2014年3月31日(月) 年度末
正真正銘の年度末.世間場バタバタとしていたようだが,私は無理やり時間を作って,お仕事を進めた.
と言っても,今日の朝一の「お仕事?」は,病院での検診.目先の状態はよくなっているのだが,そう遠くはないうちに手術が必要になる可能性大,とのこと.この手の病気の宿命ともいうものらしい.ただ,良いも悪いも,手術をする段階まで症状が進んでいないので,当面は様子見.もっとも「当面」がいつになるかは不明だ.ということで,今の若者達は,早め早めに,何事もやるように.と言っても,明日・明後日の話ではない(と私自身期待している).次の診察が2ヵ月後なので,それまでは大丈夫のような,,,(希望的観測).
ところで,検診を受けたあと,当面の食生活について聞いてみた.とりあえず,これまで通り,刺激的なもの(特に辛いもの)はダメ.で,恐る恐る『お酒はどうでしょう?』と聞いてみたら,,,『ダメ』と明確に言われてしまった.ということで,まだまだ断酒生活は続く...といっても,すでに酒を断ってから2ヶ月になろうとしている.時々,『こういうときに飲めたらな~』と思うことはあるが,飲めないことにも,それなりに慣れてきた.何より,体にいい事は確かであろう.
さて,病院で予想以上に時間がかかったが,その後はひみラボへ.ようやく仕事を開始.まずは,春の研究会のアイディアをまとめ,Nさんと打ち合わせ.その後はイノシシMS論文書きに没頭.そして,どうにかこうにか,結果を書き上げることができた.さらに少し時間があまっていたので,考察に使えそうな論文を読んで,要点をメモ.明日以降,時間をつくって書き進めたい.と,言いたいところだが,明日から新年度.さすがに,新年度の準備が必要だ.まずは講義・実習の準備などなど.今年は,開始までに2週間くらい時間があるのが救いだが,うかうかしていると,あっという間に過ぎてしまう.他にも報告書書きもあるので,『お仕事』優先でいこう.
2014年3月27日(木) 山歩き
今日は予定通り氷見の山でシカの調査.痕跡探しが主目的であるため,以前みたいに「車で移動しながら,,,」では,まともなデータが得られないため,ひたすら歩いた.といっても,大した山ではなく,痕跡を探しながらのため,ゆっくり歩いたため,そこまで体には負担にならなかった.思ったほど,足の筋肉も張っていない.時間をかけた割には,印象として,先の河川調査の方が,体に負担がかかった印象を受ける.やはり,水の流れに逆らいながら,手足を使う河川調査は,それ相応に体をいじめているのだろう.
しかし,体の疲れはそれほどではなかったが,肝心の患部に若干の違和感が...大事をとって,明日の調査は無しにしよう.ただし,ひみラボ活動は行う.もし,大学ですごすとなれば,当然ながらデスクワーク.今すぐの締め切り仕事も無いし,おそらくは「だらだら」過ごすことになるだろう.それならば,ひみラボでお仕事をやった方がマシ,ということ.とりあえずは,先に採集した魚貝の種判別.それから,ひみラボHPの更新も行いたい.写真を幾つか入れ替え,全体に情報を新しくしよう.
2014年3月26日(水) 骨休め?
骨まで休まったかどうかは別として,体を休めることはできた.今日は調査の合間の1日.
予定通り,もこもこ実験の指導.無事終了(したはず).もっとも,PCRの結果がどうなるかは不透明だ.今回の実験が上手くいけば,かなり研究の幅は広がるのだが.兎に角,今後の結果に期待だ.
今日は,これも含めて,学生計画練りやら,学生との打ち合わせやら.特に,昨日も書いたとおり,自分の研究の位置づけを,各自でしっかり理解することが必要だ.私の目からみた「面白さ」はまずまずまとまってきた.ただ,最近は時間があると計画練りをやっている.時間をかければかけるだけ,面白い背景が見えてくる.
一方で,今日の夕方に少し時間ができたので,イノシシまとめも継続.サンプル採集地点の図表を除いて,図表は概ね完成.そして自宅残業では,マテメソを書き上げた.次は結果の本文を書き上げてしまおう.これが終われば,ちまちまと考察書きに突入できる.公約の4月中の草稿完成には,かなり時間的余裕があるが,兎に角,できるときにやってしまおう.
2014年3月25日(火)夜 無事終了
最初の調査が無事に終わった.新人にとっても「無事」だったが,同時に私にとっても「無事」.今も体調に問題は無い.これを繰り返して,徐々に本調子にもっていこう.ただ,眠い...
今日の調査は,河川生物が対象.魚類等を採集することが目的だが,そもそも調査のやり方自体を教えることも大切.これは毎年やっていることだ,と思っていたのだが,昨年はあまり面倒を見ていなかったことが,改めて判明.川の中での動き自体は,『ま~こんなものか』だったのだが,それよりも基本的な部分で『甘さ』が目立った.「本気度」や「真剣さ」が足りない,といえばいいのだろうか.「危機意識が欠如している」とも言える.大げさかもしれないが,野外調査では重要かつ,基本的なことだ.これを克服するには,実際に現地で教え込むことが必要だ.出来る限り調査に同行し,少なくとも山崎研としての最低限のことは教えていきたい.
次は木曜日に山へ.今日みたいに車で近くまで乗り付けて,30分だけ川に入る,みたいな甘いものではないだろう.兎に角,『歩く』ことになるので,そのつもりで準備をしておいてもらいたい.もちろん,この調査を自分の研究テーマとする学生は,人一倍の自覚と行動が必要だ.今日のような積極性の無さが目立つようであれば,野外調査には適さないということで,それ相応の対応が必要になるだろう.
2014年3月25日(火)昼 春
すっかり春の装いになった.暖かくなってきたので,過ごしやすくなったのはいいことなのだが,花粉も飛び交う季節に...薬に頼る日々が続く.
さて,研究室も春(?).調査が始まる.昨日はその前に,調査の事前指導やそもそも何のために調査をするか(研究の目的)について,4年生には教え,M1には考えさせた.山崎研で取り組んでいる研究はどれもそうなのだが,目先の「やること」をやればいいわけではない.その研究が何のために行われているのか,「やったこと」によって得られたデータたが,どのように役に立つのか,などなどを考えながら研究に取り組むことが重要.そのために,いつもそうだが,特に今の時期は,学生にも自分の研究をしっかり理解してもらうことを求めている.
ただ,こちらの思惑通りに事が進むばかりではない.最近の傾向として,まず,なかなか自分で考えない.次に,言われたことに対して,その場ではわかったつもりになっているが,次に聞いた時には理解できていない(忘れ去られている).昔も往々にしてそういう学生がいたが,最近は顕著.修論書いていても,結局は理解できていない,目先のことしかみていない学生も少なくない.これは決していい状況ではないが,何も知らない下の学生がみていると,それでいいと思えてしまう.最近はそんなよくない状況があるので,ここらで一新させることが必要だろう.とはいえ,やり方は今までと大きくは変化なし.とにかく,自分で自分の研究を考えさせる(考える).その際に,特に研究の「大きな意味・意義」を意識させる(意識する).大きな意義がわからなければ,世間でどのような研究がおこなわれているのか,その中で自分の研究の位置づけはどのようなものか,を考えさせる.本来であれば,どしどし対外試合(学会)に出かけていくのがいいのだが,なかなかその機会や状況ではない.もちろん,関連する研究会を開催したり,参加したりする機会を設けるので,積極的に利用してもらいたい.
何はともあれ,多くのメンバーと当面の方向性を話し合うことができた.もちろん,大きなことばかり考えていて,実質的なデータが無いようではよくない.しっかりと目先のことにも取り組んでもらいたい.時々,大きなことを考えながら.
2014年3月20日(木) 割りきりが大切
今日も会議が続いた.こういうときは,物事を割り切って考えることが大切だ.つまり,会議は会議.避けることはできない.が,それ以外の時間は空いている,と考えれば,時間の使いようもある.空き時間があまりに身近かったり,合間に次の会議の準備が入ったりすると,そうもいかないが,そのような状況では無い時は,無理にでもやることを決めた方がいい.そうしないと,あれもこれもと,(名実ともに)つまみ食いをしながら,だらだらと時間を過ごすことになりかねない.
ということで,昨日・今日と,会議の合間をイノシシ解析に費やした.というのも,自宅残業がそこそこ進んでいて,足りない情報や解析をリストアップしていたため,単純な手作業から,頭を使う解釈まで,それなりにこなすことができた.特に今日は,改めてFCAをやってみた.それも年度ごとにまとめてみると,,,予想以上にすっきりした.これならば,言いたいことが言えそうだ.もちろん,言いすぎには注意しながら.同時に作図もしたので,終わってみれば,結構作業が進んだことになる.ただ,データ・結果が多いため,作らなければ成らない図表はまだまだ...着実に進めていこう.
このように曲がりなりにも自宅残業も含めて論文書きが進んでいると,研究全体にもリズムが出てくる.ちょっとした時間に研究のアイディアを考えたり,学生指導もろもろを考えたり.あるいは事務書類作成も短期集中で出来たりする.だいぶいい感じだ.この先は,講義・実習が始まるため,今よりもっとばたばたするだろう.そのため,今以上に割り切って,やっていきたい.
