2025年9月25日(木)~28日(日)の4日間、愛知県国際展示場で開催された「ツーリズムEXPOジャパン2025」において本学国際観光学部が出展し、研究成果や学部の取り組み等の発表を行いました。
「ツーリズムEXPOジャパン」は公益社団法人日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)の3団体が主催する世界最大級の観光イベントで、2025年は海外82ヵ国の国と地域、1,350の企業・団体が出展しています。
4日間で約13万名が来場し、入場に長蛇の列ができる盛況ぶりでした。
会場には大学が出展・参加するアカデミーコーナーがあり、東京、大阪、地元愛知の12校が参加し、学生たちが日頃の研究や学習の成果を発表する場になっています。
東洋大学国際観光学部は、2022年に産学連携特別賞を受賞、2024年に旅の愛好家が選ぶブースグランプリ実行委員長を受賞しています。
今年の発表では9つのゼミが研究成果を発表しました。テーマは地域の困りごとを観光で解決する提案、ドイツ観光局とコラボした新しい観光街道の提案、成田国際空港とコラボした空港の活用や周辺地域の活性化の提案などです。スイスインターンシップの報告や、沖縄観光フィールドワークの発表など、現場の体験や調査を重視した本学部ならでは発表を終日行いました。
特にユニークな発表を2つ紹介します。
一つ目は「成田国際空港人材獲得大作戦」と銘打った動画上映です。成田国際空港は第3滑走路など「第2の開港」を控えて、空港で働く人の数を4万人から7万人に増やすことが急務となっています。空港で働く魅力を伝えるべく、普段は入れない制限エリアの撮影や、本学部卒業生のCAが出演する動画を学生主導で企画制作し、上映しました。
2つ目は、東京スカイツリーと連携した修学旅行向けプログラムです。これは、墨田区の職人から屏風や木目込み細工の伝統工芸を学び、クイズやスカイツリーの持続可能な取り組みも併せて紹介することでSDGsを楽しく学ぶことができる企画です。当日は複数の旅行会社の関係者に会場で直接聞いて頂きました。
また、一般来場者向けには「観光クイズ大会」を行い、満員の盛況でした。
本学のブースは、ツーリズムEXPO主催者様より、
「説明が熱心・丁寧で、観光のことについてしっかり考えていることが伝わる」「学生の頑張りが際立っていた」「クイズ大会が面白かった」など好評いただき、小規模ブースの中でトップクラスの評価を得ることができました。(関係者聞き取り)
ツーリズムEXPOジャパンは、2026年度は東京ビッグサイトで開催されることが決定しています。
今年の成果をもとに、来年度9月の東京開催ではさらに役に立ち楽しんで頂ける出展参加を目指します。引き続きご支援ください!
「成田国際空港人材獲得大作戦」の動画はこちら
「東京スカイツリープログラム」の動画はこちら
▲「成田国際空港人材獲得大作戦」の動画上映
▲スカイツリープログラムの企画内容を説明している様子
▲来場者で大賑わいのクイズ大会
▲ブース運営に携わった学生実行委員会