カツ』を食べた.ここまでくると,結果なんて考える余地はない.何はともあれ,一緒に書類を考えてくれた共同研究者の皆様に感謝.
午後は,オープンキャンパスの公開授業を兼ねた臨海実験の講義.「日本海・富山湾の環境」,「日本海・富山湾の生物」,「野外実習の安全講習」の3本立て,各1時間.公開は始めの2つまで.当初は,誰も来ないかと思ったのだが,結果的に高校生3名と保護者1名が参加してくれた.それも入退出自由にしていたのだが,しっかり2時間分の話を聞いてくれた人もいた.大学選びの参考(好材料)になったら幸いだ.もちろん,生物学科へどうぞ!
さて,明日はいよいよ海へ,そして宿泊実習へ.暑そうだ.みんな元気に乗り越えることを期待しよう.
2011年8月10日 臨海実習初日
今日から臨海実習.天候にも恵まれ,予定通り開始することができた.
まずは朝,大学に集合して,氷見の海へ.阿尾海岸の片隅で生物採集を開始.毎年この実習で利用している場所だ.今年の海の状況はというと,全体として,海藻の成長が鈍いような気がする.というよりも,枯れているようにも見える.実は,先週の下見のときも同じ印象を受けたのだが,その時は,今年の春は気温が低かったので,海藻の成長も遅れているのかと思っていた.しかし,よくよく見ると,海藻が白っぽい根っこだけを残して岩の上に着いている箇所も多く,これは昨年のお盆明けに潜ったときの「夏枯れ」のような状態に見えた.もちろん,理由は定かではないが,いずれにしても海藻が少ないことは他の生き物のためにも心配だ.実際に,採集をしていても,ウミウシの数も少なかったような気がする.それから,ウニとか魚はたくさんいたのだが,石の下のクモヒトデの類が極端に少なかったことも気になる.今後も注視していく必要があるかもしれない.
続いては,午後から氷見連携研究室に入って,生物の分類作業を始めた.訳あって,理科室ではなく,図工室での作業だ.広さは18名の学生が作業するにはちょうどいいか,やや狭いくらいか.それでも水周りも近く,サイドテーブルも活用できるので,勝手はいい.今後の公開セミナーのためのいい予行練習にもなった.ただ難を言えば,『暑い』.外は相当な暑さの一日だったが,部屋の中もかなりのものだ.学生には,野外以上に熱中症に注意する旨を伝えた.それと,どうやらこの建物は,二階に熱(空気)がこもる構造のようだ.今後,大学側でも予算がついたら(予算をつけて)2階の全室にエアコンをつけたいところだ.そうすれば,各段に使いやすくなり,他の先生の勧誘にも有効になる.
一方,理科室を使えなかった理由は,地元の方々が晩飯をつくってくれていたから.今夜のメニューはカレー.これは以前から聞いていて,楽しみにしていたのだが,これに加えて,生野菜サラダとゴーヤチャンプルー,そして漬物が並んだ.氷見米を含めて,どれも自家栽培とのことで,とてもおいしい.これには学生も大満足だったようだ.普段より,各段に良い食事をすることができた.ここで備忘録.氷見のお母さんにとって,
「並盛」は「大盛」のこと.おかわりしたら,大盛りのカレーをいただけた.もちろん,おいしく平らげたが.
夕方になると,外は涼しい風が吹き始めた.この風が部屋の中にはいってくると,とても快適だ.夕涼みとお散歩をして,夜が更けていった...
2011年8月12日 23時 流星群...
見えない.月が明るすぎるようだ.それと薄いながらも雲が広がっている.先ほど,1つだけ,尾を引いた光を見たような気がしたが,それも定かではない.
流星群と言えば,大学院生時代にロシア調査の折に見た流星群は圧巻だった.ウスリー河畔でテントを張り,同行した水生昆虫研究者がライトトラップで羽虫を捕まえている間,光が届かないところまで歩いて行き,川原で寝転がると,まさに星降る夜.
今夜は流星群は諦めて,真面目にお仕事をしよう.