ところで,来週は野外調査の予定.月曜日にミーティングを行い,その場で野外調査もろもろの口頭指導.その上で,火曜日に現地へ.新M1と4年生が主な対象だが,「指導者」の立場から,M2にも参加してもらいたい.今年の新人を見る限り,DNAよりも野外調査に力を入れたい.野外調査の魅力の1つは,次なるテーマを思い浮かぶ点だ.どしどしフィールドに出て,未知なるテーマを探していこう,と書くと大げさなので,自然の中の「不思議」「?」「見落とし」を見つけていきたい.これらは往々にして私がやることだが,新旧若者達も,目先の調査の意味をしっかり理解し,行動することはもちろん大切だが,それだけではなく,自然の中で,「何か」を見つけ出すことを常に心がけておいてもらいたい.
2014年3月18日(火)夜 論文読みが足りない...
久しぶりに自宅残業がはかどった.(久しぶりに自宅からブログを書き込めた)
今日はひみラボとその後の所要のため,大して仕事が進まなかった.さすがにまずい,と思ったこともあり,自宅残業にしっかりと取り組んだ.また追い風となったのが,同居人が送別会のため不在.こうなると,一般にはチビ助たちの面倒で大変なのだが,私は違う.早く帰宅していたことも幸いし,早め早めに食事を済ませ,風呂も済ませ,寝かしつけた.いつもより1時間は早く(と言っても世間では遅い時間)家事が終わったため,それだけ自宅残業の時間が確保できた.そして,お仕事は,久々のイノシシ論文書き.データ解析は大学でちまちまやっているのだが,論文構成をしっかり練る時間をようやくもてた感がある.特に,考察を考えてみたのだが,,,まだまだまとまらない.ただ,その一番の理由は,この手(哺乳類)の分野の書き方に対する知識不足.要するに関連論文読みが足りない.これを解決するには,兎に角,論文をあさり,読むしかない.幸いにして,結果もほぼまとまり,言いたいこと,言えることの方向性も見えてきた.あとはしっかりと「考察」としてまとめていくだけだ.
ということで,これからの時期は,大学では論文書きの時間が取れそうに無いので,自宅残業でしっかりと対応していきたい.当面の目標は,4月中に草稿(初稿ではない)完成!
今日はその他,ひみラボでもそれなりに仕事ができた.物品の搬入やら片付けやらは,若者達に任せ,私はもっぱら新年度のひみラボ活動計画練り.いざ考えてみると,できるできないは別として,アイディアはいろいろ.ついで?に,若者たちにもアイディアを出させた.明日(以降)まとめよう.
2014年3月18日(火)昼 気が付けば...
ブログの書き込みは,1週間も間が開いてしまった.目先の仕事に追われたこともあるが,一番の理由は,自宅パソコンの不調.
さて,今週も目先の仕事に追われそうだ.会議や外出が続く.一応,若者たちには個別に対応いている(つもり).来週は予定がほとんど入っていないので,天気と体調を見ながら,野外調査にいきたい.今年は,DNA調査も大切だが,野外調査にも力をいれていきたい.
2014年3月10日(月) 一新!
何が新しくなったかというと,大学居室のネット環境.ついに,XPから7へ変更した.もっとも,パソコン自体は以前から使っていたものであり,ネットの接続登録もしていたのだが,時間がなくて今に至った.そして今日,ようやく新パソコンを接続.ネット環境の整備もどうにかなったので,今はそこから書き込み中.快適快適.
さて,だんだんと動き始めた.新4年生とのテーマ打ち合わせもできたし,自ら来てくれたMさん(M2)とも具体的な話ができた.
動き始めた一方で,いまだに浮足立っている感が否めないのが私自身.目先&当面のやることが多すぎて,結局バタバタと時間を費やしてしまう.今日も朝から計画練り,と言いたいところだが,それに先駆けてスケジュール確認に時間を取られた.前学期まで視野に入れているので,7月いっぱいの講義予定などを確認.例年通りではあるのだが,地に足がつかない.ただ,何だかんだで,仕事が進んだので,気が付けば目先の仕事が減ってきた.案外,今週は時間をとれるかもしれない.特に会議が続くが,それ以外の時間を有効活用していけそうだ.ということで,若者たちの面倒をみながらも,自分のお仕事でもしっかりと建設的な結果を残していきたい.当面は,イノシシ論文のデータを出し切ってしまおう.そうすれば,書く方に専念できる(はず).
2014年3月8日(土)昼 一週間終了
自宅パソコンの調子が悪く,また大学で書く時間的余裕がなく,ずっと書き込みが出来ない状態が続いた.とは言え,活動自体は至って順調(?).
最近は,新年度が始まったこともあり,もっぱら学生の面倒を見ていた,,,と言いたいところだが,前半は会議の連続.かつ事務仕事が山積み.それらの対応に四苦八苦.兎に角,時間を費やすことが多かった.後半は,ようやくテーマ相談やら,新M2の中間発表ゼミたら.そして今日は(書いている時点ではこの後),平成25年度ひみラボ活動報告会だ.
昨日,久しぶりにひみラボに行った.年度末の慌ただしさと,自分の病気のために,なかなか行くことができなかったためだ.新4年生にとっては,山崎研としての初ひみラボ.これからバリバリ活用してもらいたい.そして,改めて(在研生にも)書くが,ひみラボは,『利用させて頂いている』ということを忘れないように.自分たちの施設ではない.連携協定があり,一部の物品は持ち込んでいるのは確かだが,我が物顔で振る舞う場ではない,ということだけは(再)認識してもらいたい.と同時に,そのことを理解した上で,遠慮無くバリバリと研究活動に励んでもらいたい.もちろん,ひみラボ活動の基本方針などは,HPなどを参照.
なんだかんだと言って,3月は慌ただしい.ただ,時間が無いわけではない.私自身先を見据えて,しっかりと準備をして,そして有意義に時間を使いたい.
2014年3月4日(火) 配属
予定通り,新4年生の研究室配属の日.そして予定通り?2名が配属となった.今日は全体ミーティングを開催.が,その後は会議などでバタバタしたため,十分な話も出来ずに終了.おいおい,諸々打ち合わせをしていこう.当面は,木曜日だ.
会議の合間などの時間は有効活用,と行きたかったのだが,事務仕事が溜まってきた.年度末はなんだかんだでお仕事が多い.先送りして,締め切り間際になると,毎年大変な思いをするので,今年は着実にこなしている.今日もいくつか書類提出.明日の会議の合間も,こんな感じだろうか.
ただ,このままのペースで行くと,だらだらと4月を迎えてしまう.4月は4月で,講義と実習で身動きが取れないはず.となると,このペースに流されていては,自分の時間がとれない.特に,論文書きが進まないのは一番痛い.同時に,若者達の新規研究も,私の方でもしっかりと考えておく必要がある.ということで,どこかで時間を作らなければならない.例えば,朝1時間とか,帰宅前1時間とか,無理やりにでも時間を作って,その時間だけは「建設的な」仕事だけに使うとか.もちろん,自宅残業もひとつの手だ.体調もぼちぼちなので,再開も視野にいれておこう.ただ,自宅だと,チビ助たちの邪魔が入る.邪魔にはいろいろなパタンがあるが,先ほどは,風呂上りにニュースを見ていたら,珍しくチビ助1号と2号が寄ってきて,,,気がついたら三人で熟睡...幸いにも?同居人に起こしてもらい,私は復活したが,自宅残業は睡魔との闘いだ.
そういえば,その後,私以外が寝床についた後,どこからともなく,赤子の無く声が.それも少し間をおいて,何回か.チビ助3号が寝付けないのだろうと思い,寝室へ行ってみると,,,みんなで熟睡中.う~,何の声だろう.とりあえず,最近よく見かける猫ということにしておこう.それと今思い出したのだが,今回の通院の発端となった最初の発熱の日.車で帰宅している際に,一瞬だけ,ルームミラーに後部座席に座っている「人」が見えたような...なにかを暗示していたのだろうか.ま~,こういう書き込みをできるようになったのも,もろもろ「復活」してきた証拠か.
2014年3月3日(月) 祝アクセプト!
今日から山崎研では,実質的に新年度スタート!まず最初のお仕事は,,,病院で検査.一応,経過は良好のようだ.未だ完治には至らないが,日常生活には支障が出ないくらいまで回復している.ただ,筋肉の衰えが否めない.週末にも,頑張って薪を運んだだけで,筋肉痛.というか,筋が痛くなってしまった.体が鈍っている.文字通りのリハビリをしないといけない.そろそろ徒歩での通勤を復活させよう.
続いて大学へ.まずメールをチェックしていると,イタセンMS論文の返事が来ていた.結果は「アクセプト!」.目出度い.なんだかんだで,8年くらいサンプルとデータを積み重ねてきたし,卒論といて関わった学生も3名.もちろん,これに加えて氷見のNさんも.この成果をしっかりと論文に,それもこの分野では十分過ぎるくらいの雑誌に載せることができるのは大きな意味がある.早速「研究業績」に追加した.タイトルを見ての通り,Himiが国際誌を飾る.そしてさらに重要なことが,本文中には『ひみラボ連携事業』と明示しており,これが実質的なひみラボ論文第一号!と言っても過言ではない.もちろん,イタセンパラ保全の現場でも活用されていくだろう.何はともあれ,よかったよかった.
