Adept
アデプト10/07:OGL版
アデプト(『達人』ほどの意)は自分の魔法能力に何ら境界をもうけることがなく、秘術と信仰に同じように情熱をそそぐことを両立しえないパラドックスとはまったく見なしていない。
アデプトはありとあらゆる形の魔法を探し求め、単一の息苦しい規範だけに自分の知識を制限する事による自身への教えの否定に対し妥当性や論理性を見出さないが、多くのアデプトはただ単純に限りなきパワーを渇望する。
動機がどうであろうと、アデプトは、感じとれるものこそ現実であり、多元宇宙の神々の力やアストラルのエネルギーを通じて、感じとれるものを行使することでこの現実のありようだけでなく運命をも操作し支配できる、と信じている。
役割:アデプトはどんなパーティーにとっても強力な構成員であり、攻撃に、防御に、そして治療に魔法を提供する。
アデプトは秘術のアーティファクトや、神聖なアーティファクト、魔法の伝承、信仰の啓示を求めて世界を旅し、そのグループのゴールが自分のそれと競合するのでなければ、ほとんどの者は冒険者のグループと協力することにまったくうしろめたさを覚えない。
属性:アデプトの動機が利他主義や博愛の精神に由来することはまず滅多にないため、ほとんどの者は真なる中立、中立にして善、中立にして悪に偏りがちだ。
秩序属性のアデプトは、善であれ中立であれ悪であれ、稀であり、しばしばその力を社会の利益ないし支配のために使用する。
職業柄強い自制心が一般に求められるため、混沌属性のアデプトはそれよりもっと稀だ。
呪文スロット数はウィザードに準じる。ただし、1レベル時は使えない。初級呪文のみ。
レベル1:初級呪文発動、初級修練
レベル2:呪文発動
レベル3:信仰の道(サブクラス)
レベル4:能力値上昇
レベル5:
レベル6:呪文の殿堂
レベル7:
レベル8:能力値上昇
レベル9:
レベル10:叡智降臨
レベル11:
レベル12:能力値上昇
レベル13:
レベル14:叡智天臨
レベル15:
レベル16:能力値上昇
レベル17:
レベル18:叡智仙臨
レベル19:能力値上昇
レベル20:叡智の光
●クラス特徴
●ヒットポイント
ヒットダイス:1D6
1レベル時:6+耐久修正
以降のヒットポイント:1アデプトレベルごとに1D6+耐久修正
●習熟
鎧:軽装防具
武器:単純武器
道具:──
ウィザードと同様に魔法の品を使える。
●セーヴィングスロー
【知力】【判断力】
●技能:以下からふたつ
医術、宗教、魔法学、歴史
●装備品
ウィザードに準じる
●初級呪文発動
1レベルの時点でウィザードの呪文リストより、五つの初級呪文を取得している。
●初級修練
初級呪文がダメージを与える場合、知力ボーナスを加算する。
●呪文発動
ウィザードに同じ。
1レベル以上の呪文の取得もウィザードに同じ。
●信仰の道
君は3レベルになった時、下記の『道』と呼ばれるオプションを選ぶことが出来る。
●領域の道
アデプトがレベル3になった段階で、クレリックの呪文リストを君の取得可能なリストに加える。
君は巻物も使えるし、巻物や(同輩の)呪文書から書き写すこともできる。
かたちはどうあれ、これらの魔法はアデプト呪文として扱われる。
マジックアイテムの使用、同調に於いて、君はクレリックであると、みなされる。
アデプトがレベル10になった段階で、君はクレリックの領域呪文を取得する。これは、アデプトの呪文書に自然と浮かび上がるものである。
●呪文の殿堂
知力の修正の数だけ、あらゆるクラスから初級呪文を覚えられる。
●叡智降臨
●叡智天臨
●叡智仙臨
このレベルに達するごとに『ふたつの道具に習熟』『言語をふたつ取得』『スキルをひとつ取得し、任意のものの習熟ボーナスを倍とする』の、いずれかを選べる。
※非公式オプション:叡智~を取得する際、高次魔法をふたつ覚えることも可能。ただし、DMの承認を得ること。
●叡智の光
アデプトがレベル20に達した時から、同時にふたつまでの呪文を維持できる。
ダメージを受けて、維持できるかどうかは、ロール一回で行う事。