何はともあれ,早め早めの準備と,日常的な論文読み,先を考えた計画的行動を.
2012年10月1日朝 下半期スタート
時が経つのは速い,なんてことは言い飽きたし,聞き飽きた.何はともあれ,山崎研メンバー向けのアナウンス.
ゼミを以下の日程で開催.各自の希望を聞いていたら話が進まないので,まずはこちらで決めた.よほど都合が悪い場合には,事前連絡を.ただし,原則的に前倒しで変更することになります.
論文紹介ゼミ:
11月9日(金) 博士課程Nさん,修士課程S君
11月16日(金) 4年生の3人
※10月12日(金)までに,論文を選び,許可をとること.もちろん,読み進めること.
※TSさんは,D論執筆中のため,なし.
研究中間まとめ:
12月14日(金) 4年生の3人
12月21日(金) 博士課程Nさん,修士課程S君
※TSさんの発表練習は,状況を見ながら,後日連絡.
※これが終わった後は,卒論本まとめ開始.詳細は後日連絡.
2012年10月17日朝 昨日の出来事など
昨夜は疲れがたまっていたせいか、早めに就寝したので、翌朝書き込み.
Mさんの卒論の野外調査が本格的に始まった.季節が限られていることをテーマにすると、短期集中が求められる.が、、、当のMさんがダウン.ひみラボ水族館オープンに体力を使い果たしてしまったのだろうか.というわけで、今日は私が現地調査へ.で、目的とする観察を行うことができた.そこまではいいのだが、この後の環境計測が苦労した.いくつかの機材を抱えながら、川の中を歩き回るのは結構大変.今後は、山崎研みんなでMさんを手伝ってあげるように.もっとも、慣れてくればできなくはない.私の学生・院生時代は、一人での調査は当たり前.重い電気ショッカー担いで、片手に網、片手にバケツ.一連の採集が終わった後に、土手を登ろうとしたら目の前にナガモノがコンニチハ.なんてことは(調査の中では)日常茶飯事だった.もちろん、調査には様々な危険が潜んでいるので、できる限り複数で、協力し合ってやるように.
ところで、私はちょうど環境計測をやっていたので行っていないが、氷見の海岸にウミガメが打ち上がっていたとか.新聞にも載っていた.「珍客」らしいが、海もじっくりみると面白いのだろう.
というわけで、当面は野外にでることが多くなりそうだ.とは言っても、実験も進んでいる.イタセンパラのマイクロサテライト実験を確実に進めている.朝イチで310とPCRをセットしてから氷見へ、ってな生活がしばらく続くだろう.
2012年10月15日 今週もひみラボ通いだが,,,
水族館が一息ついたので,今日からは研究活動の再開.
まずは実験再開のために,朝から310のメンテナンスとポリマー充填.そしてイタセンパラサンプルの泳動.これらが終わって,気がつくと既に11時になっていた.急いでTSさんのD論に関する事務的対応に取り掛かった.特に月末に近づいてきた予備審査申請に向けて,必要書類の確認や,副査の選定.これらの目処がついたので,一安心.
これらが終わった後,ようやくひみラボへ.Mさんの卒論となったイタセンパラの野外観察の打ち合わせと,現場視察&準備を行った.で,どうにかこうにか,やるべきこと(準備)は終わった.後は継続的に観察を続けるだけだ.というわけで,今週も天気のいい日を中心に,ひみラボ通いが続きそうだ.また,山崎研メンバーにも,自分達の卒論が佳境に入ってくる時期だとは思うが,出来る限りお互いに手伝ってもらいたい.ただ,自分のやるべきことは,しっかりとやってもらいたい.
ということで,私もひみラボから戻った後は,イタセンのPCRをスタート.これで明日以降の310用サンプルが準備できた.流せるときに,流していこう.
さらには自宅残業で,論文書き再開.なんだかんだで時間を空けてしまったので,内容や進行状況の再確認から取り掛かった.で,これまでの段階でそこそこ内容がまとまっていたようなので,全体的な方向性と大まかな流れはOK.ただ,さすがに疲れがでたのか,この辺でうとうとしてきた.実際の英語書きは明日からにしよう.
何はともあれ,どうにか研究再開!ってところだ.が,今週末にもひみラボ水族館の取材が入ることになった.こちらの対応もしなければ...
2012年10月14日 ひみラボ水族館オープン!(当日と2日目)
ひみラボ水族がオープンした.この週末は,オープン記念として,開館.3回にわたり,展示説明会も行った.総じて盛況といっていいだろう.来場者数は,当初の予想(希望・願望)と比べると,やや少ないものであったが,実際に個別展示スペースに30名も入ると,結構手狭.特に,魚をご覧いただくだけならば,これでもいいのだろうが,ひみラボ水族館が目的としている滞在型利用,例えば魚について詳しく調べたり,スケッチしたり,することを考えると,あまり人が多いと,好ましくない.だから,今回くらいの人入りいい数であったのだろう.また,来場者にお願いしたアンケートにおいて,いろいろな御意見をいただくことができた.今後,改善していきたい.ひみラボ水族館オープンの詳しい模様は,ひみラボHPに近々載せたい.
さて,今日で「遊び(もちろん,言葉どおりに捕らえてもらっては困るが)」は終わりだ.明日から「現実」が待っている.D論,卒論,明日はそのために午前と午後,しっかりと動かなければならない.D論については,1つ1つの作業を行っていけば大丈夫だろう.一方卒論だ.こちらも兎に角動くこと.ただし,やみくもにやるのではなく,『研究』としてしっかりと計画的に動く必要がある.特に,報告書ではなく,卒業「論文」である.しっかりした解析が出来るように,しっかりとしたデータ採りが必要だ.それは往々にして地味で,単調で,つらいものであるかもしれない.しかし,しっかりとした計画の上に成り立っている作業であるならば,結果を解析する際に,それまでの努力が報われるはずだ.と言うか,報告書レベルの作業では,全く面白みの無い卒論になるだろう.「真剣」に卒論に取り組む必要があることは言うまでも無い.注意しなければならないのは,真剣な研究とは無縁の山崎研外からのノイズに惑わされないことだ.
2012年10月12日 ひみラボ水族館オープン!の前夜
明日,ひみラボ水族が,いよいよオープン.今日もみんな頑張ってくれていた.
そしてなんと言っても,今日はテレビの取材があった.こちらでもみんな頑張ってくれていた.特に,漁具などの説明をしてくれたN君の頑張りは,多いに評価されるべきだろう.何はともあれ,放送も無事に終わり,これで一息.
明日は,ひみラボ水族館に専念,と言いたいところだが,午前中はイタセンパラ教室にしっかりと対応したい.でも明日も明後日もあるとなると,疲労が徐々に溜まっていくかも.この先も,まだまだ卒論関連の調査などが多くあるので,体には気をつけていこう.
2012年10月11日 週末と来週
ひみラボ水族館のオープンが間近に迫ってきた.加えて明日は関連取材だ.明日から本番というところだろう.
こんな中,昨日今日と,学内外の会議のために,私は水族館準備に参加できず.一応,配布用のリーフレット作りや,展示説明会のプレゼン作りはやってはいたが,現場の手伝いが出来なかったのは心残りだ.が,山崎研の若者達が頑張ってくれているようなのは,心強い.きっと良いものが出来上がっているだろう.諸々考えると,やはりどこかで打ち上げでもやって,労をねぎらわなければならないかも.一応,来週末までは我が家もOKなので,みんなの予定を聞いてみたい.ただ,あまり大事になると大変なので,山崎研メンバーだけでのご苦労様会ということで.
さて,そんな今週末ではあるが,同時に来週のこともちらほら考え始めている.当然ながら,卒論やら,D論やらが待ち構えている.と同時に,自分自身の論文書きを本格化させたいとも思う.でも時間がないので,自宅残業になるだろう.それでも,確実に進めていかないと,だらだらと年末を迎えてしまいそうだ.それだけは避けたいところだ.ひみラボ活動も大切だが,我々にとっては,研究活動だけは忘れてはならない.
2012年10月9日 カターレ・デビュー!?
カターレ富山のHPにデビューを果たした!昨日参加した,ファン交流イベントの模様が掲載されたのだ.大手ハンバーガーチェーン店の一角で催されたイベントに,抽選であたり,ちび介ともども参加した.いざ現場についてみると,当然カターレサポーターが参加しているのだが,意外にもユニホームを着用した参加者が少なかった.そんな中,親子そろってユニフォーム着用で参加したためだろうか,案内されたのは最前列.まさに目の前に選手が,と言いたいところだが,目の前には司会の女性が.でも,選手との距離がとても近く,私もちび介も興奮気味.そして,順番に記念撮影が始まったのだが,場所柄,一番目に撮影.そのためもあって,スタッフの方が写真撮影されていたのは気づいていた.で,ちび介ともども載った.昨日開催のイベント記事はいくつかあるが,WOWと書かれたのを見てもらえれば,一番下に載っている.ちなみに,これまた場所柄,私の後姿がほとんどの写真に写っている.写真左下で7番のシャツを来ているのが私.それにしても,他のイベント記事を見てみると,結構な二人が来てくれたものだと実感.