その後,会議などもあったのだが,それ以外はもっぱら学生指導の計画練り.当面の予定も考えた.で,よくよくみると,あっという間に4月,講義が始まる.学生実習も始まる.こちらも,しっかりとやっていかねば.そして一方で,新年度がはじまるからには,恒例の山崎宅のみも開催.自宅で料理を作る分には,体調は全く問題ない.加えて,お酒も飲まない(その頃は,少しは飲めるかも)ので,料理に専念できる(?).日程は調整してもらっているところだが,ホワイトデーが有力.我が家も問題なさそう.せっかくだから,クッキー代わりに何かデザートも考えようか...
ところで,先週末のイノシシ研究会では,有意義な時間を過ごせた.その中で,ある動物のDNA解析の依頼(打診)を受けた.どんな動物かは,明確にはかけないが,あんな動物かも,こんな動物かも,やっぱりそんな動物かも,しかしそんな動物かも...すでに答えは出ている.
2014年2月27日(木) 論文書き本格スタート!
予定通り,朝から論文書きに勤しんだ!,,,,と言いたいところだが,久々に実験を再開.ヤツメのSQ,そしてダイタミ.待ち時間に,当面の計画を練ってみたが,やはりある程度ヤツメ実験を進めておくことが必要ということで落ち着いた.当面は,ヤツメのデータまとめをする時間(と頭の余裕)が無さそうなので,頭を使わないルーチンワークをやっておこう.
そしてもちろん,イノシシMS論文書きもスタートさせた.やり方は至って明確.兎に角,『書けるところから書く!』だ.ということで,マテメソに取りかかった.とりあえず,サンプル採集から遺伝子型決定までは完了.その次は解析の項目.そして,いざ書き始めてみると,まとまっていない解析などが露呈してくる.それら解析を同時進行しながら,ちまちまと書き進める.こうやっていると,気づいたときにはマテメソと結果が書けているハズ.さすがに今日はそこまではできなかったが,今後も継続していこう.
そして,もしかしたら今日一番時間を費やしたかもしれないのが,新年度(3月から)の学生指導計画練り.来週火曜日には本格スタートなので,それまでに諸々考えておくことが必要だ.今日は思いつくまま,誰彼と無く計画を書き連ねていった.こう書くと短時間で終わったように見えるが,なんだかんだで気が付けばお昼,って感じ.特に,新若者もさることながら,在籍若者に対しても最近の体調不良の影響から,結構いろんなことをスルーしていきた.これらを改めて見直さないといけない.同時に,すぐにでも活動は始まるので,各自しっかりと先(目先)のこと(研究)を考えておくこと.4日は全体ミーティングに加えて,時間の限り個別の話もしたいと思うので,答えることができるように準備をしておいてもらいたい.特に,研究の進捗状況,当面の研究計画,当面の予定(就活・試験など)あたりを聞く予定.
2014年2月26日(水) 切り替え
結局,今日も一日中デスクワーク.それなりに集中力が続いたから善としよう.
もちろんお仕事はイノシシプレゼン準備.事前につくっておいたり,つくってもらっていたりした結果スライドを加工しながら,話をつなげていった.今回の1つの売りは,7年近くに渡ってデータを積み重ねてきたこと.この辺をアピールするためにも,敢えて年度毎のデータを示すようなスライドも作った.もちろん,本番でイチイチ説明するのではなく,スライドを流しながら『へ~』といってもらえれば十分.肝心なことは,まとめたデータで話す予定.そんなこんなで,どうにか完成した.明日は気分転換として,見直し作業を進めていこう.
さて,これでイノシシの報告書とプレゼンが片づいた(一応).となると次は論文だ.これまでの作業と同じ結果を扱うことになるのだが,全く違う世界でもある.がらっとあたまの中を切り替えて,取り組んでいきたい.ということで,まずは論文を漁った.関連しそうな内容で,最新の論文を検索.野生イノシシ論文は少なかったが,陸上哺乳類くらいまで範囲を拡げると,そこそこでてきた.「今風」の解析があったら取り入れていこう.
ということで,明日から本格的に論文書き.書く内容をもろもろ考えていたが,やはり勢いのあるMSデータを売りにしていこう.ということで,イノシシMS論文書きのスタートだ...う~む,,,イタセンMSと紛らわしい...
2014年2月25日(火) 延々とデスクワーク...
前期入試の日.私は直接は関係していないのだが,研究棟も試験会場になっているため,息を潜めて一日を過ごした.となると,やることはデスクワークしかない.おまけに,もろもろの理由で今朝も7時前には出勤.兎に角,時間があった.結果的には仕事が沢山片づいたのだが,疲れた...
まず朝イチは,イノシシデータ解析の続き.昨夜セットしたモデルテストが終わっていた.が,結果を見ると,イマイチ.望んでいたデータではない,という前の段階として,結果自体がおかしい.そこでマニュアルを読み直したところ,明かな入力ミスが判明.今更ながら,解析ソフトの理解を深めた,という感じ.そこで入力をやり直して再解析.数時間後に出てきた結果をみたら,,,ま~望んでいたかどうかは別として,計算はしっかりとなされていたようだ.この結果は論文でそのまま使えるだろう.とはいえ,ある意味望んでいた結果だったかも.「いくつもも設定したモデルよりも,基礎モデルが一番いい!」という結果だったが,その基礎モデル自体は悪くない.イノシシ遺伝子流動の方向性を明確に(思惑通りに?)示してくれている.もしかしたら,遺伝子流動の方向性を示す上で,もっとも根拠を持った結果かも.
続いて,これもまだまだ朝の段階だったが,メインの卒論読みを開始.昼飯をはさんで,延々,延々と読み(直し)続けた.そして,夕方というにはまだ早い時間に読み終わったので,返却.あとは各自で責任をもって直してもらいたい.と言っても,直すべき点を多い(多すぎる).これで完成扱いにするというのは,どうかとも思うが,これはこれで,「形を残す」ということだろう.もちろん,当人達は,最後(締切ギリギリ)まで,取り組んでもらいたい.ちなみに,締切は今週金曜日の17時だが,この時間は研究会出席のために私は不在.自己申告でしっかりと提出すること.ファイルで綴じた完成版3部を,310前のサイドテーブル(ちなみに愛称はヨーロピアン)の上に置いておいてもらいたい.
そして,まだまだ時間が残っていた.でも,さすがに疲れが溜まってきたのと,飽きてきたのもあり,意味もなく,頻繁にメールをチェック.こんな時に限って,大したメールは来ない.それはさておき,余った時間を使って,週末のイノシシプレゼン作り開始.結果的には半分くらいまでできた.イントロと個体レベルのDNA解析のところ.これ以降は,結構データ・結果が揃っていたので,もしかしたら今日やったところが一番やっかいだったかも.何はともあれ,早め早めにプレゼンを作れば,見直しをする時間も増え,よりよい物を仕上げることができる.(かつ,急にお腹がいたくなっても,対応できる.)
さて明日は,,,予定無し.プレゼン作りは続けるとして,リハビリ&気分転換も兼ねて,実験を再開したいところだ.
2014年2月24日(月) 結構いい感じ?
体調も全体的には良い方向に向かっている(と思う).とは言え,時々痛みを感じることがあるので,まだまだか...
と思っていたのだが,今日,久々310のメンテナンスをやったとき,体が実にしっくりきていた.動きも悪く無かったと思う.これならば,そろそろ自分の実験も再開できそうだ.と言っても,明日は入試なので,さすがに実験はできない.今日提出された卒論改訂稿(×2)でも読もう.
それから,気力も徐々に回復している.もろもろ余裕がでてきたのか,先のことを考えることもできるようになってきた.後一週間で実質的な新年度が始まるので,しっかり先を見据えていこう.
そして今日もお仕事はイノシシ報告書&解析.報告書はどうにか完成.提出することができた.そして解析も順調だ.論文に耐えうるだけの超ロングな計算が先週末から延々と続いている.今週中に終わるのだろうか?といったところ.加えて,遺伝子流動解析のモデルテストを始めた.本来であれば,複数のモデルを同時に計算させたいのだが,前述のロングな解析がCPUを半分以上占有しているため,モデルテストは1つずつしか動かせない.ということで,文章(報告書)を書きながら,ちまちまと解析を進行中.今後は,とりあえずプレゼン作り,そして論文書きだ.
2014年2月21日(金) 報告書書き
昨日は、なんだかんだと言いながらも疲れていたのだろう。丸一日、発表会参加は大変だ。ましてや、今の体調だとなおのこと。特に、椅子に座るのが辛いため、どうしても不自然な姿勢で体勢を維持することになる。そのため、足や背中に負担がかかる。それも疲れの一因だろう。結局、風呂に入った後は、居間でゴロゴロ、夜中に起きて、どうにか布団へ。
ということで、昨夜は何もできなかったが、結果的には十分な睡眠時間がとれた。今朝は快調。そして朝からお仕事も快調?
