阿部 美月さん(2020年卒業)
阿部 美月さん(2020年卒業)
阿部 美月さん(2020年卒業)
サントリー食品インターナショナル株式会社 在籍(2021年9月時点)
私はサントリー食品インターナショナル株式会社に籍をおいており、現在は、サントリービバレッジソリューションで営業の仕事をしております。私がサントリーという会社に興味を持ち始めたのは、学生時代のアルバイトで、東京ドームでサントリービールの売り子をしていたことがきっかけです。その時に、お酒を飲んで笑い合う幸せな光景をたくさん見てきましたし、お客様から、「この1杯があるから仕事も頑張れるんだよね。」と言って頂いた時に、とても嬉しい気持ちになりました。
さらに、サントリーという企業は、水を商品に使う企業でもあることから、“水と生きる”という約束を掲げて、水や森、土を保全する活動も実際に行なっています。自分が所属していたゼミが、特に自然環境保全をテーマにしていたので、ゼミ活動が自然や水などの資源を守ろう、と思ったきっかけとなり、サントリーが第一希望となりました。
ゼミでは、町おこしのコンテストに参加したり、発展途上国に研修旅行に行ったりしましたが、こうした経験が、観光とは一見関係なさそうな現在の仕事にも役立っています。ゼミ活動で、地域の現場を実際に訪問して人々の声を聞いたり、途上国でマングローブの植林体験をしたりしましたが、頭で考えたりネットで調べるだけではわからないようなことを、現場で実際に見たり聞いたり体験したりすることの重要性を学びました。これは現在の営業の仕事でもすごく役立っています。
最初に国際観光学科に入学した際は、旅行代理店や、ホテル、キャビンアテンダントなどに興味がありましたが、大学で学んでいくうちにだんだんと他に興味が移っていきました。これは、もともと興味のあった業界や業種にマイナスな面を発見して移ったということではなく、やはり先に述べたように、学んでいくうちに、地方の農業や、サステナブルという側面、自然環境保全などにより興味が湧いて、自分がそれが好きだと感じたので、そういう方向に移っていきました。観光の仕事があまり好きじゃないな、っていうネガティブなことを思ったのではなく、より興味のあるものが見つかっていった、という感じです。
この学科で良かったことはいろいろありますが、特に、「たくさんチャレンジできる環境」に居られたことが一番良かったです。私は大学1年からラクロス部に所属していて、週5日部活があったので、留学や海外に行く機会はないかな、と思っていたのですが、国際観光学科では、短期プログラムもたくさんあったので、3週間のアメリカ研修に行くことができました。またゼミでも自主参加で途上国に行く研修があったりなど、自分から動けばいくらでもチャレンジができる環境であったことはとても大きかったです。
部活にアルバイト、そして学業と、全部を頑張って続けたことも、自分のバイタリティを得る結果につながったと思います。いろいろなことを並行して行う管理能力とかも、知らないうちに身についていたと思うので、そういったことも企業に入ってから役立っています。