2011年8月12日 19時 神代温泉
入ってきた.とてもよかった.これまで連携研究室から街へ抜ける道の途中で,何度も看板はみていたのだが,その道を曲ったのは初めて.予想以上に山の方へ道は進み,古き良き時代を思わせる,ゆったりとした風景が広がっていた.温泉へはほぼ一本道.ずいぶん走るな,と思った以外は迷うことなく,到着.入浴料は500円.建物もなかなか趣がある.都会っ子だった私にとってみれば,テレビでしか観たことがないような,いわばあこがれにも近い場所だ.お風呂ものんびりしていた.源泉かけ流し.やや熱めだが,私にはちょうどいい.噂には聞いていたが,隣の区画とはすだれで仕切られているだけ.もっともあとでわかったのだが,お客さんが少ない時は,「男湯」の暖簾はあっても,「女湯」の暖簾はなかった.実際に私が入っているときに,おじちゃんと思しき人が,隣の区画に入っていたようだ.それと湯船の脇の石にの上に,トンボが止まっていた.どこから入ってきたのか,という無粋なことは考えずに,その空気を楽しんだ.
私としては,ずいぶんゆったりとつかったつもりだったのだが,帰りがけに入口にいたおばあちゃんに,ずいぶん早かったね,と言われた.そして世間話をしていると,奥からおかみさんが出てきて,一緒に世間話.なんともいい場所だ.合宿中に何度も,毎日でも来たい気もするが,別の温泉にも入りたい気もする.ま~,その時の気分に任せよう.
帰ってくる道すがら,なんだかロシア調査を思い出した.ロシアでは,川で魚をとるために,町からは離れ,原野でキャンプ生活をする.その時々に,食料調達のために,田舎町をおとづれるのだが,その時と雰囲気や私の心持が似ている.どことなく寂しさと知らない土地にきた不安がある一方で,心の落着きと懐かしさを覚える.予定では,明日の夜は一旦富山へ戻ることにしていたが,どうせ戻ってもやることはない.氷見で連泊しようかとも思う.
ちなみに,先ほどの書き込みから,大して時間はたっていないが,それなりに論文書きは進んでいる.構成ねりとか,データまとめとか.これからの時間が勝負だ!
2011年8月12日 17時 だいぶ日が暮れてきた
夕方だ.外は日が暮れてきて,日暮が谷筋にこだましている.暑さもずいぶんと和らいできた.
氷見合宿初日.予定通りに朝から合宿をスタートした.が,肝心の論文書きがなかなか乗ってこない.先ほどからようやく集中できるようになってきた.そもそも論文書きなんてこんなものだ.1日のうちで,1時間集中し,それに類する時間帯が2~3時間もあれば十分だ.その時間をいかに作り出すかがポイントになる.もちろん,今日みたいに,丸一日時間があれば,その中で波をつかむ,あるいは待つことができる.しかし,普段はそんな悠長なことをやってはいられない.その辺が,今回の合宿と普段との違いだろう.
今のところ,本文書きには着手していない.データを見直し,解析を追加し,図表を作り,そして本文の流れを『思い出している』.こうやりながら,次第に論文書きの頭をもどしていく.リハビリみたいなものだ.
ただ,今回の合宿では,単に仕事をやるだけが目的ではない.当然ながら,リフレッシュも必要だ.のんびりと,氷見で時間を過ごしたい.たとえば,温泉めぐりとか,魚を堪能するとか.もちろん,晩酌も欠かせない.ただ,私にとって,時に晩酌は論文書きのための活性剤になる.もちろん,眠くなって寝てしまうこともあるが,それも善し.
確か,今夜は流星群がよく見える日だったはず.うす曇りだが,夜空を見上げながら,まったりと過ごそう.
2011年8月11日 臨海実習2日目
朝6時に目覚めると,日差しが照りつけている.今日は予報に反して,朝から良い天気なのか?と思ったのもつかの間,眠たい目をこすってよく見れば,雨が降っているではなか.どうやら天気雨.これがしばらく続いた.そのため,一日中蒸し暑さが研究室内を被っていた.ただ,昨日よりは風が通っていたので,体感気温は若干低め.それでも暑い.
朝起きたとき,既に近所のお母さん達が来てくれていた.朝ご飯をつくってくれるのだ.朝のメニューは,おにぎりとアサリのみそ汁.そして,油揚げとゼンマイの出汁煮とおつけ物.さらには昨夜の残りのカレーライス.どれも美味しかった.学生もきっと満足してくれただろう.いやいや,これをありがたいと思ってもらわなければならない.
