文献リスト記載の仕方
著者名,提出年,『書籍タイトル』,出版社.ISSD
奥付を必ずコピーする
まとめ 考察
整理 理解が深まった? 疑問?
調査のアイディア
大学生(コネクション)
別れた人
MEMO
なぜ恋愛には順序というものがあるのか。そしてひとそれぞれなのか?
女性の「賞味期限」は何歳までか
結婚に結び付く恋愛を「恋愛」であるとするのは、本当に正しいのか
告白に対する考え方が違うp115 なんでそこに男女差がうまれるのか
「結婚するまで(セックスが)ダメという彼女」が異端者とみなされる→そんな風潮があるのか?
恋愛と結婚は別というう考えが一般的であるなら、なぜ恋愛を語るときは「結婚」という言葉が登場するのか?
女性にとって、「恋愛」は「結婚」するためにあるもの 結婚を考えられなければ無理
男性は「恋愛」を「結婚」までは考えず、結婚に至るまでのプロセスとみなす。
恋愛に関する「ジェンダー差」男女での恋愛感情の違い
告白をするのは男子、別れを告げるのは女子 なんで?
結婚に絞るのであれば、自治体がどのような活動を行っているのか。富山
婚活の種類。なぜこんなに増えた?
恋愛の変遷 過去現在未来の比較
男女での恋愛感情の違い
同棲カップルと別居カップルの違いは?
最近のニュースで「恋愛離れ」という言葉が前よりも多く目につくようになった。なんで?
→これは現在の結婚率にどのように影響しているのか?
→もし影響しているのであれば、離婚率は?
「恋愛しない若者たち」「草食化」と叫ばれているが、何をもってそう叫ばれているのか。恋愛率はどうなっているのか。
恋愛経験が豊富、または過去に付き合った人数が多い人のほうが結婚する確率は高いのか。それとも関係ないのか。
発表後の気づき
当事者になり切って研究する。自分だったらこのように考えるのに、なぜこの人はこう考えたのか。
最近起こっている変化に着目。恋愛に関して切り口を出して質問。
恋愛・・・・一種のコミュニケーションスキルの鍛錬
【複写依頼】
赤川学,2002,『恋愛という文化/性欲という文化』,恋愛と性愛 早稲田大学出版部,149-172
調査方法
文献読み込み
文献検索(性欲/性愛)
「性欲」を冠する学術文献は30年代以降あまり増えてないのだが、「性愛」がタイトルに含まれている文献は90年代から急増している(p150の図1)
性と愛が時には分離、時には統合されているのが現代の日本社会の状況(p151)
北村透谷(1892)にとって恋愛は「浮世や世間から撤退した反社会的非社会的な出来事である」(p153)
「色」や「淫」は結婚・婚姻制度との関係は基本的には独立(p154)
恋愛至上主義と通俗性欲学(p155)
厨川白村「近代の恋愛観」1922では、恋愛とは「人格的関係」「単なる生殖のためにある肉欲は動物的なものであって人間的でない」
「性欲を浄化して真に性的結合をなすべき」性欲=動物的 恋愛=人間的(p156)
性欲の存在をある程度まで前提としたうえで、社会制度や人々のふるまいの規制を構想する(p157)アンチセフレ
「性欲のエコノミー問題」 未婚の男女はどのように性欲をしょりすれば ?(p159)
*結婚すれば、そこに愛があるという証明になるのか?結婚したらエロス化する背景
「親密性パラダイム」(p166)愛し合っていれば結婚前の姓行為もおっけい
(p170)「恋愛から結婚してセックス」あるいは「恋愛からセックスを経験して結婚」というのが一般的ではなくなるにつれ、今までは、恋愛→性行為だったので、性行為のほうが困難であるとされてきたが、現在では、性行為→恋愛というのも少なくなく、恋愛のほうが困難な状況に、、(p170)