それはさておき,本日はしっかりとお仕事.朝一に地球生命環境理学の講義ガイダンスへ.今年からコーディネーターをやっている(やらされている?).初回とあってか,かなりの学生が参加.さすがに200名を超える(はず)と,眺めが圧巻だ.その後は,事務仕事をこなしてからひみラボへ.水族館準備もさることながら,とある理由(文句は魚に言うしかない)で追加テーマが必要になった卒論生のためのテーマ練り.フィールド調査になるのだが,だったら現場を見て考えよう,と一人フィールドへ.小一時間,川とにらめっこしながら,実施計画を練り上げた.やはりこの手のことは,現場に出て何ぼだ.
それから,ひみラボでの注意を1つ.改めて言うまでもなく,ひみラボは『研究室』だ.実際に生き物の飼育実験を行っている.このとき忘れがちなのは日照.幸いにして,自然日長の条件で室内飼育実験が行えている.当然ながら,日が落ちてから,無用の室内灯(教室前の廊下を含む)をつけると,この条件が乱れるのは,生き物の研究者ならばわかること.もちろんイベント時とか,急を要する時とか,どうしても仕方が無い時などは致し方ないが,通常では原則点灯させないこと.山崎研のメンバーであれば,改めて言うまでも無く,わかることだろう.ただ,以前も書いたが,山崎研メンバー以外にも利用者はいて,往々にして研究ということに無頓着(というか理解していない).私の管轄ではない,と言いたいところだが,それでは研究が成り立たない.そのため今日は一言言っておいた.他にも気づいたことがあれば,はっきりと言っておくように.繰り返すが,ひみラボは研究室.目先の楽しさとかを求めるサークル活動とは違う.教育研究活動を通して,地域との交流や貢献があるということを,山崎研メンバーは改めて自覚するように.
2012年10月7日 休み満喫中
久しぶりに,家でゆっくりできる連休だ.
今日は午前中に家の片付けを済ませた後,久しぶりにカターレ富山の試合を観戦へ.残留争いをしている鳥取のチームとの直接対決だ.メインスタンドの自由席のチケットを買ったのだが,遅れて着いたわりには前の方の席が開いていたので,そに陣取る.試合全体をみるには難がある場所だが,選手の目線に近い位置での観戦.が,開始早々に雨が降り出し,仕方なく屋根のある場所へ.が,見ればそこには人がぎっしり.どうやら始めから屋根の下で観戦していた人が多かったようだ.結局,座ることができず,最上段の手すりにもたれながら立ち見.でも幸いなことに,フィールド全体を見渡すことが出来,サッカー自体を楽しむことができた.で,J2の下位を争う理由が垣間見えた.特に,いわゆる中盤の底とトップとの間が空っぽ.下と思えば,相手の最終ラインに,カターレの選手が4人も横並びで入っている.もちろん,その間には,相手の選手が.これでは,仮にロングボールを入れる戦術だとしても,フォローが全く期待されない.が,相手も結構ざるだったので,カウンター気味の混戦から,先制点がカターレに入った.で後半.選手の配置が修正されたのか,相手に疲れが出て,プレスが甘くなったのか,全体にパスをつなげるようになってきた.が,攻め込まれたときに,ボールを見すぎだな~(相手選手を見ていない)と思っていたら,同点にされてしまった.がが,返す刀で,すぐさま勝ち越し.で,そのままどうにか逃げ切った.何はともあれ,残留争いでは有利になった.でも,これからの試合,大丈夫だろうかという一抹の不安も...ところで,今回の観戦で,我ながらある意味すごいことをやってのけた.試合開始前,私と一緒に行ったちび介のカターレTシャツを買った.で,背番号を聞かれたので,ちび介のは10番.私のは,残り少ないカターレたたき上げの選手がつけている7番.で,何がすごいって,今日の試合,この二人が揃って得点を決めた.何かを予見していたのだろうか.次の試合も見に行って,Tシャツを買えば,,,でもお金がかかる.
試合が終わって,そのままちび介と海釣りへ.いつもいっている近くの漁港へ.波風がやや強く,心配したのだが,なんと小あじが大漁.サビキをおとした一投目から2匹かかってきた.これには私もちび介もテンションが上がる.その後も次々に,まさに入れ食い状態.で,暗くなるまで1時間ちょっとやっただけで,丁度50匹を釣り上げた.釣ったアジは刺身にして美味しくいただいた.でもさすがに小あじ50匹をさばくのは時間がかかった.
と言う感じで,待ったり過ごしているが(体は疲れているが),少しは水族館のことなどを考えておく必要があるかも.でもそれは,明日以降にしよう.
2012年10月4日 徐々にいつもの日常へ
夏の実習シーズン,秋の学会シーズンが終わり,大学の講義も再スタートした.そして私も少しずつ,いつもの研究活動を再開.今日は,朝一の講義ガイダンスの後,TSさんのD論原稿へのコメント書きや,Nさんの卒論実験指導などを行った.そして,遅れているイタセンパラの過去のサンプルのPCRや310RUN.だんだんと軌道に乗ってきた.あとは,論文書きが再開されれば,完全復帰といえるだろう.
が,もちろん,ひみラボ水族館準備も手がけた.内装を考案中のIさんに対応しつつ,お魚カードを作成(印刷).結局,第一弾は,33+1種類となった.「+1」は,もちろんレアカード.我が家のちび介たちに見せたら,大好評だった.何はともあれ,約400枚を印刷.これだけあれば,オープン2日間は大丈夫だろう.これが無くなるくらい,お客さんが来てくれるといいのだが,多くは期待しないようにしよう.もちろん,人数に関わらず,おもてなしの心は忘れずに.口コミで,徐々に広がっていけばいい.それと,小学校や中学校の先生にも見学に来てもらいたい.学校での利用の是非を御検討いただくと共に,いろいろと要望を聞くことができれば幸いだ.
明日は,昼からひみラボ.Iさんが考えた内装を,少しでも形にしていきたい.
2012年10月3日 ひみラボ水族館オープン!(の日が決定)
いよいよ,ひみラボ水族館が10月13日にオープン! 今日の午後は,関連の対応に追われた.詳しくはひみラボHPをご覧いただきたい.
準備も大詰め,と言いたいところだが,今更ながら,全体の内装を考えてもらった.個別の展示説明などの準備は,大方完了したし,外回りの案内板などは,氷見市にお願いできそうだ.残るは,館内の全体の飾りつけや,導線の説明や掲示など,来場者に優しい心遣いが必要だろう.ということで,Iさんに総監督・演出をお願いした.一生懸命考えてくれているようなので,金曜日に出来る範囲で準備しよう.
さて一方で,今日は久々に大学で過ごしたので,もろもろの仕事をこなすことができた.そしてなにより,実験再開.イタセンパラのMS実験のやり残しを手がけた.ただ,過去のPCR産物が見つからなかったので,再度PCRからやり直しかも.年明けには報告会もあるので,なんとか年内に終わらせてしまいたい.明日も続き.加えて,NさんにDNA抽出指導.そして忘れてしまいそうだが,講義が始まる.と言っても,前期に大半の講義を終わらせているので,講義は少ない.明日は1単位講義のガイダンス.
2012年10月2日 ひみラボへ(2日目)
今日も朝からひみラボへ.今日の目的はヤツメ採り.Iさんの卒論研究だ.これまでの飼育実験で予想(期待)以上の結果が得られている.ただ,夏の間の温度調節の不備や,水質悪化?により,個体数が少なくなってきた.ということで,秋の実験スタートさせるための個体採集.で,成果はまずまず.一部はひみラボ水族館の展示にまわしたが,それでも準備した水槽が満たされた.今後も,継続が大切.
一方,午後は取材の打ち合わせ.ひみラボ水族館を紹介してもらう予定だ.担当の方にも興味をもっていただけたようなので,本番も期待がもてそう.
ところで,今回の打ち合わせの中で,気になることも.先方のことではなく,内輪の話.言わば,情報漏えいともいえる事態が発生した.どの情報かを書くと,それ自体が(このブログを介した)漏えいになるので書かないが,重要な情報が漏れた.この手の漏えいは,多方面に迷惑をかけることになり,そのことに関しては,山崎研メンバーには事前に説明しており,学生達も心得てくれていたようだ.しかし,メンバー外で,私の管轄の及ばないところから漏れた.確かに,その恐れが完全には排除されていない状況(管轄外への説明を私からはしていない状況)で,そのような事態(情報漏えい)になりかねない場面(先方の担当者が管轄外の者と接する機会をもった)を招いた責任は私にもあるだろう.が,当事者(管轄外の者)の認識の甘さは,認識せざるを得ないだろう.
今回のことはここまでとするが,重要なことは,今後同様のことを起こしてはならないということだ.特に,研究室メンバーには,配属当初にしっかりと伝えたことだが,研究室の活動やその中で得られた情報は,しっかりと管理される必要がある.もちろん,研究成果の新規性,独自性の確保も重要だ.また,外部からの資金で動いている研究も少なくない.その場合,出資者に無断で情報を流すことは,重大な背任行為となり,厳に慎まなければならない.これらのことを勘案すると,漏えいにつながる恐れのあることは避ける必要がある.この観点から,現在各自が行っている研究内容に関しては,特に成果に関しては,山崎研メンバー以外には決して話さないように.
