2024年度TGLキャンプ第5回目-学生がフランスワインについて学びました


春学期最後のランチタイムセッションは、2024626日に開催されました。

ランチタイムセッションは国際観光学部ならではの取り組みです。さまざまな分野の専門家を昼休みにおよびし、昼食をとりながら新しい知識を英語で学生は学んでいます。今回は青山にある老舗のワインスクールであるアカデミー・デュ・ヴァンで教鞭をとり、Berry Bros & Rudd.でAccount Managerをつとめるフレデリック・カユエラ先生がご講演を行いました。


テーマは、ルーション地方の葡萄畑についてお話しいただきました。ルーション地方はフランスの南西部に位置し、ローマ帝国の時代からワインを造ってきた長い歴史があります。非常に乾燥し、風が強く、地中海やスペインが近い地域です。その気候のために、葡萄には病害虫が発生することがなくオーガニックなワイン作りが盛んに行われています。ルーション地方の主な葡萄はグルナッシュで、葡萄の木も長いものは100年以上生きている木もあるそうです。古木からできる葡萄のワインの味わいは非常に複雑で美味しいことを教えていただきました。またルーションの中世からあるお城などについてもご紹介いただきだき、ワインと観光の関係についても考えることができました。学生は皆、集中してご講演にメモをとりながら聞き入っており、大変素晴らしいランチタイムセッションになりました。

ご講演するカユエラ先生

熱心に聞き入る東洋大学国際観光学部の学生