今回,2日間学生と時間を共にしたが,正直に言って,協調性を欠ける,と判断せざるを得ない状況に少なからず出くわした.話を聞かない,なんていうことには今更驚かないが,周りの人が動いていても,見て見ぬ振り.その場の状況を考えずに,自分本位の発言.などなど,それなりに予想できる範囲のものばかりだが,やはりどうなのかな~と思ってしまう.ただ,そんなものだろう.なぜなら,「協調性」を養う機会が,これまでほとんど無かったのだから.そのため,今回のような実習,それも泊まりの実習は,良い機会だ.この機会を体得してくれただけでも,以前よりかはマシになったと思いたい.
諸々有ったが,何はともあれ,無事に氷見実習が終わった.怪我も熱中症も出ずに終わって何より何より.
明日からいよいよお盆休みだ.最近の大学は,完全閉鎖になる.だが,個人的には自分の仕事をするまたとないチャンス.そこで,予定通り氷見研究室にこもって,しっかりと論文書きをやろう.でも他にもやるべきことは盛りだくさん.何をどこまでやるか,今から少し考えることにしよう.でもその前に,洗濯をやってしまわなければ...
2011年8月15日 19時 終了宣言
昼間の書き込みをしなかったが,仕事をさぼっていたわけではない.むしろやることが多すぎて,気がついたら日が暮れていた.結局のところ,カワヤツメ分散論文に関しては,昨夜の草稿完成以降は,手をつけなかった.今後,自宅残業で読み直しをやっていこう.
その代り,今日は市民向けセミナーの準備にいそしんだ.会場セッティングに始まり,案内板の入りつけ,流れの確認と自分のプレゼン準備だ.プレゼンといっても,午前と午後の2パタンがある.まずは午後の準備.こちらは,魚の形態を観察させることが中心なので,準備も比較的スムースに終わった.そして午前の50分間のプレゼン.おおむね話すことは決めていた.そこで,その話にあわせてスライドを選び出し,並べていった.つまり,新たに作ったのではなく,これまでのスライドを流用.流用といっても,構成はその都度違うわけだから,今までにはないお話が出来上がった.明らかに『つぎはぎ』と見える点もあるが,その辺は,今後余裕があったら直していこう.
結局できたことと言えば,これだけか.いやいや,これだけではあるが,やるべきことをしっかりとやったと言っておきたい.
さて,今回の氷見合宿を総括すると,やり残した仕事は,市民向けセミナーの小学生向けプレゼンづくり(原稿はできている).そして,AFSのプレゼンだ.明日からも自宅残業でやっていくことになりそうだ.どう考えても,大学ではこれらを手掛ける時間がない.準備の必要な会議が多すぎ.それを考えると,今回合宿ができてよかった.なんだかんだといっても仕事は進んだ.今後,このような機会はあるのだろうか...
というわけで,リアルタイム?のブログ更新はこれにて終了.
2011年8月14日 24時 ノルマ達成!
カワヤツメ分散論文原稿(草稿)完成!一番の大仕事を終えた.さすがに,いっぱい引っかけての読み直しの気力はないが,とりあえず最低限のノルマは達成した.
その後,市民向けセミナーで使う「氷見の淡水魚の検索図」も完成.配色をもう少し考えた方がいいかもしれないが,とりあえずは一仕事終えた.今後はフォト・プリント用紙に印刷し,先日購入した機械でラミネート・フィルム加工を施す.これならばフィールドでも使えるし,参加者へのお土産としてはいいのでは.もちろん,裏面には山崎研の宣伝入り.
そういえば,今ほどケーブルテレビをみていたら,臨海実習のニュースが流れていた.たまたま途中から観たのだが,私のコメントもたくさん載っていた.う~む,うまいこと編集をしてくれているが,やはり私の早口が目立つ.もう少しゆっくり話すべきであろう.が,その道のプロではないので,とりあえず今のままでいいだろう.それに,記者さんから受けた質問に対して,考えながら答えているのだが,あまりゆっくり話していると,思い浮かんだ考えを忘れてしまいそうになる.それはそうと,名前(漢字)が違うぞ~!