【富山大学卒業論文集】
今泉美優さん,2017,「添い寝フレンドとは何か-若者の承認欲求と恋愛規範」,富山大学人文学部 平成29年度卒業論文
調査方法-インタビュー調査
調査対象者-過去に「添い寝フレンド」が存在した、または進行形で存在する現/卒富山大学生男女7名
添い寝フレンドとは、若者が持つ守られるべき恋愛規範と、しかしながら満たしたい承認欲求との均衡点である p31
*現代の若者は、誰かに承認してもらいたいという承認欲求を持っている人が多い。それを誰に求めるか。
友人だったり、恋人だったりするわけであるが、ここではそのどちらでもないとされる「ソフレ」によって、承認欲求を満たそうとしている。
男子は能動的、女子は受動的な傾向が見て取れるので、なぜ「それ以上の関係」にならないかというと、能動的な男子のほうが、「自制心」を働かせているからである。女子は受け身なので、「添い寝」するということは、それ以上のことは覚悟はしている、らしい。しかし、自分からは決して行かない。p29
添い寝フレンドの価値とは、1.「安心感」を味わえる。2.1人でいる時の寂しさがまぎれる。3.相手に許されている、容認されていると実感できる こと p9-10
同性ではだめなのか?添い寝する相手は異性であるというのは自明のこと。同性であった場合、添い寝する理由がない。そう感じる理由は、近接して寝ることが通常、交際関係にある男女が行う行動であるからである。p11
*どの方にも共通してあるのが、「添い寝フレンド」になることを目的とはしていないということである。例えば、宅飲みで、帰るのがだるくなって一緒に寝たとか、お酒を飲んだ後に家に帰れなくなって、一緒に寝る。などがきっかけ。ここからは添い寝することが目的とは思えない。p12-13
添い寝フレンドという言葉が、世に出回りはじめたのは、2014年-2015年ごろである。ドラマなどのテレビでの取り上げ、とくだね!などの朝番組でも紹介され始めていた。p14
添い寝に関しての抵抗感は、「始めはあった」→「慣れ」「割り切り」によって抵抗感がどんどんと薄れてきた。近似した恋愛規範がある。添い寝以上のことはしない。添い寝以上=交際開始という感覚がある。p17
そこに恋愛感情は発生しないのか?これは一概には言えない。恋愛感情が芽生える。元から恋愛感情を持っている。恋愛感情が次第になくなっていく。元から恋愛感情がなく、添い寝をしてからも恋愛感情は芽生えなかった。p20
添い寝という疑似恋愛的な行動によって、明らかに女性の方が気持ちが変化しやすく、短期間で心が大きく細かく揺れ動く。p21
「今の若者は未来の貧しさよりも、今現在の寂しさの方がまだ多くの人にとっては切実な問題である。古市2011p27
【J-STAGE】
大森美佐,2014,『若者たちにとって恋愛とは何か』,家族研究年報
★調査方法?
フォーカスグループディスカッションとインタビュー調査
対象者 1983-1993生まれの20代の未婚男女
若者といっても男女間で恋愛観が全く違う。(★p115Jwの会話から?)
男性・・・付き合う≠恋愛
女性・・・付き合う=恋愛=結婚
*大学生・社会人に分類分けしていたが、年齢を下げて、高校生などに焦点を当ててみたらどうか。
*恋愛の「経験」/「規範」
【J-STAGE】
高坂康雅,2013,『青年期における「恋人を欲しいと思わない」理由と自我発達との関連』,発達人間学研究,第24巻,3号,284-294
恋人を欲しいと思わない人の数(★先行研究p284のオーネット?)
・男女差はあまりない
・1999年から2010年までで4倍に増加
★調査方法? 分析方法?
