2014年9月30日(火) 昨日とほぼ同じ
まずは、改めて?研究室内外へアナウンス。
11月1日にひみっコラボ&ひみラボ水族館開館3周年イベントを開催!若者たちは、お手伝いをよろしく!
さて、今日はと言えば、やったことは概ね昨日と同じ。
朝一に310RUN。ライチョウMSを流した。結果は可もあり不可もあり。総じて言えることは、「多型がでてこない。。。」。もっとも、今は室堂のサンプルだけを対象としている。将来的に他の地域の個体を調べた時に異なるアリルが出る可能性もある。今の時点では、とにかく使える座数を増やすことだ。
そして、今日も仕事の中心はヤツメ総説書き。まずは、昨日練った全体構成を共著者のG先生へメール。夕方には概ねOKの返事をもらった。これを待たずに、第1章を書き始めた。分類の話だ。この手の総説は、どれだけ書けばいいのかがわからない。そのため、「そこそこ」書いみたが、どうにか分類絡みは書き終えた。残りの分布と生活史について書けば、第1章は完成?だ。明日には終わらせてしまいたい。もっとも、全部で6章まであるので、先は長い。
自宅残業は、今夜もNさんの論文読み。なかなか寝付かないちび助3号の妨害をものともせず、着実に進めていった。改訂文案を考えながら進めているので、歩みは遅いが、それでもイントロが終わり、マテメソに突入。こちらも確実に進めていこう。
さて、そうこうするうちに、9月が終わる。つまり、前期が終わる。早い。
この時期になると、ぼちぼち来年度の配属生が気になる。全体に、動きは鈍いのだろうか?全く読めない。あるいは、山崎研希望者がいないだけか。。。
2014年9月29日(月) よく働いた一日
午前中はもろもろのお仕事で奔走。先週やりのこした事務書類書きや、外回り、そして当面の計画練り。
午後からは一転、「研究」を本格始動。まずは、ヤツメ総説論文を書き始め、勢いでイントロの草稿を書き上げた。といっても、7-8行くらい。続いて、各章で書く事を箇条書きし、図表もリストアップ。どうにか全体像が見えてきた。これまでに書いた論文を総動員させ、着実に形を作っていこう。
この総説書きの気分転換といて始めたのが、実験。まずは、若者たちに頼まれた試薬調整などなど。そして、インターン実習でやってもらったライチョウMSの詰めの実験。
そして重要なお仕事がもう1つ。Nさんから預かった論文原稿だ。こちらはやつめ総説との切り替えが必要なので、自宅残業で対応。多少時間をかけて、じっくりと読み込んでいこう。予定では、今週中(or来週頭)に読み終わる。
明日も同様。あまり総説ばかりやっていると、効率が悪くなることが多いので、適宜実験を入れていこう。
2014年9月27日(土) サイフェス1日目
例年だと、顔はだすけど、細かい説明は若者たちに任せ、私は部屋でお仕事、ということが多いのだが、今年は違った。
朝からちび助3号の運動会に参加した後、大学へ。盛り上がっているだろうな~、と思いながら正門をはいると、、、静か。始まって間もない時間なので、こんなものか。それでも建物の中にはそこそこお客さんがきていた。
いざ,ひみラボ出張展示ブースへ。ちょこちょこお客さんが来ているようだ。そして、途切れることがない。そのため、その都度対応していたら、いつのまにやら長い時間をブースで過ごしてしまった。おまけに、隣に展示されていた学部生担当の「クラゲ」のお手伝いも。全体に、まずまず楽しめた。
が、その一方で、サイフェスをさぼっている時間にやろうと思っていたお仕事が全くできなかった。で、自宅残業で、なんとか対応。
明日は2日目。同じように、楽しもう。
そういえば、サイフェスの休憩中にネットをみていたら、噴火のニュースが飛び込んできた。もちろん、登山者やお仕事で山にいる方のことが心配だが、ライチョウも心配。どちらも無事でありますように。
2014年9月26日(金) 明日からサイフェス
この土日は理学部祭(サイエンス・フェスティバル)が開催される。当日はM1任せになってしまう。もう少し若者に頑張ってもらいたいが、フェス好き?のTさんの活躍に期待だ。私も土曜の午後からお手伝い(ひやかし?)の予定。
今日はその準備。午前の会議が、予定よりも1時間だけ早く終わったため、早々にひみラボへ。もろもろの準備は、意外とすんなり進んだ。何だかんだで毎年サイフェスを担当しているので、若者の経験が活きた。こういうのをみると、引き継ぎの大切さを実感する。来年の若者には、是非とも活発で、できれば院に進んでくれることを期待したい。
一方で、最近はもろもろの仕事を進めているが、やはり「時間がある」ことを実感。ここ数日はもっぱら科研費書類を書いているが、その合間にちょっとした仕事ができる。この「ちょっとした」ことができるのが時間がある証だろう。
そしてすごいことに気がついた。なんと、来週はほぼ予定が入っていない!でも、いつものことながら、やることは盛りだくさん。科研費は早めに次のステップに進めるとして、ヤツメ総説書きが中心になるだろう。同時に、今日2つの「仕事」が入った。どちらも大切なこと。仕事に優劣をつけることなく、全体的に進めていきたい。それだけの時間があるのが幸いだ。
2014年9月24日(水) 終わってみれば、あっという間。
何事も同じであるが、今回のインターン実習もそうだった。3週間というと長い。が、確かに途中で合同合宿が入ったし、祝日も多かったが、あっという間のことだった。実習自体は、それなりの成果があったことを期待したい。実験結果としても、ライチョウの新た遺伝子座をほぼ確立することができた。現時点で多型座が1つ、というのは仕方がないが、それでも立派に一歩前進。今後は詰めの実験を、こちらで行っておこう。
さて、週明けからの私自身の仕事といえば、科研費の申請書類書き。今日、どうにか草稿を書き上げた。今回は、現時点で4名の方に共同研究をお願いしているので、何はともあれ、申請書のたたき台を書き上げなければならない。タイムリミットは今月中というところだろう。
そして合間の仕事&気分転換として、週末のサイフェスとひみっ子ラボの準備を進めた。ちょっといた作業だが、1つ1つの積み重ねが大切。
それから大手Y社のM君が来室。来年度から本格始動するY社内ビオトープでの共同研究の打ち合わせ。こちらのイメージも膨らんできた。来年度の卒論最優先テーマにしよう。と言っても、配属生が来るのだろうか。来るのであれば、そろそろ動いてもらえると、何かと助かるのだが。。。
2014年9月19日(金) 【山崎研連絡】後学期のゼミおよび修論・卒論まとめ日程
今から,半年先までのゼミ関連の予定を立案したので,以下連絡.来年の話をすると,鬼は笑うが,学生は青ざめる?...それだけ,時間的なゆとりが無いのは例年同様.
10月17日(金) 、M2(IK&M)と4歳の山崎提示NI WA中間報告に記載されている。確認後、個別のインタビューが所定の。
中間報告の内容として,提出時までの結果について,修論・卒論で使うことが想定される図表を作成すること.生データ・基礎データを,しっかりまとめることも重要.解析についても,本番で行うであろう解析を,現時点でのデータを用いて行う.考察も現時点での結果に基づき,箇条書きでいいのでまとめる.ただし,論理展開や引用文献を本番同様に取り扱うこと.研究背景,目的等,論文序論(イントロ)で書く内容についても,箇条書きでいいので,引用文献を含めて,まとめること.以上を通して,「中間」ではあるが,まとめ・解析・考察等を先送りにせず,本番同様に考え,対応すること.
10月24日(金) 紙シャオ傑アップ和らげるミ(M1の2)
10月31日(金) 論文紹介ゼミ(M2のIk&M)あり
11月7日(金) 紙シャオ傑アップ和らげるミ(4歳のデュオ)
11月21日(金)予定 論文紹介ゼミ(Nさん,Kさん).担当者自身の論文執筆状況に応じて,内容変更等あり.
紹介する論文は,各自自分で選び,早めに指導教員の確認を得ること.選ぶポイントは,自分の研究に直結し,外国人が,英語で書いた最近(目安は5年以内)の論文.
11月28日(金) 論文の書き方講習会(冊子配布だけになるかも)
12月5日(金) 修論ほぼまとめゼミ
12月19日(金) 卒論ほぼまとめゼミ
ほぼまとめゼミの内容として,この時点までに出ているであろう,修論・卒論で使うほぼすべてのデータを用いて,修論あるいは卒論に即した内容で研究をまとめ,スライドを使ったプレゼンテーションを行う.ここでの指摘を受け,論文書きを本格化させる.もちろん,これより前に,書き始めてもOK.
12月26日(金)17時 提案された関連付け切断上の改正草案(1月6日のKO ROはそれを返す)。修理プロジェクトのwaは王朝の第二草案では、条件NI英じテ指示。
1月16日(金)17:00 のドラフト提案された関連付けのカッティングに死す(1月19日には、それを返すために)
1月23日(金)私はセット NI山崎が行わヲM1中間報告を。
1月30日(金)17時 提案された関連付け切断の第二草案に死す(2月2日のKO ROはそれを返す)
2月1日の週? ·ヲ提案化学組成のテーマに関する修理の主旨に死す
月初めので グランプリテーブル上の修理演習
2月10日? 本文をめざし提案修理について
2月中旬 テーブルグランプリの練習上と死
2月中旬 テーブルの上死·上のグランプリを修復するには、提案された懲戒逆V号に死亡します
3月1日予定 新学年スタート
3月上旬 M1中間発表ゼミ
最後に,いつも書くことだが,できるときに,手早くかつ確実にやっておくこと.学生自身もそうだが,昨年みたいに指導教員(私)がどうこうなってしまう場合も...また,どの段階でも,誰でも,事前相談等は受け付けるので,積極的に!
2014年9月19日(金) 【山崎研連絡(含むOB/OG)】歓送迎会開催します!
9月22日夜,インターンでこられているKさんの歓送迎会を開催します.形式はいつもの山崎宅飲みです.翌日は祝日のため,心行くまでお楽しみください.飛び入り歓迎,料理リクエストも募集中!
