「ICレコーダーの使い方(SONY ICD-SX800 ICD-SX813の場合)」 伊藤智樹 20210616
<ICレコーダーについて>
現在、ICレコーダーSONY ICD-SX800は3台(Charles, Danniel, Edward)、ICD-SX813は1台(Fred)ある。録音データは、ICレコーダーをUSBメモリ同様(ひとつのドライブとして)扱ってファイル移動できる。音声ファイルを分割したいときは、Sound Organizerというソフトを使えば、MP3(「~.mp3」)のまま分割できる。
<貸出のルール>
・グーグルサイトの【ICレコーダー貸し出し】に書き込む。返却時も書き込むこと。これによって誰が借りているか把握できることになり、たとえば「借りたいのにない!」という時に、貸出中の人と連絡をとって交渉する、といったことが可能になります。学生にとって使いやすい環境は、自主管理が大前提です。必ずグーグルサイトに書き込むようにしてください。
・使い終わったら、いつまでも持たずに、できるだけ速やかに返却すること。(演習室に来るのが面倒だからと長期間保持しない。これはとても大事!)
・前に使った人のものと思われる録音用件は、特に依頼がない限り、バックアップ済みとみなして消去してよい。(そうでないと、よくわからない用件がたまってしまい、混乱のもとになる。)
・フィールド演習などで確実に会う、あるいは、状況報告を聞きたい等の理由で伊藤から直接貸与された者は、直接伊藤に返却する(演習室に返却しない)。
<機材準備に関する留意点>
アクシデントに備えるために、貸し出し時に必ず入念に動作確認をしておくこと。
電池は新品、もしくは残量チェッカーで「Good」(残量区分で最も多い区分)が表示されるものに限る(インタヴュー中に電池を交換するのはほぼ不可能と思われるので、残量に不安のある電池は使わないこと)。
<使い方に関する注意>
■電源の入れ方。ICD-SX800はホールドを外して適当なボタンを押せば電源が入る。ICD-SX813は本体横の電源スイッチを(ややしっかりと)入れる必要がある。
■録音ボタンと停止ボタンは、ICD-SX800は本体横、ICD-SX813は本体正面にある。録音中に区切りを入れる場合は、本体正面の「分割」(ICD-SX800)もしくは「トラックマーク」(ICD-SX813)ボタンを押す。インタヴューの最中に必要なのは通常はこれら3つだけである(おそらくインタヴューの最中に区切りを入れる余裕はない)。
■録音モードを事前に確認。
ICD-SX800;「MP3 48kbps」(MP3モノラル)になっているか確認。メニューボタンを長押しして、メニューの中から巻き戻し・早送りボタンによって「録音モード」をさがして、再生ボタンで選択。違っている場合は、巻き戻し・早送りボタンで「MP3 48kbps」を探して、それを再生ボタンで選択する。
ICD-SX813;本体正面の「シーン」ボタンを押して「会議」か「インタヴュー」を選択する。いずれも「MP3 192kbps」となる。(「ボイスメモ(MP3 128kbps」)」でもほとんどの場合は差し支えないだろう。)
■前に使った人のデータが残っているとき、テスト録音を行ったときの消去の仕方
ICD-SX800;消去した用件を再生中に、本体横の消去ボタンを押す(または停止してから、消去ボタンを長押し)。「消去しますか?」と表示されたらもう一度「消去」を押す。
ICD-SX813;ICD-SX813の場合、消去した用件を再生中もしくは停止後、本体横の消去ボタンを押す。「消去しますか?」と表示されるので「実行」を選んで消去。
<パソコンへの取り込み方と編集の仕方>
ICレコーダーをパソコンに接続し、USBメモリと同じ要領で音声ファイルをカット&ペーストで移動する。
音声ファイルの保存は(バックアップも含めて)各自で責任をもって行い、共有パソコンのデスクトップなどに置きっぱなしにしないよう気をつけましょう。。一定期間を経て削除されていない音声ファイル・フォルダは、こちらで削除することがあります
フィールド演習で文字起こしを手伝ったメンバーは、実習終了とともにファイルを消去しておください。