2013年6月27日 何はともあれ,週末へ.
この2週間,気がつけばずっとイタセンパラMS論文書きに専念してきた.取り掛かる前には,なかなか書けないことへの「焦り」も感じていたが,いざ2週間もの間,他の仕事をほとんど顧みずに,論文書きばっかりやっていると,これはこれで罪悪感のようなものを感じてしまう.もちろん,以前も書いたように,論文書きは立派な研究活動の一環(集大成!)だし,むしろ書くべき,いや書いて当然だろう.だが,そうは言っても,,,と堂々巡りをしてしまう.しかし,そのような状態にも,とりあえずの終止符を打つことができた.初稿が完成したのだ.もちろん,初稿段階なので,大から小までじっくりと見直す必要がある.ただ同時に,身内から意見をもらうのも必要だ.ということで,完成した初稿を共著者に送った.曲がりなりにも,これで一息つける.
思い起こせば,この2週間の始まりは,論文書きではなく,もこもこ鳥の調査であった.そして2週間の終わりである明日も,もこもこ鳥の調査だ.つまり,オセロ感覚で言えば,間に挟まれた論文書きは,すべてもこもこ,,,かどうかは知らないが,明日の調査も無事に行えることを祈ろう.
ところで,昨日,今日と,外部から多少のストレスが持ち込まれた.相変わらずの理解に苦しむ要望だ.もろもろの関係者と対応を協議した結果,まともに対応すると心身ともに無駄な時間と労力を費やすことになるため,これ以上相手にしない方策を講じることにした.結論から言うと,研究室にあるオートクレーブの機械が,となりに移り,そして新しいが,全く同じ機械が入ることになった.なんのこっちゃと思うだろうが,なんのこっちゃだ.
さて,土曜日は,山崎宅飲み.前回との間隔が短いが,楽しんでもらいたい.メニューを載せる時間がなさそうだが,最近のメンバーにとっては「新作」をいくつかも考えている.体力が残っていることを願うばかりだ.
2013年6月25日 在室勤務
予定通り?に在室勤務に勤しんだ.
朝一は進化生態学の講義.今日は「性比のゲーム」というテーマで,いかにもな話題.残すはあと4回.あっという間に過ぎていった.それにしても,何だかんだと言いながらも,学生実験が終わると時間がある,と今更ながら実感.
そんなことを実感しながら,講義以降はもろもろお仕事に取り掛かった.まずはもこもこ鳥のプライマー発注.なんと言っても(もこもこ鳥に関する)山崎研の売りは遺伝子をアピールすること.しっかりと実験をやってもらおう.
その後は,雑多なお仕事をこなしながら,今日もイタセンMSと向き合った.まずは論文探し.なかなか良い論文が見つかったので,ざ~と読んで引用しながら,本文直しも進めた.結果的に,イントロの読み直しが完了!(初稿レベルだが).自宅残業ではひたすら引用文献リストを打ち込んだ.明日は頑張って考察の読み直しをしていこう.
それともうひとつ.そろそろ実験をやりたい欲求がムラムラと.ということで,ヤツメの生活史決定に関わる(かもしれない)遺伝子実験について,サンプル整理を行った.来週早々にはスタートさせたい.うまいこと,論文書きと実験をシフトしていくことができれば,研究も成果発表も効率よくおこなえるだろう.そうなることを期待しよう.
2013年6月24日 懐かしや...
自宅残業も終わり,今日の出来事を書き込もうかと思いながらも,ふと思い立って懐かしの『ブログ』を見ると,,,なんとI籐さんが書き込みをしてくれていた!なんとも懐かしい.機会があったら,ぜひとも遊びに来てもらいたい.思い起こせば,以前は『ブログ』によく愚痴を書いていた.でも最近は,愚痴りたくなる状況を事前に排除していることもあり,『ブログ』のお世話になることはなくなった.図らずも,前回の書き込みから丁度1年.これもひとつの時代の移り変わりということか.
さて,今日の出来事.週明けで,かつ仕事が全くはいっていない1日.論文書きもいいが,集中が続かないことが予想されるため,事務仕事やら実験準備,特にプライマー発注,に専念しようと思いながら,仕事スタート.まずは当面の計画練り.続いて,実験準備,,,と思っていたんだが,どういうわけか,論文書きの欲求がムラムラと湧いてきた.いわゆる『論文書きの神様』が降りてきた,という状況だ.そしてその流れに逆らうことなく,論文と向き合う.イタセンMSの考察の後半書きだ.構成は練ってあったのだが,何だかんだで分量が多い.が,あれよあれよと言う間に筆が進み,夕方まで集中が切れることなく,なんと原稿完成!もちろん,初稿までにはもうひと練り必要だが,原型は整った感じだ.ついでに自宅残業では,投稿論文先のフォーマットあわせと,文献リストの作成.我ながら頑張った.明日は頭を休ませて,文献リストの完成と,新規論文の検索でもやろう.その後に読み直し.ということで,6月中の初稿完成が現実味を帯びてきた.そこで『指令』.この論文で共著者となる卒論でイタセンのマイクロサテライトを手がけた3名,高校の先生のNさん,初代MきてぃーのSさん,そして富山では有名な製薬会社勤務のNさんは,論文原稿ファイルを添付書類で受け取れるメールアドレスを私の研究室メールまで連絡してもらいたい.ちなみに,氷見のNさんの連絡先は当然のごとく知っているので,改めての連絡不要です.
さてさて,そんなこんなで,図らずも今日は丸一日論文書き.その後,明日の講義準備などを行ったが,そんな感じで終了.明日はそんなこんなで在学仕事になりそうだ.今週はひみラボへ行けそうにないが,御容赦を.
2013年6月20日 今日も一日中...
朝から論文書き.考察を充実させるために,ひたすら論文を斜め読みした.ただ,なかなか乗ってこずに,眠くなるばかりで,頭に入ってこない.それでも無理やり考察を補填し,前半部分はほぼ完成.昨日の段階でも「完了」とは書いたが,そこに理論武装が加わった.この部分までは初稿レベルに到達したと言えそうだ.残すは考察の後半.一応,草稿段階の原稿があるし,言いたいこともまとまっている.加えて,5限目の1年生向けゼミは,TAが上手くまとめてくれていたので,私は傍らで参考文献の読み直しを終えた.今後,多少は構成を整える必要があるが,もう一回勢いに乗れば,仕上げも夢ではない.が,,,力尽きた.自宅残業は,念のために1つグラフを追加作成.後一歩のところで,眠気がまさり,これ以上やっても無理と判断して今に至る.
それにしても,論文を書いていないときは『研究者たるもの論文を書かねば,,,』と思い,論文書きだけをやっているときは『調査や実験もやらないと,,,』と考えてしまう.もちろん,若者達の実験指導も終えて,自分の実験も一息つくなど,外堀を埋めてから論文書きの時間を作っているのだが,ついつい今の時間の使い方を『贅沢』と後ろめたく感じてしまう.でも改めて考えても,今は論文を書き上げることが最優先課題だ.兎に角,仕上げるべきは,仕上げてしまおう.
2013年6月19日 考察へ
まずは,ゼミ関連を始めとした予定をカレンダーに載せておいたので,確認しておいてもらいたい.それから,正式決定ではないが,ひみラボで毎年行っている夏のイベントを院試前に計画中なので,院試受験生以外は出来る限り時間を空けておいてもらいたい.
さて,今日は公約どおりにイタセンMS論文の考察直しに勤しんだ.が,開始早々は全く身が入らず...どうなることかと思ったが,それでも徐々にエンジンがかかり始め,半分近くの直しは完了.自宅残業では,関連文献を読んで,理論武装を,,,と思ったのだが,肝心の関連文献を大学に忘れてしまった.仕方が無いので,持ち帰っていたタナゴ類の論文をいくつか斜め読みした.が,イマイチ参考になる論文が無かったこともあり,今日も自宅残業は成果薄.でも近縁種で同じネタがないということは,自分の論文のアピール点がそこにある,ということにもなる.と,都合よく解釈して,続きは明日やろう.明日も5限目の講義以外は,論文書きに専念したい.こう考えると時間がたっぷりあるようだが,金曜日はひみラボへ行くので,実質明日が論文と向き合える今週最後の日.時間があるときに,しっかりとやっておこう.
2013年6月18日 イントロ完成!?
文字通り『別世界』での調査の翌日.予想外に筋肉痛無し.それでも疲れが溜まっている.まるで時差ぼけのような眠気が常に付きまとっていた.
だが,やるべき事はやらねばならない.朝イチの講義の後,溜まっていた事務仕事を片っ端から片付けていった.当初は,早々に論文書きを開始しようと考えていたが,着手したのは夕方になってから.しかし,短期集中で,結構はかどった.結果,イントロがどうにか形になった.とりあえず,言いたいこと,言うべきことは言えた(書けた)はず.結果も考察も概ね方向が決まっているので,それに対応したイントロの形が見えてきたのが大きい.さすがに今日はここまでで終わりだったが,なかなか良い雰囲気なので,この勢いに乗って,明日しっかりと取り組もう.目指すは考察完成!,,,とは行かないまでも,大方目処をつけてしまいたい.
最近は,実験もやりたいと思いながらも,自分の時間があったら論文書きに集中することにしている.だが,論文の目処がついたら,すぐにでも実験に移りたい.もちろん,若者達の各種DNA実験もあるので,その面倒も(適度に)みながら.これから夏に向け,データ採りも本格化させていこう.
2013年6月17日 無事,帰還
何はともあれ,無事が一番.
立山もこもこ鳥調査から,無事に戻った.調査自体も上々だろう.素人二人で行った割には,曲がりなりにも目的としていた全対象から何らかのサンプルを得ることができた.
兎に角,天気がものすごくよかった.一度も雲にさえぎられず,ホワイトアウトすることもなく,調査を完了した.ただ,天気が良過ぎたがために,もこもこ鳥が隠れてしまったのか,あまりお目にかかることは出来なかった.そして同じ理由から,疲れた.体力を奪われた.
ということで,今は何となく持ちこたえているが,自宅残業なんて出来る状態ではない.早いところ寝て,明日に備えよう.
週の始めから大掛かりの調査に行くと,早くも一週間が終わった気分だ.だが,まだまだやることはある.さすがに調査に行く元気は無いかもしれないので,ここはじっくり腰をすえて,論文書きでもやっていこう.でもその前に,講義を乗り切ろう.