2014年9月17日(水) 表には出せないが、、、
今日は朝から取材対応。と言ってもマスコミではなく、某予備校が発行する高校の先生向けの大学紹介らしい。臨海実験や研究室でのフィールド活動について話をした。
その後は、ひみラボまで行く元気がなかったので、もっぱら研究室でお仕事。科研費申請書類書きを本格化した。特に、研究分担者がいる方の申請書を早めに書き上げてしまわないといけない。
それから、ヤツメ総説の要旨書き。昨日の朝、共著者のG先生に送ったものが、今朝帰ってきていたので、指摘された点を修正して、全体を読み直して、返却。これで現時点での要旨はOKとのこと。今後、本文を書き進めるわけだが、今後の時間配分を目論んでみると、1週間に1章を書くペースでは足りないようだ。来週あたりから、バリバリ書いていこう。ただ、もちろん、科研費はじめ、他の仕事もある。同時進行は必須だ。
そして帰宅前の30分。突発的に思いついた「仕事」に取り掛かった。ひみラボの館内ガイドを作った。と言っても、表に出せるものではない。裏(内輪)で楽しむためのものだ。その名も、「夜のガイドブック」、、、というと思いっきり怪しいが、文字通り「怪しい(妖しい)」案内冊子だ。約10枚の指示書があり、ランチルームからスタートして、その指示書に沿って館内を歩くと、、、何かをみることができたり、出くわすことができるかも。もちろん、何があっても責任もてません。そして今日作ったのは、もちろん、明日の夜、合同ゼミで使うため。評判はどうだろうか。。。
2014年9月16日(火)昼 【山崎研連絡(含むOB/OG)】お手伝いのお願い
この秋,以下のイベントがあるので,極力お手伝いをお願いします.OB・OGの参加も歓迎.もちろん,その後のお疲れ様会も予定.
◎サイエンス・フェスティバルにおけるひみラボ出張展示
9月26日(金)準備.ひみラボから必要物品,魚等を運び,理学部の会場にセッティング.
9月27日(土)本番.説明係と見張り番が必要.
ファンの9月28日(日)。同上。プラスえTE、夜のパーティーの有料けniの作品。
その後,ひみラボへ返却.
◎ひみラボ公開イベント
10月31日(金)の準備。のように会場EI。詳細WA、連絡の翌日。
ファンの11月1日(土)。必要な会場部門GA。曲の終了後け支払う。
◎お手伝いバイト
11月15日or16日.バイト代あり!詳細は,別途連絡.
2014年9月13日(土) まだまだ現役!?
ちび助3号は明日退院の予定。そのため、今夜も静かな夜を迎えている。ちび助1号&2号が寝てしまうと、やることがなくなる。ということで、今夜も自宅残業。
やることは明確だ。先週末に、ヤツメ総説の共著のG先生から宿題を課せられた。なんでも、原稿そのものの締切は11月末なのだが、その前に出版社(総説は本の1章となる予定)に要旨を提出しなければならない。その要旨を「書け」という宿題(指令)だ。その要旨締切は来週中。ということは、G先生には週明け(遅くとも週半ば)までには提出しなければならない。論文の構成自体はまとまっているし、総説なので、今更新規データは必要ない。ということで、あとは書くだけ。で、先ほど書いてみた。
求められているのは、250-500 words。そこそこの分量だ。が、いざ書き始めてみると、それなりに書ける。やはりなんといっても、例え他の生物の論文を書いていても、ヤツメとなると違う。基礎知識から、これまで書いた論文の蓄積まで、他とは比べ物にならないだけのものを持っているようだ。まだまだ、ヤツメ研究者としては現役、ということだろうか。
ということで、およそ2時間の自宅残業で、要旨が一通り完成。もちろん、G先生に提出するまでに何度も読み直す必要があるが、1つの段階は越えた。
このヤツメ総説は、目下の論文書きとしては、最優先事項だ。時間もかかるだろう、と思っていたが、締切(11月末)が決められているため、泣いても笑っても、そこまでの仕事。ということは、12月からは次の論文に取り掛かれるということだ。今、書いてしまいたい優先度の高い論文は、イノシシミトコンと某希少魚のネタ。後者は追加データが必要なため(年末にかけて実験の予定)、イノシシミトコンが次なる論文となるだろう。先のイノシシMSの件があるので、今のところ関連研究は頭に入っている。この勢い(記憶)が薄れないうちに、やってしまいたい。
もちろんその他にも、若者たちが書く(であろう)論文の対応も必要。バリバリ、論文を書いていこう!
2014年9月11日(木) はしご
飲み屋を「はしご」したことなら多々あるが、今日のように病院をはしごしたのは初めてだ。と言っても、救急車に乗せられてたらい回しにされたのではない。
朝一は、自分自身の治療のため、砺波市の病院へ。先日の手術の経過を診てもらうためだが、ちょっとみて、問題がなければOK、という簡単なものかと思っていた。が、経過を確認するために、「痛い思い」をさせられた。もっとも今日はまだましみたい。次回からは、施術の続き、ということで「2-3日痛いよ」と脅された。この治療、まだまだ続きそうだ。
続いては、富山に戻って、大学にちょっと顔を出した後に別の病院へ。ちび助3号がまたもや入院してしまった。理由は、原因不明の高熱。さすがに、今時はやりの「カ」にまつわる発熱ではないが、ここ数日高熱が続いていた。さすがに心配になったので、病院で診て貰ったら、入院とのこと。ということで、昼前後に同居人が荷物を取りに帰宅している間、ちび助3号とまったり過ごした、と言いたいところだが、点滴で熱が下がったちび助が「お昼寝」を始めた。布団の上で寝てくれればいいものの、どうしても抱っこしていないと怒る。おまけに、抱っこのまま私が座ろうとすると、私が痛い思いをする。ということで、同居人が戻ってくるまでの2時間、立ちっぱなし。その後、大学に戻ったものの、はしご疲れで、仕事に集中できず、早々に帰宅。
明日は時間があるので、インターン実習を中心に、実験主体で過ごそう。
2014年9月10日(水)夜 時間があるって素晴らしい
リハビリを優先させていることも一因だが、最近は自由に使える時間がある。このような状況は久しぶりだ。
時間があると、ついついのんびりと過ごしてしまうが、今はそれ以上にやることが溜まっている。そして今日も、それらを1つ1つ片付けていった。その甲斐あって、「お仕事」は大体片付いた。残るは、当面の大きな課題ばかり。それらについても、確実に取り組み始めた。特に、科研費申請については、素案をまとめながら、分担者にお願いのメールを出すなど、実質的に動き出した。
同時に、次なる論文となるヤツメ総説もアイディア練り。こちらは日程が見えてきて、11月末が締切。また余裕があるようだが、英語で書かなければならないし、最新論文も読み残しがあるし、時間は決して十分ではない。ちなみに、昨日のことだが、今後の論文書きについても考えてみた。その結果、今年度の残りも、溜まっているデータの論文化、が基本方針になりそうだ。イノシシmtDNA、某所のイタセンパラなどは私自身が書く論文だし、若者たちに書いてもらう論文も多数ある。おそらく、来年もこの傾向が続くだろう。ただ、データの吐き出しばかりでは、やがてはネタが尽きてしまうので、新たな研究にも取り組んでいく必要があるだろう。この新たな研究が、自分でやるものもあるだろうし、若者に任せるものも。自分が若いころは、前者ばかりだったが、そろそろ後者もうまく使っていくべきなのだろうか。何はともあれ、結果的にデータを公表したり、お世話になっている地域に貢献することができれば、それでいいのだろう。
さて、明日は朝から所要。その後は、大学に戻るか、ひみラボ直行か?成り行き次第だ。
2014年9月10日(水)昼 【山崎研連絡】筑波大との合同ゼミについて
山崎研メンバーへの連絡:
既に連絡している通りの日程で,筑波大との合同ゼミをひみラボにて開催.その際,参加者には研究紹介を担当してもらいます.研究室にも担当を張り出していますが,改めて連絡.
担当:
カフェのホスト役:10分の研究紹介プレゼン後,グループのホスト役.
16日19時から: M2のKさんとM1のTさんが担当.
18日午後: 博士課程のNさんとM1のY君が担当.
研究紹介:10分の研究紹介プレゼン後,その場で質疑応答.
16日14時から: M2のIkさんが担当
18日午後: M2のMさんと4年のYさんが担当
その他,16日と18日には,英書輪読があります.筑波大の方が担当されますが,手の空いている若者は参加して,しっかり勉強すること.
2014年9月8日(月)は、最初のブレークスルーを閉じた!
今朝、イノシシMS論文の投稿先からメールが届いた。なんとも中途半端なタイミングだ。エディターリジェクトならば、普通はもっと早くに連絡がくるし、レフェリーによる査読結果にしては(私が投稿するような雑誌では)もっと時間がかかる。で、恐る恐るメールを開いてみると、、、「原稿受け取りました」旨のメール。どうやら、エディターを通過し、査読者に回った、ということらしい。何はともあれ、第一関門(エディター・チェック)を突破したということで、とりあえず喜んでおこう。もちろん、今後の査読で、どのような結果が来るかは、その時までのお楽しみ。
さて、今日の仕事としては、まず第一にメール対応。先週末から、各方面からのメールが溜まっていた。どれもちょっとした時間で対応可能なのだが、ついつい先送りにしていた。ということで、午前中の多くは、これらのメールへの対応で費やした。それからDNA実習も。
午後はひみっ子ラボの準備。そして、次なる論文であるヤツメ総説の情報収集。共著者からの催促?メールもあったので、病室で考えたことや、関連論文探しなどを行った。それにしても、論文は探せば探すだけ出てくる。これからも事あるごとに探していこう。
それから、当面の大仕事としては科研費申請。今年も去年と同じカテゴリーでの申請を予定。特に、去年後一歩だったライチョウ研究を今年はなんとしても通したい。そしてもう一つ、去年は惨敗だったが、今年は当てにいきたい。そのために大切なことが、共同研究者。申請予定のカテゴリは、単独だと難し目なので、できる限り、お互いにやりやすい相手を探していきたい。それから内容は、ずばり「ひみラボ」を全面に出したものにしたい。できれば地元からの研究協力者も得たいところだ。ただ、研究テーマをもう一つ練りきれていないので、早急にまとめ上げたいところだ。
明日は、ひみラボで市民講座。ただ、氷見市以外の団体がやってくる。久々のひみラボだが、まずは体を第一に考えながら、やっていこう。
2014年9月4日(木) 縮んだ
健康診断。先日入院したばかりなので、どこまで意味があるのかわからないが、大学で受診を義務付けられているので、受けてきた。
血液検査とか、すぐに結果がわからないものもあった一方で、一目瞭然の変化も。その1つが体重。春の朝トレ&立山調査に加えて、最近の入院生活の結果、前回の測定よりお5kgくらい痩せていた。担当のお医者さんは驚いていたが、私自身にとっては、減少理由も明確で、時々体重計に乗っているので、半ば自覚しており、驚く変化ではない。
その一方で、縮んだ。身長だ。これまで180cmを少し超えるくらいだったが、今日の測定では179.4cm。これでは四捨五入したら179cmになってしまう。う~む、、、ま~、幹部が痛くて、猫背になっていたとか、言い訳をしておこう。
さて、今日からインターンの実習を本格スタート。DNA抽出自体はライチョウ担当のTさんがやってくれていたので、今日はPCRからスタート。そして夕方には310RUN。Kさん自他は初めての遺伝子実験だったため、まだ慣れないようだったが、この手の実験は回数をこなして慣れることが大切。同時に、理論的な側面でも、実験を繰り返すことで理解が深まることもある。何はともあれ、明日からも実験を重ねていこう。
ところで、そんな実験指導の合間にやったことが、「ひみっ子ラボ」の準備。今年は夏に闘病したため、10月ころに開催予定。さすがに、多くの先生にお願いするのは大変なので、例年とは内容を変えて、様々な形で「ひみラボ水族館」を体験してもらうような形式にしようかと考えている。その際、子供たちが、かつそれなりに生き物に接する方法として、クイズなどがある。これまでもひみラボクイズはやってきた。そして今回は、新しいクイズとか、パズルとかを取り入れたいと考えている。そこで今日は、パズル「スケルトン」を考案。ひみの川魚の名前を、ひたすら枠に入れていくものだ。で、山崎研若者と、我が家のちびすけにやってもらったが、評判は上々。もっといろいろなものを考案していこう。
2014年9月3日(水)美香の日早期学習
インターンシップのKさん来室。簡単な打ち合わせと、山崎研若者との顔合わせをした後にやったことが、研究室の模様替え。
ついに「ベルリンの壁」を取り外した。これで、研究室に空間的なゆとりが生まれた。広くなった研究室で、ばりばり仕事をしてもらいたい。
今日はその他に2つ。
まずは、シカのマイクロサテライト・プライマーの発注。そこそこ論文は出ているようなのだが、使えそうなプライマーを選ぶのが大変。じっくり論文を読み込み、経験も踏まえて、使いやすそうな13セットを発注。
次に先日採択された研究費絡みの計画まとめ。これにはひみラボでの活動や若者の青田買いも関係する。どれもがうまくいくように、入念に計画をまとめていった。当面やることはいくつかあるが、タイリクバラタナゴの調査などは早め早めにやってしまいたい。
さて、明日から実習本格スタート。しっかりとやり遂げよう!
