拳仙(モンクのサブクラス)
すべてのモンクが、モンクとしての修練以外を一切退けることで、おのれを形而上学的に完成させようとしているわけではない。
モンクの中には、武術や肉体鍛錬と、学術的な研鑚とを組み合せる者たちもいる。彼らの修行には魔術の実践が含まれており、その素手による戦闘様式にはいくつか秘術的な技が実装されている。
彼ら拳仙は接触呪文の使用に熟達しており、目も眩む速さで、驚異的な破壊力と魔法のエネルギーがこめられた拳で撃つという、新たな戦闘様式を作り出している。
ほとんどの拳仙は秘術と肉体の鍛錬を旨とする。
どちらか片方に重きを置く者もいれば、その秘術の訓練と肉体的な訓練の双方をバランスよく続けてゆこうとする者もいる。
拳仙が一般的なのは大都市の環境である。
大都市でなら魔法的な訓練を受けることができ、そして魔法的な訓練を修道的生活の基本的な一要素とすることができるからだ。
拳仙はしばしば通常のモンクの共同体の中におり、自己完成の手段として魔法的な修行を行っている。
呪文発動能力:モンクがレベル3となった時点でこの能力を獲得します。
●拳と杖
以下の呪文詠唱能力Ablilityを獲得する。
発動能力:知力
呪文成長:1/3レベル(エルドリッチナイト参照)
使用リスト:ウィザード
またウィザードであるかのようにマジックアイテムと同調できます。
習熟していなければ魔法学の技能に習熟します。
●初心忘れるべからず:拳仙は、6レベルになった拳仙はダメージ属性を次からひとつ選択します(酸、電撃、火、雷鳴、冷気)。
ターン開始時に気ポイントを一点使う事で、攻撃の属性を選択したダメージ属性に変更します。
拳仙が13レベルになった段階でダメージ属性をもうひとつ選べます。あるいは(光輝、力場、死霊)から選択することもできます。
属性を複数持っていても、発動される属性はひとつのみです。
●限界突破:11レベルになった拳仙は、攻撃アクションの一環として、呪文をひとつ発動出来ます。
呪文は呪文攻撃が必要なものか、初級呪文に限定されます。
その呪文のレベルに等しい気ポイントを消費します。初級呪文は0とします。
モンクの攻撃が命中すれば、その呪文の効果が通常に発動します。また、複数回の呪文攻撃もまとめてひとつの攻撃ロールで判定します。
●啓発された拳:17レベルになった拳仙は、攻撃の対象となった時、気ポイントを2点とリアクションを消費することができます。
それにより一分間、すべての攻撃に抵抗を得ます。
この特徴は小休憩を取ることで再利用できます。