2013年6月13日 連絡事項いろいろ
まず,急な話になってしまったが,毎年恒例の『お誕生会』と称した山崎宅のみを6月29日(土)に開催決定!日程は決めさせてもらったが,都合がつく山崎研メンバー(もちろんOBOG歓迎!)はお集まりいただきたい.中身はいつもの飲み会(食べ会?)だ.
続いて,7月12日は,昨年も行った氷見市内の小学校での河川生物採集.若者たちにはぜひとも手伝ってもらいたい.
それから,ゼミ論を早めに決めて,私に確認を採りに来ること.もちろん,読んで,プレゼンの準備をすること.
さらに,これまた急に決まったが,来週月曜日は立山もこもこ調査.直接関わるのは,卒論テーマにしているTさんだけだが,お留守番の若者達も,良い子にしているように.
以上が連絡事項.で,今日はと言うと,DNA実習3日目.無事にシーケンスまで終了.結果も上々だ.あとは実験を重ねて,出すべき結果を早めに出していってもらいたい.もちろん,他のメンバーも実験はできるときにやっておくように.「お勉強」だけに偏らず,実験(データ採り)も継続的にやらないと,あとで苦労する.そもそも何のために「勉強」をするのかが,わからなくなるはず.研究を継続したり,発展させたり,まとめたりするために「勉強」しているはずなのだから,『研究』(=データ採りや実験)をやるのは当たり前だ.
もちろん,実験結果のまとめである「論文書き」も重要.ということで,今日も合間を見てイタセンMS論文書きに勤しんだ.主にイントロの構成練り.言いたい事はたくさんあるのだが,その根拠(引用文献)として適当なものを選ぶのは結構大変.今日は根拠資料探しのために,日本語の雑文から,IUCNのホームページまで,様々なところから情報収集を行った.その結果,いくつか重要な情報を得ることができたのだが,同時に根拠の不確実性が明らかになったものも...自宅残業でも続けたが,イントロ完成には程遠い.が,この積み重ねが大切だ.継続していこう.
ところで,今日の5限目は,生物学科1年生対象の基礎生物学セミナー.私は,一歩引いたところから様子を眺め,必要に応じてコメントしている.担当学生は2つのグループに分かれているのだが,それぞれ特徴がある.私が特に担当している方は,比較的まとも.みんなが同じように取り組み,そこそこまとまりがある.もう一方のグループは苦労しているようだ.当初は後者のグループの方がまとまりがあり,進んでいるようだったが,そうでもなさそうだ.特に「個性」が強すぎる.でもそれより問題になりそうなのが,『人の話を聞いていない』.担当のほかの先生やTAが話をしているときでも,学生同士の会話が聞こえてくる.聞く耳を持たない,というところ.そしてこのよう学生の例に漏れず,自分達のなかですべてを勝手に解釈し,それでいいとの結論でまとめてしまっている.おまけに主に担当する教員も支離滅裂,かつ場当たり的なコメントしかできないので,状況が好転する気配がみえない.TAのMさんが苦労しているようだ.学生達と直接接するTAがいるんだから,このような場合には,細かいことはTAに任せて,教員は包括的なコメントをして,学生もTAも上手く導いてあげればいいものなのだ.が,担当教員は,TAのやり方を頭ごなしに否定して,無責任は事を言うだけ(にしか私には聞こえない).これでは学生も,TAもかわいそうだ.ま~,貧乏くじを引いたと思って,割り切って対応してもらいたい.
2013年6月12日 論文直し完了
と言っても,イタセンMSではなく,B君のイタセン飼育論文のこと.
朝一講義,DNA実習,そして会議,と時間に追われたため,大学での論文直しはほとんどできなかったが,先ほど自宅残業でどうにか完了.もっとも,読み直し自体は既にできていたので,今日はファイルに書き込んでいった.明日,メールで送り返そう.投稿まではもう少しありそうだが,これが完成すれば,ひみラボ論文が1つ増えることになる.
最近はひみラボ活動を活性化させているが,研究関連の成果を公表したものは,決して多くはない.もちろん,今書いているイタセンMS論文はその際たるものであるが,最近はひみラボとは関係ない論文ばかり書いていた.ということで,イタセン飼育論文およびイタセンMS論文が首尾よく行ったら(投稿できたら),次は魚類相論文を書こう.夏休みの日帰り合宿だ.もちろん,他のメンバーの論文書きにも期待だ.
さて明日は,実験指導の合間に,イタセンMS論文を書いていこう.
2013年6月11日 DNA週間初日
今日から3日間,KさんのDNA指導.抽出からPCRまでを行った.が,それと同時に,私は自分の仕事もこなしていた.頼まれていたヤツメ種判別だ.昨日からSQしておいたサンプルと,ダイタミ精製から続きを行い,その後SQしたサンプルとを,どちらもアライメントし,種判別までこぎつけた.もちろん,依頼主がいることなので,詳しいことはかけないが,なかなか興味深い結果が得られた.
この手の依頼は時々ある.これまでサンプルが無かった地域のサンプルを頼まれることもある.そうこうしていると,徐々にではあるが,日本の中のヤツメ事情が見えてくる.許可がもらえるところは,公表したい(論文を書きたい)ところだ.でも論文ネタは山積み.1つ1つこなしていこう.
2013年6月10日 出来るときに,やっておこう
今日は時間を有効利用.特に実験に力を注いだ.
今,2件のヤツメ種判別を依頼されている.そこで今日は,1件目のダイタミ→精製→シーケンス.同時進行で,2件目(今朝サンプルが届いた)の抽出→PCR→SAP→ダイタミ.明日はKさんのDNA実習なので,合間に精製&シーケンスをやりたい.この手の仕事は,出来るときにやっておくに限りる.
実験の他に,イタセンMS論文書きも短期集中.夕方の実質30分だけだったが,イントロの構成練り直しができた.時間があれば,もっと進んだと思われるが,ま~こんなものだろう.
そして自宅残業では,町内会のお仕事はそこそこに,イタセンMS用の論文読み.なんとなく先送りになっていたイタセンミトコン論文をざっと読んだ.ざっと読んだだけで,内容を把握できる程度の論文だった.過去のミトコン論文と我々の先行MS論文を読んでいれば,特段の新鮮味はなかった.
それはそうと,関係者にはメールを出したが,今度の金曜日はヤツメ採り.IKさんの修論がらみだ.兎に角,行くことが重要.ナガモノに会わないことを祈るばかり.
2013年6月9日 北信越魚類研究会が無事閉幕
この週末,ひみラボを舞台に,北信越魚類研究会が開催された.4大学から16名の参加者を得て,研究発表やひみラボカフぇ,そしてエクスカーションなど,盛会のうちに閉幕した.遠くから御参加いただいた皆様,研究会運営に協力してくれた若者達,ありがとうございました.初開催にしては,大成功だったと言っていいだろう.学生個々にも得るものがあったと期待したい.
さて,これで夏前の大きなイベントを終えることができた.ここからは,気分を切り替えて,それぞれの研究や院試の勉強に没頭してもらいたい.私自身もそうだ.しっかりと切り替えて,論文書きや,学生指導に時間を費やしていきたい.ただそれと同時に,今回の研究発表を聞いていて,やっぱり自分自身の新しい研究も進めたいという思いが改めて湧いてきた.特にヤツメゲノム研究.やるべき事は,わかっている.これからは時間を作って,確実に進めていきたい.
さて明日は,最近の月曜日は同じ感じなのだが,何の予定も入っていない.一方,火曜日からはKさんのDNA実習で忙しくなるので,明日はしっかりと時間を有効活用したい.
2013年6月7日 準備万端
明日は,いよいよ北信越魚類研究会.近隣の大学から,多くの参加者が来られることもあり,多いに盛り上がることが期待される.楽しみだ.
ただ,惜しむらくは,私自身が公私共にバタバタとしてしまっているために,十分な準備に参加できないこと.「お仕事」でのあわただしさに加え,想定外のちび介3号の入院.さらに明日の午前中は,ちび介2号の保育園行事...
本来であれば,もっと趣向を凝らして,「富山」「氷見」をアピールするところなのだが...
でも,そんな中でも若者達の頑張りに助けられている.感謝感謝.明日も何かと「使われる」だろうが,そんな中でも研究会を楽しんで,多くのものを得てもらいたい.そもそも,この研究会を開催した目的は2つある.1つはひみラボの活用.そしてもうひとつは,山崎研の若者達に外の世界を知ってもらいたいがためだ.通常は,学会などに参加させるのだが,遠方で開催される学会への参加はなかなか大変.だったら,こっちに来てもらえば良い,ということで,今回の研究会を企画した,という側面は否めない.
当初の期待では,もう少し「卒論生」が来てくれるかと思っていた.そうはならなかったが,それでも修士の学生が多いようだ.気後れせずに,ガンガン交流を深めてもらいたい.
さて,今日やったことといえば,研究会の準備をしたり,ひみラボいったり,投球したり?,病院いったりとバタバタだったが,そんな中で以外にも論文関連が進んだ.当初は,ほぼ丸一日,論文書きに費やす予定だったが,もろもろの事情を勘案して,合間にひみラボへ.ここまでの段階では,論文とは全く向き合えていなかった.その後,病院へ行き,ちび介の面倒見.で,やがてちび介お昼寝,といっても,私の肩の上.そんな状態だったが,B君の論文原稿に目を通し,思いついたコメントを書いていった.そして一通りは,チェック完了.ただ,昨日も書いたとおり,改定案などを多めに示したいので,まだ時間を要するだろう.
それと前後して,イタセンMSに取り組んだ.そして,「結果」まで完成!自宅残業が功を奏した.次は考察とイントロだ.
2013年6月6日 もこもこ調査延期
今朝,ちび介3号が発熱のため,入院してしまった.同居人も付き添うため,当面は1号・2号の面倒は私がみることに.私自身,普段から家事を一通りこなすため,日常生活には,ほとんど影響がない.が,送り迎えの時間が決まっているため,遠出の調査などができない.ということで,明日のもこもこ鳥調査は延期にさせてもらった.私自身は体調も万全だったし,行きたかった.何より,土曜日の研究会の「つかみ」として,『昨日は立山にいました』という挨拶を考えていたのだが,使えなくなってしまった.でもそれよりも,調査に協力してくれる方々に迷惑をかけたことをお詫びしたい.なるべくはやく,次回調査を実施しよう.
ちなみに,週末の北信越魚類研究会は,予定通り実施だ.ただ,我が家のちび介たちも参加させてもらうことになるだろう.
