各自のサブページを作成する際、あとで探しやすように、入学年度を半角で冒頭に付してください。例)2021年度入学生の場合「21伊藤智樹」
マニュアル「研究のための「地図」作り」
自分のテーマについて考えるときは、各自の地図を見直して更新してください。古いものは手元に念のため保存し、ここのページは新しいものに刷新しましょう。特に重要なのは文献検索→リスト作成。多くの学生は、検索した時点の問題関心と異なると感じた文献はことごとくリストに載せず忘却し、人によってはどのデータベースを何の検索語で検索したのかさえ忘れてしまいます(「読む文献がない」と相談に来るケースはほとんどこれ)。しかし、文献リストは、必ずしも「使える(=自分の研究に直接助けになる)」文献だけでなく、周辺的なもの(一応自分と同じものに目を向けている文献)も含めてリスト化し、その中から重要度の高いものを選んで読んでいく、と考えてほしいです。また、リストの量が増えたら並べなおし(日本語文献が中心なら著者名五十音順)、内容によってグループ分けをおこなったり、入手の有無を書き足したり、読んだものは内容についてちょこっとメモを書いたり、といったことをしてほしい。検索の記録(検索語、検索したデータベース、ヒット件数)もメモしておいてほしいです。(20200424伊藤)
20200508文献リスト作成にあたっての注意
・CiNii Articleだけではなく、書籍も調べる。
・使った検索語とデータベース、ヒット件数をメモする。
・見やすいリストの作成:卒論執筆要項を参考に表記法を統一、著者名50音順に並べる。
・文献の数が増えてきたら、内容によってグループ化する。
・関心の近い論文の著者、文献を読んでよく名前が出てくる研究者は、著者名検索を行う。
20200515文献の入手について
・中央図書館に所蔵されている図書を借りる、雑誌等の一部分をコピーする:事前申し込みで取り置いてもらったうえで、取りに行く(県外にいる場合は郵送も可能)。
・中央図書館に所蔵されていない図書を(他大学の図書館から)借りる、雑誌等の一部分のコピーを取り寄せる:文献複写図書借用サービス申込書を提出し処理された者は、My Libraryから発注してよい。備考欄に「公費:人文学部・社会学」と書くこと。取り寄せられた文献ないし論文のコピーはまず中央図書館から伊藤に届く。その後どのように皆さんに渡すかについては情況によるので、従来通り演習室の各自のレターボックスに入れるやり方に戻せるまでは、必要度の高いものに絞る(あらかじめ教員がゴーサインを出した者に限る)。また、図書相互貸借は貸出期間が短いケースが多いので、さらに必要度の高いものに限って考えてほしい。
20200702文献複写依頼に関する注意点
・書誌情報は正確に入力する。特に「巻号」「年次」「ページ」「論文名」は必須入力項目にこそなっていないが、実際に複写作業をしてくれる他大学の図書館が間違えないよう、きちんと入力する。
・論文で公開されているものは、複写依頼を出さない。CiNii Articlesでヒットしたときに「J-Stage」「富山大学レポジトリ」等々リンクが出てきたときは、一通り調べてみる(ただしライセンスがないと見られないものもある)。
・必ずOPACを検索し、中央図書館に所蔵されているものについては、複写依頼は出さず、自分で取りに行き、サービスカウンターで「書庫に入りたい」「この雑誌の中の論文をコピーしたい」などと申し出る。なお、授業では細かく言っておりませんでしたが、「経済学部資料室」に所蔵されているものについても、サービスカウンターに申し出れば、経済学部資料室とコンタクトを取って,経済学部資料室に出向いて指示に従いコピーするよう手配してくれますので、同様に自分でコピーしてください。