本来であれば,幅広い協力体制と情報交流をもてればいいのであろうが,そこから得られるメリット以上のリスクが存在していることが明白になった以上,改めて慎重な行動が求められる.正規の手続きを踏んだ上で公表すべき内容と,その段階には至らずに公表すべきではない内容との両方を併せ持っているのが,この研究の世界だ.
2012年10月1日夜 ひみラボへ
今朝,いつもより早めに大学に行くことができたので,当面の計画練りに費やした.その一部は,今朝ブログにupした通り,ゼミなど,学生指導に関すること.学年に関わらず,これからの季節は,研究を本格化する時期だ.周囲との協力は重要だが,同時に自分自身の研究をしっかり見つめなおしてもらいたい.そして何事も自分から行動することが,山崎研では常に求められている.行動しないことは,やるきがないことと同義とみなされることが少なくない.そして,そのように見受けられる学生も少なくない.兎に角,しっかりと計画立てて,動いてもらいたい.
とは言いながらも,私自身もなかなかやるべきことがでいない.が,必要なことを,出来るときにやってしまおうと思う.例えば,来週は会議の連続で,なかなか外出(ひみラボとか)できない.そこで,来週は空いた時間を実験に費やすことにして,その分今週はひみラボ活動をしっかりとやっていきたい.
で,今日はその一環として,ヤツメ採り!といきたかったのだが,川は昨夜の台風のために,あいにくの増水.ということで,ヤツメを卒論とするIさんには水槽準備をやってもらい,私はひみラボ水族館の準備を兼ねた「ヤツメ水槽」づくり.その結果,なかなかの出来栄えの水槽ができた.明日にでも写真をupしよう.もっとも,まだヤツメが入っていないので,どんな感じでもぐってくれるかは,近々試してみよう.
その他,予定していた取材打ち合わせがなかったため,その時間を利用して,「魚の個別展示説明」と「お魚カード」,そして「ひみラボ水族館クイズ」を作成.いずれも一通り完成.見直しをして,本番に備えよう.
2012年10月17日夜 今日の出来事
今度は,今日の出来事.
今日もひみラボへ.昨日同様に野外調査だ.が,天気が悪い,そして昼過ぎから雨が降り始めた.そのためか,目的の観察ができなかった.データ無し,で終わったが,こういうことは想定済み.これからどこまでデータが取れるかは,運もあるだろう.
データが取れなかったからと言って,何もやらなかったわけではない.「データがとれない」ことを確かめるために,何度か観察にも出たし,追加で環境測定も行った.さらには昨日のデータをパソコンに打ち込み,簡単な解析も.
こうみると,卒論の面倒見だけで一日が終わっているようだが,自分の実験も続けている.今日もイタセンパラのMS実験.これまでにやり残したサンプルだが,さすがに今年度で結果を出し切りたい.と言うわけで,出来るときに,ひたすら実験をやっていこう.と同時に,出したデータをしっかりと拾い上げないと,以前のようなパソコン故障,なんてことにもなりかねない.
そして今夜の自宅残業では,論文書きもそこそこ進んだ.これまでのところで,荒削りながらも構成を練っていたので,今夜は出来るところから英語にしていこう,と取り組み,イントロ1段落目と,最後の段落を書き上げた.と言っても,もちろん草稿レベル.兎に角今は,書くことが大切だ.直しは後でやればいい.今後も言い訳せずに書き続けよう.気がつけば10月だ.今年の投稿論文が極めて少ない.夜だけでも時間をつくって,論文を形にしていこう.
明日は久々大学に滞在.朝一の講義の後は,溜まった仕事を片付けていこう.
2012年12月6日 効果半減
相当な不利益と言わざるを得ないだろう.例のペーパークラフトの紹介記事がとある新聞に掲載された.広範な方々への周知・宣伝,と言う点では効果があったであろう.が,同時に記事の内容や掲載写真に見過ごすことの出来ない問題点がある.下手をすると取り返しのつかない状況になりかねない.マスコミ利用にはらむ危険性が出たともいえるが,事を急ぐあまり,あいまいな対応を容認してしまった私自身にも責任がある.今後は,慎重にことを進めることが必要だ.もちろん,今回のことに対する「対応」も今後行っていく予定.
さて,そんなこんなで朝からモチベーションがた落ちだたが,朝一講義の後は気を取り直して,論文直しに専念した.そしてどうにか改訂案が完成.それ以外の仕事としては,渦中のペーパークラフト作り.自宅残業も含めて,それなりに進んだ.が,未だ完成せず.明日は,朝イチで完成させ,その後ひみラボへ行く予定.
ちなみに,今日大学でクラフト作りをしていたとき,たまたま他の先生が来室された.別にこれ自体は仕事のうちなので,なんら問題がないのだが,その先生には,論文書きもしっかりやっていることをアピールしておいた.何はともあれ,研究者たるもの,論文書いて何ぼだ.これからもこの方針だけは堅持し,その上で,もろもろのことをやっていこう.
2012年12月5日 忘れた頃にやってくる...
310が故障した.電気系統のトラブルのようだ.幸いにして,年間保守契約中だし,週明けには修理に来てくれるとのことなので,それなりに安心している.何はともあれ,速く直って,ばりばりとデータをとってもらいたい.こんなことが起こると,いつも思うのは,『できるときに,やっておく(データをとっておく)』ということ.何が起こるかわからない.やれるときにやっておこう.
さて,それと同時に今日やったことと言えば,カワ分散論文直し.結構集中できたので,その分,時間も費やした.珍しく昼飯も先延ばしして,文章直しに勤しんだ.後一歩というところまできた.
その後は会議.ってなことをやっていたら,『増殖』させる時間が無かった.ペーパークラフトだ.と言うわけで,今夜も自宅残業で,パーツの切り出し.明日は諸々のことを仕上げてしまおう.
2012年12月4日 大量生産
今夜の自宅残業は,イタセンパラの大量生産.ペーパークラフトの話だ.本日,この話が公になったので,この機会に幾つかの機関に見本展示をお願いすることになった.そのための「見本」を作っている.もっとも,やったことと言えば,胴体部分の切り取り.これが一番時間のかかる作業なので,これが終わっていると,組み立て作業がずいぶんと楽になる.明日,時間をつくってひたすら糊付けしていこう.
今日の午後はこれ関連でひみラボ待機.が,取材は来なかった.だが,功を奏したのは,待ち時間を利用して論文直しが進んだこと.そもそも,午前中にも論文直しに取り組み,結構いい感じで方向性をまとめることができた.が,ここで大きなミスを犯してしまった.この午前中に取り組んだファイルをひみラボへもって行き,その続きをやるつもりだったのだが,肝心のファイルをもって行くのを忘れてしまった.仕方が無いので,午前中の仕事とは別の部分の直しに取り組んだ.幸いにして,これはこれで進んだので,善しとしよう.出来れば明日中にでも改定案を完成させたい.それを見直して今週中に共著者に送付だ.これがうまく行けば,来週1週間は時間ができる.これを利用して,IさんのDNA実験の手伝いをやっていこう.ただ,年末に水産庁絡みのイタセンパラ報告会もある.こちらのデータもまとめることが必要だ.まだまだ,やるべき事は盛りだくさんだ.
2012年12月3日 師走
「師走」と聞いても,実感が全く無い.計画的にことを進めているがために,焦りが無いのか,はたまた時の流れが速すぎて,実感が全く無いのか..そんなことはどうでもいいが,何はともあれ,師走である.
私自身は走っているつもり.が,傍から見れば,ひみラボ前のグラウンドをぺたぺた走る(歩く)みたいなものだろうか.それでも自分なりにはやっているので,善しとしよう.
さて,今日はTSさんのD論対応が一番の仕事.原稿を読んで返却し,事務的な手続きを行った.詳しくはかけないが,一息ついた感じ.もちろん悪い方向ではない.
その後は気がつけばイタセンパラ作りに専念していた.今日は2尾完成.加えて,広報関連の文章作りも.結局,自分の論文対応は,自宅残業で少しだけ.
ってことで,結局はぱたぱたと走り回っているのかもしれない.で,明日は.ひみラボへ.が,その前に論文書きをやっておきたい.ということで,昼頃にひみラボ出没予定.
2012年11月29日夜 時間を有効活用
朝一の講義を済ませた後は,私用で外出.丸一日拘束されることも覚悟していたが,幸いに昼過ぎに開放されたので,その後はカワ分散論文直し.それなりに,というかかなり進んだ.時間は決して長くは無かったのだが,有効活用できた.
とりあえず,今日の段階で結果までの対応・直しはできた.残りは考察だ.それも一通りの対応案はできた.計画では,来週末には共著者に送ることになっている.となると,週明け前半には一通り直し上げる必要がある.これからも時間を有効活用しよう.