結果的に,今日と明日,ぽっかりと時間ができた.ということで,多少拘束された時間はあったが,それ以外はイタセンMS論文と向き合った.そして,データ解析および図表作成,さらにはマテメソ書きが完成.明日は結果を仕上げ,考察の流れを再確認しておきたい.まだまだ読まなければならない論文は山積みだが,ネタ論文は概ね押さえた.自宅残業も含めて,来週中には粗方仕上げたい.そして次の週に見直して,共著者へ,といければいいのだが...
これに加えて,5限目の基礎ゼミの時間に,学生主体で調べ物や話し合いをしているのを横目に見ながら,B君の論文原稿に目を通した.日本語の論文だと,こういう時間を活用できる.イントロとマテメソを読んだが,まだまだ改善の余地がありそうだ.ただ,どのように手を加えるかが考えどころ.つまり,これが卒論や修論だったら,問題の箇所だけ指摘して,改定案を敢えて示さずに,本人に考えさせるだろう.ただ,職持ちB君にとって,論文に取り組む時間は限られているだろう.そんな中で,いつまでも「指摘」だけでは,なかなか先に進まない.ということで,もちろんすべてを書くわけではないが,ある程度の改定案は書き加えようかと思う.ただ,その分だけ時間がかかるので,そのつもりで.
ということで,来週は2報同時進行になりそうだ.でも実験もやっていこう.来週はKさんのDNA実習だ.
2013年6月5日 少しは追いついた?
朝一講義,午後は入試業務.今日も拘束時間が長い,,,と思っていたのだが,午後のお仕事が予想以上に速く終わった.そして,ここ最近,研究会準備やら,実験指導やら,町内会取りまとめやらをやっていたため,あらかたの仕事が片付いていたことが判明.ということで,細かな仕事は先送りして,イタセンMSのデータ解析に勤しんだ.その結果,一部自宅残業に引き継いだが,予定していたほぼすべての解析をこなすことができた.ただ,解析を進めるなかで,新たなプログラムを使っての解析などに興味がいったが,深入りすると切が無いので,予定通りで終えることに.
といっても,1つだけ,やりかけの解析がある.それはweb上でデータを送信して,メールで解析結果をもらうというもの.ただこれがやっかいで,返事が来るまでに3-4日かかる.おまけに,先週試した時には,返事をみると「データファイルにミスがある」とかで,全く結果が出ていなかった.一応,対策はしたものの,上手くいくかはわからないままに,データを送信.どんな結果が来ることやら.
何はともあれ,イタセンMSのデータ解析はほぼ終了.自宅残業では表まとめを行った.結果自体は悪くない.言いたいことも方向性がまとまっている.あとは本文を書いていくだけだ.
それともうひとつ.昨日届いたB君の論文原稿.今日の夜,町内会の会合があった.私が召集した会合だったので,会場準備の関係もあり,30分前に会場到着(と言っても自宅目の前の公民館).時間があるから,論文原稿を読みながら,メンバーが集まるのを待とう,と思っていたのだが,会場準備をしているときに,早くもメンバーが来てしまった.ということで,今夜も読めず.う~,早く自他の論文書き&読み合宿を開催したい.
2013年6月4日 追いつかない
今日も朝から,講義,実験指導,研究会準備,学生指導,会議,そして自宅残業の町内会業務,延々と続いた.やるべき仕事が取り残されている.結局今日はイタセンMS論文関連は全く進まず.そうこうしていたら,B君からイタセン飼育論文の改訂稿が送られてきた.
確かに忙しい,だが,研究活動の中で,私が最も嫌うのは言い訳.忙しいから論文が書けないとか,忙しいから学生の面倒を見られないとか,いうことを時々聞く.これは単なる言い訳だろう.私はこんなことは言いたくない.だから滅多に言わない.が,口にはしないが,実行してしてしまう.困ったものだ.
これも完全なる言い訳なのだろうが,論文書きには波がある.どんなに忙しいときであっても,たった30分の「波」に乗れば,論文書きがはかどることもある.『(論文書きの神様が)降りてくる』と表現することもある.一度波に乗ると,その後しばらくは論文書きが進む.が,いつ「波」がやってくるかはわからない.そして最近は,,,凪ぎだ...
2013年6月3日 DNA実験指導
山崎研4年生二人を相手に,ダイタミとSQを教えた.残すは明日,アライメントを教えれば,シーケンス関連の基礎的な実験指導は完了だ.
これで一息,とはいかない.最近はバタバタが続き,本腰を入れて物事に取り組めていないのが現状だ.公私共にやることが多すぎる.
そのうちの一大イベントとなる北信越魚類研究会は今週末開催だ.昨日申し込みが締め切られ,参加者は合計16名であったが,それでも4大学から集まってくれた.初めての開催で,右も左もわからない状態なので,勝手知ったる?仲間達が集まる方が,都合がいいかも.少人数であることを活かし,全体で,中身の濃い話し合いにしていきた.
でもその前日は,もこもこ鳥調査.天気はいいみたいなので,実施だろう.体力,体調の管理が大切だ.
さて,明日も朝から夕方まで,講義・会議などなどが目白押し.でもそろそろ,論文書きをしっかりと進めていきたい.先ほどの自宅残業で,残されたデータ解析をまとめることができた.1日あれば対応できそうなのだが,なかなかその時間が取れない.ただ結果をまってばかりでは先に進まないので,考察などにもしっかりと向き合っていきたいものだ.でもなかなかその時間が...
2013年5月30日 明けても暮れても,,,
今日も朝から「お仕事」が目白押し.まずは,Kさんとの研究打ち合わせ.これは建設的で良かった.サンプル採集の目処がついたので,後は実験,そして手早く論文化.今年中の投稿が現実的だ.論文書きは,だらだらと時間をかければいいというものではない.書ける時(『今でしょ!』)に,しっかり書いてしまおう.
その後は,目先の仕事に取り掛かるも,山積み.途中に会議をはさんだこともあるのだが,当面の仕事が終わったのが昼過ぎ.そしてここからが,本日のメインイベント.イベントの計画練りだ.
お仕事時間にやったことは,北信越魚類研究会の準備.細かな流れを確認し,学生向けの配布資料を作成.明日,ひみラボで打ち合わせをしたい(もちろん,英語のお勉強も!).加えて,当日用のスライド作りを少し.が,すべてが終わる前に5限目の講義へ.
そして今夜の自宅残業は,,,これまたイベントの計画練り.町内会の体育委員の仕事だ.今の時期,週末のスポーツイベントが盛りだくさん.何が大変かと言えば,メンバー集めやら,打ち上げやら.準備も大変なのだが,私(委員長様!!)の役割は,準備の段取りや調整をすること.この手の仕事をやることは少なかったので,兎に角大変.『論文書いている方が,楽だぜ~』と強がってみたくなる.もっとも,町内の人も概ね協力的だし,つながりを持つこと自体は悪いことではないので,何事も前向きに捉えている.ただ,そうすればそうするだけ,仕事が増えていくのだが...
2013年5月29日 忙しいながらも...
朝一の講義,午後の講習会,夕方の会議.拘束時間が長かった.だが合間合間も有効利用.昼飯前には,Tさんの実験指導を兼ねて,昨日行った頼まれ仕事(ヤツメの種判別)のPCR結果確認のための電気泳動を行った.また講習会後には,イタセンMS論文用のデータ解析.
このデータ解析が,(ようやく)あと一歩のところまできた.今日はNeの解析.手計算やら,以前に使ったプログラムやら,新規のプログラムやら,同時進行で取り組んだ.上手くいかない解析には,ファイル形式の修正を加えながら,どうにか結果を得ることができている.これ以外にも血縁度の統計処理が残っている.出来れば今週中(実質的に明日)に終わらせてしまいたい.自宅残業では,Neのマテメソ書きを完了.確実に進んでいる.とはいえ,予定よりも1週間以上遅れている.6月中の初稿完成はまず無理.来週ももろもろの予定が入ってしまっているが,どうにか仕上げていきたい.
さて来週と言えば,いよいよ北信越魚類研究会が開催だ.今日,最初の申し込みがあった.大まかな流れは既に考えてあるが,具体的なことを取りまとめていきたい.というのも,研究会前日に,もこもこ調査が入ってしまった.早め早めの準備と学生への指示が必要だ.
ところで,今回の参加費は,職持ち4000円,学生・院生は2000円となっている.お手伝いしてくれる学生は免除,という考えもなくはないが,今回は敢えて,『自腹』で支払ってもらいたい.理由は以下の通り:
・研究会として,しっかりと会計処理するため,「お手伝いは免除」とかのあやふやなことはできない.
・参加費は実質的に懇親会費(BBQの食材と飲み物)なので,自分で食べるものは自分で払うのが原則.
・自腹なので,支払った分,しっかり元を取ろうと頑張ることを期待.つまり,授業料の意味合いもある.
ってな理由だ.もちろん,集めたお金はほぼすべて,BBQに使われるので,そちらでもしっかりと元をとってもらいたい.
2013年5月27日 疲労蓄積?
土曜日は,多くの現役&OBOGが集まってくれて,とても盛り上がった.初?デザートもまずまず?の評判だったようだ.また今度開催しよう.
ただその一方で,週末週明けに体調不良の学生もちらほら.実はかく言う私も,疲労が蓄積している.思い起こせば,昨冬から体調不良で寝込んでいない.毎年年末から年度末の間に,一度は風邪を引く.その一方で,忙しい時は風邪を引かないものだが,今年はそんな状態で,ずるずると今に至っている.が,最近は疲労が溜まる状況が多い.特にこの木曜日(合同調査),金曜日(ひみラボで走りこみ),土曜日(子供の運動会),日曜日(釣り)と,日光を浴びすぎたようだ.日焼けして風呂にはいるとひりひりする状態が今日も続いている.加えて,町内会の慣れない仕事が負担となり,真理的な負担も...これはそろそろ寝込む時期か!と思っていたのだが,今は,,,
すっかり元気になりました!
今日は諸々の理由で,少し早めに帰宅できたこともあり,町内会めぐりと電話かけまくりで,お仕事が大方片付いた.これですっかり気が楽になり,気づけば体調もまずまず.こうみると,私は結構単純(気分屋)なところがあることがわかる.あるいは忙しい時は風邪をひかない(ひけない)ものだ.そんな状態が続いているのかもしれない.
