2025年8月2日の土曜日、真夏の宇佐神宮夏越祭では毎年恒例の居合道演武大会が開催されました。
大分居合道同好会からは7人が参加し、他の地域の居合道仲間と演武を行ってきました。
この大会は試合というより奉納の意味合いが強く、開会式では祝詞が奏上されます。
また、参加選手は全国大会の出場選手から、居合を始めたばかりの小学生まで参加できます。
競い合う大会とは少し趣が違いますが、こういうイベントも居合道では結構盛んにおこなわれています。
演武形式は同じ段位の選手が2人、あるいは3人並んで自由技5本を演武し、それを8段の先生が評価して優秀演武者を決めるものです。
試合ではありませんが結構緊張しますし、宇佐神宮の能楽堂は舞台に赤い毛氈を敷いているため、普段の道場の木の床とは少し足回りも違います。
左)小学生 中)初段演武 右)二段演武
無段から七段までの演武や、二天一流の模範演武を行った後、八段の先生方の模範演武があり、全て終わるのに約2時間ほど掛かりました。夏のこの時期なのでとても暑いのですが、今年は会場周辺は気持ち良い風が吹いていましたので、思ったほどの熱疲労はありませんでした。
全ての演武か終了した後に、優秀演武者賞と敢闘賞が授与され、大分居合道同好会では小学生2名が敢闘賞、初段の萌々花さん、四段の楓さんが優秀演武者賞を頂くことができました。皆さんおめでとうございます!
宇佐神宮居合道大会は、こういう感じで競い合って表彰を受ける演武大会ですが、裏では段位や年齢に関わらず普通の子供たちの愛らしい表情を見ることができます。皆さんこれからも仲良く、そして競う相手に負けない気持ち・・・自分史上最高の技を見せることができるように稽古していきましょう。
試合会場の外では、ごく普通の元気で活発な小学生の男の子・・・試合では緊張して厳しい顔つきですが普段の姿はこんなに愛らしい女の子たちです。
みんな笑顔がいいですね(^O^)
また一緒に稽古しましょう!