2014年9月2日のNi(火)「KA TSU」の結果
今日も一日、研究室で昨日の続き。計画まとめなど、やることはまだまだある。体調管理のためにも、仕事の感を取り戻すためにも、ゆっくりと過ごせる時間は有益だ。
ただ、このようにまったりしていると、どの仕事もまとまらないまま、時間だけが過ぎて行ってしまうことが多々ある。それを避けるために今日は、敢えて、面倒な仕事から、1つ1つ確実に取り組んでいった。そして、概ね順調に仕事が進み、昼過ぎからは、イノシシMS論文の次なる投稿先探し。引用文献が掲載されている雑誌を中心に、適当な(IFや掲載料とか)雑誌を探していたら、、、すぐに見つかった!IFが1.3くらいで、掲載料もカラー印刷費も不要。ドイツの雑誌のようだ。日本に偏った話と受け取られると困るので、タイトルからJAPANを外し、いざ投稿。願わくば、エディターリジェクトだけは避けて欲しい。ちなみに、今日の昼飯は偶然にも?チキンカツ!うまくいきますように。
さて、いよいよ明日からインターンシップの受け入れが始まる。今日はそのための資料準備なども行った。有意義な3週間を過ごしてもらえることを祈るばかりだ。
2014年9月1日(1月)、複雑な混乱の夜明けkaesaナ
今日から研究室復帰。仕事はもっぱら、一週間分のメール対応と、一週間でまとめた計画等のまとめ。その他、積もっていた事務対応。
さすがに量が多い。メールと事務仕事は終わらせたが、計画まとめは半分くらいで精一杯。明日も予定を入れていないので、じっくり、ゆっくりまとめていこう。
ただ気になることが、予想以上に「痛い」。特に、座っている時間が長いと辛い。もっとも、お尻を手術しているので、椅子に座れば体重がすべて患部にかかってくるので、痛いのは当たり前か。もう少し楽になるまで、工夫が必要だろう。
それから、大学への行き来は、あえて歩いている。リハビリの目的もあるが、車に座るだけでも辛い。歩いている方が、患部への負担が少ないのだ。だから、当面はとぼとぼと歩いて通う予定。
何にしても、ぼちぼち、復帰していこう。
2014年8月30日(土)当日早期退職のホーム地区
今日の午前中に予定よりも一日早く退院することができた。手術も無事終わり、経過も良好、ということにしておこう。ただ、手術時の器具が未だに装着されており、およそ1年かけて治していく予定。そのため、通院を含めて、何かと不自由のある生活が続くが、一応は「普通に過ごす」ことができるとのこと。今はまだ出血も続いており、痛みも残っているので、ぼちぼち調子を戻していくことにしたい。
といっても、幸いにして頭の方はすっきりしている。これは入院中も概ね同じ。特に、手術も下半身麻酔だったこともあり、また予想以上に術後の痛みが少なかったこともある。今時の手術は患者の負担が少ないみたい(もちろん、術式にもよるだろうが)。そんな手術に関する「ネタ」としては、当初麻酔が効かなかった、ということだろうか。
最初、背中に麻酔を打たれた時に、「下半身が痺れてきますからね~」と言われ、確かに「じわじわ」してきた。その状態で手術代に動かされたのだが、明らかに足が「動く」。看護師さんにその旨を伝えると、「触られた感触はあるけど、痛覚は麻痺している」とのこと。が、先に切開された場所を触られると、明らかに痛い。そこで半信半疑の執刀医が、何か先の尖ったもので患部をつつくと、声を上げて痛がってしまった。それでようやく麻酔が効いていないことを理解してもらえ、改めて麻酔のやり直し。さすがにあのまま切り裂かれてきたら、悶絶どころの騒ぎではなかったであろう。その他、手術の詳細はまたいつか書くかも。
さて、予想以上に頭もスッキリしており、体の負担も大きくはなかったため、「お仕事」がたくさんできた。なんと言っても、様々なことをじっくりと考える時間をもてたことが大きい。ここまで研究について見つめ直したり、この先のことを考えたりする時間は、大学院生以来かもしれない。とにかく、考えたことは何でもノートに書き留めていった。そのページ数はかなりなもの。
考えた内容としては、当面の論文対策や現学生の指導はもちろん、年内のイベント計画練りとか、近い将来の研究計画練り。さらには、研究室運営から組織再編などなど。これらの考えをまとめる(書き連ねる)際に役立ったのが、本を読むこと。研究に関するHOW-TO本を一冊読破。加えて、久しぶりに「フィンチの嘴」を(途中まで)読んだ。特に、後者は、久しぶりに読んだが、実に示唆に富んだ内容だ。改めて研究のアイディアも湧いてきた。
そして考えるだけではなく、もう少し直接的な情報収集も行った。それがヤツメ論文読み。準備していった論文の大半については、要点を抑えることができた。特に「種分化」をキーワードに探した論文を中心に持ち込んだので、最近の傾向を把握することができた。それによると、ひたすら遺伝子を調べて、系統樹を作る、というもので、手法こそ細かくなったり、データ量が増えたりしているが、やっていることや視点は今も昔も大差無いようだ。肝心な種分化や生活史進化に関することは、従来の文献を引用しているだけ。もちろんこの手の研究(情報蓄積)は重要だし、自分の対象ヤツメでも必要性を痛感したが、根本的な研究が乏しいことは否めない。特に、フィンチの嘴を読んでしまうと。
何にしても、様々な方法で、様々な角度から、今の自分(山崎研究室)の現状と(近い)将来を見つめることができたのは意義深いだろう。そういう点では、入院中の1週間は決して無駄にはしなかったと思う。次は、そこでまとめたことを、少しでも(少しずつでも)実行に移していくことだ。が、なんといっても体が第一。当面は、ぼちぼち、やっていこう。
2014年8月24日(日) 明日から入院
金曜日に山崎宅飲みを開催。料理の準備が遅れてしまったが、全体としては盛況だったのではないだろうか。
さて、明日から入院。予定では日曜日に退院だ。私自身は,何やるわけでもなく,為すがまま.
携帯は使えるようなので,急な要件があれば連絡を.ただし,月火はさすがに対応できないだろう.その後も状況次第.ということで,返事を期待せずに,携帯メールへの連絡をしてもらいたい.
入院中,元気であればヤツメ論文読み,と思っていたのだが,どこまでできるだろうか.というのも,気がかりなことが1つある.実は,例のイノシシMS論文がエディター・リジェクトを喰らってしまった...連絡を受けたのが金曜日の朝だったので,さすがにその日のうちに次の投稿先を探し,かつフォーマット合わせとかをする時間はなかった.ということで,退院後の最初の仕事はイノシシMSの投稿になりそうだ.ということで,イノシシが頭から離れない状況で,どこまでヤツメのことを考えられるだろうか?もっとも,イノシシはフォーマット修正程度で済むかと思われるので,ヤツメ頭に切り替えてしまてもいいのかも.
また,入院中にやりたいことは盛りだくさんであり,これらもヤツメ論文読みの妨げとなるかも.たとえば,当面の学生指導やら,次の次の論文を考えたり,これからの研究室運営,さらにはひみラボの活用についても,この機会に考えたい.ま~,やることがたくさんあるということは,悪いことではない.それに何より,雑多な事務仕事が舞い込んでくるわけではなく,やりたいことだけをやれるというのも,今だけかも.
ということで,体は動かないが,頭は動かしている予定なので,退院後は,バリバリとやっていくことができるだろう.そして退院後こそ,自分の研究を進めることができそうだ.
2014年8月21日(木)レディー々
今日の大仕事は、イノシシMS論文の投稿。朝一で原稿を読み直し、投稿規定の最終調整をして、無事に投稿。これで年度始めから取り組んでいた仕事が終わった.今年度最初の1報をようやく投稿できた.時間がかかったとも言えるが,ほぼゼロから書き始めた論文(哺乳類論文は初めて)が形になったことの意義は大きい.何はともあれ,今日はしっかり「カツサンド」をいただいた.
その後,気分を切り替えて,次なる論文である「ヤツメ」の文献集め.入院中に読む論文をひたすら印刷した.
昼飯後,ひみラボへ.主な目的はDNA物品の運搬.その後は,計画練りと臨海実験の片づけ.そして情報交換.
さて,明日は入院前最後の仕事日.やることはもろもろある.でも一番の大仕事は『料理』だろう.久々の山崎宅飲みだ.どれくらいまで話が伝わっているかわからないが,飛び入り歓迎なので,参加できるOBOGは御参集を.料理は,定番メニューがベースだが,新作として『トマト&ナス&ミートソースのニョッキ』を予定している.お楽しみに.