ということで,今夜もしっかり自宅残業.イタセンMSを少し.確実にデータ解析を進めている.今月中の初稿完成は無理としても,来月上旬,いくら遅くても中旬までには仕上げていきたい.そして明日は,,,成り行きに任せよう.
2013年5月24日 準備着々
先ほど,明日の山崎宅飲みの準備をした.デザート作りだ.公約通り「レアチーズケーキ」を作った.初めて作ったが,試食した同居人によると,まずまずとのこと.ただし,予想よりも分量が少ない.明日は一人一口かも.
それはそうと,明日の飲み物買出し時に,以下のものを買ってきてもらえると助かる.
・イワシ(新鮮なものがあれば)
・100%パイナップルジュース(小さい紙パック)
以上,よろしく!
2013年5月22日 お疲れ様!!!
他学科学生向けの実験が終わった.手伝ってくれた若者達,何はともあれ,お疲れ様でした.
ま~,言いたい事は山ほどあるだろうが,こんなものだ.割り切って考えることが大切.もちろん,『人の振り見て,我が振り直せ』と言う言葉も忘れないように.ちなみに,実験の後半で,結果の解説を行った.様々なサンプルから得たDNA量についての説明だ.はっきり行って,レポートで書くべきことのほとんどを話したと思う.このようなやり方には賛否があるだろう.つまり,結果の意味を解釈したり,説明したりすることは,本来は受講学生がレポートでまとめることだ.しかし,それを今日は敢えて説明した.その理由は,冒頭のことに通じる.つまり,こちらの本来の意図は,結果の解釈をするために,様々な資料を調べて,レポートでまとめてもらいたい.が,例年,この実験に参加する学生は,大して調べもせずに,レポートを書く.もちろん,わからないことは,わからないままに,書く...さすがにそれでは,なんの意味もない.そして,この実験を受けた意味が全く無くなる.そのような状況に比べれば,まだマシ,という考えから,講義中での解説を行った.少なくとも,講義の中で,こちらから情報・知識の提供は行ったわけだ.もちろん,それをどのように受け止め,どのように活用するかは,学生次第だ.ただ,言える事は,今回のような実験に真面目に取り組まなかったり,何も得ようとしないのであれば,それはその学生が損をするだけ,自分の時間を無意味に費やしただけだ.そして当然ながら,そのことに対して,我々が責任を負う必要はない.
さて,それ以外に今日行ったことと言えば,朝一の基礎生態学の講義.それと合間合間に,イタセンMS論文直しを行った.短時間ではなったが,結構有効活用できたと思う.特に,やるべき解析について,まとめることができた.で,残るはNeなのだが,これがなかなか,多くの解析をする必要がありそうだ.文献を調べてみると,私の大好きな?異なる時間スケールにおけるNeなるものを算出することが必要らしい.つまり,1つのプログラムでNeを算出するだけでは,その妥当性がわからないので,異なるアルゴリズムにより成り立つ複数のプログラムで解析することにより,多角的に結果の妥当性を検証するようだ.ということで,やるべきことが盛りだくさんになった.でも,やるべきことを明確にできたと思えば,前進といえる.今週は,この先忙しそうだが,なんとか今月中に解析を終わらせ,文章書きもいいところまでいきたいものだ.
ということで,今夜も自宅残業は論文書き,と思ったのだが,町内会のお仕事をやることになった.これが案外と時間を要する.ま~初めてのことなので仕方がないが,ある意味「地域貢献?」なので,しっかりやろう.
2013年5月21日 ひみラボで,まったり?
朝一の講義の後,Tさんのゼミ要旨のチェックとちょっとしたお仕事を終わらせた後,ひみラボへ向かった.主な目的は,様子見,といったところ.今週から始まったタナゴ調査を視察と指導だ.調査・計測事態は問題なく進んでいるようだった.捕獲した魚を短時間で処理する術を見つけ出すことが,今後の課題となるだろう.データ採りにおいては,「沢山の個体を扱うほど良いデータが得られる」ことと,「沢山の個体を扱うほど作業に時間を要する(その結果,調査全体が続かなくなったり,個体への負担が増す)」こととのトレードオフが成り立つ.見たところ,当初の計画の半分の捕獲努力でも,十分な結果が得られそうだ.当面はその方向で.
さて,そんな作業をする若者達を傍目に見ながら,私はわが道を進んだ.まずは恒例の山登り特訓.毎回,グラウンド5週と,校門前の坂道を5往復している.回を重ねる毎に,体が仕上がってきたのか,駆け足での坂道往復も3回までは出来るようになった.それもはじめた頃と比べれば,格段にスピードが上がっている.もっとも,残り2往復は,毎回歩いている.なぜならば,山登り(調査)の際に,駆け回ることはほとんどない.それよりも疲れた体で昇り降りを続けることになるので,その練習のために,いつも歩いている.もっとも,練習なので負荷をかけるために,大また歩き.何はともあれ,今の好調を維持しながら,山調査を進めて行きたい.
もちろんひみラボでは,走っていただけではない.その後は,研究計画練り.タナゴの話を練り直そうと思っていたのだが,ふとしたきっかけから,ヤツメ調査において,ナイスな計画を思いついた.多少負担が大きいが,これをやれば,タナゴのように,生物と人の活動とのつながりを捕らえる研究の展開が可能となる.地域の生活が生物を守る,という視点で,山のヤツメ,里のタナゴ,の二本立てで,話が展開できるかも.
そのほか,ひみラボ&自宅残業で,イタセンMS書きを再開させた.今日はマテメソ部分の5行程度を書き足した.追加解析はそこまで必要なさそうなので,早め早めに原稿を仕上げていこう.
2013年5月20日 ばたばたとスタート
まずは,山崎研メンバーに緊急指令:『ゼミ論を探しておくこと!』
ゼミ論の基準はいつもの通り:5年以内に発表されたもの.筆頭著者が日本人ではない.英語で書かれたもの.そして,自分の研究に直結したもの.
4年生はこの限りでない.そして,私からゼミ論を渡す.他のメンバーは各自で探すこと.そしてもちろん,しっかり読んでおくこと.
さて,月曜日は講義がない.が,先週ばたばたと過ごし,今週もやること盛りだくさんのため,あわただしく過ごした.まずは,若者達の研究確認.当面の方向性を見直した.ひみラボ組みの動きが盛んだ.予想を良い意味で裏切る方向で進んでいるため,こちらも改めての計画見直しを行った.
続いて事務仕事.書類まとめやら,明日の講義準備やら,水曜日の学生実験準備やら.その後は,これから本格化するであろうDNA実験に備えて,フリーザーの整理をした.結果,トレーが2つも開いた.有効活用しよう.
といったところで,大学での時間は終了.続いて自宅残業.イタセンMS論文草稿の読み直しを行った.不足データの探索が主目的であったが,そこそこまとまっているようだ.有効集団サイズについて,少しだけ足しておく必要があるかも.そしてその先は,何と言っても文章書き.特に引用文献が少なすぎる.最近の動向をチェックして,早め早めに書き進めていこう.
2013年5月18日 なんだかんだで...
いろんなことがあった一週間.疲れた.この週末になって,どっと疲れが出てきた.と言いながら,真夜中の書き込み.
今週の出来事で言えば,やはり一番の大事は,立山調査.これが決まった時は,まだまだ日程的に余裕があると思っていたが,あっという間に時は流れ,幸いにして無事に調査終了.思えば,この数週間,常に頭の中をこの調査のことが占めていた.もちろん,非常に貴重な経験をした.って,過去形ではないのだが(調査はまだまだ続く...)...
一方,私生活では,町内会活動にも積極的に関与.実質的な体育委員長を拝命.思い起こせば,高校2年生のときに,くじ引きで体育係をやることに決まった時の心境に似ている.と言っても,町内会のお仕事としては,「取りまとめ」の役割が大きい.と言うことで,今更ながら,連絡手段として携帯(スマホ)電話を頻用することになりそうだ.当面,私への電話が通じやすいかも.
話は飛び飛びだが,今週を締めくくる今日は,1年生向け施設研修.魚津水族館へ行ってきた.もちろんこれも,疲労蓄積の一因.魚津水族館がリニューアルしてから,一回もプライベートでは行っていない.が,お仕事では3回目.
それもそうだが,今日疲れが溜まっている別の原因は,朝から保育園の草むしりに行ったこと.ま~草むしり自体は別に問題ないのだが,今はほとんど知っている人がいないので,独り黙々と鎌を振るった.が,そんな私に声をかけてきた人がいた.何と,山崎研初代学生のM君.もちろん,以前から同じ保育園に子供が通っていることは知っていたが,ここで会うことは予想していなかた.で,唐突ではあったが,来週の山崎宅飲みに誘っておいた.参加を前向きに考えてくれたようなので,スペシャルゲスト,ということで,初期の山崎研の様子を聞く良い機会になるかも.
2013年5月16日 もこもこ,なう!
なう,と言っても昼間の話.無事に1回目の立山調査を終えることができた.途中の登りで苦労はしたが,それなりに乗り切ることができた.
で,もこもこ遭遇頻度が,予想以上に高かった.
まずは,雪原に出て,カンジキを履いて,いざ出発,と顔を上げたら,もこもこ鳥が歩いていた.その個体を追いかけていたら,泣き声が聞こえて,別方向にも一羽.さらに場所を移動すると,つがいやら,見張り雄やら,かなりの頻度で遭遇.もちろん,専門家に案内をお願いしていたこともあるのだが,一般登山道からも,結構見えていた.そしてお目当ての「落し物」も多数GET!初回にしては,成果は大きかった.今後も,無理ない範囲で,やっていこう.
そして,大学に戻って,一仕事した後,町内会の会合へ.ここで,晴れて?新たな肩書きをいただいた.だが,会合の後半になると,朝から動きっぱなしだったこともあり,もはや思考停止.とりあえず,資料だけもらったので,対応については,今後考えよう.
明日は,予定通りにひみラボへ.ちゃんと起きられるだろうか?
2013年5月15日 準備万端
もこもこ鳥調査が明日に決まった.天気が気になっていたが,問題なさそうだ.多少寒いみたいだが,端からそのつもりで準備をしているので,影響はないだろう.物品準備も,想定できるところは終わらせた.何だかんだで,リュックがいっぱいになってしまったが,大した重さにはならない.以前,奥黒部にイワナ調査に行ったときは,80Lのリュックに,投網を始めとした調査道具を入れて,山の昇り降りをした.それに比べれば,未だマシ.それに,当時も大して体力が無かったので,むしろ今の方が状態はいいかも.何はともあれ,無事に調査を終えることを第一に考えよう.
