国際観光学科と附属牛久・京北高等学校との高大連携イベント


国際観光学科と附属牛久・京北高等学校との高大連携イベント

2021年8月2日10:00~16:00

 

8月2日に、東洋大学附属牛久高校と京北高校との高大連携イベントが行われました。附属高校の生徒の皆さんに、大学レベルの教育研究に触れる機会を提供して、大学での学修に対する目的や将来のキャリアへの意識の向上を図ろうとするものです。国際観光学科では、附属高校2校から、観光学に興味を持つ生徒を募り、高校教員にもご尽力いただいて高大連携を進めています。当日の授業で高校生は、日頃描いている国際観光学科のイメージよりもさらに広い観光学の世界と醍醐味を体験しました。生徒はあらかじめ事前課題を与えられており、予習もしっかりしてくれていました。折しもコロナ禍で実際にキャンパスには来られませんでしたが、オンラインでのコミュニケーションを通して、高校生が理解しやすいように教授陣が工夫を凝らした授業を受ける生徒たちの顔は真剣そのもので、午前10時から午後4時ごろまでの長丁場でしたが、講義+課題ワーク+プレゼンで終始意欲的に取り組んでくれました。

佐々木一彰 教授

最初の講義は、学科長の佐々木教授より、ごあいさつ及び「観光を学ぶということ」
「観光産業について」、高校生に向けてわかりやすく説明がありました。

 

その後、3つの授業が並行して行われ、生徒は前もって希望していた授業を受けることになりました。


[授業1] 野村尚司 教授

「ツアープランナーになって旅行を企画してみよう!」

夏期に実施する首都圏発着2泊3日の北海道ツアーの企画に挑戦

・世界の主要産業に成長した観光

・観光の主要交通手段「航空」

・「FSC」ならびに「LCC」とは?

・「アゴ、アシ、マクラ」とは?

・一般的に販売されているツアーは何が優れているのか?


 [授業2] 泰田伊知朗 教授

「古代ギリシャについて考える:神話と観光を通じて」

・トロイア戦争について観光的な要素を取り入れながら紹介

・「パリスの審判」に登場する女神たち(ヘラ、アテネ、アフロディテ)になったつもりで、パリスを説得するためのディベート大会

・ギリシャ神話に対する理解を深める


[授業3] 内田 彩 准教授

「観光地の魅力を読み解こう」

皆さんは旅をするとき、どのように目的地を決めますか?
観光客が訪れたいと思う場所には、人を引き付ける魅力的な資源があります。
観光まちづくりは、「地域が主体となって、自然・文化・歴史・産業など、
地域のあらゆる資源を生かすことによって、交流を振興し、活力あふれるまちを実現するための活動」です。観光地に観光客を呼びこむ魅力的な企画を考えてみましょう。