2014年8月20日(水) イノシシ
イノシシ論文が佳境に入った。今夕に英文校閲から戻ってきたので、帰宅前2時間で集中的に英語を直し、自宅残業で一通りの読み直し。そしてカバーレターやら、図表を個別のファイルに変換するやら、投稿に向けた概ねの準備を終えた。あとは、明日の朝一で読み直し、投稿あるのみ。
いつものことながら、そして数ヵ月後に覆されることもわかっているが、今の時点で「いい論文が書けた」と思えてしまう。英文校閲の業者も、さすがに手馴れているだけあって、ばりばりアピールした文章に直してくる。もちろん、投稿先(そこのエディターやレフェリー)がどのように受け止めるかですべてが決まるのだが。
何はともあれ、今の私にできることは、これまでのイノシシ研究の成果(の一端)を形に残すために、論文を投稿することだ。もちろん、これが受理されれば、私自身&山崎研にとって有益なことだし、地元にもそれなりに貢献したことになるだろう。最近は、様々な生物を対象に論文を書いているが、常にこのことを意識して、かつ期待して、論文書をすすめていこう。
そしてこれは投稿した後に書くべきことだが、ようやく今年「最初」の仕事が終わる。そして、次なる論文に取り掛かることができる。次なる論文としては、本来であればイノシシのミトコン論文を書くのが一番効率的なのだが、もろもろの事情によりヤツメ論文になるだろう。それも総説(もちろん英語)だ。ヤツメの総説といえば、1998年に書いているが、それから既に十数年経っているという事実に改めて時の流れを感じる。
話がそれたが、次なるヤツメに向け、イノシシ論文投稿後から、動き始める予定。まずは、病室で読む論文を漁ろう。頭も切り替えなければならないだろう。
もちろん、論文書は一つの(大きな)仕事だが、他にもやることはたくさん。病室では、ゆっくりと物事を考える時間が得られるだろうから(痛みに負けなければ)、短期・長期両面で諸々のことを考えたい。それができる貴重な時間だろう。もちろん、個々の学生の今後についても。
と書いていると、あたかも明日から隔離されるような雰囲気だが、まだまだ時間はある。やるべきことはやっておこう。
明日は、イノシシ論文投稿の後は、ひみラボだ。
2014年8月19日(火) 本当に久々だった
今日は、スケジュールに何も書き込まれていない平日。実際にカレンダーを遡ってみると、実に4月2日以来だったことが判明。なんとも久しぶりだ。
もちろん、やることは盛りだくさん。特に今週は相当ハードだ。今日も魚類学会年会への申し込み、インターンシップ受け入れの事務手続きや各方面への連絡、そして仏生寺川の魚論文の直しと返却、さらにはレポート採点と成績登録。そしてこれらの合間に、事務仕事やらメール対応やら学生指導やら。
もちろん、論文投稿(返却)をしたので、「カツ」を食べることも忘れていない。といっても、生協売店に「カツ」がなかったので、「ハムサンド」を無理やりカツに見立てて美味しくいただいた。これで大丈夫だろうか?とはいえ、所詮は験担ぎ。
結果的に、大きな邪魔も入らなかったため、仕事ははかどり、予定していたことは全て完了。入院前の残る大仕事はイノシシ論文の投稿だけだ。こちらは明日の夕方に英文校閲が戻ってくる予定。短期間でしっかり直し、無理くりにでも投稿したいところだ。
ということで、明日は午前中の会議の他は予定なし。ということで、自分のお仕事を進めていこう。特に、自他の研究計画練りを仕上げていきたい。
それから、ひみラボ絡みで、若者たちに指令。近々、私が入院しているあたりに、ひみラボでのイタセンパラ関連で大仕事があるかも。Nさんの指示に従い、私の分もしっかりと働いてもらいたい。ひみラボ全体での研究という位置づけになるので、積極的に参加してもらいたい。Nさんも若者たちをこき使ってください。
その他、後期に向けて、「みんなで頑張って、論文とか形に残せる仕事をしよう!」的な計画がいくつか浮上している。今日も、各方面とメールをやり取りしながら、若者研究への協力依頼を出したり、研究依頼(打診)が舞い込んだり。やることはいくらでもある。私も早く元気になって、ばりばり動きたいところだ。元気になったらやりたいことが、青田買い。配属前の若者を使うことだ。実は上記とは別の具体的な計画があり、理学部で行える内容だ。卒論テーマにするには、物足りなかったり、「作業」の繰り返しだけだったりするが、将来的な研究活動を考えると、やっておいた方がいい項目をいくつかやっていきたいと考えている。もちろん、その相手をするのにも時間がかかるので、もろもろの「余裕」が必要なのだが、、、
2014年8月16日(土) お盆休み
前半は,3泊4日の日程で佐渡へ.
出発は,今からすると1週間くらい前になるが,その時の気がかりは台風.予想以上にのろのろと進んでいたため,出発日と台風接近日が重なりそうな気配が漂っていた.特にフェリーで島へ渡るため,台風の影響は大きい.欠航になってしまったら,その後のもろもろの予定が崩れる.そのため,出発前日は天気予報とにらめっこをしながら,一喜一憂.
すると,予想よりもさらに台風の到達が遅れそうな気配.そのため,フェリー乗り場のある直江津へ向け,先行き未定ながらも富山を出発.フェリー乗り場についてみたが,対して風も吹いておらず,波も低い.無事にフェリーが出向.さすがに,島に近づくと少し揺れたが,予定通り到着.だが,次の便は台風接近のため欠航したようだ.運が良かったということだろう.
何はともあれ,雨風もそこまでひどくなかったので,初日は「トキ」を見に行った.
トキが保護されているところを見る施設があり,そこでトキと初対面.でも,感動の対面,よりも授業で使うための写真撮りに勤しんだ.もちろん,イタセンパラ保護に活用するための情報収集(敵?情視察)も.そして,肝心のトキはと言えば,,,飼育ケージ内の止まり木に鈴なり状態...今ではたくさんいるんだね.正直なところ,ありがたみがいまいち感じられなかった.それよりも,剥製となって展示されていた「キン」やら「ミドリ」の方が,よほど感慨深かった.
二日目は海へ,と思ったのだが,大荒れ.さすがに台風が通り過ぎた翌日だ.泳ぐことはできない.ということで,景勝地めぐりと,金山(跡地)見学.結構楽しめた.そして最後は,ちび助たっての望みで,釣り.島影の港の中で竿を出すことができた.釣果は立派なサイズのアジ.それから,ちび助1号が,ワームでキジハタを釣り上げた.どちらも晩飯で美味しくいただいた.
三日目.波も収まってきたので,海に入りたかったが,あいにくの雨模様.ということで,釣り三昧.釣果はそこそこ.
四日目.最終日だ.同居人とちび助1号&2号は,宿が出してくれた釣り船で,アジ釣りへ.朝の4時出航だ.私はちび助3号のお守り.というのも,無理がたたったのか,傷口が痛くなってきた.大事をとっての休みだ.と言っても,早朝目覚めてしまったちび助3号を寝かしつけるのに一苦労.ちなみに,釣果は上々.そのまま自宅へ持ち帰ることにした.宿を出てからは,ようやく海水浴.もちろん私は海に入れなかったが,それなりに楽しんだ.その後,砂金採り体験へ.用意された水槽の中の砂をさらい,砂金を探すのだが,水中の砂の扱いならお手の物.だてにヤツメ採りを20年やっていない.周囲の誰よりも効率よく砂金を集めていった.と言っても,小さな粒だけだったが.そして夕方のフェリーを待つ1時間,フェリー乗り場横の岸壁で,小アジを大漁に釣り上げ,無事に帰途へ.
お土産もたっぷり買い込み,なかなか楽しめた佐渡であった.
ちなみに,佐渡で発見(再認識)が1つあった.それは,『鍋で炊いたお米は美味しい』ということ.そもそも,最後の夜以外は,バンガローを借りて宿泊.調理機材一式があると聞いて,お米を持ち込んだのだが,炊飯器がなかった.そこで,鍋で炊いてみると,もんげ~美味かった!ということで,昨日今日と,晩飯は自宅ながらも鍋炊き飯.美味い.今度の宅飲みの際に,「1品」として出そうかと,考えてしまうくらいだ.でも,手間がかかるので...
そんなこんなで,富山に戻ってからは,基本のんびり過ごしている.理由は2つ.雨と体調.さすがに,佐渡で無理したため,結構体がきつかった.ただ,ここ数日体を休めているので,それなりに回復.ちなみに自宅残業はそこそこ.一応,イノシシ論文の読み直しを1回行い,英文校閲用の原稿は整えた.それから臨海実験.今の天気が続くと,月曜日は海に入れるかどうか.延期はできないので,海に入れなかった場合は,水族館を活用した実習をやりたい.ということで,そのアイディア練りなどなど.
何はともあれ,お盆休みもあと一日.これが開ければ入院まで1週間.バリバリ体を酷使しよう.
臨海美香前駆体での2014年8月7日(木)
只今,ひみラボから書き込み中.
臨海実験の氷見実習初日が終わろうとしている.今のところ,調査,種同定とも順調に進んでいるといっていいだろう.調査中に多少雨が降ったが,大きな影響はなかった.採集生物もまずまず.
また同時に,ちょっとした空き時間や,学生が種同定をしている時間を利用して,仏生寺川の魚論文直しも実施.そしてどうにか原稿を直しきり,再度全体を読み直して,改訂稿を作り上げることができた.そこで早速共著者にメール送付,あるいは手渡し.これもお盆明けまで寝かせておこう.お盆明けは(も!)忙しそうだ.
2014年8月6日は(水)海ミラは前兆そのでのMO niの前に開始。。。
今日は臨海実験の講義を行った.明日から氷見での実習だ.
だが,その前にやってしまわないといけないことがある.論文書きだ.結論から言えば,「その前」に終えることはできなかったが,それなりのところまで進めることができた.
特に,大学では時間が限られているため,今夜も自宅残業を頑張った.その結果として,レフェリーからのコメントの3分の2くらいまでは対応(原稿直し)できたと思う.だが,さすがに集中力が途切れたので,今夜はここまで.できれば臨海実験中に残りを進めて,お盆前には共著者へ送りたい.何とかして,入院前には,論文2本を投稿・返却してしまおう!
2014年8月5日(火) データ解析
久しぶりに,データ解析に没頭した,と言ってもいいだろう.
午前中の会議が長引き,昼飯を終えたのが昼過ぎ.そこからオープンキャンパスの準備などがあったが,それ以外は仏生寺川の魚論文のためのデータ解析に勤しんだ.
昨日書いた通り,レフェリーからの指摘があり,それへの対応が必要となったため,改めてSPSSを動かし,データをちまちまと,,,
これが時間を要した.やることはわかっているのだが,魚種ごとに解析をしたり,データ変換をしたり,と繰り返していると,時間だけが流れていく.
ただ,これこそが論文書き(直し)の醍醐味と言ってもいいかもしれない.同時に,久しぶりにこのような時間を持てたことに,素直な喜びを感じた.と共に,あまりに久しぶりだったので,『こんなことだけをやっていて,いいのだろうか?』という思いも...
何はともあれ,結果的には,このような時間を楽しむことは間違っていなかった(ようだ).ただ,論文直しという「現実」を直視した場合,あまり進んでいないことは否めない.特に,今後の予定を考えた場合,はっきり言って,今の状況は『やばい!』
ということで,自宅残業でその続き.兎に角,再解析の結果,値が変わっているところがあるかもしれないので,結果とにらめっこをしながら,論文原稿全体を見直していった.そして幸いなことに,再解析においても,結果の大枠は変更なかったようなので,細々したところをチェックして,今夜の自宅残業は終了.明日の午前中も論文直しに費やしたい.でもそれだけでは足りないかもしれないので,臨海実験の際にも,内職をするかも...
