野村 森 さん(2016年卒業)
野村 森 さん(2016年卒業)
野村 森 さん(2016年卒業)
日本航空株式会社 大分支店 在籍(2021年9月時点)
私は大分県内にある日本航空大分支店で働いております、野村と申します。まずはJALグループについてご紹介をさせていただきます。JALは航空運輸業として、国内線では61空港・132路線を運航しております。また国際線については、63か国・79路線を運航しております(※2021年3月時点)。職種としては、皆さんが想像するパイロットや客室乗務員、また空港のスタッフだけではなく、私のような営業職や航空券の予約窓口、旅行商品の販売などの仕事もございます。
私は2016年に東洋大学を卒業いたしました。在学中は観光の商品企画などを勉強していました。その後、JALグループの中で営業・販売を担う、株式会社ジャルセールスに入社し、最初の配属は株式会社JALナビアというJALのコンタクトセンターとして航空券のご予約をいただくお客さまの電話窓口になる部門に出向し、国際線の予約業務に従事しておりました。その後、国際線の予約業務の知識を得た後、大阪に転勤となり、旅行会社様と商品を企画し、JALの座席を利用していただけるよう座席販売から旅行商品企画までの仕事を2年間担当いたしました。そして2020年4月から日本航空 大分支店に異動となりました。現在の業務は、旅行会社様との商品造成に加え、大分県内の企業様の出張などでJALをご利用いただくためのセールス活動、また、JALが注力している地域活性化の取り組みに携わっています。JALとタイアップすることでの地域振興を目指し、自治体様へのセールス活動も行っております。
学生時代に学んだことで今の業務に役立っていることとして、まずは旅行業務取扱管理者の資格を大学1年生で国内、2年生で総合、という段階を踏んで一つずつ国家資格を取得したということがあります。卒業する際の自信となりました。また、ゼミ活動で旅行企画やプレゼンテーションを体験させていただいたことは、現在のコンサルセールスという仕事において、企画立案からプレゼンテーションでどう相手に思いを伝え、一緒に仕事をしたいと思ってもらえるか、という部分で、日々生かされていると感じております。私は営業職のため、取引先の業務について理解をする必要があります。特に航空会社は旅行会社様とのお付き合いが欠かせません。大学で学んだ旅行企画の知識をベースとして旅行業務取扱管理者を取得でき、仕事に生かすことができているので、他の同期より秀でた点になっているかと思います。大学で学んだ知識基盤があると仕事をしていく上で馬力になりますので、学生にはそういった経験を積み、社会人というステップを踏んでいただけたらと思います。
私は学生時代から座右の銘として「挑戦しないことがリスク」という言葉をとても大切にし、果敢になんでも挑戦してきました。留学や海外ボランティア、ワーキングホリデーとして実際に現地で旅行会社のガイドとして働くなど、積極的にさまざまなことに取り組みました。それらの経験を通して、異文化を知ることもできましたし、海外との接点という部分が今のバイタリティーのベースになっています。まさしくそれは東洋大学の環境があったからこそできたことあり、仕事をする上で大きな自信につながっています。