2011年8月14日 20時 はだか天国
変な想像はしないでもらいたい.氷見の人ならば知っているだろう,国道沿いの風呂屋の名前だ.定番となった?風呂屋めぐりを今日も慣行.お気に入りの風呂に行きたい気もしたが,せっかくなので,いろいろなところを体験しようと思った.で,なかなか良かったです.入湯料は480円.湯船も洗い場も広く,込み具合も適度.目隠しのすだれが隙間だらけで,ほぼ駐車場が丸見えの露天風呂?に入ることは躊躇したが,それ以外はOK.
今日の夕方は,T君が来たので,B君も含めて仏生寺川上流で魚類調査.5時前に川に入ったのだが,それでも熱い.当分は調査は控えた方がいいだろう.それでも一通りの魚を確認することはできた.もちろんT君の立派な卒論データにもなる.
論文書きはぼちぼちといったところ.イントロの前半はできた.このあと,後半を書きあげ,一通り仕上げてしまいたい.
ところで,先ほど晩飯を済ませたB君が富山に帰ったので,今は私一人.時々,夜の小学校に一人でいると,いろいろと怖くないかと聞かれる.確かに,『いろいろ』なものがでそうな気もするが,私は特段気にしていない.何となく慣れている,というか,でればいいじゃん,と開き直っている?ところもあるし,お酒をいただいて気が大きくなっているところもあるし.そしてもし怖くなったら,もっと怖いことを考える.『事前資料を全く準備せずに出席した会議で,教授に怒られる』とか...やはり現実の方が何倍も怖い.ということで,こちらの『足のないもの』は大丈夫.草むらにいる方はご遠慮いただきたいが.
2011年8月14日 11時 後半戦スタート!
研究室着.最初の仕事は,魚の餌あげ.次は,ブログの書き込み.公約通り?ゆっくりとした再スタートだ.
この後は,基本的には論文書きをやっていこう.イントロを書きあげれば,目標の草稿完成だ!あとは文献リストとか,図表の説明などをちまちまと直していけばいい.めどが付いてきた.ただ,合宿前半戦を思い起こせば,きまって午後に睡魔がやってくる.そして集中力もいまいち.となると,論文にしがみついているよりも,別の仕事で気分転換した方が効率的かもしれない.特に今夜はゆっくり時間を使える.あせらずにやろう.でも早い時間帯に草稿が書きあがれば,いっぱいやりながら全体直しができる.集中していこう!
2011年8月13日 22時 凧温泉
幸いにして集中力が続き,晩飯の煮込みをやりながら,原稿書きを進め,どうにか考察を書き上げた.といってもページ数にすると2ページ弱.短いような気もするが,「コンパクト」と言う視点でみれば,こんなものかも.内容も悪くない気がする.もちろん,これは草稿であって,今後読み直しを重ねていく.
当初の予定が達成されたのだが,若干時間と体力に余裕があったので,次なる仕事に取り掛かった.さすがにイントロを書く気は起きなかったが,市民向けセミナーの流れを確認した.プレゼン準備から当日の車誘導まで,やるべきことは盛りだくさんだ.できることは,できるうちにやってしまおう.
さて,ここまでやって8時30分.家に向かって出発.そして途中で凧温泉に立ち寄った.ここはいつも夕方は混んでいるのだが,9時前についた時も駐車場はほぼ満車.どんなにすごい温泉かと中へ.う~む,なかなかおしゃれなつくりだ.入湯料も400円と安い...以上!もうひとつ付け加えるならば,露天風呂から真正面に見えたお月様がきれいだった...以上!私は神代温泉の方が好きだ.
そして久々の?我が家へ.コンビにで買ってきたビールでまったり.明日は少しゆっくり氷見へ向かおう.と言っても未だ合宿中だ.気合を入れなおそう!
2011年8月13日 17時 鋭意執筆中!
頼まれていたイタセンパラの世話も(おそらく)無事に終わり,二日目の夕暮れを迎えている.これまでのところ予定通り,執筆作業に専念できている.マテメソ,結果は追加解析の部分を残して書きあげ,今は考察に取り組んでいる.全体の構成は練ったはずなのだが,やはり英語にしていく過程で,再構成が必要になってくる.ただ今回の論文は,シンプルに書きあげることを前提としているので,それなりに順調に進んでいるといってもいいだろう.今夜は富山に戻るが,それまでに考察を書きあげることができれば,合宿後半がかなり楽になる.