ちなみに,レフェリーからの個別コメントにはそこそこ対応しているのだが,根本的なところで,『英語をもっと流暢に』とかが求められている.もちろん,投稿前には英文校閲に出しているのだが,これでは不十分なのだろう.考えてみれば当たり前.例えば,学生(ここには昔の私も含む)の要旨を直す(直される)とき,1回の指摘で完璧な文章になることはありえない.英文校閲も同じだろう.無理やりつなげた英語,それも一文一文だけではなく,文章構成ともなると,たった1回の英文校閲を受けただけで,ネイティブが読んで「流暢」とは思わないだろう.と.,言ってはみても詮無きこと.とにかく,少しでも経験をつんで,少しだけでもまともな文章(英文)が書けるように努力するだけだ.
2012年11月29日朝 平成24年度卒論関連スケジュール
山崎研公式HP掲載しようとしたらサーバーエラーのため掲載できなかったので,こちらに掲載します.なお,卒論作成にあたっては,公式HPの「研究室内へのお知らせ」ページをしっかりと参照してください.
平成24年度卒論関連スケジュール
12月14日,21日 卒論中間まとめゼミ
1月11日17時まで 卒論初稿締切.15日初稿返却予定.
1月25日17時まで 卒論第2稿提出締切.28日第2稿返却予定.
2月上旬 卒論要旨学科提出(2月1日までには山崎研内初稿提出)
2月中旬 卒論発表練習(2回実施)
2月中下旬 卒論学科提出
卒論発表会
2月28日17時まで 卒論完成版(山崎研用)提出
以上.
2012年11月27日 コピペ
公約?通りに,論文書き&直しで過ごした一日.午前中は自分の論文直し(書き),午後はTSさんのD論直しだ.
1日に2つの論文に取り組むと,内容がごっちゃになって効率が悪いかと思っていたのだが,今日もいい感じ.同じことを長くやっていると,集中が続かない.論文直し(書き)も同じ.それが今日も,いい具合に午前・午後でそれぞれ集中できた感じだ.
もちろん,午前と午後の間の仕事も忘れてはいない.イタセンパラ作りだ.今日も「1尾」作成.回を追うごとに出来がよくなる.多方面に配る(展示をお願いする)ことを見越して,沢山つくっておこう.さらには原図の修正.何尾もつくることによって,わかってくる改善点もある.その辺に手を加えた.
今日は自宅残業は,お休み.昼間頭を使いすぎたので,少しは休ませてもいいだろう.
明日は午前は論文直しができるが,午後は入試対応.時間は有効に使おう.
以上,昨日とほぼ同じような一日を過ごしたが,微妙に違う.ほぼコピペ.
2012年11月26日 デスクワーク
公約?通りに,論文書き&直しで過ごした一日.午前中はTSさんのD論直し,午後は自分の論文直し(書き)だ.
1日に2つの論文に取り組むと,内容がごっちゃになって効率が悪いかと思っていたのだが,いざやってみると,(少なくとも今日においては)いい感じ.同じことを長くやっていると,集中が続かない.論文直し(書き)も同じ.それが今日は,いい具合に午前・午後でそれぞれ集中できた感じだ.
もちろん,午前と午後の間の仕事も忘れてはいない.イタセンパラ作りだ.今日も「1尾」作成.回を追うごとに出来がよくなる.多方面に配る(展示をお願いする)ことを見越して,沢山つくっておこう.
そして自宅残業では,卒論指導向けプレゼン作り.グラフマジックの弊害に関するスライド作りを行った.金曜日にお色目予定.
明日も基本的には今日と同じ.それにしても,最近は出勤&帰宅時間が変わったために,時間がない...
2012年11月25日 師走に向けて
今年もあと一ヶ月,,,なんて考えは全く無い.なぜなら,年度末までをひとつの区切りと考えることが多い.特に今年はD論があるので,例年以上に年度末を意識する.そんなわけで,「年末」という意識は無いのだが,年度末に向けた大切な時期,ということで,来週は大切な一週間だ.
そんな一週間をどうやって過ごすか,ってことを考えたのは先週の木曜日.ひみラボでじっくりと考えることができた.で,兎に角来週は,TSさんの論文読みとカワ分散論文直し.幸いにして,会議などの予定は多くは無い.お仕事時間をフル活用して,これらをこなしていこう.
で,3つ目のお仕事と言えば,卒論チェックだろうか.金曜日にゼミ形式でいくつか話をする予定.その準備は自宅残業か.
それはそうとして,週末は静岡大学から来られた先生と共にヤツメ採り.山崎研学生の協力もあり,無事に完了.Nさん筆頭に,手伝ってくれたみんなに感謝.ちなみに,調査の日は「初めての道」を多く通った.高岡駅から調査地,調査地からひみラボ,高岡駅から富大,いずれも大体の方向はわかっていたのだが,道は全くわからず,知ったかぶりして走っていた.が,結果的にはどれも大きな問題はなく,目的地に着くことができた.時間にゆとりのあるときは,このような冒険?もいいのだろう.
2012年11月21日 強がりもほどほどに?
午後から会議が入っているので,それ以外が勝負の一日.朝一の対応は,ひみラボイベント関連.少しずつ具体化してきた.でもそれなりに,ことを急具必要がある.とりあえず,自分の中のイメージを膨らませると同時に,関連物品を発注.
今日のメインのお仕事は,その後のカワ分散論文直し.レフェリーコメント対策を練った.で,対応(改訂)は案外簡単かも.4名もレフェリーがいるのだが,まともなコメントを出してきたのは二人.そして両者はほぼ同じところを指摘してきている.対応案もすぐに思いついたし,これならばあまり時間をかけずに,どうにかなる,と強がってみた.が,もちろん実際に改訂稿を書きあげることが重要だ.勢いに乗って,来週1週間で仕上げたいところだ.が,卒論指導含めて,やりたいことは盛り沢山.連休中に計画を練っておこう.
今日はこの他に,プレゼン作り.明日のひみラボでのプレゼンだ.これまでの継ぎ接ぎになってしまったが,まずまずの出来.兎に角,明日はひみラボをアピールしよう.ってことで,明日は朝からひみラボへ.プレゼン以外のもろもろの準備をしておきたい.
2012年11月20日 懸案着手
昨日,無理矢理に論文執筆をひと段落させたので,今日から本格的に次の仕事に着手.ただ,次と言ってもやることは沢山ある.
まずはTSさんのD論校正.これまで全体像を中心に直してきたので,ずいぶん読みやすくなっている.そこで今日は一文一文直していった.さすがに時間がかかる.午前中に総合イントロを確認して,今日は終わり.
昼休みは今日もイタセンパラ作り.少しずつコツがつかめてきた.が,油断していたら「のりしろ」を切り落としてしまった.なかなか完璧な魚はできあがらない.で,続いてこのイタセンパラ作りのイベント計画練り.氷見市と大学の双方からOKをもらう必要がある.大学からは「暗黙のOK」って感じの答えをもらった.同時に,水族館用の新規パソコン購入OKも.上記イベントに向けて,急ピッチで諸々の準備を進めていく必要がありそうだ.
で,最後は一番の懸案事項であるカワ分散論文直しを開始.レフェリーコメントをじっくりと読み込んでいった.いつものことながら,結構いろいろ書かれている.ただ,一人目のコメントを読む限り,「説明不足」というコメントが多い.結構ややこしいものもあるが,どうにか対応できそうだ.時間がかかりそうな解析もスタートさせた.が,レフェリーは4人もいる.明日もじっくり対応していこう.
ちなみに,明日は午後から会議.明後日は木曜日だが,金曜日授業が行われるとのことで,私の講義担当は無し.ということで,朝からひみラボへ行き,午後の講演に備えたい.それから結果的に3名全員にメールを出したが,卒論中間まとめにむけて,まずは自分なりの解析をスタートさえてもらいたい.
2012年11月19日 中締め
よぉ~~ぉ,PON!
って感じで,すべてを丸く納めたい感じなのが,カワ淘汰論文.で,納めたことにした.今日で一応,草稿完成宣言.イントロ,マテメソ,そして結果,に関しては,(今の時点では)十分な内容になったはず.が,考察はまだまだ.でも締め切り迫るカワ分散論文のことを考え,無理は承知で,草稿完成とした.明日から,真剣にカワ分散論文の直しに取り掛かろう.
と言いながら,今日も会議に時間をとられた.そして会議後には,イタセンパラ工作.台座も含めて,改善を繰り返し,どうにか完成,と言って良いだろう.後はこれをいかに有効活用するかだ.まず第一に,宣伝が必要だ.マスコミを有効活用することも考えた方がいいだろう.
そんなことを考えていたら,今日も一日が終わってしまった.繰り返すが,今日は会議が二つも入っていたので,集中した仕事はできなかった.が,そうとばかりは言っていられない.次なるは,卒論まとめだ.近々,卒論生対象のミーティングを開き,方向性を明確にしておきたい.でも同時に,
各自で自分の卒論まとめについて,しっかいと考えておくこと.
2012年11月14日 同じネタだが,,,
今日も話題はカワ淘汰論文とイタセンパラ・ペーパークラフト.代わり映えしないが,お付き合いいただきたい.
カワ淘汰論文(草稿)は,後一歩というところまできた.大学で考察を10行ほど書き足し,自宅残業で結果がほぼ書き終わった.ここまででも草稿レベルではOKって感じ.が,追加解析を含めて,まだまだ書けそうなので,今週いっぱいは,ぎりぎりまで取り組もう.というか,考察を10行書き足した上で,構成の再考までしてしまった.明日,時間があれば,しっかり対応したい.