最近は、もっぱらイノシシとにらめっこ。ただ、もろもろの締切は来週末のため、気がやや緩んでいる。こういうときは、どうしてもだらだらと時間だけが進んでしまう。そこで今日は、「報告書を今日中に仕上げる!」ことを目標に掲げた。これまでデータ解析はそれなりに進めてきているので、必要な図表をまとめ、報告書本文を書くことに専念。例年だと、ミトコンの結果を中心に、毎年のフォーマットに沿って適宜書き換えていくのだが、今年はなんと言っても最後の年。ということで、マイクロの結果(大枠のみ)も加えることに。そしてどうにかこうにか、夕方までに一通りの報告書および図表はできた。
が、ここまできて何か物足りなさを拭いきれない。特に、今回は県からの依頼仕事だが、よく聞く話として、『研究者はデータを出さない』と陰口?をたたかれることがある。もちろん、論文にするから、云々、、、ということなのだが、報告書の位置付けとして、論文書きの新規性を損なうものではない、ということが多い。などなど勘案して、もっと多くの情報を報告書に盛り込もう、との方針を決めた。
ということで、来週も少し時間を作って、報告書書きを仕上げたい。もちろん、報告書を書く家庭において、データを見直したり、解析し直したり、図表をつくったり、話をまとめたりするため、今後のプレゼンやら論文書きやらにも直結するので、決して目先の報告書だけ時間を費やしているわけではない。あくまでも建設的な作業の一環だ。
さてさて、そんなこんなで、仕事が進んでいるかにみえるが、やはりまだ本調子ではない。特に、最近は若者を野放しにしている。実験環境も同様。週明けあたりから、リハビリリハビリ。
2014年2月20日(木)朝 『新年度』に向けて
山崎研の新年度は,3月1日から始まる.この時点で,新旧学生が入れ替わると思ってもらいたい.以下,研究室全体に関連するスケジュール:
2月20日(木) 卒論発表会
2月24日(月) 卒論改訂稿提出締切
2月25日(火) 大学前期入試(入構不可:詳しくは事務掲示参照)
2月28日(金) 卒論完成版締切.他,M2,4年生は,ここまでにもろもろ終わらせること.該当者には,別途指示.
3月4日(火)10時 新4学生配属(該当者がいれば).新M1,M2(可能ならばNさん,Kさんも)集合.全体ミーティング.
3月7日(金) 新M2中間発表(ひみラボの予定)
3月8日(土)17時から ひみラボ報告会(地元向け).ヤツメとサンショウウオ当たりに発表してもらう予定.原則的に新メンバーは全員参加.
3月21日(金) 学位記授与式.新M2,新4年生(該当者がいれば)を中心に,打ち上げセッティング.
以上,細かく書いていないが,3月からは,研究もバリバリスタート!
2014年2月19日(水) イノシシ週間,やってます!
病気療養の関係で,一時うやむやになったが,今ではしっかり当初の予定通り動いている.「イノシシ論文強化週間!」だ.
今日ももっぱらデータ解析.多角的にデータを見ていると,「こんなことが言える!」と「ここまでは言わない方がいい...」が混在している.ま~,すべては真実?に沿って,(出来る限り)客観的に考えていけばいい.その結果,これまで言ってきたことと矛盾することも出てきたし,新たな発見もでてきた.本来ならば,もっとデータに深入りすべきだろうが,さすがに限界もある.ということで,今風の解析を中心に,取り組んでいる.
例えば,「矛盾」と「新たな発見」は表裏一体な場合もあるのだが,その良い例が,富山へのイノシシの侵入ルート.これまで「3方向から」と言ってきたが,これはそう単純なことでは無さそうな雰囲気.もちろん,ここで詳しく書くことは出来ないが,『奥山集団』なるものが1つのポイントになるかも.もちろん,サンプルの少ない地域があるため,何とも言えないことは否めない.何はともあれ,今の時点でわかっていることで,論文にまとめていこう.
ところで,卒論発表準備を大詰めを迎えているが,新4年生の配属決めも大詰めだ.実は,今日,今になって,尋ねてきた学生がいた.今更,と言う思いが正直あるが,とりあえずそれは置いておくが,考え自体が「甘い」と言わざるを得ない.はっきり言って,うちでは無理でしょう.
2014年2月18日(火) どうにか一息
今日,診察を受けた結果,とりあえず良くなって来ているとのこと.体も以前に比べると楽になっているし,このままクスリを飲み続ければ,『とりあえずは』落ち着きそうだ.次の診察が2週間後,それまで様子をみることになった.ということで,バリバリの野外調査は無理にしても,それなりの研究室活動は送ることができそうだ.ただ,結局のところ発症の原因が特定できず,今後どうなるかは全くわからない状態.ま~,これを機にお酒を控えて(もちろん当面は飲まないが),綺麗な体になりましょう.
さて,幸いにして病院も短時間で終わったので,今日もお仕事.溜まっている事務仕事を大方片付け,もっぱらイノシシと向き合った.当面のこととして,2月末までに今年度の報告書作成と研究会でのプレゼンが待っている.特に報告書は実質「最後」なので,少しは気合いをいれていきたい.またプレゼンにしても,単にそれで終わるのではなく,その直後に論文化が控えているので,それに直結する解析をやっておきたい.ということで,今も解析パソコンは稼働中.加えて,プレゼンに耐えうるスライドも作った.ただ,それなりにはできたのだが,もう一つインパクトに欠ける.かといって,言い過ぎたり,もちろんウソは厳禁だ.「解析に工夫を凝らして」面白いプレゼンを作っていこう.
2014年2月17日(月) 仕事が進む
だいぶ復活してきたが,未だ移動には苦労する.ということで,同居人に送迎をお願いしている状態であるため,結果的に大学には早く出てくることができている.さらに,大学で歩き回ることもできず,ましてや実験をするほどの集中力もないため,もっぱらデスクワーク.そのため,ほぼ12時間を仕事に費やすことができるため,仕事が進む進む.
今日も朝からイタセンMS論文の読み直し,そして機が熟した(?)ので,リバイス.これが終わった段階で,まだ午前10時.その後,講義レポート採点やらまとめやら,おまけに助成金申請書類書き&提出やらをしても時間が余る.
ただ,やはり集中力がいまいち.さらには創造的な仕事もいまいち.特に,普段だったら時間をつくってでも集中したい今後の研究計画練りや,新規論文の構成練りなど,いまいち盛り上がらない.この辺は,やはり治療が途中であり,先が必ずしも見えていないことに起因するかも.ま~兎に角,いまやること,できることをやっておこう.
2014年2月14日(金) まだまだ続く...
まな板の上のコイ状態?,,,今日も病院に行ったが,検査して,様子見.手術の判断は先送り.確かに,薬のお陰で体が楽にはなってきたし,目先のことを考えれば,手術が無いに越したことはない.ただ,仮に今の痛みがなくなったとして,病巣が完治するかがわからない病気とも言われている.ま~,無理に焦らず,安易な前提をおかず,どんな状況でもありえると,今の時点では考えておこう.ただ気になるのが,今後(暖かくなってからの話しだっが)の野外調査.どこまで動けるのだろうか?近場の川ならまだしも,もこもこ鳥調査へはいけるのだろうか?往きはアルペンルート,帰りは救助ヘリというのは,さすがに避けたい.これも様子を見ながらということで.
さて今後だが,次の検査が火曜日.だから月曜日は丸一日大学でお仕事.もちろん,卒論発表練習は予定通り.そして火曜日は午後から病院.問題は,そこで手術が無いとも限らない...ということで,その先はわからない.
それにしても,例年若者達には,研究の進め方として,「計画的に」と「早め早めに」ということを言っている.このうち後者は,「『学生が』病気になることともあるから」とかが理由だったが,来年(今年)からは,「『先生が』病気になることもあるから」という理由を加えよう.
2014年2月12日(水) どうにか一日乗り切った..?
送り迎えをしてもらっているため,当面は7時-19時の大学生活.今日は長かった.特に出勤当初は鎮痛剤が効いておらず,どうなることかと.それでもどうにか乗り切れそうだ.これで夜に熱が出なければいいのだが.
さて今日は,仕事(宿題)が山積みだ.1つ1つ片付けていった.案外,単調な仕事をこなしていると,気が紛れて痛みも消えて?くる.今の時期なので,修論・卒論関連を優先的にこなしていかなければならない.そしてどうにか,もこもこ鳥の卒論原稿を読み終え,返却.続いて,頼まれている修論副査を2本.読んでコメント書くところまでできた.この他にも講義まとめなどもあり,それ以上は進めなかった.ということで,投稿論文関連は明日以降.
加えて,年度末に向けてやるべきことも少なくない.さすがに自宅残業は控えている.大学で時間をみつけて,ちまちまやっていこう.ということで,まだまだ仕事が滞ったり,偏ったりするので御了承を.もちろん,金曜日の診察次第で急展開もあり得る.ま~,なるようになれ,ってことで.
2014年2月10日(月) 報告
先ほどの検診で,思いのほか状態がよかったのか,単なる先送りか,兎に角,今日の手術は見送られた.次の検診は金曜日.ということで,よほどの急変がないかぎい,それまでは「それなり」の活動ができる.
そのため,修論発表会当日と前日練習は,今のところ参加予定.ただ,体は万全ではないので,それ以外は未だ未定.大学にいたとしてもいつもと同じような感じには行かないので,御了承を.
とりあえず,今日明日は自宅療養するので,もろもろよろしく.
2014年2月8日(土) 経過報告
まずは,若者始め多くの方々に多大なる御迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げます.
さて,ようやくブログを書く元気が出てきた.しかし,状況は決してよくない.
症状として,消化管の周りに膿が溜まっているらしい.腹部に激しい痛みがあり,鎮痛剤頼みの生活.発症の原因は特に無く,誰にでも起こりうるとのことなので,運が悪いとしか言いようが無い.皆様もお気をつけあれ.
今後だが,月曜日の昼に改めて診察を受け,かなり高い確率で,膿摘出の手術を受けることになる.そうなると少なくとも数日は入院.退院した後も通院が続くだろうが,今の段階では体がどこまで動くかわからない.