ところで,今日はちょっと(かなり!?),うれしいことがあった.学内の応募型研究費に採択された旨の連絡があったのだ.当然のことで,申請額の半分以下だったのだが,こちらもそれを見越して,『吹っかけた』ため,採択額がそれなりに大きなものだった.もちろん,予算執行は,ひみラボ活動絡み.ということで,今後(元気になったら),ひみラボ活動をバリバリやっていこう!
最後に連絡!8月22日に,延期されていた『お誕生会』を開催!日程指定なので,集まれる人だけでいいので,可能な学生&元学生&関係する方々は,腹を空かせて御参集を.私自身も入院直前,最後の宴.『最後の晩餐』にだけはならないことを望みたい.
2014年8月4日(月) 2つの論文
週末は,信州魚類研究会参加のため,長野へ行ってきた.おかげで,心身ともにリフレッシュ!と言いたいところなのだが,「身」の方は,さすがに長時間の運転や,昨今の体力不足のため,疲れがたまっている.でも「心」の方は,久々に研究仲間との語らいの時間をもち,また発表を聞いて知的好奇心を書きたてられ,さらには最新情報なども収集でき,満たされた時間を過ごした.それに何より,『涼しかった』.
ということで,リフレッシュした状態で,今朝のお仕事開始.最初の仕事はイノシシMS論文.さすがに,他の仕事も詰まっているので,こればかりに時間をかけていられない.ということで,朝から集中して,「仕上げる」ことを目指した.その結果,一通り,自分の満足できるだけの文章直しが終わり,晴れて「第二稿」が完成した.ということで,イノシシ論文はお盆明けまで「寝かす」ことに.
これが終わったのが,11時頃.順調だ.お昼までの時間は,事務書類をいくつか仕上げた.そして昼からの仕事は,魚類学会の講演要旨書き.これが意外に時間を要した.一通りかけたと思ったら,すでに夕方.ここでも気分転換のために,次なるお仕事「仏生寺の魚論文」を直し始めた.返却締め切りは「9月まで」.「まで」というのは様々な解釈ができるが,一般的に考えれば,8月中には返却しなければならないだろう.つまり,スケジュール(締切)的にはイノシシ論文と同じだ.そして今日が,本格的にレフェリーコメントに対応するのが初めて.いざ総合コメントを読んでみると,解析の改善を求められていうようだ.それではと図表に目を通し,生データファイルを久々開いてみると,,,確かに,「?」と思しき解析をやっている.これでは指摘もごもっとも.ということで,記憶をたどりながら,データファイルを探し,どうにか再解析の方針をまとめたのが帰宅間際.解析自体は大したことはないのだが,改めてデータをまとめるのが大変.
その続きは自宅残業で頑張った.データ解析には大学パソコンが必要なので,残業では論文原稿に対するコメントを読んで,大まかな改訂方針をまとめていった.いざ読んでみると,なかなかコメント量が多い.でもそれよりも,原稿も長い.こんなにたくさん書いていたのかと,あたかも他人事のように思うばかり.もちろん,共著者と共同で,私が(も)しっかり書いたことだけは,強いて記しておこう.
そして一通りの方針がまとまった後は,再び学会要旨を読み直し,これで今日のお仕事終了.明日も朝から会議があるが,午後はできる限り,原稿直しやデータ再解析に費やそう.だが,それでも終わりそうにないので,しばらくは自宅残業を増やして,とにかく改訂稿を書き,共著者に見てもらい,入院前の返却を目指そう.
最後に,山崎研若者へ(再度)連絡.明日の午後は,オープンキャンパスの準備.パネル運び担当者は決めてもらったと思うが,その後,研究室紹介ポスターを貼ることも忘れないこと.また明後日の16時から,臨海実験講義の中で「安全講習会」を開催.毎年とほぼ同じ内容ではあるが,実習参加者は原則参加すること.もちろん,お仕事中のNさんとKさんは免除.
2014年7月31日(木)は、この度のKOそを完了するために!
イノシシMS論文の初稿が完成した!ということにしたい.昨日チェックした分も概ね直し,晴れて完成だ.折よく,連絡があった共著者のS君にもファイルを送った.何はともあれ,いつの段階をクリアした.ただ,当面は直しを継続する予定.特に,明日の病院での待ち時間は,原稿読みには最適だ.それに,初稿といいながらも,自分でも文章が不十分だと認識できる箇所がいくつか残されている.そこについては,じっくり,かつ手早く直していく予定.お盆休み前に第二稿を完成させ,お盆の間に「寝かせる」ことができれば,当初の予定通り,ということになるだろう.そして,入院前に英文校閲&投稿だ.ただ,入院前には,仏生寺の魚論文をはじめ,他にもやっておきたいことがいくつか.
そうこう考えると,実験ができていないことを改めて認識する.以前は,6月7月は比較的仕事が少なく,DNA実験を集中的に実施する期間に充てていたものだ.ただ,昨年・今年と,論文書きを優先させるという方針を実践しているともいえるが,やはり実験がないのは物足りない.
同時に野外調査も,,,と思うところだが,こちらは体が動かない以上,致し方ないと自分でも納得.それに,春に立山で1年分の野外活動をやったような気もするし.
さて,若者たちは,どうにか「夏」の活動を始めたようだ.何はともあれ,「自分のため」と思って,しっかりと,計画通りやっていってもらいたい.
2014年7月30日(水) 初稿完成!したのだが...
無事に要旨も完成(?)し,これでイノシシMS論文の初稿が完成した!と言っていいだろう.が,さっそく読み直しをしていると,改定箇所がわんさかでてきた.早くも第二稿に向けて,修正を開始だ.今夜の自宅残業でも,イントロと考察を中心に一通り読み直した.細かい直しは,明日やろう.それと,今の段階でも共著者へ送れるのだが,連絡がとれない.メールか郵送で送りたいので,イノシシMSを担当したA君とS君は,これをみていたら連絡先(送付先)を私の大学メールまで送ってもらいたい.
さて,今日の1限に行った基礎生態学の試験をもって,前期の授業はひと段落.なんだかんだで,今に至ってしまった.バタバタと,時間だけが流れていった感が否めない.そこで,この夏はゆっくり,じっくり進めていこう,と思いきや,なんだかんだで予定が盛りだくさんだ.
こういう状況では,建設的な仕事ができないのが,一番ストレスになる.論文書きだ.そこで,もちろん私自身も書いていくが,若者たちにも書いてもらえば,効率が良くなる!という当たり前のことに改めて気が付いた.ということで,今日,該当者をそそのかし(?),近々論文執筆に取り組んでもらうことになった.もちろん,論文を書くのだから,それなりのデータが必要だし,新規性・独創性も不可欠だが,追加実験を行えば,十分対応できると判断したからこそ,今回の運びとなった.博士課程以外で,在籍中に投稿論文を執筆してもらうのは,もしかしたら初めてかもしれないが,可能性は十分なので,頑張ってやってもらいたい.そしてもちろん『ニンジン(ご褒美)』もある.実物よりはるかに大きな『あの』ぬいぐるみだ.
2014年7月29日(火)睡眠い。。。
18時から始まった会議が終わったのが21時少し前.以前だったら,なんら問題がなかったのだが,今日は体の疲れが激しい.そして,眠い...
昼間の会議でも眠くなるが,それとは異なり,明らかに「就寝」の眠さ.21時と言えば,さすがに布団にはいってはいないものの,ちび助たちを寝かしつける時間.それにあわせて,うたた寝をすることも少なくない.
一方,日中はそこそこ頑張った.論文の最後の表も完成させ,文献リストも見直し,最後に要旨を,,,と思ったのだが,半分くらいまで書いたところで夕方の会議になってしまった.明日こそは,確実に書き上げ,初稿完成といこう!
それにしても,先日も書いたが,時間にゆとりがでてきた.新たな「お仕事」が舞い込んだりもしているが,それでも随分と自分の時間を持てる.振り返れば,4月からずっとその日その日をこなしてきたので,少しくらいはゆっくりしてもいいだろう.と言っても,ゆっくりした時間で,自他の研究見直しとか,今後の研究計画などを練っていきたい.そしてもちろん,やるべきことは,しっかりやっていこう!
2014年7月28日(月) 早くも夏休み気分?
昨日までの野外実習が終わり,仕事がそこそこ片付いてきたこともあり,ちび助たちが夏休みに突入したこともあり,私もすっかり夏休み気分になってしまった.明日はまだ講義があるのだが,なんだか身が入らない.
今日は週末に出勤(野外実習に参加)したため,振り替え休日.といっても,いつもながら,休めるわけでもないし,特段休みを必要としているわけではない.ということで,今日は午後から野外調査.久しぶりに川へ行った.と言っても,体が万全でないため,Kさんに電気ショッカーを担いでもらい,私は荷物持ちをしながら,指示を出すだけ.と言いながらも,やはり体は本調子ではない.まさに「腹に力が入らない」といった感じ.というか,力を入れると痛みが増しそうで怖い.実際に,川に入るだけでも施術部を中心に痛みが出ることも.幸い出血はしていなかったが,無理は禁物だ.
ということもあり,明日からは在室勤務にしよう.そして久々,空いた時間がとれそうだ.当面も講義や会議の予定はあるのだが,それ以外の時間は自由に使えそう.それに,個々の仕事が順調に進んでいるので,精神的な余裕もありそうだ.そこで,この時間を利用して,確実に論文を仕上げてしまおう.形に残ることをやっておくと,なおさら余裕ができてくる(はず).
2014年7月27日(日)フィールド美香西エンド
この週末は,野外実習に参加した.ひみラボでも宿泊実習だ.私の一番の役目は,ひみラボを使った実習が滞りなく実行できるように,もろもろ調整すること.と言っても,昨年もやっているので,概ね順調に進んだ.
ということで,実習中,内職に勤しむ時間を多くとることができた.やることはいくつかある.まずは,臨海実験の準備.実施スケジュールの調整や,物品確認を行った.今年は参加学生が車をもっていないので,もろもろ不都合が生じる.山崎研若者sに手伝ってもらうのは例年同様なのだが,氷見実習の日にどうしても車のやりくりが難しい.そこで,さすがに海に現地集合すると大変なので,ひみラボ集合にした.ひみラボならば,車も揃う.そこから海に向かう予定.
そして一番の仕事(内職)と言えば,もちろん論文書き.参考文献一式を持ち込み,細かいところも確認しながら,考察直しを継続.加えて,図表直しや文献リストフォーマットも.深夜も,頭がぼーっとなる中,頭を使わない仕事を続けた甲斐もあり,加えて,実習後にもひみラボでプチ合宿を継続したこともあり,晴れて初稿が(ほぼ)完成した!これで曲りなりも,他人(共著者)に見せるに足る(見せてもそこまで失礼ではない)状態になった(はず).残るは,アブストラクトと表を1つ.これらを確実に終えて,共著者に送ろう.今のペースならば,予定通り,7月中にできそうだ.