一方,『イタセンパラ』,こちらは完成といっていいだろう.なかなかの出来になった.学生の受けもいいようだ.あとは微調整をすれば申し分ないものに成るだろう.
ところで,今日はもうひとつやったことがある.来年度の研究計画.それも修論&卒論だ.当面のひみラボ活動を考えた際に,我々の存在意義や,動きやすさを考えた場合,イタセンパラ以外にもうひとつの研究の柱が必要だろう.で,とりあえずヤツメ,ってことで,計画を練ってみた.そしてそのためには,ひみラボ周辺のヤツメをしっかりと調べるkとが必要だ.ってなところが,来年の卒論テーマになるかも.
2012年11月13日 半分書けた?
今日は会議が入ったが,時間があるときは,出来る限り論文書きに費やした.今日から考察書きだ.そして自宅残業も含めて,そこそこ頑張った結果,予定していた内容の「半分」を書き上げた.が,その分量はたったの5行.さすがにこれでは物足りない.が,今(草稿段階)はこれでも十分.何故って,これから文献を参考にしながら,考察を膨らませていけばいい.こうやって,書けるところから,少しずつ書いていけばいい.一日たったの5行しか書けなくても,これを5日続ければ25行になる.さらに5日続ければ50行だ.りっぱな考察になるだろう.兎に角,継続が大切.ただ今は,今週中の草稿完成を目指しているので,多少分量が少なくても,多少内容が粗くても,書いていくことが大切だ.
一方,昨日からの続きで,ペーパークラフト作りも少しだけ.顔がそれなりに出来たので,本番印刷をして,作り始めてみた.が,帰宅時間になったので,続きは明日.なかなかいいものができると期待している.乞う御期待だ.
2012年11月12日 画竜点睛を欠く
ある意味,公約だった週末の宿題.イタセンパラのペーパークラフト作りだ.一応,大部分のパーツは完成し,即席で作り上げたものを,一部の学生にお披露目した.出来はまずまずであろう.が,未完成な部分がある.顔だ.平面的な展開図を作るのは簡単だし,今日の段階では,それで完成させた.が,やはり物足りない.ということで,明日にでも原図を作り上げて,完成版を作り上げたい.ちなみに,仮完成したものを「計測」したら,標準t体長12.5mm.結構大型だ.氷見ではいるかいないか,ってところ.もちろん,原図を縮小すれば,それだけでノーマルサイズが出来る.せっかくだから,原寸大も作ってみるか.ただ,時間が無いのが問題だ.明日も昼休みの時間を中心に作っていこう.
で,今日の自宅残業は,もちろんカワ淘汰論文書き.今週中の草稿完成が公約だ.が,ようやくマテメソが完成(もちろん草稿レベル)したところ.大学では何だかんだで時間がない.ただ救いは,書くべきことが概ね決まっていることだ.時間を見つけて,ひたすら書き上げていこう.
とは言いながら,今年も残り少し.さすがにカワ淘汰論文の年内投稿は無理.となると,今年書いた(投稿した)論文は,カワ分散論文だけになる.その年の投稿論文数は,レフェリーとのやりとりが順調に進んだとして,翌年の発表論文数に直結する.ということは,2013年の論文は1報だけになるかも...ま~,こんな年もあるものだが,やはり研究者は論文出して何ぼだ.
2012年11月8日 あと少し
久々に講義.なんとなく声が上ずって,しっくり来ない感じがしたが,どうにか終了.しかし,この講義の受講生でもある今の3年生をみていると,来春に山崎研に入ってくる学生がいるのだろうか?というのが率直な印象.例年だと,誰かはわからないが,なんとなく雰囲気がつかめるのだが,今年は全く気配なし.ちなみに,今後,3年生がぼちぼち活動的になってくるかもしれない.もし研究室に話を聞きに来たら,自分の研究に支障が無い範囲で対応してもらいたい.もちろん,裏も表も,言いたいことを言ってもらって結構.が,勧誘だけはしないように.毎年この時期に言うことだが,学生は何にも責任を採れないことを自覚しておくこと.口を酸っぱくして言ってきているので,山崎研ではあまり前例がないが,他所の研究室をみていると,無責任な先輩が勝手に勧誘して,その気になった学生が配属後に苦労した事例は少なくない.特にお隣.兎に角,自分の価値観を他人に押し付けて(例えば,山崎研に勧誘して),他人の人生を狂わせることだけはしないように(その学生が山崎研になじめずに不遇の1年を過ごす,など).誰もが,同じように過ごせる山崎研でないことは,過去の経験から私が一番知っている.
それはさておき,カワ淘汰論文のデータ解析がほぼ終わった.現在,自宅残業しながら,最後の解析プログラムが作動中.が,決して磐石な結果ばかりとは言い切れない.今日も時間をかけて,一通りの解析をしていたのだが,いざデータが出てから,その結果が論文では使えない,なんてのがあった.というか,今日の大半は,(論文では)使えないデータをとることに費やした.が,決して無意味とは思っていない.データ解析なんて,こんなものだ.やったからこそ,『使えない』ことがわかったのだ.無駄と思えることも,しっかり自覚すれば,意味をもって来る,このことを今後の卒論等書きの中で忘れないでもらいたい.
2012年11月7日 卒業生が続々
今日は2年前に卒業したHさんが遊びに来てくれた.また,昨年卒業のT君もちょくちょく顔を出してくれるし,B君もひみラボに出没しているとか.卒業生がきてくれるのは,うれしい限りだ.これからもいつでも来てもらいたい.もちろん,宅のみの際にも声をかけるので,ぜひ.ただし,しばらくはできないかも.
さて,今日も会議以外はばたばた.が,夕方にカワ淘汰論文関連のデータ解析を行った.そして,自宅残業でもひたすら解析.マテメソ&結果の文章書きもしながら,かなり進んだ気がする.明日は,朝一の講義以外は予定が入っていないので,データ解析を完了するつもりで,やってしまおう.
2012年11月6日 実験継続
なんだかんだといいながらも,実験だけはできている.イタセンパラMSだ.是が非でも,今年度でまとまった結果を出したい.今後のイタセン保全に対して,重要なデータになるはずだ.もちろん今後も継続的なモニタリングは必要だし,やっていくが,今の段階で方向性を明らかにすることが大切だ.と言うわけで,今日のRUNで,過去のデータに関しては,かなりの生データが得られるだろう.明日時間があれば,アリル拾いを行いたい.
一方,カワ淘汰論文用のデータ解析が,イマイチ進まない.今日も実験以外はばたばたと過ごした.特に事務書類に追われた.ただ,やるべき事は見えてきた.1つ1つやるだけだ,,,なんて悠長なことは言っていられないので,この後の自宅残業と明日と明後日で結果を出し切りたい.もちろん,文章書きも取り急ぎ.
何故こんなに急ぐかといえば,他の仕事も詰まっているため.先日,久しぶりに『逆算』で当面の計画を練ってみた.例えば論文書きに関しては,カワ分散論文の返却期限がある.それに間に合うように,再計算の時間を考えると,11月中旬には取り掛かる必要がある.そのためには,当然ながらそれまでにカワ淘汰論文の草稿を完成することが公約.で,文章を強引に1週間で書き上げるとしても,その前のデータ解析は今週中にやることが必要になる,ということだ.
昔はよく,このような逆算で計画を立て,そこそここなしてきた.が,最近は「締め切り」があってないようなことが多いので,なかなか逆算計画をたてず,結果だらだらと先送りになることが多かった.が,久しぶりに「やる気を出した」って感じだ.
何はともあれ,結果を残すのは悪いことではない.出来る限りの事はやっていこう.
2012年11月5日 主夫再開
ちび介3号が発熱・緊急入院となってしまった.幸い様態は安定しているのだが,ばたばたは続く.今日も朝一でイタセンパラMSの310RUNをした後,電話を受けて病院へ.夕方まで滞在.で,大学に戻ってきたら誰もいなかったので,またもや310RUN.実験だけ見ると,進んだ気がする.また,病院でちび介の点滴を待つ間,手帳とにらめっこしながら,今後の研究計画練り,特にひみラボ絡みのこれからの研究活動を考えた.とりあえずの結論として,今のデータ(上記イタセンMS!)をしっかりまとめることと,これに関することを売りにしていくことが,当たり障りの無い(?)テーマというところだろうか.もちろん,DNAはイタセン以外にも手を広げていくといいかも.
話が脱線したが,同居人がちび介3号に付き添っているため,私は主夫再開.と言っても,私も,ちび介1号&2号も慣れたものだ.ちなみに今夜のおかずは,きのこ汁だった.大量に作ったつもりが,三人でほぼ完食.