楽になるといっても遊べる時間ができるわけではない.お盆休み後の日程を考えてみると,再来週の市民向けセミナーの会場設定や細かい流れなどの準備などを,合宿中にやっておくことが必要になりそうだ.なんせ,お盆が明けたら,臨海実習後半戦や連日の会議だ.氷見には来れるとしても週末だけになってしまう.もっともセミナーの準備は,当初からこの合宿中のやることの中に組み込まれていた.昨夜の検索図つくりもそれなりにはかどったし,今のところは順調とみていいだろう.が,やるべきことはまだある.AFSのプレゼンが,,,春の国際フォーラムの時のような,出国前日までスライドを作っているってことにはならないようにしよう.
それから残念ではあるが,今夜は温泉めぐりは断念.家で風呂に入ろう.でも,仕事が順調にいけば,あるいは完全に煮詰まって放棄すれば,帰りがけに入れるかも.今夜狙うは凧温泉だ.氷見市ではないが,ま~いいだろう.
2011年8月13日 8時 朝から日差しが強い
今日もいい天気.日差しは強すぎるくらいだ.差し込む朝日で目を覚ました.今は,一通りの身支度と,朝食を済ませたところ.
昨夜は,論文の考察の構成練りを概ね終わらせたのだが,最後は眠さに負けた.ただ,論文よりも,来週の「夏の生き物学校」のための準備が進んだ(論文執筆からの逃避とも言うが).具体的には,小学生向け実習で使う,氷見の川魚の検索図.写真付きで,大まかな形はできた.
今日は論文書きに集中したい.先ほど朝食後に考察の構成は終わらせたので,イントロの流れを作ったら,すぐに英語執筆に移ろう.今夜は富山に戻る予定だが,夜,できる限りここで仕事をしていきたい.集中力が途絶えたら,帰ろう.
それと今日は大役がもうひとつ.B君の卒論でやっているイタセンパラ稚魚飼育の餌あげを任されている.やり方は教えてもらったので,あとは時間を忘れないだけだ.それと,ハンドボールの練習だろうか.生徒さんが続々と集まってきている.賑やかになりそうだ.
2011年8月17日 どんな天気だ?
一週間前の天気予報では,明日は曇り.数日前の予報では,曇り後雨.今日の昼間の予報は小雨.で,今見たら午前中は晴れで後は雨.18日の魚津の天気だ.ちなみに今の富山は大雨.雷もなっている.明日は臨海実習後半の魚津実習だ.できるのだろうか?予備日は19日しかないので,実質的に明日がだめなら,明後日もダメだ.ということで,明日は行くだけ行こう.そして海に入れないようだったら,水族館を見学させてもらうことにしたい.私が富山で実習を担当するようになってから,初めて雨の影響で予定を変更することになりそうだ.
さて,お盆休み明けの今日は,予定通り仕事ができなかった...変な日本語だ.目先の事務仕事やら会議やらに追われた.ま~,予定通りだったのだから,割り切ろう.でも,そんな中でも少しだけプラスアルファの仕事ができた.例えば,来週の市民セミナーのプレゼン確認と配布資料の準備.特に,魚類検索図の印刷とラミネート加工を始めた.フォト品質で,カラーで,両面印刷,その後にラミネート加工をするため,時間と手間がかかる.今から,できるときにやっていこう.とりあえず,小学生にお土産代わりに持って帰ってもらうので,余裕をもって30枚作っておきたい.今のところ,10枚も完成していない.でも出来はなかなかだ.今後改良を続けていけば,結構いいものができるのではないだろうか.
さてさて,今夜は久々『自宅』残業.セミナーのプレゼンを完成させてしまおう.次なる大仕事として,AFSシンポのプレゼン(英語)が待っている.
2011年8月20日 23時 合宿番外編
只今,氷見合宿中!
急ではあるが,今夜もお泊り.ただ以前と違う点は,今夜は家族ぐるみで宿泊.そもそも,同居人の実験をいよいよ氷見でスタートさせることになったため.ヤツメウナギを材料にした組織切片の実験スタートだ.当然ながら,連携研究室の目の前にもいるスナヤツメの保全や進化の研究の一環だ.同居人が実験をしている間,私は来週の夏の学校のプレゼン準備に邁進中.やはり,自宅残業よりも断然はかどる.