ところで,準備が終わった後,いつものことながら明日のことばかりを考えて仕事が手につかなかったが,それでも帰宅間際の30分だけ,イタセンMS論文読みなおしに集中できた.とりあえず,草稿のイントロを読み直したのだが,実に粗い文章であることが明白に.ま~,それがわかるだけマシ.順次直していきたい.そして何よりも,未だにデータが出揃っていない.追加解析が終わっていないのだ.ということで,来週は,しっかり原稿を読み直して,兎にも角にも解析を終わらせ,図表を完成させてしまうことを目標にしたい.そして次の週に原稿と真剣に格闘しよう.あわよくば,6月中に初稿を仕上げたい.その後は,少し寝かせてから読み直しを続け,問題がなければ共著者へ渡そう.
さて,今夜はお酒もほどほどに,明日に備えよう.
2013年5月14日 無尾両生類!?
サンショウウオは,生まれてすぐの幼生は尾を持つが,やがて尾が無くなるので,無尾両生類に分類される...というのはもちろんウソ.例外があるかは知らないが,一般にサンショウウオは成体になっても尾を持つので,有尾両生類だ.しかし,ひみラボには『無尾』のサンショウウオがいる.と言うか,今日,沢山の無尾サンショウウオを生み出してしまった.つまり,DNA用サンプルとして,幼生の尾の先端を切り取っていった.が,これがなかなか難しく,先端を少しだけ切り取るつもりでも,サンショウウオが動き回るため,手元が狂い,ざっくり尾の付け根から切り取ってしまうことがある.これまでのところ,死亡個体数の目立った増加は無いし,時間とともに再生されていくことも確認されている.一応は安心しているのだが,野生に戻ったときに,どうなることか.数年後,ひみラボ近効に,「無尾」のサンショウウオが大挙して産卵に訪れないことを祈りたい.
2013年5月13日 準備着々
まもなくもこもこ鳥調査.今日も準備を続けた.もっぱら卒論のTさんが試薬やら,器具やらの準備.私もいろいろな状況をシミュレートして,様々な状況に対処できるようにイメージを膨らませた.
シミュレートといえば,あと1ヶ月を切った「北信越魚類研究会(仮称)」についても,流れなどを考えた.参加者はどれくらいかは未定だが,とりあえず20名と想定して,発表時間から,購入する肉の量まで考えてみた.今後,みんなからも意見をもらいながら,準備を進めていきたい.
ところで,先週末は,のんびり釣りをやって過ごすはずだったのだが,,,土曜日になって,急遽町内会のバトミントン大会に参加することとなった.今年,私は体育委員をやっていることもあり,またこの手のイベントは嫌いではないこともあり,土曜夜の練習から参加.そして日曜朝の本番へ.当初の予定では,私は補欠だったのだが,結局2試合に出してもらえた.が,どちらも敗退.ま~こんなものでしょう.ちなみに,月末にはソフトボール大会もあるらしい.そして,結構な頻度でイベントがある.さらには,もろもろの事情で,取りまとめ役的なことをやることになるかも.今年は何かと,忙しそうだ.
でもその一方で,今日,M1の「魚」組の二人と当面の調査について打ち合わせをしたのだが,なかなか積極的に動いているようだ.これは頼もしい限り.私も水陸四足やら,もこもこ鳥やらでばたばたするが,出来る限り魚組の調査も手伝いたい.何はともあれ,怪我をしないように,取り組んでもらいたい.
2013年5月9日 久々,,,
講義が無かったので,ゆっくりと一日を過ごした.ゆっくりと言っても,やることはやった.要旨チェックや「英語で学ぶ生物多様性」などの学生指導から,科研費報告書の修正と提出,北信越魚類研究会(仮称)の再案内,もこもこ鳥の調査計画練り,基礎セミナーや会議などなど,盛りだくさんではあった.が,やはりまったりとしていたのだろう,調査計画をだらだらやってしまい,完成したのは自宅残業.それでも大まかな流れはイメージできた.明日か月曜日にでも打ち合わせをして,早めに調査物品の準備をしておこう.
一方で,イタセンMS論文が手付かず.今日の午後に時間を作って,再出発しようと思ったのだが,上記の通りダラダラ...ただ,『よからぬ計画』をたくらんでおり,その柱となるのがこの論文だ.計画実行から逆算すると,どんなに遅くても7月上旬には投稿しなければならない.となると,5月中,遅くとも6月上旬には初稿の完成が求められる.あと一ヶ月だ.ばたばたするが,やることはやってしまおう...明日から.
ところで,25日のお疲れ様会のメニューの一部を「催し関連」に掲載.まだまだリクエスト募集中!OBOGが多数参加とのことで,盛り上がりそうだ!
2013年5月8日 お買い物
今日も暇無し.1限目は基礎生態学の講義,午後は会議.その合間は,もこもこ鳥調査の申請書類作成.そして,科研費報告書の作成.まだすべての仕事が終わったわけではない.明日も続けよう.
そして夕方,もこもこ鳥調査のための私物のお買い物に出かけた.山の上はまだまだ寒いようだ.我々も負けじともこもこした方がいいようだ.経験的に,野外調査で寒い思いをすると大変だ.特に今回は,一歩間違えば大事になる.暑いくらいに着込み,暑ければ脱げば良い,という方針でいこう.
明日は木曜日.5限目に講義があるため,遠出ができない.一日中大学にいることになりそうだ.そのためお仕事の時間があるので,やるべきことはしっかりやっておこう.もちろん,英語のお勉強もある.それから最近は,若者達の研究計画を考える時間を持てている(特に自宅残業で).どの研究も,私の目からみれば,いくらでもアピール点があるし,いくらでも発展の余地がある.だから,いろいろと考えてもらいたいのだが,それと同時に,考えすぎると肝心なことを見落としてしまうことがある.まずはしっかりと目の前のデータ(基礎データ)を得ることに集中して,その上で,発展的なデータをとったり,解析をしたりすること考えてもらいたい.
さて,もちろんデータ採りの先には論文書きが待っている.そろそろ,イタセンMS論文を再開しよう.
2013年5月7日 ひま無し
GW明けにしてはハードだった.1限目に進化生態学の講義,2限目は会議,その後,昼飯を食べながらゼミ要旨を直し,氷見へ.ひみラボで一息入れた後は,氷見高校で講演&生徒さんたちと座談会.その後は再びひみラボへ戻り,サンショウウオのお手伝いを少し.
自宅残業は軽く流そうか,とも思ったのだが,案外筆(タイピング)が進んだので,結果的に仕事時間が長引いた.その中で,科研費報告書の下書きもできたこともあり,今になってようやく,5月上旬にやるべきことに追いついた,と言ったところ
また今日はこれ以外にも,もこもこ鳥の調査許可のために,環境省の人と電話で打ち合わせ.対応について指示をもらい,あとは手続き(書類での申請)をするだけ.自宅残業では準備するものなどをリストアップしていった.早ければ,明日の会議が終わった夕方にでも,必要物品の購入に行こう.
2013年5月6日 GW終了
体力維持に専念した,というか,毎日体力を良い具合に使って過ごした.
中でも「草刈」に目覚めた.というか,ひたすら草刈の日々.ついに草刈機を買ってしまった.「芝刈」ではなく「草刈」である点がポイント.肩からかついで,先端で歯が回転して,草を刈る機械だ.さすがに家庭用ということで電動のものにしたが,なかなか重労働.しっかり抑えていないと,刈りすぎる.これを使って,伸びきった芝を刈り込んでいった.結果的には芝丈が不揃いではあるが,まずまずすっきりした.早くも夏が来たって感じ.
一方,お仕事はと言うと,ほぼ毎晩,それなりにやっていた.が,それなり.明日からしっかりと取り組もう.と思ったら,明日は朝から講義,会議,講演.復帰初日から,ハードな一日になりそうだ.時間があれば,ひみラボで鰭切りを手伝おう.
2013年5月2日 締め切り仕事を片付けた
学生実験が無いとすごく楽,久々そんなことを実感した.午前中の英語のお勉強,夕方の基礎ゼミはあったが,それ以外を自分のお仕事に費やすことができた.
まず取り掛かったのが助成金申請,と思ったら,諸事情があって,別口での申請に.もちろん,ひみラボがらみだ.私に研究費が入らなくても,ひみラボが理学部内で認知され,活性化されればそれでいい.
続いて,GW明けの氷見高校でのプレゼン作り.昨年と全く同じでいいかと思っていたが,いざ見直してみると,メッセージが伝わりづらい内容になっていることが判明.ということで,昼飯前後にスライドを作りなおし,並べなおした.これで随分と良くなったはず.
合間に事務対応.これも前々から気になっていたことだが,対応完了ですっきり.
最後はB君の論文原稿チェック.基礎ゼミでの内職と自宅残業で読み終えた.マテメソと結果はすっきりとしているのだが,イントロと考察がまだまだ.コメントをデータファイルに書き込むのは明日以降.返却はGW明けになる.もしそれよりも早くの返却を希望する場合は,kawayatsumeあgmail.com宛に,メール送付先を連絡してもらいたい.
論文チェックが終わったので,GW中のお仕事としては,科研費の報告書&今年度計画練り,そしてもこもこ鳥の計画まとめだ.気がつけば,2週間後には山の上だ.それまでに準備しておくことは多い.兎に角,登ってみないとわからないこともあるが,想定できる準備はしっかりとやっておこう.【備忘録:大学への実習登録】
そういえば,恒例の学生実習お疲れ様会が5月25日に決まった.OBOGもぜひ参加を.メニューのリクエスト募集中.ご飯物は「四合オムライス」か「手作りミートソースパスタ」のどちらか.人気投票?で決めたい.もっとも,「両方食べたい!」にも投票可能.
