2013.10.9 暫定版
Googleグループは、ホームページ、メーリングリスト、BBSが一体となったようなシステムで、「ページ」「ディスカッション」「ファイル」の3つの主要セクションがある。
「ページ」は、ホームページのように互いにリンクされた文書群であり、閲覧中の文書をオンラインで編集したり、追加することができる。
「ディスカッション」は、メーリングリストであるが、投稿されたメッセージをWeb上で閲覧したり、新たなメッセージを投稿することができ、その場合はBBSのような感覚で使用することができる。
「ファイル」は、文書ファイルやデータ、画像、動画ファイルなどをアップロードして共有することができる機能である。
社会学グループでは、すべての機能はアカウントを登録した者だけが利用でき、外部の者はまったく内容を見ることができない設定になっている。
Google グループを利用するためには、メールアドレスをアカウントとして登録しなくてはならない。
携帯電話のメールを含めてどのようなメールアドレスでも使用可能であるが、アドレスの種類によって使い勝手に差が出るので、以下を参考にしてよく検討すること。
ログイン
アカウントとして登録したメールアドレスは、Web上での作業をするためのログインの際に入力することになる。そのため、あなり長くて複雑なアドレスだと入力が面倒になる可能性がある。ただし、同じ端末ならば2回目以降オートコンプリートが働いて入力が楽になる可能性はある。
メール配信
「ディスカッション」セクションに書き込まれた文章(メールで投稿されたものも含む)はすべて登録されたメールアドレスに配信される。状況によってはかなりの分量になることも予想されるので、携帯電話の場合はパケット代がかかることも考慮する必要がある。
設定でメール配信を停止することもできるが、連絡が取りにくくなるので通常は推奨できない。
携帯電話に大量のメールが届くことを防ぐには、Gmailアカウントを取得してそれでグループに登録し、Gmailの機能で特定のメールだけ携帯電話に転送するという方法もある(「8.Gmailによるメールの振り分け転送」を参照)。
推奨するアカウント
もし、インターネットプロバイダのメールアドレスや、Yahoo、Hotmailなどのフリーメールを日常的に使っているのなら(最低1日に1回はメールをチェックする程度)、それでアカウントを申請するのが良いだろう。
メールは携帯電話でだけ使うという人で、メールの量が多くなっても構わない場合は、携帯電話のメールアドレスで登録すればよい。
メールは携帯電話でだけ使い、あまりメールの量が多くなるのは困るという人は、Gmailでの振り分けを推奨する。
「Gmailアカウント登録」をクリック。
アカウント作成画面になるので、必要事項を入力してアカウントを申請する。
2)Gmailアドレスでの社会学グループアカウント登録
メールアドレスを教員まで知らせる。
すでに携帯メールでアカウントを登録していれば、退会するかメールの配信をOFFにする。
登録が終わったという連絡があれば、Gmailアドレスで社会学グループにログインし、プロフィールやメンバーステータスの設定をする。
3)転送設定(*Googleのデザイン変更等によって変わる可能性があります。違いを見つけたら伊藤まで細かく報告してくれると助かります。)
Gmailにログインし、右上のボタン(歯車のようなマーク)から「設定」をクリック。
設定画面の「メール転送とPOP/IMAP」をクリック。ここで、必要に応じて登録してあった旧転送先アドレスをいったん削除し、新しい転送先アドレスを登録する。その際、新しい転送先アドレスに確認メールが届くのでそこに記載されている内容にしたがって確認作業を行う。
設定画面の「フィルタ」をクリック。「新しいフィルタを作成」をクリック。
「件名」にキーワードを入力
「[T-SOC] 【連絡】」と入力すれば、社会学分野のグループから送られてきたメールのうちタイトルに【連絡】タグを含むメールだけが抜き出されて転送される。
「この条件でフィルタを作成」をクリック
このとき、いくつかのチェックボックスが表れるが、「迷惑メールにしない」だけにチェックを入れ、あとは入れずに 「フィルタを作成」をクリック。
最後に転送の確認。自分のGmailアドレスに、件名を「[T-SOC] 【連絡】テストメール」として送る。(自分のGmailアドレスから同じ自分のGmailアドレスに送ってもOK)。うまく転送されなかった場合は、どこかに間違いがある。可能性が高いのは、アドレスのスペルが間違っていないか? フィルタで入力した転送キーワードは正確か? 間違いが見つからなければ、もう一度最初から同じ手順(転送先アドレスの登録およびフィルタ作成)を繰り返してみる。そのうえでどうしても解決できないときは、教員に報告すること。
4.グーグル・サイトおよびグループに関するガイドライン
社会学全員への連絡はもちろん、全員でなくても複数の人に同時に送りたい場合にはGoogleグループを利用してもよい(例えば実習グループでの議論や各学年への連絡など)。また、特定の人に対するメールであっても、他の人が見ることに意味があると考えられるならGoogleグループを利用してもよい(誰かの研究テーマに関係する情報提供など)。
重要な連絡については、タイトルに【連絡】というタグをつける(タイトルの先頭に指定された文字を入れる)。
例)「【連絡】忘年会のお知らせ」
プロフィール設定
プロフィールはアカウントに対して設定される。もし他のGoogleグループにも参加していれば、そのグループに対しても有効な設定である。
設定方法は、画面の一番上にある「プロフィール」からプロフィール表示画面に移動し、「プロフィール」という言葉の右の「編集」をクリックする。
必ず設定してほしいのは「お名前」だけであり、その他の項目については任意とする。他のグループに匿名で参加したいといった理由がない限り、ここでの名前は実名にすること。
メンバーステータス設定
メンバーステータスは社会学グループでだけ適用される設定である。
ガイドの下のほうにある「メンバーステータスを編集」から、メールの配信方法とニックネームを設定することができる。
メールの配信方法は、特別な事情がない限り、「各メッセージが投稿されるたびに受け取る 」(一番下)にしておいてほしい。
プロフィールで実名を登録していれば、ニックネームは自由につけてよい。プロフィールを実名以外にしている場合は、ニックネームを実名にすること。