質問紙調査
大学男女1532名
クラスター分析とクロス表
恋愛中の人数は女子のほうが多い
恋愛したいと思う人は男子のほうが多い(p287の左記)
「恋愛不要」の理由(p289のTable3)
・恋愛による負担の回避
・恋愛に対する自信のなさ
・充実した現実生活
・恋愛の意義のわからなさ
・過去の恋愛の引きずり
・楽観的恋愛予期
「恋愛不要」は時間がたつと「恋愛希望」に変化するかも
【文献講読】
谷本奈穂,2008,『恋愛の社会学「遊び」とロマンティック・ラブの変容』,青弓社
序章、第一章
★調査方法
ポピュラーカルチャーに焦点をあてて、現代に着目。対象雑誌の抽出1970年代ー2000年代まで(主題的モチーフー恋愛行動、挿話的モチーフー行動の具体的な仕方)
フィギュール(断片)を集めて、物語にする。??
「恋愛をするのが当然のことであり、それをしなければ人生の楽しみの大半を失う」という暗黙の圧力が世の中にはある。
恋愛は「現代の宗教である-小谷野 敦 p10、11
感情社会学ー感情を本能で完全に決定されるものとはみなさない。社会が感情をある程度規定するとみなす。p14
メディアによる恋愛観の規定、(テレビドラマ、映画)マスメディアの様々な言説から大きな影響を受けている。p21
時間がたつにつれて、主題的モチーフである「魅力」が多く登場している
逆に「セックス」「結婚」は減少している。
*ロマンティック・ラブが消失している証拠。p42
*しかし、同時にそれは、「結末」から逃げているともとれる。決定的な言葉を発さず、「結婚、失恋」に踏み込まず、そのままの関係を維持。
*現代の恋愛は「結果」に執着せずに、恋愛をする「過程」を楽しむことに重点が置かれている。
昔は、「同伴していて恥ずかしくない、男らしさ、女らしさ」を最も重視していた?p51
結婚が恋愛における「遊び/真面目」を分岐する境界線。ロマンティック・ラブ・イデオロギーが消えたからといって、結婚の規範が消えたわけではないp54
もう一つの結末である「別れ・失恋」をマーケティングととらえる。失敗を楽しくする。p55
別れ・失恋は「終わりとはじまりという両義性を持っている。p56
結婚・別れ・失恋をせずに恋愛をするのは、「結末の先送り」p58
*現代の恋愛は、結果よりも過程を重視する。確かにと感じた。
しかし過程を重視するのであれば、会って数回で告白したりすることは少ないであろう?
現代の恋愛は、つらい嫌だと思うところから逃げている?本当にそうだろうか。
*この論文は雑誌から恋愛に関するワードを抜き出して分析するというものであるが、どう考えても分析に偏りや説得力に欠ける部分がある。しかし、その理由を一生懸命に読者に伝え、わかってもらおうと努力している。
第2章 ロマンティック・ラブ
ロマンティック・ラブとは?
・恋愛は結婚と結びつく
・性交渉は婚姻関係外では認められない
・恋愛関係は持続を目指される
・相手の選択は個人の自由である p72
第三章 遊び
*恋愛=ゲームという感覚は今の若者に根付いているものなのか。
*人間関係に置ける「遊戯性・曖昧性」を「楽しむOR逃げ」
他者を求め、アイデンティティを保証する関係p98・・・・・これは添い寝フレンドと考え方として類似している。
「遊び」の恋愛は①友達以上恋人未満②恋人ではない人とのセックス③恋の気持ちがわからない④ほかにもいい人がいる⑤浮気⑥さりげなさ、まわりくどい という特徴がある。 p102
男性から見ると「その気にさせてするっと逃げる女」が増加傾向にある。p104
付き合う理由が変化してきていて、趣味・価値感・ノリなどの感覚的なものの一致。p104
友達以上恋人未満には「保留」という考え方もあるp106
*「ほかにもいい人がいるかもしれない」という理由で断るのは「未来を見据えている」からなのか?それとも、妥協したくないから?ここから先出会わないという可能性は考えないのか?