ミカNIと2014年7月25日(金)
午後になって,ようやく論文書きに着手.考察を読み進めた.が,前にも書いたが,草稿の考察はスカスカ状態なので,1つ1つ,丁寧に文章を組み立てていった.もちろん,文献も探しながら.幸い,これまでに集め,読んできた文献がかなり活きてくれそうだが,いざ考察を書いていくと,ピンポイントで知りたい話題(それを扱った論文)が必要になる.その都度,検索しながら進めたので,結局1段落と少ししか進まなかった.とはいえ,着実に進めるしかないし,進めていれば,いつかは終わる.
この手の論文直し(論文書き)は,1回みたくらいではよくはならない.今日も,じっくり書き上げるには,時間がまだまだ必要であることを実感した.ただ,のんびりやればいいというものでもない.明日からの野外実習も含めて,今月中に初稿完成までもっていこう.その段階で,共著者に送るとともに,自分自身でも間髪入れずに第二稿作成へ突入だ.論文書きには勢いも必要だ.今は,曲がりなりにも勢いがあるので,それを押し通そう.
と同時に,ゼミも終わったので,ぼちぼち学生指導にも目を向けなくては.明日はこの辺も含めて,当面の計画を立てていきたい.
日の2014年7月24日(木)、「お獅子」
朝からよく働いたと思う.午前中は予定が入っていなかったので,当面の講義関連の準備などをこなした.来週の講義や試験の準備,後期に急に担当することになった教養講義のシラバス作成,そして大学院講義の準備.事務書類書きも加えて,一部は夕方までかかったが,大方のお仕事は片付いた.
午後に高校教員との懇談会なるものにも参加したため,結果的には論文書きは全くできなかった.しかし,早めに仕事を片付け,今後の時間を有効活用できると考えれば,今日の仕事も無駄ではないだろう.いつもながらに,外堀を埋めて,いざ本丸へ,といけることを期待しよう.
明日は会議とゼミ.はたして論文書きはどの程度できるだろうか.その一方で,週末は野外実験のお手伝い.と言っても,直接の指導はほかの先生に任せているので,私は空き時間を使って,もろもろのお仕事をやる予定.もちろん,論文書き(読み直し)もできればと考えている.
本来であれば,自宅残業にも精一杯取り組むべきなのだが,最近は疲れがたまって,思うように進まない.ただ当初のもくろみ通り,7月中にイノシシ論文の初稿完成は目指したいところだ.
2014年7月23日(水) 魚津へ(その他,連絡あり)
今日は,魚津での臨海実験のために,いくつかの施設を訪問した.まずは,魚津漁協.氷見と同様に,調査の同意をいただいた.続いて,調査後にシャワーを借りているミラージュランド,そしてその後は魚津水族館だ.いずれも無事に完了.あとは,当日の講義や物品の準備を進めるだけだ.
それ以外は,今日も右往左往.細々としたことが沢山ある.それはそれとして,夕方にはしっかりとイノシシ論文と向き合った.改めて結果を見直して,ここまで完了.残すは考察だ.これはかなり大事だ.草稿段階では,流れはつかんだのだが,引用文献などはほとんど入れていない.表記の統一も必要だ.この辺をじっくりと考えながら,着実に進めていきたい.とはいえ,やはり草稿ができているのは心強い.基本的に肉付けしていけばいい.
ところで,雑務に追われたり,空いた時間で論文を書いたり,体にメスをいれたり(いれられたり)しながら日々を過ごしていたが,気が付けば前期が終わろうとしている.学生の方も就活やら,試験やら,を優先させるという名目のため,ついつい「自由」にさせてきたが,さすがにそろそろ先を見越して行動をする時期だろう.
まず明確にしておきたいことは,『研究室に夏休みはない』ということ.もちろん,お盆の帰省や旅行などは自由にやってもらうとして,それ以外は8月も9月も原則普段通り.そして毎年のことだが,後期は(も)あっという間に時間が流れていく.おまけに,私自身もこの先どうなるかわからない部分が多い(1回の手術で完治,はあり得ないらしい).ということで,早め早めに,行動を起こしておくことが必要になる.
そこで,各自に当面の研究計画を見直してもらいたい.来週前半までに,9月末までの具体的な計画を提出すること.もちろん,実際に結果を出してもらうことが大前提.また,提出するだけではなく,適宜チェックをして,個別に修正を求めることも多いと思う.進み具合や今の時期にやるべきことは人それぞれだと思うが,いずれにしても,気合を入れ直してやってもらうこととしたい.そして10月早々には,中間報告ゼミを予定.
それからもう1つ.内々には話してきたが,9月に他大学の学生さんが実習でやってくる.ただ,山崎研学生に状況が十分に理解されていないようなので,可能な範囲で明確にしておきたい.まず,名目上は,DNA実験技術の習得をめざし,先方の機関におけるインターンシップ制度を利用しても来訪になる.ただ,インターンと言っても,富大の大多数の学生が行っているような形ばかりの実習ではないし,なんとなく就活に有利だからとか,漠然としたものでもない.もちろん,単位取得が目的でもない.研究目的だ.
この際重要なことは,もちろん新規技術や知識の習得である.それと同時に,研究者(含む学生)同士の交流も重要だ.特に後者の目的が大きいため,できる限り内々に取り込みたいと準備を進めている.その最たるは宿泊だ.期間中,お金を出して,どこにでもあるような施設に泊まるのでは,意味がない.これは来る方もそうだし,来てもらう方(我々)にも言えること.わざわざ,外から来てくれるのだから,交流の機会を自ら作るくらいの積極性はもってもらいたいものだ.
この辺のことを理解できていない学生が,残念ながら山崎研にも少なくないようなので,あえてここに書いておく.確かに,今時の学生は,どこの研究室でもそんなものだろう.ただ,私が学生やポスドクだったころは,外から学生さんが来れば,よろこんで(可能な限り)交流を深めたし,私に限らず,誰かしらの部屋に泊まってもらったものだ.もちろん,私も他大学に行ったときは,いろんな人にお世話になった.そういう交流や積み重ねの中で,形ばかりのインターンや学外実習では得られない人間関係の構築や拡大ができたものだし,そのつながりは今に活きている.
上にも書いたように,時代や状況が,昔とは違う,と言えばそれまでだろう.ただそれ以上に,(山崎研に限らず)今時の学生に積極性が乏しく,なんとなくその場を過ごしていたり,目先の楽しいことだけで満足していることは,悲しい限りだ.くれぐれも,すべては自分のことであり,多方面の交流は自分のためになる,ということだけは忘れないように.また同時(ついで)に言えば,就活においても,その職に就くことを目的とするのではなく,なぜその職に就きたいのか,就いた後に何をやりたいのか,は考えるべきだろうし,当然,先方もそれを見ているだろう.その際に,自分が何をアピールできるか,もちろん,形ばかりのことではなく,誰もが言いそうな在り来たりのことではなく,しっかりとアピールできるものがあるか,改めて考えてみることが必要であろう.そしてそのようなものが,もし無いのであれば,今,何をすべきかを考えてみるべきであろう.
2014年7月22日(火)PUチ共通住宅
なかなか体が休まらない.昨日の「海の日」は,我が家恒例の海水浴.ただ,先日体にメスを入れた関係で,私は海に入れない.泳げない海水浴というものは,飲めない飲み会と同じくらい哀しいものだ.どちらも「健康」のありがたさを実感する.ということで,昨日は網を片手に魚を追いかけまわすちび介たちを見守りながら過ごした.と言っても,足くらいは海に入れることができたので,時々涼を取りながらの見守り.それでも疲れた.昨夜は一家そろって爆睡.ちなみに,行先はこれも恒例の氷見.
そして今日は,朝イチの講義のあと,急を要する仕事をテキパキこなした後は,氷見へ.第一の目的は,氷見漁協.毎年「臨海実験」でお世話になっており,今年も実施の同意をいただきに伺った.そしてその後は,ひみラボ.夜に「野外実験」の予備実験として,ライトトラップを試行.ということで,その間に時間がとれたので,ひみラボでプチ合宿を敢行!もちろん,イノシシMS論文書きだ.
成果はまずまず.イントロから読み直しをはじめ,マテメソ,結果へと読み進めることができた.大枠はつかめたし,標記の統一の再確認もできた.特に,「集団」をどのように表記するかは結構重要.HWからの逸脱とかいうわけだが,そもそも逸脱するものは「集団」と呼べないとか,いろいろとうるさいことを言われることが多い.以前よく書いていた川魚の論文だと,移動の制限が大きい川魚においては,「1つの川の魚たち」=「1つの集団」とみなすことが多かったのだが,陸上移動が可能な大型哺乳動物では,「地理的まとまり」=「1つの集団」という簡単な話ではない.それに,そもそも「簡単な話ではない」ということをアピールする論文だ.ということで,関連研究を読み漁りながら,標記を整える作業にも時間を費やした.面倒くさい作業ともいえるが,私自身は案外好きな作業でもある.同様に,投稿先に応じて引用などのフォーマットを統一する必要があるが,これもちまちまと気分転換にやっていくのは嫌いではない.何はともあれ,いずれも時間を要する作業なので,少ない時間を有効に活用して,しっかりと形にしていこう.
2014年7月17日(木) 少しずつだが,,,
一応,進んでいる,ということにしたい.
今日も会議と講義,さらには急な会議,と右往左往.
だが,その合間に,やることはやった気がする.
310のポリマー充填&RUNはできたし,ライチョウ用の新規プライマーの発注もできた.もちろん,イタセン紹介の準備も.そして来週の講義準備も.
少しずつではあるが,外堀を埋めている,といった感じ.ま~,現実的にできるのは,こんなところだろう.何もできていないよりはマシ,というところか.
ところで,ゼミも後半になろうとしている.となると,その先には普段の研究生活が待っている!(はず).ということで,「ゼミがあると学生は研究をやらない!」なんて言いながら,それをいいことに私も学生指導を御座なりにしてしまう傾向が強いのだが,そろそろ自他ともに学生目線の研究(指導)に戻らなければならないだろう.
ということで,今夜の自宅残業は,当面の各自の方向性について考えた.で,一応は,私なりの分析と,当面の指導方針?がまとまった.
そしていざ振り返ってみると,今週は自宅残業として,もろもろの考えをまとめる時間が取れている.これはとてもいいことだ.大学では時間がキツキツなので,どうしても目先のことに囚われてしまい,将来の計画練りがあまりできていなかった.このような時間がもてるのはいいことだ.
2014年7月16日(水) こんなことをやっている場合だ!
今日は計画通り,イタセンパラ説明用パネル原稿の作成に勤しんだ.
幸いにして,昨日結構がんばっていたので,昼飯時にはほぼ完成.全体の見直しをしたのち,印刷を行った.あとは台紙に貼れば完成だ.これで週末に向けた準備のピークは越えたと思われる.