そこで,若者達,特に修論卒論については,自分達でやることをやっていくこと.当面はプレゼンだろうが,今まで学んできたことを最大限に活用し,やり遂げてもらいたい.卒論プレゼンまでには,多少の面倒はみれると思うが.それから,周りもお互いに,積極的に,サポートしあうこと.また,今の段階では,とてもではないが,論文原稿やプレゼン資料を確認できる状況ではないので,持ってこないように.大丈夫になったら,こちらから指示を出すので,その都度対応してもらいたい.指示は,これまでどおり携帯メール.ちゃんとアドレスが登録されていた二人宛になるが,面倒でも対応よろしく.
学科への卒論提出は,今の段階の原稿で十分.既に他研究室に引けを取らないものになっているはず.完成版は,元気になったときにしっかりとやってもらおう.
月曜日の朝は,先に連絡したとおり.朝一の講義のお手伝いよろしく.レポートとアンケートを書かせるだけ.特に荷物運びよろしく.おそらくプレゼン練習はできないだろうから,スライド印刷物をチェックしたい.
Nさんの論文原稿は,印刷して病床のお供にする予定.手術後は元気になっていると期待.
2014年2月4日(火) 年はとりたくないものだ...
未だに体調は万全ではない.インフル自体は,初期治療がよかったためか,ワクチンを接種していたためか,これまでのワクチンがいい働きをしたためか,大して高熱にもならず,乗り切った.金曜日の段階でほぼ下熱し,「下熱後48時間」を考えても,月曜日から十分に大学にでるつもりだった.が,いざ月曜の朝になり,朝飯を作り終えたところで,体になんともいえない「だるさ」がでてきた.これでは,仮に大学にでても仕事が手につかない.そこで,予定表で会議等が入っていないことを確認した上で,自宅休養(お休み)することに.この辺は大学教員のいいところだ.大して周りにも迷惑がかからない...(若者達がいたような...)
何はともあれ,1日休んだお陰で,今日はとりあえずは行って,仕事ができるようにはなった.が,体の節々が痛い...年だろう.それでも,修論・卒論読みを何とかこなし,溜まっていた事務メールを処理し,どうにか乗り切った.明日はもっと元気だといいのだが.
ところで,気がつけば発表会の要旨締め切りが間近に迫っている.ちなみに提出日は13時から会議.17時までに終わるかわからない.ということで,昼までには完成させること.具体的には,6日のお昼までに完成ということは,遅くとも最終確認版を6日(実質明日!)の朝一に添削を受けないといけない.未だに誰からも要旨初稿が出ていない段階で,これはかなり厳しい.確かに,締め切りが決まっている以上,曲がりなりにも形を整えるだろう.が,今まででわかっているはずだが,要旨書き&直しには時間がかかる.あるいは,時間をかけた方がよりよいものができる.確かに,経験が活きることはあるが,はっきり言って,未だ誰もそのレベルには到達していない.時間をかけず,楽をして要旨を残したいのであれば,本人の意思だからいかんともしがたいが,それだけのこと.いつまでに要旨初稿を出せ,とかは言わなかったが,今更それを言う段階ではない.さすがにそれを言わなくてもわかっているレベルには達していたとは思っていたのだが.もちろん,これに関して,私が休んでいたことはなんら言い訳にはできないはず.なぜなら,『休んでいたがために要旨を読んでもらえなかった』ならば,その言い訳が効くが,だったら今朝の朝一で要旨が出ているはず.出す気が無かった,今出さなくても何とかなる,と思っていたのだろう.当然ながら,その責任は本人達に負ってもらおう.もちろん,目に見える「責任」はないだろうが,まっとうにやっていれば,得られたはずの何かを失うことになっている,ということだ.繰り返すが,私は今更どうでもいい.もちろん,今後もこちらの指導は同じように提供していくので,御安心を.私が好きで選び,かすかな希望をもちながら取り組んでいる仕事だから.
2014年1月30日(木) インフルなう!
私も罹ってしまった.今,救急で診察・治療を受けてきた.ということで,明日は休みますので,若者達は以下の通りすること.
まず,310は動かせません.
次に,明日期限の提出物は,「自己申告」で期限どおり提出すること.310前のサイドテーブルの上にでも置くように.
それから,Nさん,明日のRAは無理なので,判子を押さないでください.
そのほか,急用とかは携帯メールへ.
2014年1月29日(水) インフル
同居人が罹ってしまった.今のところ,私もチビ助たちも元気だが,どうなることやら.ということで,今後の活動が不規則になる恐れがあるので,御了承を.ちなみに,夜中に発熱の恐れもあり(救急に連れて行かなければならない),かつ同居人が動けない状況なので,今夜は断酒.ま~,ほどよい疲れもあるんで,眠れないなんてことはないだろう.
そんなこんなで,いつ呼び出し(チビ助のお迎えとか)があってもいいように,今日はできることを早め早めにやっていった.が,幸いにして呼び出しがなかったので,結果的に仕事がかなり進んだ.特に実験.複数の実験をほぼ同時に進行させた.久々だったので,多少疲れが.そして実験の合間に,昨日挫折した解析を再開.一度やったことでもあり,どうにか昨日のところまでは進んだ.加えて,新規の解析も.結果は,ふむふむ,というところか.実情を考えると(詳しく書けないので意味がわかりづらいが)悪いことではないのだが,いざ論文化を考えると,『売り』が乏しい.ま~,今後の解析と,先方の意向で決めていこう.何はともあれ,今週中には報告書を完成させたい.
明日も同じような流れか.兎に角,みんなが元気になることを祈っていよう.
2014年1月28日(火) こんなこともあるさ...
朝の会議以外は,自分の時間を満喫.まずやるべき事は,イタセンMS論文の英文校閲.昨日はちょっと手間取ったが,どうにか登録完了.ただ,無料で再校正を受けるため,返事が来るのは週明けになりそうだ.それまで,原稿を寝かしていると思って,割り切ろう.幸いにして,投稿先への返却にはまだ時間的なゆとりがある.
その後は,実験もそこそこに,頼まれ仕事のデータ解析に勤しんだ.そして,7割方完了!さらにしっかりとした図も作成!さて,続きは明日,と思っていたのだが,,,変える間際になって,解析データの抜け落ちに気がついた.理由はこんな感じ:
1.ターゲットはMS.ほとんどの個体で,すべての座のアリルが読めた.が,数個体だけ,特定の遺伝子座が読めなかった(再実験やってもダメだった).
2.データの信頼性を高めるために,抜け落ちデータのある個体を除いて,解析.まずは各座がHardy-Weinberg平衡から逸脱していないか?を確認.その結果,上記,特定の座が逸脱していることが判明.直接的な原因はヘテロ不足.おそらくその背景には,プライマー結合部位の変異があると思われる(だから,再実験でも増幅しなかった).
3.そこで,当該の座を除いて解析を進めた...が,この座を除くのであれば,1で最初に除いた数個体のデータが復活する!
ということで,この数個体を加えた解析をやり直す必要がある(その方が,しっかりした結果になる).ということで,続きは明日.
ってなことをやっていると,ガクッと落ち込む.が,そもそもデータ解析なんてこんなもの.一通りやってから,データの打ち込みミスが見つかることもよくある.そのような場合には,もちろんやり直し.こんな状況も踏まえて,山崎研での時間配分を最近考えることがある.つまり,「調査」「実験」「論文書き」に時間を要する,とよく言ってきたが,実験の後の「解析」もかなりの時間を要する,いや,要するべき,ということ.ということで,今後の指導では,この辺も加味していこう.
ところで,『今後』について,今日動きがあった.3月の新若者配属に関してだが,先の希望調査で第一希望にしていた残り一人の学生が来室した.で,話を聞いてみると,,,
私『山崎研,志望理由は?』
学生『他の研究室が,ピンと来なかったから』
私『では,山崎研は,ピンと来たのか?』
学生『いや,なんとなく,,,』
,,,
話は予想以上にすんなり進んだ.このような状況では,お断りしても差し支えないだろう.なんと言っても,山崎研では研究室内の活動だけではなく,それら活動が地域に直結する.いい加減な学生がいると,地域に迷惑がかかる.これだけは避けなければならない.ということも学生に明確に伝え,学生も「わかった」といっていたので,今後,この学生で悩むことはなさそうだ.ということで,現時点で新若者候補は,既に来室している女子学生二人.ただ,まだ迷っている感じもあるので,現若者達にもそれなりに「プッシュ」してもらおう.
2014年1月27日(月)夜 次のフェーズへ
仕事内容が少し変わってきた.もちろん,修論・卒論まとめやら,研究・論文指導やらは変わりない.自分自身の仕事の内容だ.
とは言え,まだ終わってはいないのだが,イタセンMS論文直しに有る程度目処がついた.今日の朝から昼過ぎまでかけて見直し,共著者からのコメントにも対応しながら,一応の形になった.明日にでも英文校閲に出そう.とりあえず,これを片付ければ,改めて次なるイノシシ論文と向き合える.
一方,実験だが,長らくやってきた頼まれ実験は,一通りの区切りをつけた.今日はデータの打ち込みを終え,解析をはじめた.報告書をまとめなければならないので,早め早めに解析を終えてしまいたい.そして実験作業自体は,久々にヤツメを本格再開.もろもろの目論みはあるが,今の段階では解析にまでは深入りできないので,兎に角今は,黙々と実験を繰り返し,データを蓄積する段階と割り切ろう.