第四章 魅力ある異性
恋人たちが立ち向かうべき社会や社会秩序は失われてしまっている。p156
第五章 アプローチ
新しく恋愛の重要ポイントとなった部分p161
さりげなく好意を示すことによって、相手に気持ちを拒絶された場合でも、その行動は単なる親切にすぎなかったとしてプライドを守れるp164
*ゲーム=遊び=さりげなさは違うのでは?
MEMO
「友達以上恋人未満が心地いい」ー自分の周りにそう思っている人がいるのかどうか。
このひと谷本さんが伝えたいのは、「恋愛はゲーム、遊びである」ということ。「好き」という気持ちを間接的に伝えたり、直接すぐには言わず、ぼかす。-現代の恋愛の傾向に似ている。そのような部分が見える。
*恋愛に対する抵抗感があるのでは?「はたからみて友達以上恋人未満の関係であっても付き合わずにいる
これはゲームという感覚よりも恋愛にいこうとしない、「恋愛をしない」ということでは?
「友達関係」のほうが恋愛関係よりも重要なのではないか?
オクダ
まず、恋愛をしない、選択肢にない。
「その関係について聞かれて、付き合っていないと発言」→「恋人とは?」「恋愛の価値は」→「恋愛」に抵抗がある。→「恋愛しないのはなんで?」
これについて予想される返答
①「セフレでいい」
②「異性、同性との関係が悪化する」
③「将来の責任回避、喪失」←谷本さんの論文でも対応可
*仮にどちらか一方がこの関係に不満を持ってしまったらどうするの?付き合うの?関係解消?
*恋人関係になることができないから、「友達」という、その人との関係を途切れさせないようなものに立場を確保して、その状態を「保留」にする。←これが谷本さんにとっては「恋愛を楽しむ遊び」であるいう。 果たしてそうなのか?
*20代(主に大学生) 恋愛に憧れているにもかかわらず、恋愛をしないのはなぜ?←警戒心を持っている?「未来を考えて、躊躇している?」
今出てきている興味ある題と言うのは、
はたからみたら付き合っているように見えるような関係にある2人がなぜ付き合わないのか?恋愛に抵抗している?その理由は?その行動について、周りの人の意見は?肯定?それとも批判?逆にそのような関係にあった人が「付き合おう」となったきっかけは?二人の関係に何か進展があったのか?今現在の恋愛は友達関係の方が優先的?全く恋愛対象にははいらないのか?
恋愛を定義づけたり、はたまた定義を外したりする。←人々の営みに関心があるーはたから見たら恋愛している、付き合っているように見えるのに。 関係のあいまいさ、遊戯性ー自分がインタビューしようとしている人たちに似ている?
【文献購読】
デビット・ノッタ―,2007,純潔の時代ー近代家族と親密性の比較社会学,慶應義塾大学出版会株式会社
序
愛と性とが極端に社会の文化のあり方によって規定されていることは一目瞭然であるp1
「恋愛という言葉は明治時代に誕生」p1
三島由紀夫 「日本には恋はあったが、愛は無かった」=許嫁?p2
現在のように結婚は情熱的な恋愛に基づくべきものであると思われていたわけではないp3
結婚に関わる「家庭」と「愛」が密接な関係に成っていくp4
アメリカの恋愛観と日本の恋愛観を比較していた
「ロマンティック・ラブ・イデオロギー」を新たな視点から問い直す
1.文化 2.歴史 3.比較 4.感情表現を把握することを目的としたデュルケムに基づいた理論的アプローチp8
問題提起p12
