RQ(ver-nal)

神格:レイヴン・クイーン(自由砦キャンペーン版)

出典:nalの脳みそ

参考:モルデンカイネン敵対者大全、信仰の書

属性:秩序にして中立

領域:秘術、墓場

聖印:横向きの鴉の紋章

概要

 呪文荒廃の影響で生まれたシャドウフェルの神格とされる。

 冬と宿命を司る、この女神は、トリル初期にもっとも早く、定命のものから神格に昇格したとされ、定命だったときはエルフの魔法使いとされた(いわゆるドラウと他のエルフが分割される以前である)。

 ただ、神々の争いで敗れ(どの神かは判然としない)、権能を失いリンボに封じられていた。

 その時には鴉の群れに姿を変えられていたという。

 大分割により、封印が破れたことで、自らを封じていた神が滅び、自由を取り戻して、トリルに帰還したとされる。

 上級神ケレンヴォーには一歩譲るが、人々の魂を秩序と尊厳をもって扱うという点では一致し、ケレンヴォーの補助を務めている。

 シャドウフェルを通り、ケレンヴォー神に召された魂から、横死した少年の魂を集め、記憶の城と呼ばれる城砦の侍従としている。

 風聞では百一年と一日仕えたものは、主物質界に返されるという。

 しかし、シャドウフェルが産まれて百年経たず真偽は不明。

 一説では、レイヴン・クイーンに仕えた鴉も侍従の一種であるとされる。

 主な信者は少年とその母親である。

 特に長命な種族は、我が子の帰還を信じて信者となるものも多いという。

 第二に魔剣と関わるものだ。

 魔剣を振るう契約を結んだウォーロック。

 そして魔剣を鍛える鍛冶師などだ、剣の女王として信仰されることもある。


 主な敵対者は、魂をもてあそぶネクロマンサーと、アンデッドである。

 戦う信者は、ケレンヴォー神の憤怒より過激に、そして静かにアンデッドに戦いを挑むのだ。