紋付縞袴は・・・
投稿日: 2016/06/14 14:05:58
今年は6段の受審を予定しています。
まぁ、1回で合格は無理でしょうから、とりあえず体験を積むということで挑戦しようと思います。
と言っても、やはり合格を目標にしないと文字通り稽古に真剣さが無くなってしまうので、「合格!」を念頭に置いて稽古に臨みます!
ところで、6段審査を受けた方に聞くと「審査では紋付島袴ですよ」ということ!
おおっ!聞かなければ稽古着で行っていたかも・・・と思うと、ゾッとします。
東先生に聞くと「100人のうち、1~2人は稽古着の人もいるけどね、目立つよ」との話。やはり、先達はあらまほしけれですなぁ~
そこで、4月上旬に京都の東山堂さんに発注し、梅雨が近い5月の終わりにようやく届きました。
開封してみると、高段者の先生が着ているような例の袴と、5か所に家紋を付けた紋付が綺麗にたたんで入っています。
そっと取り出して仕付け糸を外し、羽織ってみると何となく武士の世界に入ってきたなぁ~という感じがして嬉しくなりました。
部屋で着ていると、家内や娘から「大きな七五三の子供みたい」と揶揄われるなどもありましたが、とにかく行くための準備はできました。
でも、いきなり審査で着ては扱いに悩むので、稽古の際に使ってみることにしました。
気付いた点は次のようなことです。
1)袴の素材が割とザラザラするので、脚全体がこそばゆいし、痒くなりそう
2)袴さばきがしにくい
3)袴帯が稽古袴に比べて長い
4)紋付は何といっても袖が邪魔
5)袖に柄が入りそうなので、少し改造が必要
6)汗をかくと洗濯が大変・・・ただ、夏用の特殊素材なので、稽古後は手洗いで十分汗を落とせるから清潔
7)襟元が開かないようにマジックテープで処理した方が良い
8)袖が長いので上段に構えると前方が見えにくくなる
まぁ、このような問題点に体を慣らすことも大事なので、あと半月は稽古はこれで行います。
紋付と縞袴に比べると普段の稽古着は如何に動きやすいか判ります。
それでは、また練習しよう!