さて,そんなばたばただが,一応は諸事対応できそう.今のままだったら,ゼミも予定通り.講義も今週こそはやろう.あまり先送りしても,いい事は無い.できるときに,多少無理があってもやってしまいたい.もちろん,自分自身の論文書きも,予定通りのはずなのだが,,,
2012年11月1日 明日は現場復帰(の予定)
今日は結局ちび介2号のお守り.その間,ちび介が昼寝をした隙に論文のデータまとめをしたり,夜寝付いてからゼミ論を読んだり.今日読んだゼミ論は,『二枚貝』の論文.率直なところ,単語が難しい.似たような摂餌生態をもつヤツメの論文は多々(それなりに)読んできたが,使う単語が全く違っていた.加えて,雑誌は天下のオイコスだ.ばりばりの生態雑誌.書き方にも特徴がある.総じて難解なところも少なくは無かったが,概ね内容は理解できた(はず).担当学生には,せっかくの機会なので,しっかりと考察を読み込み,じっくりと解説をしてもらいたい.
さて,明日は大学にいけるはず.ただ,ちび介を保育園に送ってからいくので,若干遅くなるかも.そして,もろもろのやることが溜まっているので,氷見にはいけそうに無い.天気も悪いし.ということで,リハビリのような一日になりそうだ.
2012年10月31日 主夫はつらいよ...
今日は朝から市民講座.それに間に合うように,7時にはちび介2号を保育園に預け,7時30分にちび介1号を小学校へ送り出し,私は大学へ.そして幾つかのメールに対応しただけで,市街地にある講座の会場へ.講座自体はまずまずだった.いつもながら,御年配の方が多かったのだが,今年は全体にノリが良かった気がする.
その後,久々に馴染み(と勝手に思っている)のそば屋で山菜そばと昆布のおにぎりを食べてから,大学へ.どうにかIさんい310を教えることができた.そしてその合間にはカワ淘汰論文の図を作成.そしていざ本文書きへ,と思っていたところで,ちび介2号の保育園から呼び出しが.どうやら熱を出してしまったらしい.ということで,論文書きやら,Nさんの要旨へのコメントメールやらを投げ出して,急遽保育園へ.が,その前に翌日を自宅で過ごすことになる可能性が高いため,ゼミ論やらカワ淘汰論文の資料やらをかばんに詰め込むことは忘れなかった.
で,ちび介2号を病院に連れて行ってみると,軽い風邪.そして案の定,明日は保育園を休ませ,私は自宅で面倒をみることになった.ということで,若者達には,当面やるべきことは一通り指示をだしてあると思うので,各自しっかりとやってもらいたい.私はちび介の面倒を見ながら,掃除,洗濯,飯の準備,昼ドラ鑑賞?と,主夫を満喫しよう...と言いたいところだが,そうではなく,昼から自宅残業に精を出そう.
2012年10月30日 だんご三兄弟
昼前,突然?の呼び出し.その後無事にだんご三兄弟となった.ということで,しばらくは大学の滞在時間が短くなったりするかもしれないので御承知おきを.ただ,突然の呼び出しはほぼ無くなったかと思われるので,短いながらも仕事には集中できるかも.ちなみに明日は,午前中は市民講座を頼まれているので外出.午後,今度こそ310を使ってIさんの実験をやりたいところだ.
ところで,今日の午前中は,予定通り計算と格闘.ln RH testというやつだ.要するに淘汰を受けている遺伝子座を検出する計算.で,やってみると,案外すんなりと計算できた.が,この方法自体の問題点もあり,他の淘汰検出方法とは,若干結果が異なったものであった.もっとも,いくつかの解析方法を採用した上で,どの遺伝子座が淘汰を受けているかを推定した方が,もっともらしい.とりあえず,主要な結果が出たので,論文構成練りを本格化させ,書き進めていこう.11月中旬にはどうにか草稿を仕上げないと,次(カワヤツメ分散論文)に支障を来たす.学生の面倒をみながら,進めていきたい.
今夜の自宅残業は,明日のプレゼンの見直しと,Nさんの要旨チェック(返却は明日の午後以降かと)と,誰かさんのゼミ論読み.と言っても集中力が途切れたため,アブストラクトのみ読んだ.が,主張はわかるのだが,根拠が全くわからないアブストラクトだった.いくら端的に!と言ってもこれはやりすぎでは,と著者に突っ込みをいれたくなるアブストラクトだった.
2012年10月29日 週が明けてしまった
なかなか事は起こらず.ただ待つのみ.
そうこうしながら週末を過ごした.外出もままならないので,土曜・日曜とひたすら『薪』と格闘.
金曜日,帰宅すると自宅駐車場に2トンの薪が...さすがに圧倒された.だが,そのままだと駐車もままならないし,雨で薪が濡れては意味が無い.そこで土曜日はひたすら薪を移動.まず作りかけだった薪小屋(と言っても単管パイプで組んだ骨組みに屋根をつけただけ)を完成させ,そこにひたすら薪を積み上げる.ただ収納できた薪は3分の1あまり.残りは兎に角屋根のあるところにと思い,ガレージに積み上げていった.人間やればできるものだ.どうにか夕方までに2トンの薪を移動完了.ただもうひとつ難題が.薪が入っていた籠が重い.業者さん曰く,1個60kgはあるとか.が,これが動かないと車を駐車するスペースがないので,ひたすら動かした.これまたなせばなるものだ.途中バランスを崩して下敷きになったが,どうにか怪我無く移動完了.当初,学生を呼び出そうかと思ったが,これならばどうにかなりそうだ.
と言うわけで日曜日.朝からホームセンターへ行き,単管パイプなどなどを追加購入.薪小屋を増築した.その上で薪を移動.ガレージに多少の薪が残ったが,とりあえず,通常の生活はできるようになった.が,実は今届いている薪は,発注した分の半分ほど.来週にも追加で2-3トン来る予定.現在薪小屋大増築計画中.でもそれが終われば,暖かい暖炉が待っている.
で,今日月曜日.会議が2つ.合間に実験.過去のイタセンMSのうち,私担当分のPCRが終わった.あとはちまちまと310で流していくだけだ.そして夕方には論文と格闘.淘汰を検出するための新たな方法を取り入れようと,原著論文を読み進める...が,数式ばかりでちんぷんかんぷん.それでもどうにか,帰宅間際に解読できた.試しに計算してみると何とかなりそうだ.続きは自宅残業で取り組んだ.計算式がそこそこ理解できたので,実際に論文の中でどのように使うかをいくつかの関連論文を並べて要点を読み比べていった.で,どうにかなりそうだ.時間があれば,明日にでも計算してみよう.
で,自宅残業その2はゼミ論読み.週末から今日にかけて,NさんとS君の論文を斜め読み.どちらもなかなか面白い.きっと両氏ともその面白さがみんなにわかるよなプレゼンをしてくれるだろうから,期待しよう!(と,プレッシャーをかけてみる)
2012年10月26日 未だ事は起こらず
この2日,大学で過ごした.特段の講義も会議もなかったので,ほぼ自由に時間を使うことが
できた.事務仕事も幾つか片付いたし,DNA実験もかなり進んだ.おまけに,今日の帰宅間際には,論文書きも.実は一昨日,先に投稿してたカワヤツメ分散論文が戻ってきた.結果は「大幅改訂」.ま~こんなものだ.が,昔から慣れているし,このようなやり取りを経て論文が形になっていくとはいえ,一生懸命書いた原稿に痛烈なコメントを浴びせられると,やはり気が滅入る.と言うわけで,しばらく投げ出すことにした(良い子はまねをしないように).とは言え,単に投げ出すのではなく,執筆中のカワヤツメ淘汰論文の草稿を書き上げた後に,改訂稿作成に取り掛かることにした.ということで,目指すは11月中旬までには草稿を完成だ.そしてこうなると,つまり現実的な締め切りが見えてくると,やる気がだんだん湧いてきた.ということで,今夕の頑張りで,イントロとマテメソ前半の文章が完成.今回の論文は,初めて書くようなスタイルなので,いつに無く参考文献を読んできた.そして結果や考察は何回かの学会発表を経てこなれて来た.ということで,イントロと考察の構成が先に出来上がって,細かいマテメソや結果はこれから書いていく,という順番になっている.ということで,マテメソなどに結構時間を要しそうだ.何はともあれ,目標が決まったので,本気で取り組もう.
と言うわけで,週の後半はひみラボへいけなかった.野外観察はどうなったのだろうか?
2012年10月24日夜 バタバタしているが
夕方,バタバタとあわただしく帰っていたが,今のところ事は起きていない.ただ,そう遠くは無いうちに起きるであろうから,明日もバタバタ,起きたら起きたでバタバタ,って感じだろう.ちなみに,この対応のために,明日1限目の3年生向け講義はお休み(1単位講義なので,休講ではなくお休み)にした.でも今朝張り紙をしたので,見ていない学生が明朝研究室をたずねてくるかもしれないので,「急用でお休み」とだけ伝えておいてもらいたい.
と言うわけで,いつでも対応するために,今夜はお酒を飲んでいない.ということで,せっかくの機会なので自宅残業で論文書きに取り組んだ.その結果,マテメソ中心に結構進んだ.多くは,過去に自分が書いた論文から文章を書き写しただけなのだが,それでも原稿が書き進むのは気分がいい.ただ惜しむらくは,イマイチ集中が続かないこと.ま~,無理にあわてずに,少しずつ,論文書きや論文読みの習慣を復活させていこう.
2012年10月24日昼 研究室内向け連絡などなど
これからしばらくの間,私事でバタバタと過ごすことになりそうなので,今のうちに幾つか連絡・指示を出しておきたい.