それはそうと,気がつけば年度末が近づいている.これからの時期は研究費が使えない期間があるので,今のうちに(いつもそうだが),先を見越して購入していかなければならない.そしてその先には新年度(新学年)がスタート!,,,と思ってみたが,イマイチ新若者候補の動きが鈍い.これはどうやら山崎研だけではなく,全体的な傾向みたい.ま~,他所は気にせずに,山崎研に来る学生を厳選していこう.
2014年1月27日(月)朝 PVA
進んでいるだろうか?M1を対象に,今週末締切で自分の扱っている生き物のPVAをやる(結果を提出する)ことになっている.各自&M1みんなで力をあわせてやってもらいたい.と言っても,さすがに誰もが初めてのことで,イメージが湧きづらいかもしれない.そこで『必要で有れば』実演講習をやってもいい.内容としては,パソコン操作をしながら,実際に(仮想?)パラメータをいれていき,一通り動かしてみる.もちろん,その後は各自でやってもらう.ただ,個別対応するほどの時間はないので,出来る限りみんなで時間を合わせ,まとまったところで対応したい.兎に角,以前も書いたとおり,「やらされている」と捉えずに,自分の(研究の)ためという意識でやってもらいたい.
2014年1月24日(金) 知恵熱
またしても出してしまった.やはり論文直しで,頭を使うからだろうか.ただ,論文直しが進んでいない時はでない.なぜなら頭を使っていないから.と言うわけで,今日は(それなりに)頭を使った.そして,(それなりに)論文直しが進んだ.イタセンMS論文だ.と,控えめに書いたが,一応改訂稿の案は完成.それなりに全体を見渡すことができた(と思う)し,要所要所の改訂もできたはず.とりあえず,共著者のNさんに送った.そして週末は寝かせて,月曜日に見直そう.その後,英文校閲を受ける予定.
ところで,昨日はブログを書き込もうと思ったのだが,それこそ体調不良で,早めの就寝をしたために,書き込むことが出来なかった.が,後日談(といっても翌日の今日の話だが)がある.朝起きると,同居人が,「チビ助3号が,物の怪をみた(らしい)」と言って来た.どうやら,私が寝てしまった後,チビ助3号が一人で夜更かしをしている際に,急に「何か」を見て,尋常ではないくらいに怯え始めたらしい.確かに,我が家では,私もちょくちょく感じることがある.共通点は,場所.階段だ.ま~,危害を加えるのでなければ,共存もヤブサカではない(私は).
【これ以降は(これまではどうなんだ?),週末の酔っ払いのたわごととして聞いてもらいたい】
ただ,こういう話をしていると,物の怪は非科学的,ということをよく聞く.ま~そうだろう.が,偏見や先入観を持たないのも科学だ(完全なる屁理屈だが).つまり,物の怪は(おそらく)実態がないだろう.実態がなければ,非科学的.そう言えるかもしれない.では,「心」はどうだろう.「思いやりの心」とか「おもてなしの心」とか.さらにWilipediaによれば,心を認知や知能に拡大解釈することもできる.ここまでくると,「心」を「脳内物質の云々」で表現することもできなくはない.「脳内物質」までいくと,科学的な話だ.
とは言え,そもそも「物の怪(不可解な現象)」と「心」とに関連がない,指摘されるかもしれない.が,こんな事例を聞くことがある.「自他の死に密接に関わると,既に亡くなった親しい人(両親とか)を密接に感じることがある」.これは,少し前にネットの話題で,先の大震災の後に,このような経験をされた方が少なからずおられた,との記事を読んだことによる.が,それだけではなく,母から聞いた話ではあるのだが,私の祖父も亡くなる2日前に,一人でトイレに行ったとき『廊下で(祖父の)母さんが,白い服を着て,手招きしていた』とその場にいたみんなに話していたそうだ.「物の怪(常人からすると不可解な現象」と,「親しい人を思う心」とが,あながち別物ではない,と思わせる話ではないだろうか.
ま~,物の怪が科学的か,非科学的か,その答えを求めることは「野暮」なのかもしれない.でも関心が無いわけではない.優先順位としては,「生物多様性」,「海の現状(ダイオウイカとか)」,そして「物の怪」だろうか.
2014年1月21日(火) こんなときに限って,,,
卒論初稿の返却も終わり,M1データの確認と,今日来ていた二人への指導もひと段落.さて次は,と思っていたときに,イタセンMS論文が5ヶ月ぶりに戻ってきた.校閲結果は,majorな直しが必要とのこと.だが,コメントを読む限り,データの取り直しとか,解析しなおしとかはほぼ含まれず,オーバーディスカッションを控えろ(やめろ)というものが大半.返却までに1ヶ月くらいの時間は有るが,結局のところ,いつもは先延ばししたところで締め切り間際の数日で改訂稿を作るのだから,今の数日でやっても同じはず.ということで,今週中に改訂稿作成を目標としよう.もちろん,その後は主たる共著者に確認してもらったり,英文校閲を受けたりする予定.
ところで,話は戻るが,若者達の論文直し&データ確認の話.はっきり言って,今の若者達が取っているデータは『かなり面白い』(ものが多い).途中段階のものが多いが,これが修論レベルで完結した際には,イタセンMSと同じ雑誌(保全遺伝学分野の国際誌)に十分耐え得る論文が複数書けるだろう.自信を持って,データ採りをやり続けてもらいたい!と言うだけは言うが,正直物足りなさもある.私が,というより,若者本人がそう感じるべきところだ.つまり,今の(これまでの)流れで行けば,卒論・修論は十二分にまとめあげるとして,若者にとってはそれで終わり.そのデータを論文化するのは私の仕事に成る.もちろん,若者の名前も載せる.が,理想(希望)は,若者に投稿論文(英語!)をまとめ,その後のレフェリー(外人)とのやり取りも経験したうえで,自分のデータを世に(世界に)だしてもらい,との思いがいつもある.とは言え,我々の分野だと,2年間の修士の段階で英語の投稿論文を書き上げるのは難しいのが現実.どこぞの分野のようん,フォーマットに沿って「報告書」レベルのものを書けば論文になるものではない.すべにおいて,とことんオリジナルを求められるのが我々の分野.修論段階では,さすがに修論の対応で終わってしまうのは否めない.ということで,その先に進めば,いくらでも世界に挑戦する道が開けるのだが...ま~,以上は私の考えなので,それを無理強いはできないが.ただ,再度ここで言いたい事は,『自分のデータは面白い』と自覚すること.ただ,どう面白いか,とかはもう少し自分で考えてもらいたい.
追記:また,ダイオウイカが水揚げされたようだ.今年の日本海,何か違う.というか,正直なところ(今更ながら),日本海にダイオウイカがいたんだ.
2014年1月20日(月) 今日も論文直し
とりあえず,今やるべき事は論文直し.
卒論は順次返却するとして,今日の仕事の中心はNさんの論文読み.英語ではあるが,それなりに慣れてきたこともあり,どうにか全体を読むことができた.コメントを書いて返却.これで大仕事が,またひとつ完了.
そして,M1たちから年間まとめが提出された.が,さすがに今日はあまり手がけることができなかった.とは言え,かろうじて1名分の途中まで.で,内容はさておき,気になったのが統計処理.ちょっと前の研究室共通パソコンには,そらなりのソフトを導入していたのだが,考えてみれば今はない.本当に基本的なことは,エクセルのアドイン設定をしてやっているようだが,さすがに物足りない.そこで,安い統計ソフトを調べてみたのだが,いまいちしっくり来ない.と言うことで,ついにRに手を出そうか,と思う.プログラムの手入力が必要だが,今時はだいたいのアルゴリズムがweb上に載っている.例えば,M1の何名かが使うであろう対象生物集団の体長頻度分布とその違いの検定.MH-Uやら,KSやらをやることになる.で,gogoってみたら,しっかり載っていた.今度これを試してみたい.
だが,この手の仕事以外にもやりたいことは盛りだくさんだ.頼まれ仕事がほぼ終わり,今日はやり直しPCR.それと同時にデータ入力.これらが終われば本格解析に移れる.とは言え,解析にもしっかりと時間をかける必要がある.もちろん,他の実験もやりたい...などと考えていると,時間が足りない.ま~,そうこう言っても,今は自分のやりたいことだらけで時間が足りないのだから,贅沢な悩みと言うことにしよう.
2014年1月19日(日)その2 意外な(?)関心事
ここから先は,日ごろの研究活動や研究室運営とほとんど関係ないが,なんとなく最近関心を持っていること,あるいはやってみたいことを書きたい.
ターゲットはずばり『海』.
水産学部出身者としての関心事といっていい.
日課として,今の時間は一杯?ひっかけながらネットニュースを流しているのだが,時々気になる話題がある.今も,下のブログを書いた後,その手の話題に出くわした.『ダイオウイカ』だ.ここ最近の1-2ヶ月,富山を始めとした日本海側でダイオウイカが確認されている.それも沿岸域で.もちろん,日本海側では,深海と陸地が近く,ちょっとしたことで深海の使者が近場にやってくることはある.あるいは漁の網にかかって,それを漁師さんが漁港近く(陸地近く)で捨てることもあるだろう.実際に,近場の漁港に釣りにいったとき,隣の人のサビキに「サケガシラ」がかかったのをみたことがある.
