・社会的な孤立・排除→居場所作り、対話・交流の場←同質的なコミュニティではかえって閉鎖的・排外的に
ex)学校で居場所のない学生(勉強についていけなかったりする人も含む)→居場所づくり、学習支援(人間関係他で詰まっても十分に進学できるような)
・既存の地縁コミュニティの役割と今後(ex.町内会)
居場所がないと思っている人(その居場所のなさは属性によって背景が異なるかもしれない。もしそうならどういう属性にしぼって検討すべきだろうか?)にすべきことは何か
心地よい居場所(誰にとって?)とはどういうものか
支援を必要としている人はいる。しかしそのすべてが支援を得られているわけではない状況がある(生活保護、ひきこもりほか要出典)。そうした人は何らかの理由で支援を受けられない問題がある(スティグマ、不信感、要出典)。施設型の支援ではカバーしきれない層が存在する。そうした状況に対して、福祉の側から手を差し伸べるアウトリーチと呼ばれる型がある。アウトリーチ型の福祉とは何か、どういう役割があるか検証したい。
都市社会学
吉原直樹、似田貝香門
コミュニティ心理学
植村勝彦
他
藤村正之
読んでる本
藤田孝典,金子充,2010『反貧困のソーシャルワーク実践――npoホットポットの挑戦』,明石書店
似田貝香門,1994『都市社会とコミュニティの社会学』,放送大学教育振興会
田中康裕,2019『まちの居場所、施設ではなく。――どうつくられ、運営、継承されるか』,水曜社
読みたい本
・社会的孤立、空蝉の家(NHKのドキュメンタリー)
(https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/574/)
・孤育て、地域の不寛容
榊原 智子,2019,『「孤独な育児」のない社会へ: 未来を拓く保育』,岩波書店
メモ→
・保井美樹,『孤立する都市、つながる街』,日本経済新聞出版
メモ→
・行政、支援団体、個人それぞれの関係を仲介(コミュニティソーシャルワーカ、CoCokaraひのさと)→様々な人が集まる場,サロン→(均一空間からに開放)→何かをやってみたい人と団体及行政との仲介(生きがいへ)←性善説(?),自己満足で終わらせない,コミュニティへの引き込み方
・我が事丸ごと→性善説的,互助の強制,責任が不透明化...
・他者性をもつコミュニティとして...Fサロン他
似田貝香門,吉原直樹 編『震災と市民』,東京大学出版
・子ども、高齢者、障害のある人もない人も"ごちゃ混ぜ"で暮らせる街(石川県金沢市・白山市(社会福祉法人佛子園))
(https://www.tyojyu.or.jp/net/kaigo-seido/jirei/gochamazedekuraserumachi.html)
(https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/649/)←NHK放送ログ
・山形県の天童市立天童中部小学校が取り組む「マイプラン学習」 ←授業が退屈すぎる人以外の生きづらさを抱えている人にも救いを。
(https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/584/)
・コミュニティには他者性が必要
吉原直樹,2019,『コミュニティと都市の未来』,ちくま新書
・コミュニティ心理学(関心は近い?)
植村直樹,2017,『よくわかるコミュニティ心理学[第3版](やわらかアカデミズム・<わかる>シリーズ),ミネルヴァ書房
田中康裕,2019『まちの居場所、施設ではなく。――どうつくられ、運営、継承されるか』,水曜社
背景、定義
「まちの居場所」=『切実な、けれども従来の制度・施設の枠組みでは十分に対応できない課題に直面した人々が、自分たちの手で課題を乗り越えるために開かれた場所』で『キーワードとされるのが居場所であり、筆者らはこのような場所を「まちの居場所」と呼び注目してきた(日本建築学会,2010)。』
『「この10年近くの間に全国に広がり、その数は2000とも3000とも言われる」』(浅川,2015)
地域の茶の間(どこでも誰でも+思い思いの時間を過ごせる居場所)新潟「新潟県長期総合計画」2000年で拡大、「新潟県高齢者地域ケア推進プラン」2013年でさらなる普及を推進→行政
「子供の居場所づくり新プラン」が策定、2004年から実施。行政が子供の居場所を設置
居場所の意味①ありのままの自分が受け入れられる②自分の力が発揮できる③世界を垣間見ることができる→カテゴライズされた属性ではなく個人として扱われる、他者との関係において語られる
例1とぽす
・問題意識:他者との接触の機会が校則で制限→様々な大人と接することができる場所が必要
・重視:属性の壁を取っ払う→新しいコミュニケーションと表現
・運営:500円貰う、制限を受けたくないため補助金は受けない
・場所:自宅
・こと:食事や場(話したり時間をすごす)を提供
⭐︎1人でも行きやすい場所、1人でも居心地がいい場所(みんなでワイワイという感じではない)
白根さんが中心にいる→受け手と与え手の差はある→どちらかというと福祉的?
例2ひがしまち街角広場
・問題意識:「歩いて暮らせる街づくり事業」(2000年建設省)のモデルプロジェクト→「学校をコミュニティの場へ」「近隣センターを生活サービス・交流拠点へ」「緑道を出会いのある交流空間に育てよう」が社会実験として取り組むことが提案された
・重視:集まって喋れる
・場所:空き店舗(先に場所を用意、そこから需要を見つけ活動)
他の事例を見ても全体的にお年寄りしかいないのではないかという印象を受ける。→実際に見ないとわからないかもしれないが、運営の仕方によって受け入れられやすい属性があるかもしれない。
運営に焦点が当てられている。→利用者に焦点(どういうところなら利用しやすいか)を当てたものも読む必要があるいか。
施設であれば継続性が重要→NPOなど組織形態によって補助金や制限がかかる。→制度についても調べる必要がある。
名寄市における子供の学習支援・子ども食堂・子ど もの居場所づくりの実践(3)2018年度の実践活動を 中心にして
https://nayoro.repo.nii.ac.jp/index.php?action=repository_action_common_download&item_id=1899&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1&page_id=13&block_id=67
ターゲット層が必ずしも支援を望んでいない→活動への理解が不十分?→どういうものであれば信頼できるのか、町内のサークル的な感じではできないか、学習支援の需要はどれくらいか(どんな支援が望まれているのか)、特定の地域で行われる場合対象者の決め方が難しい、送迎が困難?
5/20 地図作成
5/27 大幅更新
6/3 文献リストにまとめる、社会関係資本に関することをカット
6/24 文献整理
7/8 本のメモを書き足す、問題関心加筆
以降ほか修正