研究テーマ snsと友人関係
問題意識
私たちは日常生活を過ごすうえで少なからず人と交わり交友関係を築くことがある。しかし今日実際に日常生活であってできる友達だけではなく、twitterなどのSNSを通して知り合う友達と
仲良くするということが起こり始めている。もし日常生活の交友関係のみで満足しすべてのことが事足りているならこのような関係はこんなにも広くおこらないはずであり、この関係には実際の友達とは違ったものが求めららているように思える。このようなお互いに顔の見えない、いつでも離れれる、お互いのすきな距離感で好きな人と関わりに行けるSNSの友達と実際の友達との差異を調べていきたいと思う。
基礎概念
【ネッとも】ネトモとも呼ばれる。インターネットを通してできた知り合いの総称である。
主な研究者
河合 大介さん 東京大学院情報学環 特任助教
SNS依存者の生活習慣的影響と利用機能の分析 : 2010年A社SNS調査結果より 河井 大介 社会情報学研究 : 日本社会情報学会誌 16(2) 157 - 170 2012年3月や
ソーシャルメディア・パラドクス : ソーシャルメディア利用は友人関係を抑制し精神的健康を悪化させるか 河井 大介 社会情報学 3(1) 31 - 46 2014年9月がある。
量的データ
フェリス女学院大学学術機関リポジトリ (nii.ac.jp)より twitterを利用している女子大生100人ほどの回答の結果からtwitterを進んで利用する人には軽躁的関係つまり気楽な関係を望むような人が多いことを示していました。
質的データ
2019年 大阪市住吉区の小学6年の女児(12)が誘拐され、栃木県小山(おやま)市で保護された事件で、同市の自称派遣社員、伊藤仁士(ひとし)容疑者(35)=未成年者誘拐と監禁容疑で送検=は、会員制交流サイト(SNS)を通じて女児を誘い出していた。大阪女児誘拐、SNSを使った犯罪から子供を守るには - 産経ニュース (sankei.com) という事件がおこりこれにNPO法人「青少年メディア研究協会」がこどもたちのSNSの使い方について親がきにかけたほうがいいといったような意見をのべた。
年表
1995年インターネットが普及するきっかけになったといわれているWindows95が発売される。総務省|令和元年版 情報通信白書|インターネットの登場・普及とコミュニケーションの変化 (soumu.go.jp)
1996年セガホームページ内のPlanet Cafeの一コーナーとして電子掲示板がはじまる。電子掲示板 - Wikipedia
1997年オンラインゲームの祖とよばれる「Diablo(ディアブロ)」と「Ultima online(ウルティマ オンライン)」というオンラインゲームが配信される
2004.年facebookが始まる
2006年ツイッターが始まる
調査計画
実際にSNS上の人にインタビューしてみる。インタビュー対象は
①自分のSNS上の知人②SNS上の知人がいるとわかるような人たち(例)SNSの知り合いとごはんにいっているような内容をアップデートしているような人③友達でSNS上の知り合いがいる人に聞く
④友達のSNS上の知り合いに協力してもらう。
インタビュー内容
・実際の友達とネットの友達どのくらいいるのか聞いてみる
・どのくらいネットの友達と仲が良いか聞いてみる
・ネットの友達と実際の友達との間で接するときになにかちがうか聞いてみる
・ネットで友達を作る利点を聞いてみる
・実際にあったことがあるか、またあってどう思ったか聞いてみる
このような調査を行うことでそこそこの人数の人、またタイプがちがうような人たちに聞くことができる。
文献リスト
若本 純子 2021 子どもたちはなぜSNSにハマるのか : 2010 年代のSNS利用とトラブルの動向(26)19-31
検索ワードsns 友
五浦 哲也 2020 中学生の現実世界とSNSの世界における親しい友だちのつきあい方とイメージに関する研究 32(1), 37-56
検索ワードSNS 友
申知元 潮村 公弘 2019 SNS利用態度と友人観の因果関係 : SNSサービスの特徴の相違に着目した検討 (14), 5-16, 2019-12
鈴木俊介 プレジデント 2019 SNSの友達が増えるほど、寂しくなるのはなぜか? タイプ別 男女1300人「孤独度」調査 (孤独を100倍楽しむ : トップ直伝! これが日本人の新しい生き方だ) 57(22), 24-29
安達 悠子 北島 紫帆 2020 リア友とネッ友に対する自己開示の差 : Twitterを題材に(5), 91-97
検索ワード ネッ友
鈴木千晴 中山満子 小学生におけるオンライン上での見知らぬ人とのかかわりと知覚されたソーシャルサポート、SNS利用及び孤独感との関連性の検討
インターネットコミュニケーション論
ソーシャルメディア 情報行動論
社会情報学などを研究分野としていて 主な論文として