ちなみに,お風呂は神代温泉へ行ってきた.私の一押し温泉だったのだが,同居人もことのほか気に入ってくれたようだ.宿の雰囲気と言い,温泉の泉質といい,富山の中では,ずば抜けた温泉だとか.もちろん,私もこの温泉は気に入っている.これだけの温泉だと,他人にも紹介したいような,それでいて自分の中の隠れ湯としてしまっておきたいような.
何はともあれ,今後ますます週末の氷見実験(合宿)が増えてきそうな予感.
2011年8月20日 疲労蓄積
特段体調が悪いわけでもなく,昼間の大学ではしっかりと仕事をこなせているのだが,やはり心身ともに疲れが溜まっているようだ.自宅残業はおろか,晩酌すらする元気がなく,眠ってしまう.ここ2日間はそんな感じ.よって,夜のブログ更新も滞っていた.
さて,臨海実習は予定通り,無事に終了.前日の大雨のため,川からにごり水とつめたい水が流れ込み,生物採集にはいい条件とはいかなかったが,それでもみんなで手分けをして,また魚津水族館の飼育員さんの助力もあり,例年並の生き物を集めることができた.そして午後には水族館の一室を借り,同定作業.ここでも飼育員さんたちが,学生達の分類相談に懇切丁寧に応じてくれた.おかげで無事に終了.感謝です.
一方,金曜日は午前の来客,午後の会議と仕事ははいっていたが,比較的スムーズに仕事が進んだ.まずは目先の準備として,来週の氷見・夏の生き物学校での配布資料の準備.Nさんに情報提供してもらった参加者向けアンケート用紙も含めて,配布物の印刷(コピー)まで完了.全体の流れもできたので,後はプレゼンファイルを作るだけだ.ただ,上記の理由で自宅残業が進んでいないので,ちょっと焦る必要があるかも.なんとか週末には完成さえておこう.
そして,『案の定』といっていいのだが,AFSのプレゼンができていない.一応(ようやく),関連ファイルのチェックまで済ませたので,こちらも話の流れを週末に仕上げてしまいたいところだ.ちなみに,準備するスライドは10枚までと決められている.多くは無い数だが,上手くまとまるだろうか.この枚数が吉と出るか凶ととでるかは,運次第?それから,来週の日曜日には別の講演も頼まれている.こちらはこれまでのスライドのつぎはぎで,どうにかこなしていきたい.
2011年8月22日 お祭りか?決戦か?
週末の氷見合宿は,それなりにがんばった甲斐あって,夏の学校の準備がはかどった.昨夜の自宅残業も含めて,プレゼン関連の準備はすべて終了...と思っていたのだが,今日の午前中に大学でファイルの見直しをしていたら,直すところが盛りだくさん.いやいや,改善されたということにしたい.
いよいよ明日だ.なんだかんだで,多くの人に協力してもらいながら準備を進めたイベントだ.お祭りを迎える楽しさもある一方で,様々な責任も感じ,これまでの準備の成否を占うと言う点で,明日は一大決戦を迎える気分でもある.
何はともあれ,今夜も少し見直して,早めに寝て,明日に備えよう.
2011年8月25日 プレゼンづくり
今日のメインは大学院博士課程の入試業務.と言っても,拘束時間はそれほど長くない.そこで,実に久しぶりに,朝から自分のデスクワークに取り組むことができた.まずは,昨夜半ば眠りながらつくった土曜日の講演プレゼンを見直し.そして要旨書き.これまでのスライドの使いまわし?を中心としたので,比較的すんなりと完成.これで今月は,AFSの準備に専念できる.
AFSの準備と言っても,やることは沢山ある.今日は出張関連の手続き.これでも結構時間がとられる.その後,入試業務をこなし,いざAFSのプレゼンづくり!と思ったら停電...停電事態は数分で復旧.ただ,大学での停電は,シーケンサーに大きなダメージを与える.そして悪い予想の通り,シーケンサーがトラブッていた.いつもは電源が入りっぱなしで,稼動中は全自動で動く.このため,一度電源切れると,復旧後に自分勝手な動きをする.オートサンプラーが落ちるだけならまだしも,その後自動で上昇.これが通常以上の上昇をするため,通常設定からずれてしまう.ずれすぎると,白金線(電極)がぐにゃっと曲がってしまうことすらある.幸い今日はそこまでいかなかったが,「ずれ」は生じていた.そしてレーザー停止.レーザーが弱っていると,この後にレーザーが再点灯しないこともある.結局,ダメージはこれで済んだが,復旧のために,ひさびさトータルリセット作業を行った.何だカンダで1時間を要した.