ということで,今日も夕方はイタセンパラの「増殖」に取り組んだ.実物大のペアを同時進行で作成.明日完成予定.時間があればさらに増やしたいところだ.活用方法としては,とりあえず指し棒の先に取り付けて使うが,その先はどのように活用するかは未定.何はともあれ,今この作業をすることは,それなりに意義があることだろう.
それから,ついつい先延ばしになってしまってたが,ひみラボの活動紹介を魚雑などの会員通信に書きたい.加えて,新規保護池のアピールもできれば...ただし,当面は文章書き(論文書き)の仕事が山積みなので,またまた先延ばしか?
さて明日は,会議と講義.その合間の時間がどれくらいあるかが読めない.ただ,あまりのんびりしていると,時間だけが無駄に過ぎていく.ということで,明日あたりから,草稿後に寝かせていたイノシシMS論文書きを本格的に再開しよう.でもその前に近い将来を見越した蛍光プライマー発注も.ライチョウ用はもちろん,「新規魚類」用のものも,早めに動いておいてもいいだろう.
2014年7月15日(火) こんなことをやっている場合か?
秘密?の工作第二弾が完成.写真はないが,実物大イタセンパラ・メスのペーパークラフトだ.練りが足りなかったため,色合いがいまいちしっくりこないが,針金で産卵管も作ったので,メスっぽくは見えるだろう.
この工作を始めたのが,夕方5時ころ.それまで取り組んでいたイタセンパラ説明のためのパネル原稿作りが,のこり1枚まで進み,かつ疲れて集中力がなくなってきたので,「気分転換」ということで,工作を始めた.やってみたら,予想以上に手早く進み,帰宅時間までに完成させることができた.精密ピンセットを使って,のりしろを折っていったのが,効果的だったようだ.
それはそれとして,こんなことをやっていていいのだろうか?と,今更ながら気が付いた.というのも,土曜日の本番前,金曜日はゼミ,木曜日は会議と講義でほぼつぶれる.となると,パネル印刷は明日やらないと,かなり厳しい日程になる.となると,今日のうちに一通りの原稿は仕上げておいた方がよかったのだろう.もっとも,今更言っても始まらない.明日は,朝イチの講義の後,わき目も振らずにパネル作りに精を出そう.
そしてもう1つ.工作に熱中してしまったために,DNA実験もできなかった...う~む,,,う~む,,,
追記:うっかり書き忘れたが,W杯が終わった.「まとまりがない」と評価していたドイツの優勝.今大会は,巷の前評判通りの展開が多かったようだ.番狂わせは,コスタリカくらいだろうか.ちなみに,ドイツとコスタリカと言えば,今でも思い出すのが,以前の大会の開幕戦が,このカードだった.ちなみに,その日は学生を我が家に呼んで,飲み会.その時に初めて作った料理が「コスタリカ・サラダ」.今では定番だ.
2014年7月14日(月)はミカNIフォワードを行います
午前の高校出前講義や,午後の来客対応で,全体にバタバタした一日.なんとなく目先の仕事をこなしていっただけのようにも思えるが,終わってみれば,もろもろの懸案事項を確実にこなした一日ともいえる.これで,気がかりになっていた仕事が2つ片付いた.あとは研究活動に集中できる時間が増えるだろう.
今週の優先課題は,土曜日のイタセンパラ紹介の準備.主にパネル作りだ.と言っても,ネタはこれまでの研究の中でまとまっているし,パネル作成原案についても,先ほどまでの自宅残業で概ねできた.あとは,明日と明後日あたりで,パネル(ポスター)を作ってしまえば,出来上がり.
ところで,当面の論文書きスケジュールも考えてみた.もちろん,一番大きな制限要因(orターニングポイント)は入院.この入院を機に,共著で書くことになっているヤツメ総説(英語本)に専念したい.となると,それまでにやりかけの論文,つまり,イノシシMS論文と仏生寺川の魚論文を片付けてしまいたい.ということで,逆算しながら予定を考えてみたのだが,,,これが意外にキツキツの日程であることが判明.特に,臨海実験やお盆休み(今年は1週間も!)が結構ネック.
何はともあれ,目指すは入院前のダブル投稿なので,その前の英文校閲や,共著者からのコメント待ちなどの時間を考えると,7月中には原稿を完成させ,共著者に送らなければならないことが判明.まだ半月ある,なんて余裕は皆無であることは一目瞭然.ということで,本気になって,まずはイノシシMS論文書きを7月中に.その後,共著者にみてもらっている間に,手を加えるとともに,仏生寺川の魚論文を手掛けてしまおう.
このように書くと,案外できそうなものだが,現実はそうは甘くないだろう.
2014年7月11日(金)ヤンWAのは、李が設定した
病院へ行ってきた.手術&入院は既定路線だったので,問題は「何時」か?ということ.
で,幸いというか,なんと言うか,「先送り」が容認されたため,もろもろの予定が入っていない8月最終週に決定.入院も1週間で済むようだ.もちろん,その直後の登山は無理にしても,それなりの活動はできるであろう.とりあえず,スケジュールに書きこんでおいたので,さすがに入院期間とその後1週間は予定を持ち込まないでもらいたい.
これで別件の諸々の予定を組める.学外からの実習生受け入れも9月に入ってからになるだろう.それからもう1つ,9月中旬に他大学との合同ゼミをひみラボ行う予定.これは原則参加,ということで.今の予定では,ゼミに先駆けて,立山ライチョウ見学会を先方が企画されている.さすがにその時に浄土山に登るのは無理だろうが,室堂を歩くくらいはできるかも.案内役として,ライチョウをテーマにしているTさんは強制?参加.その他の参加希望者は「自腹」で参加よろしく.
何はともあれ,この週末はゆっくりと体を休めよう,,,と思ったら,明日は補講×2限だ.
え休日の振動里のために2014年7月10日(木)
今日は,お休みの日だった,実は.土曜日に講義の補講をやる関係で,形式上の振り替え休日となっていた.と言っても,休んでいる暇はない.
朝イチのお仕事は,論文書き.この時間に考察10行程度書き進めた.が,その後は時間がなく,帰宅時間.そしてこれではいけないと,自宅残業で頑張った.ちび助1号&2号が学童のお泊り活動のために不在だったことが功を奏して(?),全体に時間の余裕がある&静か,であったために,仕事がはかどった.かつ,細かいことは改めて見直すという開き直りの元,確実に英文を書き連ねていった結果,できた!考察が.と言っても,考察全部で2ページ分くらいしかないが,おそらく,今の段階では,時間をかけたとしてもこの程度だろう.ということで,草稿完成!ということにしたい.曲がりなりにも,公約通り?できました.次のステップは,これをたたき台として,初稿を書き上げていくことだ.この勢いに乗って,といきたいところではあるが,他にもやることは盛りだくさん.少なくとも,来週までは何もできないだろうから,寝かす時間と割り切ろう.
さて,その他の今日の「お仕事」としては,DNA実験と要旨チェックか.あとは補講の準備や,高校講義の準備.なんだかんだで,バタバタ過ごしていたら,時間もあっという間に過ぎ去ってしまった.何にしても,やることが多すぎる.
2014年7月9日(水) つじつま合わせ?
今日も朝イチの講義,午後の教授会.その合間の時間はわずか.この時間を有効利用するために,確実に仕事をこなすことに専念.今日は,臨海実験の書類作成と月曜日の高校訪問のための授業スライド作り.ただ,どちらも必要なことではあるが,建設的なお仕事,とは言い難いものがある.おまけに,会議の後は急用が入り,早々に帰宅.会議が長引いたこともあり,大学ではほとんど仕事ができずに終わった.
さすがにこれではまずい,ということで,先ほどまで自宅残業で,イノシシ論文の英語書き.考察を書き進めた結果,どうにか10行弱の文章が完成.もちろん,完成度の低い英語ではあるが,今は書くことが大切.これで曲がりなりにも,一日にやるべきことのつじつまが合った,ということにしよう.
明日は,今のところの予定では,朝から大学へ.夕方の講義まで,時間を使える.学生指導(要旨チェック)や事務仕事もあるが,実験も進めておきたい.もちろん,合間には論文書きも.
今週・来週はバタバタそうだ.できる限り,建設的な結果を残したい,,,と言いながら,明後日の通院で,今後のスケジュールが大きくきまることになりそうだ.どうやら手術&数週間の入院は避けられそうにない.となると,いつそれらを組み込むか,によって今後(特にこの夏!)が決まってくる.
2014年7月8日(火) その2
今日は,朝イチの講義以外は拘束時間なし.と言っても,すべてを自由に使えるわけでもなく,要旨のチェックや,実験指導など,「先生らしいこと」を少しだけこなした.それ以外は自分の時間.と言っても,お仕事に時間を取られた.事務関連の仕事が山積みだ.
うれしいことと言えば,実験がそこそこうまくいった.昨夜流した310で,ユニバーサル・テイルPCRが,予想以上にいい結果だった.今回はヤツメだったのだが,2つのプライマーセットそれぞれで,10検体中8検体くらいはうまく読めた.無駄なピークもなく,多型も確認できた.ただ,スナヤツメ北方種と南方種で試したのだが,予想に反して(?)北方種でいい結果がでた.当面は南方種でプライマーを増やしたかったのだが,,,ま~,それはそれでいいとして,これで基礎的な条件が決まったので,ほかの生物でも応用できるだろう.さっそくライチョウでやってもらおう.
実験はまだまだ続くので,適宜進めていきたい.ただ,他にもやりたいこと盛りだくさん.特にイノシシ論文書き.先ほど,自宅残業で考察の流れを確認したのだが,結構いい感じにまとまっていた.ということで,明日から英文化を進めたい.そして,勢いをつけて,やり遂げてしまおう.公約?の今週中の草稿完成が見えてきた(かも).
さらにやりたいこと,というか,今日の帰宅間際にやったこととして,「秘密の工作・第二弾」.こちらもできれば来週末までに間に合わせたいところだ.
2014年7月8日(火) イタセンパラ!?
季節外れのイタセンパラ成熟オスが採れました!,,,わけではありません.
昨日書いた「秘密の工作」が出来上がりました.「実物大」のイタセンパラ・ペーパークラフトです.
これまで作っていたもの(左上)と比べると,大きさの違いが一目瞭然.我ながら結構「かわいく」できました.ただ,細かい作業になるため,作るのはなかなか大変.ひみラボ展示用にしようかと思います.
話は変わって,今週のゼミは,11日(金)の15時から18時までの間,理学部棟で開催することにしたいと思います.お集まりを.
より2014年7月7日(7月)のスケジュールや場所総統?
ちび助3号が未だに病院通い.次の診察が木曜日.そのため,木曜日に予定していた私の診察が先送りされ,金曜日になりそう.おまけに砺波までいかなければならない.となると,さすがにその後にひみラボでゼミをするのは難しいか.ということで,今週末のゼミ日程か,場所を変更することになるかも.一番変更が少ないパタンとしては,金曜日の午後おそく(夕方?)に大学で開催.あるいは日程変更だと,候補日としては,「前倒し」というわけにはいかないので,次週の早い時期.これも大学で.今のところ,もろもろ流動的であるので,後日改めて,連絡する予定.
