〔国際観光学科〕京王電鉄との産学連携プロジェクト成果発表会を開催しました


国際観光学科の4つのゼミ(矢ケ崎ゼミ、古屋ゼミ、藤稿ゼミ、佐々木ゼミ)が京王電鉄株式会社と連携し、中央道を中心に中部地方を高速バスで旅行できる「三つ星アルプスフリーきっぷ」を活用した観光旅行プランの企画コンテストを実施しました。4ゼミからの提案は45プランに達し、3月の第一次選考の結果10プランを選定しました。本選に進んだ10プランを担当するゼミ生は、実際に当該乗車券を利用して、考案したプランが実現できるか、紹介すべき新しい観光資源はあるか等について綿密な実地調査を行い、今回の成果発表会に至っています。

成果発表会では、観光庁観光資源課長、日本政府観光局(JNTO)インバウンド戦略部長、バスルートにあたる長野県松本市と岐阜県高山市の商工観光部長、バス運営会社の幹部など12名の審査員による厳正な審査がおこなわれ、最優秀賞には『春の風香る 信州飛騨の桜と美酒をとことん満喫旅』と題した日本人シニア層をターゲットにした旅行プランが選ばれました。

【矢ケ崎准教授のコメント】

本プロジェクトは8ヶ月という長期に渡るもので、携わった学生達は大きく成長しました。
学生が机の上で作ったプランについて、自ら実際に旅をして、宿泊して、交通機関の接続を細かく確認して、現地の方々から新しい情報を得て、本日の発表プランを作成してきました。この過程での努力や大勢の前で発表できたことを自信としてほしいと思います。このプロジェクトは実践的な教育のためのものであり、学生達がどれだけのものを得たのか、どれだけのことを学んだのかが大切なのです。この8ヶ月間の経験を皆さんの将来に役立たせてください。そして、この貴重な機会を与えていただいた関係者の皆様に深く感謝申し上げます。