教育方針


◆アドミッション・ポリシー(入学者の受入れに関する方針)◆

国際観光学部は、持続可能な観光の実現と観光の社会的責務を果たすことに意欲があり、下記のような能力・知識・関心を備えている人材を求めています。


1.入学後の学習活動に必要な基礎学力としての知識や、秀でた能力を有する。特に国語、地理歴史、公民、数学、英語などについて、中等教育で身につけるべき標準的な知識を有する。
2.我が国と世界の文化、歴史、宗教、政治、経済、地球環境をはじめとする社会に深い関心を持っている。
3.国内外の多様な価値観を理解し、多文化共生社会の実現に深い関心を持っている。
4.物事を科学的に分析するとともに、多面的かつ論理的に考察できる。
5.目標に対して、他者との協力のもとで計画的に実施する力を備えている。

 

◆カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)◆

国際観光学部は、国内外で活躍できる優れた人材の育成を図るため、持続可能な観光の実現と観光の社会的責務の遂行に関する知識の付与及び能力の醸成を目指し、次に掲げた方針でカリキュラムを編成しています。


1.授業科目及び授業内容を幅広いものとし、多際的な学問である観光学を総合的かつ体系的に学修できるようにする。
2.学修ステップの明確化を図る。専門領域については、「総合学である観光学の全体像を知る基幹的科目の学修をする段階(1年次)」、「学生の意思に基づき、大ぐくりの領域別の専門的学修をする段階(2年次)」、「特定の専門分野に関する発展的な学修や専門分野の幅を広げるための副専攻的な学修をする段階(3年次以降)」の3段階に大別する。語学及び基盤教育科目については、1年次からの集中的な学修を基本とする。
3.グローバル化に対応できる能力を醸成するため、外国語及び多元的価値観に関する学習科目・年次・単位数の拡充を図る。また、英語での実施により学修効果の増進が期待できるものを中心に、専門科目の英語等での実施を行う。
4.理論と実践を併立した学習を通じて科学的な分析能力と問題解決能力の醸成を図るため、ゼミ(講義形式を含む)を必修科目とするとともに、卒業論文の執筆や課題研究レポートの作成等を行う卒業課題を必修科目とする。
5.高等教育機関である大学ならではの観光学教育を、国内外において先導できる科目構成・内容とする。また、履修計画の立てやすさや教育上の費用対効果の向上を図る。

 

◆ディプロマ・ポリシー(卒業の認定及び学位授与に関する方針)◆

国際観光学部は、持続可能な観光を実現するとともに、観光の社会的責務を果たし、世界を舞台に活躍できる優れた人材を育成するという教育目標に基づき、学士教育課程を通じて次の基準を満たす学生に学位を授与します。


1.観光学に関する基礎知識、専門知識や技能・技術を体系的に習得している。

2.我が国と世界の文化、歴史、宗教、政治、経済、地球環境に関する幅広い教養を身につけている。

3.国内外の多様な価値観を理解し、多文化共生社会の実現に貢献できるコミュニケーション能力を備えている。

4.観光の状況を科学的に分析して将来像を構想し、その実現に向けた社会的課題やビジネス課題を発見することができる。

5.社会的課題やビジネス課題の解決方法を企画立案する創造力を持ち、他者との協力のもとで計画的に実施する力を備えている。