が,そのような「ごくまれに起こる」こととはことなり,今のダイオウイカは結構続いている.それでいて,去年の今頃はなかったこと(だと思う).あるいは,リュウグウノツカイが短い期間に複数報告(新聞記事)されることもあったと思う.
得てしてこの手の事は,「1つ話題(記事)になると,関連することが記事になりやすい」ということはあるだろう.が,それだけではないようにも思える.例えば,漁獲される魚の種類や量が,良いも悪いも「以前とは異なる」という話を最近よく聞く.
ながながと書いてしまったが,要するに,『海』が気になる.今必要なことは,しっかりとした(正確な)情報を集め,分析することだろう.でもそれは,おそらくは水産試験場のお仕事になるはず.もちろん,情報は蓄積されているはず.が,水産資源の情報はしっかり分析されているだろうが,それ以外のことはどこまで対処されているか?ということは気になる.ここで本来ならば,水産(産業)からは一歩引いた者(例えば私!)が動くべきだろう.
海の中は,確実に変わってきている.水産博士としては,それが気になる.
が,その関心を具現化する時間がない.ということで,当面は「関心を持つ」くらいにしておこう.
2014年1月19日(日) 仕事尽くめの週末
DNCのお手伝いだから仕方が無い.この週末は,朝から大学でお仕事.幸いなことに,比較的時間にゆとりがある役割があたった.そのため,待ち時間にもろもろの仕事を実施.もっとも書きづらい仕事もあるので,全体にぼやかして書いておこう.それから,やったことだけではなく,当面の予定・対応についてもまとめておきたい.
さて,前回も書いたように,今の一番のお仕事は論文直し.これに週明けからM1対応が加わる.当面の対応方針を書いておきたい.
(現時点での)優先順位1位:卒論初稿直し.予定通り,この週末を活用して,これは終わった.明日行こう,順次返却していく予定.
優先順位2位:Nさんの投稿論文直し.今日,時間があったので,読み始めた.卒論と全く違う見方をしなければ成らないし,もちろん英語.苦労するかと思ったが,それなりに進んだ.今日の段階でイントロまで終了.そこそこ内容がつかめていると思う.ここで「つかめる」とは,英文の理解とか,細かなことではなく,全体像を俯瞰すること.イントロの構成・流れとか,それを表現するための話の順番とか.よくつかめた気がする.この点について,コメントを書いたところで,本日終了.出来れば明日,遅くとも明後日には全部を読み直し,返却したい.
優先順位3位:M1対応.明日今年度のまとめを提出してもらう.それを受けて今週中(できるだけ週前半)に対応したい.個別面談の形がいいかも.とは言え,時間等は現時点ではわからないので,もしかしたらこのブログに書き込むかも.兎に角,明日まとめを提出したからといって,それで終わりと安心しないように.論文の初稿提出のようなものだ.ゴールではなく,スタート!
以上とは別に,自分の論文書きや実験も進めたいところだ.実は,あまり大きな声ではいえないのだが,ず~っとやっていた頼まれ仕事が,1つの区切りを迎えた.あとは部分的に失敗したところのやり直し実験.なんだかんだで長かったが,ようやくひとつのまとまりをつかめそうだ.ちなみに,頼まれ仕事と言っても,論文化を前提としている.もちろん,先方の同意やら,おとなの事情やらに対応が必要だが.ということで,次は論文用のデータ解析を進めていきたい.
一方で,今後も実験は適宜行っていく予定.内容は,上記のようにやり直し実験があるが,その後はヤツメ実験も再開.やることは盛りだくさんだ.
2014年1月16日(木) 論文原稿直し
やることが盛りだくさんのようでいて,優先順位を考えると論文の直ししかない.
午前中,修論初稿の直し&返却.
その後,なにをやろうかと考えながら,あれもこれもとやってはいたが,イマイチしっくりこない.やはり今の時期は,若者達の論文直しが主な仕事.とは言え,日ごろは複数の論文を同時平行で,,,みたいなことを考えながらも,いざやってみると,1つ1つこなしていくのが一番効率的かも.ということで,今日も英文校閲済み原稿の確認やら,イノシシ投稿論文の構成練やら,頼まれ仕事のデータまとめやらをやろうかとも思いながらも,結局は目先の原稿直しに勤しんだ.
ずばり,卒論初稿.事情があって,少し早めに提出された.そして,いざ読み進めてみると,,,予想外に時間を要した.と言っても,これは褒め言葉と言ってもいいだろう.多くの場合,「初稿」を読むのは簡単だ.なぜなら,ざっ~と目を通し,各ページに1つの大きな「バツ」を書けばいいだけだ.が,今日読んだ卒論初稿は,それよりかは,読み応えがあった.もちろん,改善点は枚挙に暇がないが(とは言え,ひたすら書いたが),それなりに対応できる内容であった.
と言っても,やはり言いたいことを盛りだくさん.なんと言っても,全体像をしっかりと把握することが重要だ.若者達がやっている研究は,往々にして,意味&意義ある情報を含んだデータを得ていることが多い.が,その意味&意義に気がついていない場合が少なくない.もちろん,それらに気づかせるのが私の仕事だろう.ただその一方で,本音を言えば,若者本人にその面白さに気づいてもらいたい.だから,一方的にすべてを教えることは,これまでやってこなかった.
ただ,様々な考え方はあるものだ.若者が気がつくことを期待するだけで,結局最後までそれを伝えきらなかったら,それはそれで問題だ.ということで,今年は研究や結果の面白さを「口頭」で伝えていこう.もちろん,若者はそれを受け止め,しっかりと形にすることが求められる.
ということで(?),今日は卒論原稿をすべて直すまでは行かなかった.明日は続きからはじめよう.
2014年1月15日(水) 撮影大会
ひみラボで,撮影&編集に勤しんだ.週末のタナゴサミット用のプレゼンのためのビデオ撮影だ.
Nさんの協力もあり,撮影がスタート.当初からの申し合わせで,『こだわり過ぎない』と決めていた.なぜなら,生のプレゼンでもいい間違えや,たどたどしい言い回しは当たり前.だから,ビデオでも同じだ.それにこの手のものは,凝れば凝るだけ時間を要する.が,大幅な改善があるわけでもない.ということで,当初から気楽にスタート.何はともあれ,素材(カット)を集めることだけを考えた.
そして,結構すんなりと撮影が進み,野外ロケも含めて,15時前には撮影終了.ここから手早く編集と最小限のテロップをつけていった.が,やはり慣れない編集には手間取り,1時間以上かかった.何が一番手間取ったかと言えば,やはり『短縮』.話すことはいくらでもある.詳しく説明しようと思えば,いくらでもできる.そのため,オリジナルの画像には,長々と撮影されているのだが,全部で15分にまとめることをもとめられていたので,結構カットした.ま~,これも生プレゼンでも同じことだ.割り切って,バッサ,バッサと切っていくことが大切.ノーカット版は,ひみラボ映写用にでも活用しよう.
と言うわけで,17時にはビデオ完成.もちろん,細かいことを言えばきりが無いが,当初の方針通り,ほとんど修正はしなかった.ま~,素人だからとわりきろう.そのうち,研究室の共通パソコンにもいれておくので,ご覧あれ.私の『癖』がよくわかる.
ということで,一応の今日のお仕事は完了.が,これ以外のことはほとんど進まなかった.明日と明後日で,諸々進めよう.
2014年1月14日(火)夜 時間だけが過ぎていく,,,
次から次へと,やることが盛りだくさん.結局,その場の対応しか出来なかったような...
連休明けは,計画練りから.これをやらないと,それこそその場その場で流される.で,今考えるべきは,年度末の「まとめ」について.特に若者たち関連のスケジュールを決めておかなければならない.卒論・修論発表会の日程は決まったが,その発表練習日を決めておいた方がいい.ということで,下記の通りに決めよう.はっきり言って,日程はキツキツ.特に修論はすべたが重なる.が,しっかりしたプレゼンを考えると致し方ない.兎に角,下にも書いたように,早め早めに何事も準備をすることだ.卒論も少しは時間的余裕と,1つ1つこなしていける日程なので,まだマシだが,結局大変なことには違いない.ただ修論と大きく違うことは,「卒論」の提出があるとは言え,その時までに無難にこなしていれば,全く問題ないレベルの卒論が学科長提出できるだろう.はっきり言って(例年を見ていて),大半の研究室は(少なくともこの段階では)まともな卒論の形をなしていない.「出す」ことを求めている傾向がある.だから,山崎研の第二稿くらいのレベルならば,全く遜色ない.それはそれでいい.が,それは山崎研の卒論レベルには到達していない.ということで,発表会後も書き続けてもらい,特に発表会で指摘を受けたところを加味して,完成版を2月末までに出してもらっている.
それからM1の皆さん,各々自覚はでてきたようなので,大丈夫そうだが,来年はわが身.と言うか,あっという間にそのときはやってくる.それに備えるためにも,今を頑張りましょう.
それから,今週末はDNC(私の時代は共通一次だった,,,誰も知らないか...).入構不可.さすがにそのときは,学内の雰囲気が変わる.年末年始と同じとは考えない方がいい.そもそもよほどの理由がないと入れない.卒論・修論だけでは不可,となっている.他所の研究室の事は知らないが,山崎研では,この原則に則っているし,この2日間だけで,何かをしなければならない状況でもないと捉えている.ということで,入構禁止期間は,絶対に入らないこと.
さて,明日はひみラボで撮影会(?).こだわりのビデオを作ろうとすると,時間を労することになりそうなので,割り切っていこう!
