日中友好都市東京都青年訪中団への参加を通して 

国際観光学部国際観光学科 3年 加藤麗 

私は、中国の文化や言語に興味があり、第2外国語として中国語を履修しています。しかしながら、一度も中国を訪れたことはありませんでした。今回、東京都―北京市友好都市締結45周年記念事業として東京都日中友好協会から派遣される訪中団に選出されると、北京に5泊6日の研修に出られるということで、中国を訪れてみたいと興味が湧き、応募をさせていただきました。実際に、他大学や社会人の多くの方が参加しており、北京を訪れた際には、彼らと共に政法大学の学生との交流や、中国伝統文化の体験、様々な観光スポットの訪問、大手動画配信企業の訪問、北京五輪の会場訪問など、様々な体験を行わせていただきました。特に印象に残っているのは、現地大学生との交流です。彼らは日本の文化やアニメ、日本語などにとても興味を持っていました。中国語と日本語をうまく駆使しながらお互いの交流を図った時間はとても有意義なものとなりました。

これまで、日本にいるだけでは中国を肌で感じることは殆どありませんでした。しかしながら、今回の訪中を通して中国の文化を体験し、歴史を学び、実際に現地の人々と会って話をすることで、隣国をより身近に感じることが出来たと感じています。今後は中国語能力を高めると同時に、歴史や政治、文化など様々な分野をより詳しく学び、中国への理解を深めたいと考えています。今回の訪中は、私自身の視野を広げ、成長させてくれた貴重な6日間となりました。 

政法大学の学生たちとの交流 

万里の長城に登った際の一枚