李 佳宝(り かほう)さん


◆李 佳宝(り かほう)さん

◆2022年卒業

◆芙蓉総合リース株式会社 在籍(2022年9月時点)

Q: 現在従事されているお仕事について教えてください。

A: 私は現在、芙蓉総合リース株式会社に在籍しています。総合職として入社後、1年目となる現在はエリア営業職として、毎日新しい知識や多くの刺激を受けるなど、日々勉強しながら業務を進めています。特に、多様な商材に関する知識や営業スキル、取引先への帯同訪問から学ぶことが多く、充実した日々を送っております。
また、今年の9月からは担当先を任されるなど、営業職としていち早く独り立ちするための業務を行っています。例えば、企業の信用判断や決算書の読み方、稟議作成、社内外コミュニケーション、取引先との商談と提案などについて、様々なことに責任を持ち、スムーズに業務遂行ができるよう、上司と先輩の指導を仰ぎながら従事しています。

 

Q: 現在お勤めされている会社や業界に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?

A: 国際観光学部には、様々な国内外のインターンシップ・プログラムがありますが、1年次に参加したインターンシップ・プログラムがきっかけで、海外事業展開やファイナンスに関する仕事に興味を持ち始め、2年次には会計やファイナンスについて学ぶゼミに入りました。会計=金融業界というイメージが強く、就職活動を始めた頃は主に金融業界、中でも生命保険会社や資産運用部門を対象にしていましたが、ゼミでの業界研究の際に「リース業界」について初めて知りました。金融業界の中でも特に、リース業界では様々な分野について勉強することができる機会や接点が多く、また、自身のバックグラウンドを最大限生かしながら、これまでずっとやりたいと思っていた海外事業、国際的な仕事ができるといったこと、女性が働きやすい環境があることなどが決め手となり、現在の会社に就職することに致しました。

 

Q: 現在のお仕事に活かされている「国際観光学部での学び」について教えてください。

A: 入学前、国際観光学部には「旅行会社、航空会社、ホテル」などのイメージが強かったのですが、実際に入学してみると、これらの分野はもちろん、国際経済や語学、会計、経営といった様々な分野の科目を多く学べることが分かりました。
中でも、「観光ファイナンス」という科目では、会計や数字の面白さを非常に感じました。数字についての基本的な考え方や捉え方について学び、理解することができるようになったため、現在勤務している会社でも毎日、決算書を見たり会社の経営状況を分析したりすることがありますが、より理解しやすくなっていると思います。

 

Q: 学生時代に力を入れたことの中でとくに、やって良かった!と思うことは何でしょうか?

A: 私が特にやって良かったと思うことは、積極的に様々な業界のインターンシップに参加したことです。将来、どのような分野や業界に就職したとしても、観光業界のみに特化するのではなく、様々な分野や業界に関心を持ち、理解することが重要だと考え、大学内外の様々なインターンシップ・プログラムに参加するようにしていました。例えば、IT分野や教育分野、観光分野、コンサルティング分野など、実際に就業体験することによって、その分野や業界が自身に適しているかどうかを確認することもできました。

 

Q: 国際観光学部の在学生、受験生に向けて、メッセージをお願いします。

A: 国際観光学部では、観光・ツーリズムについて「学ぶ」だけでなく、様々な海外プログラムなどを通してグローバルな「体験をする」機会が多く設けられています。在学中、これらのプログラムに積極的に参加することで、自分がやりたいことを発見することができると思います。
また、国際観光学部には、海外留学生が多数在籍していますので、彼らと同じ授業を受講したり、コミュニケーションをはかったりなど、異文化交流の機会を得られると思います。将来、グローバルに活躍する人財になりたいという人に、国際観光学部をお勧めします