それでもまだ4時前.ここからはAFSのプレゼン作りに専念することができた.もちろんすべてができたわけではないが,確実に作業を進めることができた.月末のプレゼン提出締め切りまで,自宅残業も含めて,専念していこう.
2011年8月24日 夏の生き物学校無事終了
23日,24日と氷見連携研究室において,予定通り『夏の生き物学校』を執り行うことができた.まずは,参加してくれた生徒さん・保護者・先生方,そして開催に協力いただいたダブルI先生,氷見市教育委員会,山崎研メンバーに感謝申し上げます.無事に,そして盛況に開催されたと言っていいのではないかと思う.
両日とも,結果的に良かったことは『涼しかった』こと.30度を超えるかどうかの気温だったので,講義や実習中も扇風機で十分しのぐことができた.幸運としか言いようが無いが,結果よければ善し!
参加者の反応はどうだっただろうか?アンケートの分析などはこれからだが,総じて次回(いつ?)も開催する方向で考えていいのではないかと思う.また,実施した結果としてわかったことも多い.時間配分とか,人の動かし方とか.改善点は沢山あるが,できるところから,確実にやってこう.何はともあれ,大きな肩の荷が下りた,というのが率直な感想.すこしゆっくりしたいものが,,,,
が,ゆっくりしている時間は無い.今週末には別の講演を頼まれている.おまけに,講演は日曜日,と思い込んでいたのだが,どうやら土曜日だったようだ.気がついてよかった.取り急ぎ,要旨とスライドを作らなければならない.
そして,結局先延ばしになってしまっていたAFSのプレゼン.締め切りまで後1週間だ.1週間と書いてしまうと時間があるようだが,この間仕事も目白押し.おまけに,当然ながら,英語でプレゼンを作らなければならない.スライドだけ作って,あとから原稿を仕上げよう,などという芸当は,さすがに英語プレゼンでは自信がない.ということで,今夜もこれから自宅残業スタート!
2011年8月30日 今年の傾向
採点をした.結果には例年とは違う傾向があるようだ.と言っても,本日行われた大学院入試筆記のことではなく,締め切り間近となった前学期の成績のことだ.これまで,ちまちまとレポートを読んできたのだが,今日はそのとりまとめ.
3年生対象の進化生態学および生体構造学実験(担当分):学生ごとに幅がある感じ.総じてレポートは書けていない.というか,書いていない.たったこれだけ?と目を疑いたくなるような分量のものも少なくない.もちろん,分量だけではなく,中身も重要だが,得てして分量が乏しいと中身も期待を(よくない意味で)裏切らない.特に進化生態学で面白かったのが,ほぼ全回出席しているのに,レポート内容が乏しい学生が少なからずいた.これまでの「常識」では,真面目に出席している学生は,レポートもしかりと書いていたのだが...最近は,返事だけよくて行動が伴わない学生が少なくないが,今回の結果もそれを表しているのかもしれない.
2年生対象の動物行動学:同上.目を疑った.遅刻・欠席は多いし,レポートは手を抜くし.過去最多の不合格者を出したと思う.不合格となった学生の多くは,上記と同様に,ノルマさえクリアすれば,単位はもらえるだろう,と高をくくっていたのかと思われる.が,公平な評価の結果として,合格点に満たなければ,それ相応の結果が待っている.もちろん,しっかりとやっている学生には,これまた相応の結果がついてくる.それにしても,3年生以上にレポートを書かない.3つの課題に対して,A4紙1枚を提出してきても,点数が高いわけはない.