まず,私自身の行動ですが,原則的に今と同じです.が,突然外出したり,大学に来る時間が遅くなったり,帰宅が早くなったりするかと.また,氷見に行く機会も少し減るかも.
次に,卒論などなど.とりあえず,各自やるべきことはわかってきたと思うので,継続すること.氷見での野外調査などは,お互いに協力しあうように.DNA実験も,310の稼働が滞るかもしれないが,抽出・PCRなど,出来るところはやっておくこと.
そしてゼミ.なんと言っても,論文をしっかりと読むように.要旨は,まずはこれまでのことを参考にしながら,各自しっかりと書くこと.その上で,必ず他の人に読んでもらうこと.その際,書く方も読む方も,手を抜かないこと.いつも言っているように,『わかったつもり』になる必要はない.周囲に何度も直してもらいながら,しっかりした形の上で,私に提出.第一回目の提出は,遅くとも1週間前の金曜日.プレゼンも手を抜かないこと.多少,ゆとりのある日程になっているが,これは「やり直し」も排除していないことを意味する.
というわけで,しっかりやるように.
2012年10月22日 もろもろ佳境へ
佳境,というほどでは無いかもしれない.ただ,卒論を中心に,『本番』って感じだ.ひみラボ水族館が一息したので,ようやく卒論(指導)に専念できるようになった,とも言える.何はともあれ,I&M&Nそれぞれの卒論データ採りが本番だ.
その一環で,今日もイタセンパラ観察.が,,,う~む,こんなときもあるのだろう.あるいは,意味ある観察結果なのかもしれない.この手の観察では,目的とする現象が「起こった」ことに注目しがちだが,『起こらなかった』ことに注目することも実は大切.「何故起こったか?」と『何故起こらなかったか?』とは,どちらも意味があることだ.ちなみに,最近は諸々の事情により,ぼやかした書き方が多くなるが,当事者には何のことかわかるであろう.
もうひとつ,TSさんのD論書きは,これこそ1つ目の佳境を迎えている.予備審査への申請の大詰めだ.と言っても,書類を揃えれば大丈夫なくらいまで来ているので,心配はしていない.今日は要旨のチェック.明日中に大方の書類を揃えてしまおう.
そんな中,なかなか佳境に入ってくれないのが,自分の論文書き...今夜も自宅残業をやろうと思っていたのだが,疲れてちび介とウトウト,,,目は覚めたが,さすがに論文と向き合おうと言う気が起こらない.『起こらない!』ことが,,,重要だとは,この場合はいえないだろうなぁ~.
2012年10月18日 確信犯?
今日は朝一で講義,と言いたいところだが,それよりも先にイタセンパラMSの310RUN.着実にデータが蓄積されてきている.
そして講義.久しぶりだったので,体力が心配だったが,どうにかなった.でもやはり後期は楽だ.講義が少ない.もちろん,その分は前期でやっているのだが.
講義の後は,予定通りイタセンパラMSのデータ採り.いわゆるアリル拾いと読んでいるやつだ.でもこれが案外時間がかかる.そうこうしているうちに,別の事務仕事が入ってしまい,午前中はそれで終わり.
午後イチの仕事は,TSさんとD論打ち合わせ.ただ,その準備の方が時間を要した.で,その後はIさんにDNA実験指導.これが予想以上に時間がかかり,気がつけば帰宅時間.指導も一通り終わった,と言うことにして,帰宅.
が,あわてていたためか,自宅残業用のデータが入ったUSBメモリを研究室に忘れてきてしまった.これが無いと,昨日からの続きの仕事ができないので,ある意味「確信犯」と言えなくも無い.ということで,今夜は自宅残業無し,,,かと思ったら,最近の私は違う!データファイルが無くても,やるべきこと,あるいは論文の構成は頭に入っている.そこで,昨日の続きとして,マテメソで書くべきことをまとめて言った.もちろん,関連文献を参考にしながらの英語書きも.
で,それなりに残業を終わらせた後は,ネットで情報収集.その結果,ひみラボ水族館が結構取り上げられている.ブログに書いてくれている人もいるようだ.ネットでの情報氾濫には功罪あるが,兎に角我々は,しっかりと水族館を発展させていくことを考えていくべきであろう.
明日は午前は会議,午後はひみラボ.今度はラジオの取材を受ける予定.
2012年12月7日 受話器の向こうから,,,
朝からひたすらイタセンパラのペーパークラフト作り.関連施設や機関に配布するためのものだ.とりあえず,当面必要な14個体分を順次組み立てていった.詳しくはひみラボHPをご覧いただきたい.「大量生産」の一端がご覧いただけるかと思う.今回のイベントに関しては,各方面で情報が徐々に広まっているようだ.基本的には喜ばしいことなのだが,やはり問題となるのは昨日も書いたとある新聞社の写真.やはりどう考えても,無関係の人物が写り込むのは問題があるだろう.こちらの意図が全く反映されていない.それどころか,不利益をこうむった.金輪際このようなことが起こらないように,厳密に対応していかなければならないだろう.このペーパークラフトの活用については,いろいろと考えている.しかし,当面は事の流れをみながら,対応を考えていきたい.お蔵入りも選択肢に無いではないが,それでは本来の目的が達成できない.このような無用な心配事が増えることも,弊害の1つだろう.
さて,今日はひみラボへクラフトを届けた後は,大学に戻り論文直し.が,佳境に差し掛かったところで,夕方に1本の電話が.隣県のとある放送局からの電話取材だ.内容は私の本職に関する事.ま~,それはそれとして,電話応対しているときに,受話器の向こう側から聞き覚えのある信号音が.そう,緊急地震速報だ.さすがにこれには先方も慌てたようだ.電話取材打ち切り.もちろん,私にも異存は無い.が,気づけば帰宅時間.論文直しは週明けにかけてじっくりやるとしよう.
2012年12月28日 仕事納め
最後の山も無事に越えることができた.と言っても,妙高周辺を通りかかったときは吹雪に見舞われ,窓の外が全く見えず.いつ電車が止まるのかとどきどきしていたが,幸いにして無難に山越え.上田は快晴.報告会も無事に終わった.この水産庁絡みのイタセンパラ仕事は今年度で終わり.来年からウン十万円の研究費が減るが,同時に手かせ足かせも減る.この予算が無くてもDNA分析はやっていける.だったら,自由にやらせてもらった方が,いい研究ができるというものだ.
そんな来年(度)の研究計画を今日は練っていた.と言っても,その前に年内締め切りの仕事がいくつかあったので,それを片付けに時間をとられ,ひみラボへ行くゆとりはな会った.
で,来年(度)の計画だが,本来であれば,年が改まってから練った方が様になるかもしれない.が,年明け早々にスタートしたいので,時間のある今のうちに計画と向かい合った.でで,方向性は定まった.年明けに,一瞬だけ自分の時間を持てる.卒論初稿が提出される前の2週間程度だ.これは貴重.この間にDNA実験をすると同時に,カワ淘汰論文を書き進めたい.
それから,来年度の修論・卒論テーマもまとまってきた.来年もやりたいことが盛りだくさんだ.学生の頭数はそこそこ期待できるよなのだが,問題は中身,,,ではなく,私が対応できるか,というところ.ちなみに新規の修士(M1)は,2+1?と思っていたら,最近動きがあって,2+2?になるかも.人数が多いのはいいのだが,ちょっと多すぎるかな?
2012年12月25日 最後のひと山
週末にイタセンパラ・ペーパークラフト教室が無事に終了し,TSさんのD論が本日無事に提出された.先のカワ分散論文も加えて,年内の大きな仕事はほぼ完了.そして最後の1つは,明日のイタセンパラ報告会.どうにかこうにか,プレゼンと報告書の作成も終わった.が,最後の最後に,もうひとつの山がある.それはまさに「山」.妙高,黒姫と続く山々だ.そう,明日はその山々を越えていかなければならない.もちろん電車で越えるわけだが,暴風雪が待ち構えている.電車はまともにうごくのだろうか?「今のところ」運行停止などの情報は出ていない.が,明日の朝になってみないとわからない.何とか,走ってほしい物だ.
で,その出張が終われば,今年も終わり.もちろん新年になっても卒論対応がある.が,それはそれとして,自分自身の研究は一息つくしので,新たな一歩を踏み出せる.その中には継続仕事も少なくないが,新規やら,発展やらの研究もある.これらの計画を練っていくことが,今の楽しみだ.明日,電車が予定通りに動いてくれたら,車中でゆっくりと考えよう.でも同時に,継続仕事を形に残すことも忘れてはならない.「カワ淘汰」,「イタセンパラMS」,「イノシシmtDNA」,そして「富山のスナS」,この順番で書いていきたい.いずれも重要だし,データもある.ちょっと無謀な公約をするならば,これら4報を来年中に投稿だ!!
2012年12月20日 無理やりカツ!
カワ分散論文を朝一で返却した.なかなかナイスな直しが出来たと思う.が,いつもの事ながら,レビュアーがどうみるかはわからない.何はともあれ,研究活動の上で,一番重要な論文執筆・投稿に関する1つのステップを含むことが出来た.で,投稿論文を出した日は,縁起をかついで「カツ」をいただいている.が,今回は困ったことに,弁当持参.だが,日本人たるもの非科学的な縁起は重要だ.ということで,むりくり「カツサンド」を買って食べた.論文出して,メタボになるならば本望!と言うことにしたい.