2014年1月14日(火)昼 予定更新【重要】
修論・卒論絡みの日程がほぼ確定.以前の連絡に以下の赤字部分を追加します.
1月17日(金)17時 卒論初稿提出
1月20日(月) M1 データまとめ等提出
1月31日(金)17時 卒論第2稿提出(第3稿以降は,適宜&可及的速やかに)
同 M1 PVA提出
2月6日(木) 修論・卒論要旨提出(学部教務G設置のBOXへ)
2月7日(金)16時 修論発表練習(直前に教授会のため時間変更の場合有り)
2月10日(月)17時 修論提出(学部教務へ)
2月13日(木) 修論発表会(12日に会場練習)
2月14日(金)13時 卒論発表練習(1回目)
2月17日(月)13時 卒論発表練習(2回目)
2月19日(水) 卒論提出(学科長へ)
2月20日(木) 卒論発表会(19日に会場練習)
2月28日(金) 卒論完成版提出(山崎研専用)
3月3日(月) 新年度始動
3月7日(金) M1 中間発表ゼミ(人数が多いので,2回に分けるかも)
以上の通り,特に修論では,プレゼン・要旨・本論文の準備日程がどうしても重複してしまう.兎に角,早め早めに対応すること.文章書きに煮詰まったら,プレゼン作りとか,上手く気分転換品柄準備すること.初回練習だからといって,中途半端なスライドでは意味がないので,常に完成版のつもりで作成すること.
2014年1月9日(木) 自他共にバタバタ
チビ助3号がまたしても入院してしまった.年末の帰省で体調を崩し,そこそこ回復してきたと思っていたのだが,いつまでも熱が引かない.結局,肺炎の恐れありとのことで,大事をとって入院.皆様もお気をつけあれ.何はともあれ,同居人は付きっ切りのため,そのサポートやら,チビ助1号&2号の面倒など,週明けまで私もバタバタと過ごしそうだ.が,いざ蓋を開けてみると,そこまででもない.理由は2つ.まずは,喜べることではないのだが,チビ助3号の入院には「慣れ」てしまった.それともう1つは,家事.ご飯を作って,風呂にいれて,寝かしつけて,洗い物をして,,,と大変そうでいて,これすべて普段やっていること.唯一,洗濯物が追加されたくらい.それでも性能のいい洗濯機があるので,脱水後に干す洗濯物と,全自動で乾燥までやってもらう洗濯物に分けるくらいで,あとは何とかなる.ということで,気がつけば,いつもより時間の余裕があったりする.ま~喜んで良いのかどうかはわからないが.とりあえず,明日は予定通りにお仕事.お見舞いは仕事の後で大丈夫そうだ.
さて,昨日今日と,もっぱら仕事はタナゴシンポの準備.そして今日,原稿がほぼ完成.と言っても,いつもと若干勝手が違う.なぜならば,いつもであれば,この後は「パワポスライドづくり」となるのであるが,今回は「ビデオ撮影」が待っている.それでも大体のカメラワークのイメージもつかめたし,ビデオ編集も,画像が悪いことを除けば,どうにかなりそうだ.会議や講義が入るため,撮影が先送りされているのが気がかりだが,なんとかうまく行くであろう.
ところで,最近は若者達が一生懸命実験をやっているようだ.もちろん,修論・卒論を書いている若者もいる.結構結構.だが,随所随所に『実験したいけど機械が詰まっている,,,』的な雰囲気がある.おそらく,少し前にM1の中間まとめの日程を示したことによるところも大きいだろう.が,冷静に考えると,結果まとめとか,そもそも結果を出して解析をするとかいうことは,日ごろからやっておくべきことである.あるいは1年の終わりにまとめをするのは当たり前なので,それに向けて計画的に,かつ早め早めにことを進めておくことは,以前から口酸っぱく言ってきたことであるはず.だから,今更そんなこと(忙しいとか)言ってみても,同情はあまりない.実際に,秋には機械はガラガラ.もちろん夏休みもそうだった.その頃のことを今更思い出して反省しても意味はない.が,M1にはもう一度そのシーズンが来る.改めて,「先を見て計画的に」行動することを求めたい.
ちなみに,まとめてもらったデータや考察については,それで終わりではなく,しっかりチェックして,かなり具体的に指示&指導を出したい.というのも,一応この手の事は毎年やっているのだが,どうしても時間がとれずに,こちらからの具体的な指示が乏しかった.その結果,気がつけば修論初稿になっていた,なんてことは今年に限ったことではない.このようなことを少しでも避け,よりしっかりとした修論を1年後に書けるようにするため,今年はしっかりと取り組みたい.ただもちろん,しっかりとした修論をまとめるということは,何と言っても書いている本人のためになる(はず).それにせっかく山崎研を志望してくれたのだから,少しでも見合ったことをする必要(私の立場)&受ける権利(若者の立場)があるだろう.ということで,今回はしっかりやってもらって,またその次にも機会を設けていきたい.
さてさて,冒頭にも書いたとおり,今夜は時間がある.今,1回目の洗濯物を干し終え,2回目を回したところ.
で,ぼちぼち来年度の雰囲気も見えてきた.3年生も今のところ2名ほど,見学or見学の意向を示してくれている.配属決定はまだ先だが,既成事実をドンドンつくってしまうのも悪くはない.若者達も,見学に来たら,手が空いていたら話をしてもらいたい.ただ,上記2名は,これまでも研究室内でいい意味で話題に上った2名なのでいいのだが,それ以外の学生は音沙汰無し.少なくとも,今の時期に見学にも来ないようであれば,こちらとしても対応が変わってくる.兎に角,学生が聞きに来た後には,逐次報告をよろしく.
2014年1月6日(月)夜 仕事始め
まずまずの出だしだったであろう.
全体に,昨年末の流れを引き継ぎ,無難に新年をスタート.節目恒例の計画練りから始めた.
形なりにも,1年の抱負&方針なるものを考えてみた.が,結局のところ,昨年同様,ということで収まった.その訳は,今の状態が,今の段階では,目指すべきところに到達しているから,と言えるかもしれない.もちろん,到達と言っても,これで満足とか,終わり,とかではない.「今」の段階は,このペースを維持しながら,『地力』をつける,と言う段階だ.どのような形かはわからないが,今後「変化」の時はやってくる.ただその時に,地力があるか否かで,その先が変わってくるはずだ.つまり,変化に流されるか,変化の中でも自分のやりたいことを貫いていくか,それを決めるのは,結局は地力(自力)だろう.
ということで,一通りの年間計画を立てた.今年も,これまでのデータを活用した論文書きが主流だろう.が,こう書くと,守りのイメージが強いかもしれないが,そうともいえない.昨年末あたりから考えていたことを(少しずつ)具体化する年でもあるべきだ.キーワードは,『グローバル』,,,と書くと笑われるかもしれない.が,巷で聞くグローバルとは様々な面で違う(はず).世間並みのグローバルは目指さない.自分なりの「グローバル」としての考えがある.とは言え,ここで書くとネタバレするので,それは避けよう.ただ,少しだけ書くと,『ひみラボのグローバル化』だ.と言っても,いきなり外国人がひみラボを訪れるわけではない.5年,10年先を考えているので,今年,何か特別なことをする訳ではない(アピールはドシドシやっていくが).1つ1つ,段階を踏んでやっていきたい.
焦らずに,かつ確実に,というのが,今年の方針かもしれない.が,若者達にはしっかりと「焦って」もらおう.下記の通り,当面の現実を直視するのように!
2014年1月6日(月)昼 いきなりお仕事の話(山崎研若者向け)
いきなり本題.当面のスケジュールを下記する.時間厳守.修論・卒論発表会の日程はほぼ決まり.M1への指示が追加されているので,要チェック&行動!
1月17日(金)17時 卒論初稿提出
1月20日(月) M1 データまとめ等提出(下記の注1参照)
1月31日(金)17時 卒論第2稿提出(第3稿以降は,適宜&可及的速やかに)
同 M1 PVA提出(下記の注2参照)
2月上旬 修論・卒論要旨提出(学科へ).発表練習
2月10日(月)17時 修論提出(学部教務へ)
2月13日(木) 修論発表会(12日に会場練習)
2月19日(水) 卒論提出(学科長へ)
2月20日(木) 卒論発表会(19日に会場練習)
2月28日(金) 卒論完成版提出(山崎研専用)
3月3日(月) 新年度始動
3月7日(金) M1 中間発表ゼミ(下記の注3参照)
注1: M1は,今年度のデータ(この時までに得ているデータ)をまとめ,その段階で出来る限りの解析&解釈&考察を行い,提出すること.これを受けて,適宜指導等を行うが,まずは自分で頭を使い,出来る限りのことを行うこと.その際,次年度の計画も想定しながら.
注2: 現M1は,全員PVAが絡む,あるいはPVAがデータ解析や課題把握のための有効なツールになる.そこでM1は,自分の対象としている生物について,VORTEXを用いて集団存続確率と遺伝的多様性(など)の50年後までの推移を計算し,提出すること.「仮想データ」が頻出してもかまわないが,出来る限り情報を集め,活用すること.操作等わからないことは,適宜指導するが,まずはM1同士で話し合い,進めること.
注3: 上記のデータまとめやPVA,およびその後の指示・指導を踏まえて,中間発表(1年間のまとめ)を行う .次(新)年度の具体的な計画も立案しておくこと(発表に含めること).