他人の学生評には,あまり興味がないが,自分が下した評価は当然重要視する.特に研究室配属に.さてさて,大丈夫だろうか.ちなみに,ぼちぼち,来年の卒論テーマのアイディアがでてきている.例えば,
・氷見連携研究室でのヤツメ飼育
・主に氷見連携研究室での遺伝子実験による魚類の簡易種判別
これに加えて,ここ数日,ドジョウの国内外来生物問題にも興味をもっている.別に昨日の話とは関係ないのだが,よくメダカの放流と外来生物の話は聞く.ただ,新聞記事をみていると,結構ドジョウが放流されている.これは大丈夫なのだろうか?もっとも,ドジョウのこの手の研究がどこまで進んでいるかは知らない.研究者は多いだろうから,同じことを考える人もいるだろう.ただ,日本全国のドジョウを網羅しようとは毛頭考えておらず,富山県内の状況を把握することを目指している.「国内外来生物」と叫んでも,実データが伴っていないと意味が無い.
いろいろ考えていると,やりたいことが諸々出てくるのだが,まずは今年やるべきことをしっかりとやっていこう.
2011年8月29日 ヤツメのように,,,
どこぞやの新リーダーが自身を(?)ドジョウに例えたとか.こちとら,ドジョウよりも地味なヤツメのような生活を日々送っている.泥臭さだけなら負けてはいない.
それはさておき,渡米まで,あと一週間.勝負の時だ.と言っても,プレゼンは大方準備が終わった.今日も多くの時間をスライドや原稿作りに費やし,スライドはとりあえず完成.原稿も読み直しが終わり,帰宅間際に英文校閲に出すことができた.今夜は細かいところを直しておこう.
こう考えると,渡米準備は順調だ.が,だからこそこの一週間は重要だ.いつもの感じだと,1週間先に大事が控えていると,それだけに目が向いてしまい,それ以外の仕事が上の空になってしまう.そうならずに,いかに様々な仕事をこなせるかがポイントだ.そう考えると,今日はまずまずの一日だっただろう.
午前中の大仕事として,学長裁量経費のヒアリング.初めて学長を間近にみた.ヒアリングはなかなかの好感触.ちなみに,申請内容は氷見連携研究室の設備充実.うまく通れば,連携研究室で遺伝子実験をする設備が整う.財務担当の理事?に,「申請予算で削れるとしたらどこ?」と聞かれたのだが,サーマルサイクラーとゲル撮影機は死守したと思う.PCRまでできることを期待しよう.
午後も事務仕事をこなした後,T高校から頼まれているサケのマイクロサテライト分析の準備.そして夕方には310RUN.久しぶりに実験らしい実験を行った.
そんなこんなで一日終了.明日も渡米前の事務仕事と,実験をこなしてしまいたい.
2011年8月26日 ずいぶんと楽になった気がする
やはり夏の臨海実験と市民向けセミナーは重圧だったのだろう.それが終わった今となると,心身ともに『ゆとり』が出てきた感がある.もっとも,『身(特にお腹)』のゆとりは解消の必要があるのだが...それはさておき,AFSの英語プレゼンがそこそこ準備が進んでいることも,いい状況だ.もちろん未だ完成ではないが,月末のプレゼンファイル提出まで数日あるにもかかわらず,先ほどまでに自宅残業の甲斐もあって,8割方のスライドと話が出来上がった.このペースならば,週末に仮完成させ,のこり3日間でじっくりと見直すことができる.そして,ファイルさえ提出してしまえば,否が応でもそれにあわせた原稿になるため,本番までの一週間を原稿読み・練習に当てることができる,というのが皮算用.
ところで,今日は氷見へ.お偉い方々の対応を行った.予算やら組織的な何やらは,お任せしておきたい.兎に角,私と山崎研は,周囲からの協力を得ながら,現実的な活動を進めるまでだ.この先は,秋にかけて野外調査が再活性化する.もちろん,イタセン関連の調査やデータまとめもある.対外的なイベントとしては,先日の夏の生き物学校をご担当いただいたI先生が,秋に研究会で使いたいと申し出てくれた.私も出来る限り協力したい.というか,イベント好きだし.で,イベントついで?にもうひとつ.来春には,やはり1年間のまとめをやるべきだろうか.特に周辺の方々を対象に,この一年で,何をやったのか,どんな結果が出たのか,という報告会を開催すべきであろう.もちろん,研究成果は随時論文などの形で公表はしていくが,それとは別に,地元にわかる形で,お知らせすることは大切だと思う.ということで,来年2or3月に年間報告会を開催しよう.
さて明日は,両生類研究会で講演だ.プレゼンはどうにかできている(と思う).昔,カエルの研究を行った縁から,私も会員だ.久しぶりにゆっくりと楽しもう.