2013年5月1日 鰭切り
今から10年くらい前になるだろうか,富山大学に来て,本格的なヤツメ研究を始めた頃,つきに1度,数百匹のヤツメを捕獲してきては,計測,マーキング,そして鰭切りを一人で行っていた.ヤツメが元気な状態で再放流することが前提であったため,採集した「その日」にすべてを終わらせる必要があり,時には夜中の2時,3時まで作業をしていたものだ.で,今日は久々の鰭切り.さすがに夜中まで作業はしていないが,久々に終わりの見えない作業を行った感じ.対象はサンショウウオ幼生だ.Izさんの修論研究のお手伝いだ.楽な作業ではないが,このような地道な作業こそが,研究の第一歩であり,山崎研が行う研究の「本質」と言えるかもしれない.そういう点では,初心に戻った気分だった.だが,短時間でこなす数としては,ヤツメの時とは桁違い.1日2日で終わる作業ではない.かといって,長引かせるのも良くない.GW中は仕方が無いが,それが終わったら,ひみラボ通いをして,出来る限り早期に鰭切り作業を終わらせよう.でも,忘れてはならないことは,この作業はあくまでもスタートだ.この後,ひたすらDNA解析が,,,
その他にやったことと言えば,合間合間に研究費申請書類書き.自宅残業でどうにか完成.加えて,GW明けに氷見高校で行うプレゼンのファイル作り.といっても,こちらは昨年とほぼ同様だ.GW中に手を加えて,しっくりくるものに仕上げていこう.
さて,明日は基礎ゼミだけ.と言いたいところだが,締め切り仕事が多い.なんだかんだであっという間に過ぎそうだ.頑張って乗り切って,すっきりとGWを迎えよう!
2013年4月30日 お疲れ様でした.
4月が終わろうとしている.そして今日,学生実習が終わった.何はともあれ,手伝ってくれた山崎研メンバー,お疲れ様でした.お陰で今年も無事に終えることができた.
今年の3年生はと言えば,,,良いも悪いも,思ったほど「面白み」が無かった,というところだろうか.印象に残る学生がほとんどいなかった.と言っても,研究室配属の際のブラックリストは,例年通りできている.もちろん,研究室配属(ずいぶん先の話だが)で一番重要なのは,個別面談なのだが.何はともあれ,終わったことだ.
終わったと言えば,前回書いた通り,イタセンMSの草稿書きが終わった.そして今日,カワ淘汰論文のゲラ(初校)が送られてきたので,修正・返送.これで,カワ淘汰論文について,私がやることは終わった.
が,終わったものがあると同時に,次なるものが始まった.GW前後にやるべきことを列記しておこう.
・研究費申請
・B君の論文原稿チェック
・もこもこ鳥計画・準備
・カワ淘汰の科研費報告書書きと,今年度の計画練り
・ひみラボ活用計画練り
そして,
・山崎研メンバーの指導本格化!
と言ったところ.1つ1つ手早く,確実に,そして発展的に進めていきたい.
そして明日は,気分転換?のひみラボ活動.もろもろ,頑張ろう.
2013年4月28日 草稿完成!
ということにしたい.イタセンパラMS論文だ.この週末も,夜な夜な自宅残業で書き続けていた.そして先ほど,一通り書き上げた.と言っても,あくまで「草稿」.今後書き足す部分や考察すべき内容などは山積み.解析も追加が必要かもしれない.他の生物の事例を引用する必要がある,,,などなど課題は多いが,曲りなりにも「たたき台」が出来た.イントロが1.5ページ,考察が2.5ページ.今の段階ではまずまずの分量だろう.この後,しばらく寝かす.と言っても,寝かすほど煮詰めていないのだが,気分転換も兼ねて,卒業生のB君が書いた論文原稿に目を通そう.こちらは連休明けには返却したいところだが...良いも悪いも内容次第で返却時間はずれるかも.その後,イタセンMSを再開し,初稿を目指すことになる.あまりだらだらやりたくないので,1ヶ月を目処に仕上げたいところだ.ただ,4月いっぱいで学生自習が終わるので,自他のDNA実験を本格化させたい.またもや,論文書きは自宅残業が中心になるのだろうか.
ところで,今日は朝から神輿を担いだ.町内会イベントの子供神輿だ.当初はちび介たちの付き添いで行ったのだが,途中で人手(若手?)が足りなく,一緒に『ワッショイ・ワッショイ』をやることに.今時の神輿は,移動中はリヤカーに乗せるため,大して苦労はしない.ワッショイをやるときも,大人が数人いるので,大したことはない...と思っていたのだが,3時間くらい練り歩き,終わった頃には腕がパンパン.ちび介3号を持ち上げることすらぎこちなかった.おまけに午後は畑仕事.ひたすら鍬を振るった.ということで,明日の朝が心配だ.釣りの予定だが,竿を振れるだろうか?
2013年4月25日 あわただしい日々
昨日今日と,急にあわただしくなった気がする.授業や実習はそこそこなのだが,何と言っても論文(草稿だが)書きが佳境を迎えている.これが全く筆が進まないのであれば,あわただしくはならない.ところが,最近は調子がいいので,筆が進む.進みすぎる.そのため,時間がいくらあっても足りない.そしてゴールが見えてきた.草稿で書くべきことの日本語下書きはできたといっていいい.それを英語に直す作業を今日も進めたのだが,特に考察のところで時間がかかる.つまり,下書きを英語にすれば言いだけなのだが,調子が良い分,文章構成にまで頭が回る.その結果,下書き日本語では不十分であることに気づき,構成練りまで始めてしまう.結果的に良い文章が書けるのだが,進み具合はイマイチ.あわよくば明日の昼までには完成させようかとも思っていたが,まだまだ時間を要しそうだ.この連休を有効活用して,月末締め切りに間に合わせよう.
月末締め切りと言えば,昨年度の学長裁量経費の報告書がある.と思っていたのだが,学部内締め切りは24日.つまり過ぎてしまった.ということで,今日は大急ぎで書き始めた.もちろん,報告書の内容自体は問題ないのだが,文章にするのは苦労する.明日中に仕上げて,提出してしまおう.
そして今夜,もこもこ鳥の調査打ち合わせを行った.担当するTさんを交えて,立山でもこもこ鳥調査を長年続けてこられている方々から貴重なお話をいただき,かつ調査に御協力いただけることが決まった.話を聞いていると,俄然面白くなってきた.初の現地調査は来月中旬.それに向けて,研究計画を具体化させていきたい!と思うのだが,計画を練る時間がない.これも連休中に気分転換として行っていこう.
そんなこんなで,5月になってもあわただしさは続きそう,というよりも加速しそうだ.体調管理だけはしっかりとして,乗り越えていこう!
2013年4月23日 SPSS
いつの間にか,日付が6文字略号で標記されていたので,元に戻した.
さて,今日も講義・実習と続いたが,幸い(意図的?)にして実験は早く終わったので,残りの時間を論文書きに費やした.内容は昨日の続き.昨日,図を作ったのだが,議論の価値を深めるために,データを統計処理した.そこで登場したのが,知る人ぞ知る,というか,超メジャーな統計ソフトSPSSだ.久しぶりの利用.ということで,悪戦苦闘したが,どうにかこちらが欲する統計ができそうだ.結果もまずまず.
自宅残業は,こちらも昨夜同様にイントロ書き,そして考察も一部書いた.行数にすると10行程度.ま~こんなものだろう.
ちなみに,草稿とよく言うが,ここで言う草稿とは,あくまでも個人的なひとつの区切りでしかない.つまり,共著者に見せる段階ではなく,あくまで自分の中の位置づけ.ただ,論文執筆においては,意義のある途中段階だ.ちなみに,その後手を加えて,共著者に意見をもらう「初稿」へと続く(はず).継続が大切,と言いながらも,締め切りは迫る.明日の夕方も時間がとれそうなので,しっかりやっていこう.
130422 作図
週始め,午前中は今週の講義準備に没頭.ノートやスライド準備もさることながら,先週行った小テストの採点も行ったため,午前中はほぼつぶれた.そのままの勢い?で,午後の学生実習へ突入.と言っても今日は電気泳動のみ.結果は例年通り.ほぼ惨敗.我々がやれば,大方うまく行くので,やはり学生実験の限界か.明日からの実験が,うまく行くことを祈っていよう.
実習が多少は早く終わったため,空いた時間をイタセンMS論文用の作図に充てた.帰宅ギリギリまで集中した甲斐あって,ほぼ完成版に近い図が出来上がった.論文を書き進める上で,図の完成は,最終段階でもいいのだが,私は比較的早くに図を完成させることが多い.マテメソやリザルトを真っ先に書き上げてしまうのと同様に,図を作ると,確実に論文書きが進んでいることになるので,気分も乗ってくる.それに,考察とかをする上でも,しっかりした結果(図)があると,安心して議論に集中できる.不確定な結果(図)だと,その後の議論も流動的になるから.
一方,自宅残業はその図を見ながら,考察の構成練り直しを少し.が,イマイチ集中できない.そこで気分転換に,イントロを書いた.と言っても,下書きはあるので,それを英語に直していった.もちろん,変な英語.今(草稿)の段階では,うだうだ言わずに,形にしていくことが重要だ.そのため,ひたすら英文化.「生物多様性の重要性」と「イタセンパラとは?」を書くことができた.後は具体的な研究背景を書いたら,イントロの草稿は完成だ.不十分な草稿であることは前提だが,それでも公約どおりに今月中に書き上げたい.
ところで,最近は講義&実習や,論文書きに時間を費やしているが,研究がらみで常に気になっていることが2つある.カワ種分化研究とひみラボの運営だ.
カワ種分化研究は,今年度が科研費最後.幸い,先日論文がアクセプトされたので,方向性は明確になっている.一方で,今年の実験は手付かず.先の学会で,具体的な課題が見えてきたので,そこを詰める実験をやればいいのだが,具体的な行動にはつながっていない.今年の秋の学会発表は(このネタでは)無理として,年度末の報告書を目指して,夏には実験に取り掛かりたい.
一方,ひみラボ活動は,もちろん既にスタートしているし,学生の研究(特に修論)は,個人差こそあれ,問題ない?だろう.それよりも気がかりなのが,もっと大きなことだ.はっきり言って,他人のことは関係ない.自分自身,納得のいく計画が練れていない.例えば,ひみラボ水族館を今後(今年度),どうやって盛り上げていくか,大学・氷見市・自分(の研究室)のすべてに最適な活動はどのようなものか,何となく考えているのだが,イマイチしっくりくる答えは得られていない.
もちろん,動きはある.生物飼育やら,DNA実験やらで,ひみラボを昨年以上に活用する計画が具体的に遂行されつつある.また今日,最近着任された他学科の先生が来室され,ひみラボの利用について具体的な話ができた.ただ,それでは未だ納得できる状態ではない.もっと具体的な・実質的な活用やら,大学・氷見市(地元)双方への貢献やらを考えて行きたいところだ.
