居合道とは

敵の攻撃に対して間をおかず抜刀し敵に勝つ・・・ 居合は刀が鞘から放れたと同時に勝負を決める剣技です。

 

全ての武道に通じることですが、できることならば敵と争わず傷つけることことなく、自らも傷つかず、生かすことが奥義です。

しかし、やもなく抜刀したときは一撃で敵を倒さなければなりません。

居合の起源は、約450年前の戦国時代(永禄4年の頃)に遡ります。

始祖は奥州出羽の国林崎村(山形県村山市楯岡町)に生まれた林崎甚助重信。

甚助重信は仇討ちのために剣術を修行し、これを極めて流儀として伝えたのが居合の始まりだといわれています。

重信の刀法は「林崎流」「重信流」「神夢想流」と称されました。

門下から「田宮流」の田宮平兵衛重正や、「伯耆流」の片山伯耆守久安などの達人が出ています。

※このページは旧大分居合道同好会のHPから転載、一部編集しています。

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