多田 龍さん(2021年卒業)
多田 龍さん(2021年卒業)
多田 龍さん(2021年卒業)
株式会社NTTデータ 在籍(2021年9月時点)
私は現在、株式会社NTTデータの、データセンタ&クラウドサービス事業部サービスインテグレーション統括部という法人分野で、システムエンジニアとして働いております。
観光とは直接関係のない職種ですが、きっかけは自分自身で某大手IT企業のインターンシップに4ヶ月ほど行っていたことがあります。
また在学中に、協定校語学留学のプログラムでニューヨークに行っていた際に、現地で日系企業のロゴなどをあまり見ることが無かったことで、逆に今後の日系企業の参入に携われるような仕事がしたい、となんとなく感じました。その際に、B to C (企業が消費者にモノやサービスを提供するビジネスモデル)より、B to B (企業が企業に対してモノやサービスを提供するビジネスモデル)の方が日本の会社は強いのでは、と思ったことと、同時に世の中がIT化が進んで商材も柔軟になってきていることから、IT業界で力があり、かつグローバルを視野に入れている会社、ということで今の会社に興味を持ちました。
国際観光学科に入った時には、なんとなく観光に携わる仕事をしたい、くらいで思っていて、それから、もともとITに興味があった、というよりは、商材がいろいろある会社に入りたい、と思うようになりました。
学科の授業の中で、2年生の時の実習科目で、コンサルティング業務のようなことを学生自らにやらせていただく体験があったのですが、その時に学んだことは、今の自分の中でもよく活用していると思います。自分の中では、こうした授業と、それから留学の経験、あと大学1年の時に参加した、東洋大学グローバルダイヤモンドの中のインドネシア訪問の経験、こうしたことが特に役立っていると感じます。インドネシアのプログラムでは、寄付金だけで成り立っている助産院を、いかに継続的なビジネスとして成り立たせるか、といったことを、エンドユーザーの声を集めたりしながら提案する、っていうようなことをやりました。
国際観光学科には、パッションのある先生がたくさんいらっしゃったことが良かった、と思っています。先の実習系科目でも、先生が「やりたいならやってみたら」ということで、実践的に学ばせてくれることが多く、自分達の提案にアクションやヒントをくれるっていうのがすごく良い環境でした。
あと自分は、サービスコミュニケーションコースというホスピタリティ系のコースだったのですが、選択コースに関わらず、他のコースの授業も取れるので、エグゼクティブマネージメントコースの授業などもいろいろ取ったりして、授業の中でもビジネスをさまざまな形で学ぶことができました。