130418 英語のお勉強会
まずは,事務的な連絡から.来週金曜日のゼミは,大学で行います.中途半端な時間帯にセミナーと会議が入ってしまったため.ひみラボ活動は別の日程で組み込みたい.
さて,今日も午後は学生実習.疲れた,とだけ書いておきたい.あとはお手伝いの学生達に感謝だ.
学生実習がある4月は,他のことがまともにはできない.が,言い換えると,学生実習も立派な仕事なので,これだけしていればいい時期と言えなくもない.考え方によっては,学生実習をやるだけやれば,他の時間を有効に活用した分だけ自分にプラスになる,ともいえる.何事も,前向きに捉えよう.
さて,そんな有効活用?の一環として,今日の午前中に『英語で学ぶ生物多様性』を行った.約1時間,みんなで英語と向き合った.参加者それぞれの感想はあるとは思うが,私はまずまずだったと思う.でも予想以上に時間を要する.10題くらい準備していたのだが,できたのは2題だけ.それでも,みんなで英語と向き合う,という目的は達成できたかと思う.もちろん,これだけでは英語の勉強は足りていない.各自で,特に院試がある学生は,しっかりと,継続的にやってもらいたい.もちろん,英語論文読みも継続が大切.それらのために,少しでも役立てば幸いだ.とりあえず,来週もやる.その先は,学生たちの意見を参考に決めたい.
このほか,今日は空き時間にイタセンMSの血縁度計算だけはやった.そして自宅残業でデータまとめ.でも,やや進み具合が鈍い.ずばっとやりたいところなのだが...眠気に負けた.
130417 気分一新
午後,久しぶりに時間があったので,あるいは現実逃避として,居室の掃除をした.特に,部屋中央に位置する机に山積みされた書類を片付けていった.その結果,机の上から書類などが無くなり,見間違わんばかりにすっきりとした. これで気持ちも新たに,イタセンMSの解析に取り掛かった.というのも,論文を書き進めていく過程で,血縁度と有効集団サイズをもう少し詰める必要性を感じた.これまでにも結果は出していたのだが,今の状態だと,なんとも考察のし様がないものになっている.そこで,様々な計算方法や解析ソフトを使って,再度解析.でもその前に,最近の論文の傾向を探るべく,論文検索も行った.今日は特に血縁度.解析ソフト自体は,今使っているものが多くの論文でも使われているのだが,その中には何通りもの計算方法がある.どれを使えばいいのかがイマイチわからない.とりあえず,対象集団の任意交配が仮定できるか否かで,計算方法が大きく違うようだ.そこで,幾つかの方法で計算させてみたのだが,まずまず良さ気.明日も計算を続け,年度の移り変わりと血縁度の変化との関連に注目していきたい.これに加えて,自宅残業では,本文と図直しをちょこちょこっと.今後も確実に進めていきたいが,時間があまりない.草稿段階なので,イントロはコピペを繰り返すことになりそうだ.それでも一通り完成させておくと,次のステップに進みやすいので,何はともあれ,手を動かしていこう.
今日はサンショウウオの研究についても考えてみた.注目すべきことが多そうだ.作業が増えるが,確実にデータが得られ,かつサンショウウオでは,これまでやられていなかった(と思われる)解析でもある.担当学生とは簡単な打ち合わせ・指示出しはできたので,後は頑張りに期待だ.他の卒論・修論もバリバリ!とやってもらいたいところだが,学生実験などでの拘束時間も短くない.合間の時間を有効に活用してもらいたい.
130416 サンショウウオ・シフト始動!
サンショウウオが孵化のピークを迎えつつある.特に,ひみラボで飼育中のクロサンショウウオ.こちらは兎に角数が多い.個体が共食いしたりしないように個別の中間飼育をしながら,DNAサンプル用の鰭切りをする必要がある.ただ,数千の数になると,なかなか容易ではない.ということで,サンショウウオ・シフトを敷くことを宣言!
要するに,今の自分の研究はもちろんなのだが,それに費やす時間を少しずつサンショウウオのお手伝いに裂いてもらいたい.やることは盛りだくさんだ.選別や餌あげ,鰭切りなどがひみラボで行うこと.大学でもサンプル固定用チューブを準備する作業がある.ということで,修論担当のIzさん中心に,しっかりと取り組んでもらいたい.
それともうひとつお知らせ.多くのメンバーには伝えたが,いよいよ『英語で学ぶ生物多様性』がスタート.早速,次の木曜日の2限目に実施.詳細は,このサテライトブログにゼミナールのページを作ったので,そちらを参照.とりあえず,2回分の講義室を確保した.ただ,続くかどうかはやってみてからだ.と言うのも,毎年のように手を変え品を変え,英語の勉強会をやっているのだが,いつも長続きしない.だから今年も,無理に肩肘張らずに,自然体?で勉強会を開始.で,イマイチだったらそこまで,というくらいに割り切っていこう.ちなみにその先は,『自習』になる.
さて今夜の自宅残業は,,,,疲れたのでお休み.ま~,こういう日もある,と開き直ろう.
130415 明るくなった
居室の話.先週末から切れてしまった蛍光灯を交換した.そもそも省エネを考えて,居室に4基ある蛍光灯のうち,2基しか使っていなかったのだが,先週末そのうちの1基が切れた.さすがに部屋全体で1基だと暗い.来客の時とかも困るので,新品に交換.
さて,明るい部屋で気分一新,,,と行きたかったが,午前中は講義準備に勤しんだ.でもその甲斐あって,今週分のノート,スライド,そして小テストの作成が完了.
午後は今日も学生実習.ただし,スケッチの時間が長かったので,その間に内職をもろもろ.特に,イタセンパラMS論文の考察の構成練り直しができた.この手の仕事は,時間があったからできるとは限らない.一人で集中出来る方がいいアイディアが浮かぶとも限らない.今日みたいに,周りがざわざわしている中でも,まとまる時はある.いずれにしても,今日の成果は大きい.先ほど自宅残業でファイルにまとめた.さすがにすべてを英語にすることは出来なかったが,確実に一歩進んだといって良いだろう.
論文書きがなかなか順調なようにみえるが,4月中の草稿完成のためには,あと2週間しか時間がないことを忘れてはいけない.ということで,当面は空いた時間をイタセンMS書きに費やしていこう.一方で,学生達の研究計画については,考えているような,考えていないような,でもやっぱり考えているような状態.急に話を振ることがあるので,いつでも対応できるように,自分のことはしっかりと考えておくように.もちろん,相談にはいつでものるので,気兼ねなく話しかけてもらいたい.
130412 お疲れ様でした
まず第一に,お疲れ様,と山崎研メンバーに言いたい.何のことかわかるだろう.ゆっくり休んでもらいたい.でもこれが立派な研究室活動になるのが山崎研だ.野外調査に活かしてもらいたい...やや強弁だが.ちなみに,私も今は足がパンパン.ただ,走り込みがやや足りなかったかも.
さて,「新年度」の第一週が終わった.なかなかのスタートだろう.ただ,毎年のことではあるが,学生実習があるために,十分な研究の展開,とは行かないのは仕方が無い.兎に角,合間をみて,自分達のやるべきことをやってもらいたい.当面は誰もが今年度の研究計画をしっかり練ることが肝心だ.もちろん,今日のゼミでも言ったように,論文になるような研究を心がけてもらいたい.と言っても,論文になる研究がどんなものか,なかなか見極めることが難しいかもしれないが,可能な限りじたばたすることが大切だ.
ここから先は,今日のゼミを聞いたメンバー対象になるのだが,「国際誌」に値する研究を立案するのが重要だ.でも国際誌というと,内容もテーマも研究対象地域も,まさに「国際的」が求められることになる.となると,例えば,氷見だけを対象とした調査では,範囲が狭いのでは,,,と思うかもしれない.しかし!そんなことはない.国際誌と言えども,読んでみればわかるのだが,必ずしも全世界的な範囲からサンプルを集めているとは限らない.要するに,研究テーマ,あるいはアイディアが先駆的(新規性&独創性)であれば,十分国際誌には値する.実例を挙げるならば,旧大門町を流れる水路,たった数キロメートルの範囲内で採集された生物を対象とした研究が,国際誌に掲載されたこともある.そのときは,小さい(むしろ小ささがポイント)人工構造物でも,生物の交流には大きな影響を与える,という内容だった.ちなみに,大元のデータは,修論と卒論にある.このように,アイディア次第で,いくらでも世界と勝負できる(やや大げさな言い方だが)のが,研究(論文)のいいところでもある.
そして今日のゼミで言わなかったが,『論文審査には,著者の肩書きは,全く関係ない』ということを付け加えておきたい.東大の教授が書こうと,富大の4年生が書こうと,その違いをレフェリーは全く気にしない(差別しない).もちろん,経験から来る「違い」はあるにしても,ずば抜けたアイディアがあれば認めてもらえる,研究とはそんな世界だ.だから,気後れせずに,どんどん研究をやっていってもらいたい.
130411 タイミング良過ぎ!?
今日は朝から,山崎研ゼミ用の「論文とは?」のプレゼン作り.この中では,何はともあれ,英語で論文を書こう!とアピールしている.このプレゼンスライドは,先ほどまでの自宅残業でそれなりに完成したのだが,話は今朝に戻る.
今日は午後から学生実験で拘束されるため,研究室に着き,すぐにプレゼン作成開始.そこそこ順調に進めていたとき,気分転換も兼ねてメールを受信してみると...何とカワ淘汰論文が『受理』された!とのメールが.晴れて,また1本,形になった.早速サテライトブログの研究業績を更新.このような出来事は,素直に喜びたい.
続いて午後は学生実習.今日の内容は今年から新規に加えたものだ.そして,予想よりも前向きに学生が取り組んでくれた.班で話し合う機会があるのはいいのかもしれない.以前は,実習の成果を最終日に班ごとにプレゼンさせていた.そのときも結構しっかりとやってくれていた.でもこちらの負担も大きかったため最近ではやっていないが,場合によっては(来年以降)再考してもいいかも.
とはいいながら,こちらの解釈と学生の考えは一致しないもの.学生がつまらなそうにやっている実習が,アンケートをとると評判がよかったり,私からみて学生がしっかりやっていると思ったら,評判が悪かったり...もちろん,教育上の意図があってやっていることなので,評判だけで判断すべきではないが,学生の意見,あるいは表には出ない意見を取り入れることも大切だ.といっても,表に出ないと,こちらでは判断しようがないのだが...