1.ロマンティック・ラブとは?2.男女交際について 3 恋愛結婚と近代家族
第一章
「愛」「恋愛」≠love, romantic love p19
肉体関係での愛=歪んでしまった愛p20
明治時代 肉体関係を不潔で低劣なものとする価値観があったp20
恋愛は肉体的なものではなく、精神的に行うものp21
恋愛はミニ宗教 二人がそれぞれ「相手の世俗的崇拝の特別対象となる」p24
「真の愛」の対象者は1人しかいない。世界中のどこかに運命によって定められたかけがえのない相手が存在するということである。p26
突然に婚約を破棄して相手に障害を与えて、女性が男性の感情の強さを図ることをしていたと同時に、試練を強いることによって感情を増幅させることができた。p30
ビクトリア朝での性欲は有害
純潔のパラドックスー婚姻内の性は必要なものであると同時に危険視されていた。p36
第二章
女性は純潔、男子は性欲を持っている 明治p41
恋人同士ではなく、兄や妹としての関係として語られることが「潔白」であるp43
「接触を許すことは、たといそれが単なる握手であってもなお純潔を害するp44
近代に入る前の日本で、婚前の性交渉を含む男女交際の制度が存在したp46
「バンドリング」男女の身体的接触を許しながらも性交を許さないp47
女の純潔と男の自制
自制=男の美徳と思われていたp53
MEMO
アメリカ 「ロマンティック・ラブ・イデオロギー」←真の愛 1人の運命的出逢い←危険
愛ー性ー結婚の三位一体→山田昌弘「恋愛結婚=ロマンティック・ラブ=近代家族」←批判
元々「愛」とは、キリスト教から来ている。「神を愛せば、自分も愛されることができる」
↓変化
人間の恋愛
ラブレターの頻度、小学生や、中学生の頃の内容
【図書館】
中西裕子,2018,『現代大学生恋愛事情-ロマンチック・ラブ/コンフルエント・ラブ/草食化-』,武蔵社会学部,ソシオロジスト,20,31-4747
調査方法
2016年度武蔵野大学生300名を対象とする質問紙調査を再分析
コンフルエントラブとは、「特別な人」よりも「特別な関係性」を重視
近代的な恋愛はロマンティックラブ「恋愛=結婚=セックス」から、コンフルエントラブ「結婚≠恋愛=セックス」に変遷している。
現在最も多いといわれているのが、「恋愛≠結婚=セックス」という「現代的純潔主義」である。(p42)
内閣府2015年のアンケート調査では恋人がいないと回答した人たちの中で、恋人がほしくないと答えた方が4割で現代の若者が他者と関係を築くよりも自らを優先しているということがわかる。(p32)
「告白」を自分からはせずに、「されるのを待つ」女性
「最初告白」する男性、しかし「別れ」を切り出すのは女性(p36) *なんで? パラドックス
恋愛に対する重みが変わった。「一生に一度の運命的恋」ではなく流動的である。(p40の真ん中)
しかし、コンフルエントラブや現代的純潔主義であっても、「相手に親しい異性の友人がいる」「遠距離恋愛」では異なる意見がある。現代的純潔主義はこのような恋愛を肯定的にとらえているが、コンフルエントラブは消極的な意見だ。(p.44表2)
コンフルエントラブは精神的にも身体的物理的にも近くにいてほしい。(p44)
*今現在の恋愛は現代的純潔がほとんどではないか?コンフルエントラブはほとんどいないのでは?
*現代的純潔主義よりもコンフルエントラブのほうがリア充度(恋人がいる)が高い。=草食化が進んでいる?
