小林優菜(MICE)


私は地域に根差した観光を学ぶゼミに所属し、文献講読や地域行政の方々との交流を行いました。

文献を読み込んで要約し、内容に対する自分の見解を言語化することに慣れたために、既存の考え方についても私見を持つ癖がつきました。

また内容に対する反論意見と、それに対する反論も自分で考えるよう教わったことで、一度納得した考えについても多角的な分析を行うことが身につきました。

昨年秋には、大きな巡検活動として、広島県呉市に4日間滞在して観光の課題解決に取り組みました。数ヶ月かけて事前に構想したことを現地で聞き取りなどを通して検証し、1万5千字の論文を完成させました。

後日、呉市役所の方々の前でオンライン上にて発表を行い、すぐに取り組めるものから将来的な観光の長期目標をも提案しました。

このゼミ活動を通じて、地域創生を考える上で「多角的な目線」が何よりも重要であることを学ぶことが出来ました。