130410 プレゼン作り
今日も朝一に基礎生態学の講義.午後は会議.その合間は,プレゼン作りに勤しんだ.と言うのも,近々予定されていて,それでいて準備が出来ていないプレゼンが山積み.
まずは,新入生向けの研究紹介スライド.木曜日の5限目に10分ほど担当する.例年やっていることなので,スライドも使いまわしでもいいのだが,今年は全体像を話すことと,ひみラボをアピールすることを目的に,スライドを大きく作り直した.そしてこれの一部で対応できたのが,野外実験ガイダンス用のひみラボ紹介スライド.
続いて(会議後に),金曜日に山崎研ゼミ用のスライド作りを始めた.とりあえず,「山崎研2013」.これはほぼ例年の使いまわし.ただ,年に1回,特に新人もいることだし,説明することは大切だ.それからゼミでは,「論文とは?」も話す.そのためのプレゼン作りが今夜の自宅残業だった.ちなみに,一部スライドを大学の共通パソコンに入れたので,自由に閲覧および必要であれば印刷してゼミに望んでもらいたい.
ちなみに,金曜日は9時集合でひみラボへ.午前中は用事が入ったので,各自活動しておいてもらいたい.ゼミは午後から. もちものとして,PVAの説明をするかもしれないので(時間次第),PVAの章のコピーと,VOLTEXの入力画面の印刷物を持参してもらいたい.
結局,今週はプレゼン作りで終わりそうだ.明日も午前中はプレゼン作りを進めよう.午後は学生実験だ.
130409 増えた!?
講義と学生実験.今日は拘束時間が長かった.が,山崎研の若者達の頑張りもあって,どうにか終了.
とか言いながら,今日の実験はスケッチ中心だったこともあり,内職ができた.で,今日の内職はVOLTEXの解読.一通りの入力パラメーターをチェックすることが出来た.もちろん,このソフトは奥が深く,入力すべき情報は盛りだくさん.でも今日は,最低限のパラメーターのみ確認した.そこで,実験が終わってから早速試してみた.対象はイタセンパラ.ほとんどのパラメーターが「想像」の範囲を超えるものではなかったが,どうにか必要な情報を入力.そしていざ計算開始...すると何と,10年後くらいまで個体数が増え,そこで安定して100年後まで.う~む,将来が安泰だと,喜びたいところだが,もう少しパラメータを精査する必要がありそうだ.もっとも,このようなことを繰り返しながら,パラメータを検証していく事自体が,この解析の目的(醍醐味?)なのだろう.今後も時間をみつけて,いろいろ試していきたい.と同時に,若者達にも,自分の研究生物でやってもらおう.今度のゼミでも説明するが,共通パソコンにソフトとマニュアルが入っているので,どんどん試してみてもらいたい.
一方,今夜も自宅残業は,ゼミのプレゼン(原稿)作り.一方では,もろもろの事情により,イタセンMS論文書きを進めたいという思いがふつふつと湧き上がっている.この機を逃さずに,形にしたい.ということで,当面は講義・実験が無い時間帯を活用して,大学でも論文書きを進めていきたい.何はともあれ,氷見での実績を残すことが,当面の目的だ.
130408 講義時々カツ
今日から学部講義が始まった.と言っても,毎年のことながら,新年度の活動はすでに始まっているので,落ち着いて講義のスタートも切ることができた.今日は学生実験のガイダンスだけ.明日から講義も始まり,本格化.それはそれで,しっかりやろう.
一方,学生実験前後は有効に使うことができた.一番の大仕事はカワ淘汰論文直し!,,,と行きたかったのだが,週明けはお仕事メールが沢山来ている.今日もその処理を行っていたら10時を過ぎていた.その後にようやく論文読み直しを開始.で,どうにか直すことができた(ことにした).ということで,返却!以前も書いたが,レフェリーコメント自体が対応に苦慮するものも多かったため,何とか形にしたつもりだが,果たして再度の審査結果は如何に?後は待つだけだ.でも,何はともあれ,そして予想よりも手早く,カワ淘汰論文を片付けることができた.で,もちろん昼飯にカツを追加で食べた.満腹.
ということで,早速イタセンMS論文に戻って,,,と思ったのだが,ゼミの準備とかもあるので,ちょっとだけ後回しにすることにした.と言っても,だらだらと過ごすつもりは無い.言い訳は何の意味も無いので,近々再開することに.今月は講義・実習でバタバタすると思うので,このバタバタの合間を縫って,草稿を仕上げてしまいたい.時間はまだ十分にあるようにも思えるが,あっという間に過ぎるだろう.やるべき事は,早め早めに.
130405 合間を有効活用
朝から夜まで,会議,ガイダンス,会議と続いた.正直疲れた.が,2つ目の会議は私が開催を要求したものでもあり,文句は言えない.
それよりも,今日の疲れを増幅させた理由は,会議の合間に行ったカワ淘汰論文直し.改訂稿の作成と,レフェリーコメントへのレスポンスを作成した.結論から言えば,完成.が,何だかしっくりこない.というのも,レスポンスは昨日の対策通りに書けたと思うのだが,本文の方の「改訂」がほとんど行われていない.というか,レフェリーのコメントに従うと,改訂の箇所が多くは無い.レスポンスは多いのに,改訂箇所は少ない.要するに,『これでいいのかな~』という拍子抜けの感が否めない.ま~,いちおうやることはやったと思われるので,週明けに読み直して,問題が無ければ返却してしまおう...でもやっぱり何だか,拍子抜け.このことが疲れを増幅したような気がする.
何はともあれ,結果的に次なるイタセンMS論文作成に戻る日は近そうだ.
130404 着々と
昨日,修士向けガイダンスが開催され,その後,山崎研のM1が研究室に集結.ミーティングを開催し,これで名実共に新年度の山崎研が始動した.
ってなことを,昨日のブログで書こうと思ったのだが,疲れがでて夜は早めに就寝.
で,今日は入学式.その後に一部メンバーと研究計画の打ち合わせをおこなった.これまでの集大成のような研究テーマだが,その利点を最大限に活用しながら,それでいて新しいことに取り組む研究を展開してもらいたい.やることはいくらでもあるし,今日話しにでなかったことを展開させてもいいので,兎に角思う存分やってもらいたい.
さて,来週から講義や実習が始まる.毎年この時期,特に4月は,目先の講義&実習をこなしていくだけで,ノルマを達成した気になる.もちろん,これは立派な仕事なので,ノルマの達成は悪いことではない.が,やはり物足りなさ,というよりも「これだけでいいのだろうか?」という「焦り」を感じることは否めない.ということで,これまでも再三書いてきたが,今年は研究者としての取り組みを忘れないようにしていきたい.
その最たるは論文書きだろう.ということで,今日はようやく投稿先から戻ってきたカワ淘汰論文と向き合った.今日行ったことは,レフェリーからのコメントの解読.で,結論から言えば,比較的対応がやりやすいかも.コメントは少なくないが,レスポンスが不可能ではない.そして多くコメントを書いてくれたレフェリーはどうやら日本人のようだ.何故って,英語が読みやすい.ということで,近日中にしっかりと改訂稿を作成し,返却してしまおう.そしてすっきりとして,次?なる論文のイタセンパラMSを再開させよう.
そしてもうひとつ.今年は4月に研究指導もばっちりとやっていきたい.講義や実習はこれまでの経験を活かして乗り切るとして,そこでゆとりができた時間を学生指導に向けたい.
論文書きと学生指導,これができれば十分だろう.あとは,実践することだ!
130402 研究計画練り
今日も具体的な計画を練ってみた.ここ数日はこの作業が多い.もちろん今の時期には大切なことだが,一方で現実『論文書き』からの逃避とも言える.
それはそれとして,今日は何の計画を練ったかは秘密.昼間と自宅残業で,それぞれ1つずつの計画を練ることができた.結果,どちらもまずまずまとまった.特に昼間の作業では,結構ナイスな計画に仕上がった.昨日書いた「面白み」や「生物学的貢献」に十分合致するものだろう.これに関しては当事者と同席者には概ね話をしたので,どのような内容かはわかるだろう.
一方,自宅残業の方は別の生き物.計画練り,というよりも計画見直し,といったところ.ポイントは,奇をてらわずに,当初からの目的を達成する(ことを目指す)のが重要だろう.ひとつひとつ,確実にデータを出していくことだ.それと同時に,データの出し方には様々な方法がある.大切なことは,方法を1つに限定することは良くない,ということ.今時の論文では,1つの結果を得るためには様々な方法・アプローチを用いて,その上でどれがいいかを議論する.同じ生データでも解析方法によって,様々な答えがでてくる.様々な答えをだすこと自体が重要だ.
なにはともあれ,頭でとやかく考えるよりも,行動することが重要.手持ちのデータで解析してみるとか,先行研究をしっかりフォローして,少なくとも同じことができるようになるとか.やること,できることは沢山あるはずだ.
130401 新年度
ばたばたと過ごした一日.やったことは盛りだくさん,のようであり,なんら形に残らなかったようでもある.
今日一番の仕事は,研究計画練りか.もちろん,博論,修論,卒論がらみだ.自宅残業も含めて,もろもろ考えてみたのだが,それとなく決まってきた各自のテーマが持つ『目先』の重要性は申し分ない.が,それだけだと面白みに欠ける点は否めない.研究は面白みよりも実用的な価値を求めるべき,との意見もあるだろうし,それを一義的に否定する気は無い.が,やはり面白みが大切.ただ,面白みと言っても,自分がやってて,自己満足するという意味の面白みでは意味が無い.というよりも研究失格.やはり,生物学的な面白み,学問的な発展性,を求めたい.そして学生には,そこに『面白さ』を見出してもらいたい.
こんな基本方針の下,山崎研の新年度はスタートしていく.この辺の研究がらみについては,来週のゼミで話していきたいが,各自の研究計画(継続も含む)も,理想と現実,目先と行く先,堅実と張ったりを美味く使いこなして(使い分けて),練っていってもらいたい.
ところで,これを書いている時点で日付が変わってしまったが,4月1日はエープリル・フール.これにあわせて,「ウソ」ネタ記事がもろもろ話題になっている.実効できなかったが,私もひみラボHPで1つ記事を考えてみた.ずばり,
『ひみラボ水族館に,ジンベイザメがやってくる!』
と題して,ひみラボプールからジンベイが大きな口をあけて顔を出している合成写真を載せてみたかった.なかなかナイスなネタだと思うのだが...
さてさて,明日は午前中は実験,午後はひみラボへ.