その後は,講義最終回,そしてTSさんのD論最終チェック.どちらも無事に完了.何だかんだと行っても,ホッとした,と言うのが正直なところ.加えて,夕方には,イタセンパラのデータ解析,さらには自宅残業で,週末のプレゼン作り.
そういえば,今日,来年度の研究室配属絡みで,3年生1名来室.今年初めての学生さんだ.ぜひとも山崎研を前向きに考えてもらいたい.また,聞くところによると,山崎研の人気が高いらしい.が,口だけで行っている学生が多く,研究室訪門をしてきたのは,今日の1名のみ.この辺の意味合いがわかっていないと,山崎研ではやっていけない.
2012年12月19日 会議と文章直し
今日は良く働いた,と言うことにしたい.時系列で書くと,まずはカワ分散論文の英文校閲が帰ってきたので,それを直した.その合間に,実験指導&クラフト指導.お昼は,今日も手作り弁当を食べ,その後は会議.だらだらと続いた感が否めない.それでもいつもよりは早めに終わってくれたので,残りの時間はTSさんのD論チェック.これで一日が終わった,,,と思いきや,今夜は町内会の会合があった.来年度の役割分担を決める集まりだ.
私は体育委員になったのだが,町内会に8名いる委員の中で,委員長などを決める.で,結局はじゃんけんをして,,,『勝った!』.来年はそこそこ自由にやらせてもらおう.
で,ようやく自宅残業へ.今日はカワ分散論文の読み直し&レビュアー向けレスポンスの見直し.途中,眠さから記憶を失いながらも,どうにか完了(ということで).これで本日のお仕事完了.
明日は,朝一の講義(最終回)の後は,論文返送,TSさんのD論チェック&返却,イタセンパラ報告書用解析,,,などなど.ということで,ひみラボには行きません!(行けません!)
2012年12月18日 実験三昧
結局,実験三昧の一日を過ごした.久しぶりだ.と言っても,TSさんのD論事務対応をやったり,イタセンパラ・ペーパークラフトの印刷をしたり,手作り弁当を食べたり.
で,実験はサンショウウオのDNA抽出.2回はできるかと思っていたのだが,これだけに専念したため,3回まわすことが出来た.結果的に,当面の抽出サンプルは完了.続きは,Iさんにやってもらおう.まずはPCRをやってもらい,抽出の成否を確認してもらおう.今回のサンプルは,さすがに微量だ.結構失敗もするだろう.が,それは想定済み.幸いにしてサンプルは沢山あるので,失敗したサンプルは再度抽出すればいいだけ.何はともあれ,出来ることを,出来るときにやってしまおう.
さて,明日は午後に会議が入っている.が,大して長くはかからないと予想されるので,時間はあるはずだ.当面のこととして,イタセンパラの報告書用のデータまとめをやってしまおう.
2012年12月17日 お弁当男子!?
今日から,弁当生活がスタート!もちろん,「私」の手作りだ.と言っても,前日の残り物やら,多めに作った朝飯のおかずの一部やらをつめるだけ.これだけだが,計算上は節約になる.もっとも,「節約」はもちろん大切だが,それ以上に『このお弁当に3-400円もはらうのか?』と,常々納得行っていなかった点も大きい.もちろん,ちび介を送っていくために,保育園時間を勘案した結果,朝の時間にゆとりができたのも大きい.何はともあれ,頑張って,お弁当作りを満喫しよう.
さて,週明けの今日は朝からバリバリと仕事,,,と行きたかったのだが,会議の連続.ただ,幸いにしてどちらも予想よりも早めに終わってくれたので,その時間を利用してもろもろの仕事をこなした.まずは,カワ分散論文を英文校閲に出した.共著者からのコメントにも対応できたので,どうにか年内には返送できそうだ.続いて,イタセンパラ報告書用のデータ解析.生データ&追加データは,Nさんに任せて,私はひたすら報告書書き.なんとか,「無難」な報告書が出来そうだ.これらと同時進行したのが,イタセンパラ・ペーパークラフトの印刷.ここだけ?の話,イベント当日は「先着100組」ということになっているが,200組分くらいは準備してきたい(すくなくとも魚だけでも).毎度の事ながら,『沢山の人がきてくれるのでは,,,』という淡い期待が...
それはそうと,明日は久しぶりにフリーだ.動過ごすかは,未だに悩んでいる.ひたすら実験するか,はたまたひみラボ行くか.この辺は,明日のノリで決めよう.
2012年12月16日 まったり
週末はまったりとプレゼン作りに勤しんだ.23日にひみラボイベントがあるが,同時に富山県動物生態研究会も開催される.で,私はプレゼン担当.RDBの紹介だ.といっても,「いまさら」というのが正直なところ.イマイチ自分の中でも盛り上がらないし,そもそもなにを話せばいいのだろうか?とりあえず,一通りの紹介をしていこう.って感じのプレゼンを準備した.
気がつけば,今年もあと少し.年度末が重要だ,とはいいながら,年末には年末の締め切り仕事がある.カワ分散論文の返却,TSさんのD論,イタセンパラMSの仮報告,ってところか.あとは,空き時間にサンショウウオDNA抽出を終わらせてしまおう.それが終わったら,御節作りでも考えよう.
2012年12月12日 盛りだくさん?
盛りだくさんといえば聞こえが良いが,雑多なお仕事をこなしている,と言ってもいいこの2日間.やるべき仕事ではあるのだが,実りがあったのだか,なかったのだか.唯一と言っていい?成果は,今日のDNA実験だろうか.ようやく,サンショウウオのDNA抽出を行った.サンプルはまだまだあるが,何とか年内には終わらせて,あとはIさんに任せたい.他研究室の影響を受け,先延ばしになっていたが,ようやく本格的に始動できそうだ.
明日はゼミ.その前にひみラボ関連の打ち合わせ.その前の時間は,,,バタバタと過ごそう.
2012年12月11日 バタバタ
一日の経つのがはやい.バタバタと過ぎていく.決して時間を無駄に過ごしているつもりはないし,やりたいこと,やるべきことをやっているつもりなのだが,気がつくと帰宅時間.そんな日々だ.これが「充実」ということにしたい.正直,2-3日,ひみラボにこもって,じっくり過ごしたい気分だ.
そんなばたばたの原因として,DNA実験がある.なんだかんだで,気がつけば年末.外部からの依頼(圧力?)も少なくない.例えば,イタセンパラMS実験.これは卒論でNさんがやってくれているので,データは出ている.卒論はそのまま継続してもらえばいいのだが,私の方で別途報告書を書く必要がある.で,困ったのは例年だと2月の報告書提出が,今年は12月に仮提出があること.もちろん,「仮」なので,当初の計画通り2月完成を目指せばいいのだが,なだかんだで焦る.
原因その2:両生類関連.これも今日電話連絡があった.結果催促に近いものがあったが,こちらとしては年度内の結果提供を想定している.おまけに,他研究室への対応のため,実験がお幅に遅れざるを得ない状況だ.でもそれではイカン!と思い,今日からDNA抽出のお手伝いをしようと思っていたのだが,310修理のため場所が使えず.明日からちまちまやっていこう.
原因その3:イノシシ.これも例年のこと.が,実験が進んでいないのも例年と同じく「計画通り」だ.年明けに集中して実験を行う予定.やりたいこと,できることは沢山あるので,これができれば,各方面からの要求には応えることが出来る.が,何度も言うがその時間が,今は無い.
と言うことで,当面は,これら原因の解決に「おいおい」専念していくことになるだろう.その先に,自身の研究があるのだが...
2012年12月10日 開拓?
今朝,外へ出ると想定外の大雪.家の前の道路で,30cmは超えているだろうか.正直,ここまで降るとは思わなかった.ちび介1号を見送った後,大急ぎで除雪.家の前はどうにかなった.が,ちび介2号を車で送るためには,その先に広がる雪原を開拓していかなければならない.ということで,いつスタックしても対応できるように,長靴とスコップを車に積み込み,いざ出発.雪を押し出しながら,どうにか未除雪区間を乗り越えた.大きな道路まで出れば,どうにかなる.それにしても,この時期にしては想定外だ.結局大学へは徒歩で.徒歩は,道中にいろいろな考えをまとめることができるので,嫌いではない.が,今日は久しぶりの大雪でテンションが上がっていたのか,雪を楽しんだだけで,全く研究の事は頭に浮かばなかった.
そんなこんなで大学へ.まず行ったのが,計画練り.予定表とにらめっこだ.その後は,論文直し.これが結構集中できた.で,構成直しもいい具合に出来た気がする.そしてようやく,共著者に送ることができた.自分の中ではすっきりと考察がまとまったと思っている.
で,やることやったので,ひみラボのイタセンパラ作りにもとりかかれた.といっても今日はひたすら印刷するだけ.でもそんな中,前回書いた配布先機関の担当者からお電話&メールをいただいた.結構よろこんでもらえたようだ.で,もちろん,もろもろの機会に宣伝してもらうこともお願いしておいた.あの手この手で宣伝していこう.