実習:

カメラ画像のライブ表示

カメラ画像をライブ表示させるプログラム

カメラを取込モードにし、タスク周期で画像を取得するプログラムを作成します。

プログラムコードは下記URLにも記載されています。

https://infosys.beckhoff.com/content/1033/tf7xxx_tc3_vision/5495387275.html?id=7479050471361962197


プログラムコードは下記URLからDLできます

https://45708096.hs-sites.com/hubfs/45708096/Program01-1.zip?hsLang=ja

Visionデバイス(「GigE Vision Camera」と「File Source」)を制御するには、以下のFunction Blockを使⽤します。


Visionデバイスは下図のステートマシンの状態をとり、Function Blockのメソッドでこれらの状態を切り替えることができます。


GigE Vision Cameraオブジェクトとリンクし、カメラを制御する為のFunctionBlockは2つ存在します。

File Sourceオブジェクトへもリンク可能。File Souceオブジェクトと機能が共通化されている為、限定的なカメラの制御しかできない。

カメラのキャリブレーションデータや、全てのGigE Vision規格を使⽤可能。

ここからはFB_VN_SimpleCameraControl を使って右図ステートマシンをACQUIRINGに移⾏させ、画像を取得するプログラムを実装していきます。


※事前にカメラの取込み設定を「連続取込」モードに変更しておいてください。

カメラ画像表示プログラム【事前準備】

事前準備として、完成済みのサンプルプログラムをインポートします。


プログラムコードは下記URLからDLできます

https://45708096.hs-sites.com/hubfs/45708096/Program01-1.zip?hsLang=ja


カメラ画像表示プログラム

Program: Vision 【変数宣言部】

Program: Vision 【プログラム実装部①】

カメラ画像表示プログラム

PLCプロジェクトをビルドします。


PLCのカメラ変数とVisionデバイス(実カメラ)とをリンクさせます。


プログラムを実行します。


ADS Image Watch ウィンドウに画像を表示させます。


ADS Image Watch ウィンドウに画像を表示させます。

ベイヤー配列式のカラーカメラの画像をカラー画像に変換する

ディベイヤー(De-Bayer)処理(※)方法


※ベイヤー配列の画像データをカラー画像に変換する処理


ベイヤー配列式のカラーカメラを使用する場合、De-Bayer処理をしなければ市松模様の入ったモノクロ画像になります。


先ほどのカメラ画像を取得するプログラムに、カラー画像への変換処理を追加します。


プログラムを実行し、カラー画像になっていることを確認してください。

FB_VN_SimpleCameraControl と FB_VN_GevCameraControl の使い分け

GigE Vision Cameraオブジェクトとリンクし、カメラを制御する為のFunctionBlockは2つ存在します。