恋愛に対する重みが変わった。
セックスを後回しに。
[社会学研究室]
羽渕一代,2008,「どこか〈問題化〉される若者たち」第8章,恒星社厚生閣,163-181
現在巷にあふれているのはファッションのようになってしまった恋愛、宗教とごっちゃにした恋愛
恋愛の常識
①恋愛の価値
➁恋愛行為・行動
③その行為行動に関する規範
恋愛は個人的関係であり、社会的関係でもある。(友人関係などの周りの人にも影響を与える場合があるから)
恋愛交際をしたことがない若者が一番恐れることはおそらく恋愛交際を一度も経験できていないではないこと言う推論がある。30代で7.8%しか恋愛したことがないと答えている。
男性のほうが女性よりもデートを優先すると回答(社会保障人口問題研究所)
【2017 日本社会学会第90回大会】
シンポジウム(2)若者の親密性の変容
永井暁子さん
石川由香里さん
1 計量研究の視点から 東京大学 三輪 哲
2 歴史研究の視点から 日本女子大学 木村 絵里子
3 家族研究の視点から 中央大学 山田 昌弘
4 フィールド調査の視点から 文筆家 鈴木 涼美
著者名検索をする。
*これまでの文献で、すべて恋愛、結婚、性行為の順番を話題に出している。その順番が時代によって変化してきている。
文献リスト
赤川学,2002,『恋愛という文化/性欲という文化』,恋愛と性愛 早稲田大学出版部,149-172 複写依頼中
アジズ・アンサリ (著), 田栗 美奈子 (翻訳),2016/8/26,『当世出会い事情――スマホ時代の恋愛社会学』 単行本(ソフトカバー)
荒川 和久 ,2019,最近の若者は「恋愛離れ・草食化」という大誤解,東洋経済、https://toyokeizai.net/articles/amp/282402?display=b&_event=read-body
牛窪,2009,『エコ恋愛』,
牛窪恵,2015,「恋愛しない若者たちーコンビニ化する性とコスパする結婚ー」,ディスカバー携書
加藤 秀一 ,2004/8/6『恋愛結婚は何をもたらしたか』 (ちくま新書) 新書 ISBN-13: 978-4480061874
(アマゾンより)夫婦別姓論議や少子化、不倫、熟年離婚など「結婚=家族」という主題が、ここ十数年メディアを賑わしてきた。だが、こうした話題の前提として、「一夫一婦制」自体が論議されることがなかったのはなぜか?そもそも明治期に唱導された一夫一婦制は、単なる精神論や道徳談義ではなく、「総体日本人」の、改良という国家戦略と共存していた。本書では、一夫一婦制と恋愛結婚をめぐる言説が、優生学という危険な部分と表裏一体であったことを検証し、恋愛・結婚・家族という制度の「近代性」の複雑さを明らかにする。
北村 文,阿部真大,2007,『合コンの社会学』,光文社
千田有紀,2013,「恋愛や家族をめぐる物語」,千田有紀・中西祐子・青山薫『ジェンダー論をつかむ』,有斐閣,39-55
谷本奈穂,2008,『恋愛の社会学「遊び」とロマンティック・ラブの変容』,青弓社
冨重健一,2004,『男たちは結婚難とどう向き合うのか?』,ひとの目に映る自己「印象管理」心理学入門(p111-130) 金子書房
内閣府,2015,『結婚・家族形成に関する意識調査』
永田夏来,2013,『青少年にみるカップル関係のイニシアティブと規範意識』,財団法人日本児童教育振興財団内日本性教育協会編
『「若者の性」白書ー第7回青少年の性行動全国調査報告ー』,101-120
原田曜平,2014.8.15,「現代の<友達以上、恋人未満関係>の真相-“添い寝”関係に走る,<恋愛難>の若者たち」,(http://toyokeizai.net/articles/-/45071
古市憲寿,2011,「絶望の国の幸福な若者たち」,講談社
宮台 真司 , 2013/12/25,『「絶望の時代」の希望の恋愛学』 単行本(ソフトカバー)
森岡正博,2009,『草食系男子の恋愛学』,メディアファクトリー
若尾良徳,2006,『異性との交際のない若者の増加』,イラストレート恋愛心理学p43,誠信書房
文献リスト
今泉さん(富山大学),2017,「添い寝フレンド」
大間さん(富山大学),2014,「制服の着くづし」
野川さん(富山大学),2007,「遠距離恋愛」
澤田さん(富山大学),2010,「現代における婚活の諸相」