さて今日は,午前の会議,午後の会議.合間は実験と臨海実験の書類準備.そして『秘密の工作』.なんだかんだで,そこそこできた.今週はこんな感じで,細々?した仕事を,時間を有効活用しながらこなしていく予定.
時間の有効活用と言えば,午後の会議が学外であったのだが,電車の乗り継ぎがよく,予定よりも30分くらいは早く会場に着いた.そこで,待ち時間を利用して一仕事.来週末のイタセンパラ紹介での話すことをまとめた.昨日の記述ではないが,この手の紹介(プレゼン)をする場合には,その場に応じたテーマを明確にすることが必要だ.アピールポイントを明確化する,と言ってもいい.そこで,これらをまず考え,その後に,細かい内容を肉付けしていった.結果的に,話の大枠は完成.もちろん,スライド(パネル)構成を考える必要があるので,その辺の作業も進めていかなければならないが,まずは第一段階完了,ということにしよう.
ところで,「秘密の工作」というのは,例の紙工作のこと.ただ,何かが違う.もちろん,イタセン紹介でのお披露目を目指している.何ができるかは,当日までのお楽しみ,,,と言いたいところだが,完成した暁には,きっと自慢してまわるだろう.早ければ明日にでも.
2014年7月6日(日) シンポジウム参加
一聴衆として,参加してきた.市長も挨拶に駆けつけるほどの大規模なシンポであった.準備にあたられた方はさぞ苦労したことであろう.頭が下がる思いである.ただ,それはそれとして,率直な印象をいくつかまとめたい.もちろん,個人的な見解であるので,これが絶対に正しいと言い張るつもりはない.
全体の印象としては,『何だかよくわからなかった』というところ.掲げられていたテーマと,内容がかみ合っていなかった印象が否めない.特に,パネルディスカッションでは,コーディネータが場当たり的に話を展開しているように見えた.結局,地方の動物園(ファミパ)の活動から,何を,誰に,訴えたかったのだろうか?
私自身,ファミパ関連の活動には,疑問は抱かない.全国にアピールできるものだと思う.が,今回のシンポでは,聴衆の大多数は富山県民.ファミパをよく知っている人が多かったと思われる.その人たちに向かって,ファミパの活動紹介が話されていただけにしか聞こえなかった.これが,全国から参加者がある中で,今回のような話であれば,まだ効果があっただろう.しかし,大半の人は「知っていること」を聞かされた気がする.そのような「県民」に,ファミパが全国的に見て,いかに優れているか,特徴的か,を明確に打ち出すのかと思ったが,そうでもない.あるいは逆に,全国の動物園の具体的な活動事例が紹介されるわけでもなかった.
このような状況では,テーマとされていた「消えゆく動物園」の現状も,具体例も,将来も,聴衆には伝わらなかったのではないだろうか.私自身も,コメンテータの発言の端々から,類推・憶測するしかなかった.誰かひとりくらい,数値データを出して話してもよかったのではないだろうか.聴衆がわかったのは,象の飼育頭数が減っている,ことだけだったであろう.結局,地方から何を発信したかったのだろうか.もう少し,具体的な提言があってもよかったと思うが,だれも発言しないし,コーディネータもまとめようとしていたとは思えなかった.
そんな中で,意外にも,いいアクセントとなったのが,「ゲスト」として呼ばれていたシンガーソングライター.「基調講演」においては,知的好奇心を駆り立てられることはなかったが,そのような話でもしっかりと聴衆を引き付けることができるのは,さすがだ.私では,とてもできない芸当だ.もっとも,立場・状況も違うし,私の目指すべき芸当ではないが.
同時にそのゲストが,パネルディスカッションの散漫な展開をまとめようとしていたのは印象的だった.
もう一つ,具体的な話として出てきたものの中に,「動物飼育繁殖のセンターをつくる」という話があった.日本の動物園で飼育展示する動物を確保したり,希少生物を保護するための,中心的な施設という位置づけのようだ.環境省が動き,各動物園も望んでいるような話であった.これに対して,今のご時世,日本の状況なども含めて考えたとき,私はこの「センター」に反対である.
理由の一つは,このようなセンターをつくると,地方の動物園の衰退を招く恐れが高いから.このようなセンターの活動目的の1つは,動物の飼育繁殖技術の確立と,継代飼育の実践,そして得られた個体を各地の動物園に配布することだろう.さらには,この技術を各動物園に普及させることにあるだろう.これだけ並べると,聞こえがいい.ただ,現実はどうなるだろうか.地方の動物園,おそらくその多くは,「経費削減」とそこからくる「人手不足」が看過できない状況ではないだろうか.そのような動物園の運営側としては,わざわざ自分のところで飼育繁殖をせずに,センターからの提供を受ける方がコスト削減につながる,と判断されるだろう.そうなると,なおのこと地方の動物園では,活動内容が縮小され,さらなる人員削減につながりかねない.これでは,地方の動物園の発展など望めないであろう.
理由その2として,遺伝的多様性の問題.継代飼育において1つの課題は,近親交配の進行による遺伝的多様性の消失だ.これは,限られた数の生物を扱う場合には,避けては通れないことである.そして「センター」が,この課題を深刻化しかねないと危惧される.この近親交配を軽減する1つの方策として,できる限り多彩な組み合わせで,動物を交配させるやりかたがある.実は,現状の動物園運営では,これに近い状況が保たれている.つまり,動物園同士で,個体を交換し,繁殖させていることは,この概念からみると,適した取り組みだ.ただ,センターに繁殖業務を集中させてしまうと,限られた個体での繁殖が続き,近親交配の進行が懸念される.もちろん,計画段階ではこのことを考慮して,多数個体による,多彩な繁殖を唄うであろう.しかし,これを実現するためには,広大な施設と,人材と,資金が必要となる.そして今のご時世,そのようなこと(特にすべての基盤となる予算の獲得・確保)が可能であろうか.理由その1と負の相乗効果が出てしまった場合,その悪影響はより重大なものとなる恐れがある.
以上のような理由から,センター構想には反対である.それよりも,まさに今回のシンポのテーマであるところの,地方の動物園の活性化に力を入れるべきであろう.もちろん,一番大切なのは人材だろう(もちろんそのための予算も).そうすれば,各動物園で飼育繁殖を工夫し,技術・情報を交換し,あるいは研究生物を分担することもできうだろう.そして,今と同様(今以上)に連携を深め,動物の交換も進める,これを取りまとめる役割としての「センター」であるならば,現実的であろう.そして,地方の動物園も活性化されるであろうし,それを目指す若者にも,希望を与えることができるのではないだろうか.
久々まともなことを書いた後になんだが,,,半分当たって,半分はずれた...結構願望通りの結果だったような.ここまできたら,優勝は南米対決を制した開催国!と期待してしまう.
2014年7月4日(金) 久しぶりに
飲み会延期は残念だったが,結果的に久々の?のんびり週末.
仕事の方でも,しばらくは野外調査がなさそうなので,デスクワーク&ベンチワークに励もう.と言っても,やることは多い.
まず,イノシシMS論文書きは,昨日の段階で(草稿の)イントロが完成.残すは考察.時間と勢いがある時に形にしてしまうべきだろう.ということで,気合入れて,来週中には草稿完成を目指そう.
プレゼン作りもたくさんある.再来週のイタセンパラ関連が間近に迫ってきた.いつもと若干スタイルが違うので,しっかりと対応したい.でも,いろいろ考えていると,話したいこと,話すべきことが盛りだくさん.うまくまとまるだろうか.そのほか,高校の出前講義もあるが,これは従来のネタをベースに組んでいこう.
実験も軌道に乗せたい.頼まれ仕事は確実にこなすとして,もろもろの面で将来につながる実験も.
その他,講義関連や事務仕事もたくさん.一応,時間の割り振りは決めたので,あとは確実にこなしていくだけだ.
ということで,その他,特に学生指導関連はぼちぼち.なんにしても,自己アピールが大切.
で、最後のniが私が考える前に、一緒に試してみました。
今回こそまったくわからないが,,,
ブラジル2―0コロンビア
フランス1PK―1ドイツ
オランダ3―1コスタリカ
アルゼンチン1―2ベルギー
2014年7月3日の週末のドリンクミに向けて(木材)が延期されます
数日前から、チビすけ3号が高熱を出してしまい、今朝になっても収まらないので、金曜日の山崎宅飲みは延期とさせてください。日程は改めて。
それから、明日は朝イチで病院によっていくので、各自ひみラボへ向かうように。11時から1つ、昼飯後1つ、ゼミを実施する予定。
2014年7月2日(水) タコ並み!
何がって,将来を予想する能力?が,タコと同等ということ.W杯決勝トーナメント1回戦,全試合の勝敗予想的中!
さて,今日も朝は基礎生態学の講義.抜き打ちで小テストを敢行!ほとんどの学生が予想外だったようだ.最近は,この講義の受講生がたるんでいる.自覚を促すためにもテストを実施した.何事も,自覚が大切だ.時には,「自覚していないこと」を自覚することが求められる場合もある.
講義後は,野外実験と臨海実験のガイダンス.対象となる今年の2年生は,「おとなしい」と書くと聞こえはいいが,覇気がない,というか,やる気が見えない,というか.なんとなく,この先が心配だ.
夕方は,久々実験.昨日書いたヤツメ種判別のための,溶かし出しを始めた.ついでに,データシートも更新.データの管理は重要だ.
そして今日も帰宅30分前に時間ができたので,論文書き.数行しか書けなかったが,確実な一歩だ.イントロは「本研究の目的」を残すだけ.明日,(草稿のイントロを)完成させてしまいたい.
背中のVに対してバックアップするための2014年7月1日(火)とRA KA ,,,
仕事をこなしていった一日.それでも,次から次へと仕事が湧いてきた.
それでも今日は「朝イチ」の講義のあとは,特段の予定が入っていなかったため,大方の仕事を片付け,加えて,当面の仕事予定を立てた.そして,帰宅前30分は,久々論文書き.今日も1段落をどうにか書き上げた.これでイントロもあと少しだ.
ただその一方で,当初予定していたDNA実験は進まず...当面やりたいことは,頼まれているヤツメ種判別.なんだかんだで3件くらいの依頼が入っている.これとは別に,ユニバーサルテイルプライマーを使った実験もやりたい.前回の実験で,それなりの結果が得られていたので,次は個体数を増やして,実用性を確認することができれば,今後につながる.
これ以外にもやることは盛りだくさんだ.明日は講義やら,高校生の案内やら,ガイダンス×2やらがあるが,テキパキこなして,空き時間を有効に使おう.
一方で,とりあえず,今朝の2試合も勝敗を当てた!うち1試合では,得点もピッタリ.延長戦だったが...あと2試合当てれば,私も「タコ」並み...