令和4年度段別選手権大会

今年も4月29日がやってきました。毎年恒例の昇段審査会と段別選手権大会です。

残念なことに、今回私は午前中に用事があって昇段審査会には間に合わなかったのです。

しかし、お昼前には会員代表のSさんからラインが届き「全員合格です」との連絡がありひと安心しました。

昇段審査会には、初段1名、二段3名、三段1名と四段2名・・・合計7名が受験していたのです。

誰一人不合格になって欲しくないとの気持ちだったので、全員合格の報を聞き、安堵して市民体育館に向かうことが出来る・・・そのこともありがたかったです。


午後から私は審判と六段の試合に出場なのですが、会場に到着した時点ですでに開会式が始まってしまいました。

・・・審判はお昼ご飯が支給されています・・・というこのだったので、まずそれを食べないといけません。

折角準備して頂いた大分県剣道連盟の事務局の方に申し訳ないので、急いで胃袋にかき込み、とにかく会場に向かいました・・・さすれば、試合の準備はもう整い、開始寸前・・・どのグループの審判だろうか?とキョロキョロ見回すと、遠くから「こっちこっち」と第2会場から手を振る姿が見えました。

急いで審判席に向かい、遅れたことのお詫びを言い、すぐに審判の仕事に入りました。

最初は副審からでしたので少し落ち着き、間違えないように試合者の所作や意気込みを感じて旗を揚げ、2度副審を務めたら次は主審!・・・最近は少し慣れてきたので良いのですが、以前はたいそう緊張しドキドキしながら審判をしていました。

今はそういうことを経て少しゆとりを持って見ることが出来、今回は差し違えるようなこともありませんでした。


審判交代の間は同じ同好会の会員の技や勝敗の旗を見たり、日曜稽古で一緒に練習している方々の様子も見ることが出来ました。

さらに、居合道を30年近く続けていると、高段者の方々とも顔見知りになり、そちらのお弟子さんと会員の試合も落ち着いて見ることが出来るようになって・・・「あぁ、あの先生のお弟子さんは上手だなぁ~とか、良い勝負しているな・・・」など、お互いのお弟子さんの練度を確認する余裕もできるようになりました。


試合結果は、初段で会員のTさんが準優勝の2位、二段も会員のYさんが今年も2位を確保!

そして、三段はSさんの娘さん、Kさんが2年連続優勝、お母さんのSさんも3位入賞で、相変わらず女性陣の活躍が目立つ大分居合道同好会でした。

無段の部には小学生チームが臨みました。しかし、今年初段に合格した女子中学生のHさん、気迫十分の中学生の男の子との対戦で残念ながら敗れてしまい、2年連続入賞は叶いませんでした。でも、それもいいのです。勝ち負けも必要でしょうが、大事なのは自分がキチンと稽古が出来、自身の技が去年より向上しているかどうかを見てもらうことにもなるのです。試合に出て馴れていくことも大切なことです。

優勝者

六段 古木さん  五段 戸高さん

四段 𠮷用さん  三段 楓さん

二段 春岡さん  初段 樋口さん

無段 春岡さん

皆様、おめでとうございます。

日曜稽古会に参加している方が半数以上です

で、私は久しぶりに試合に出場しました。

今年から六段戦が開催されるようになり、再び緊張する試合会場に立つことが出来るようになったのです。

お相手は・・・女性のFさん・・・とても綺麗で丁寧な技を抜くので「これは勝ち目が無いなぁ~」と半ば開き直っての演武が出来ました・・・とは言え、久しぶりの試合会場はやはり緊張する・・・、いつもの別府での日曜稽古のような演武が出来ません。身体がそう感じているのです。

「こういうことでは、まだまだだな・・・」と思いながら演武し、それでも旗は1本揚がり、2対1での結果となりました。

Fさんは二回戦で全国大会出場のF君を2対1で破り決勝に出場・・・勝負相手が勝ち上がるのは気分が良いですね。

決勝は再び全国大会出場のFさん(・・・全員Fが頭文字ですね・・・)に敗れて準優勝でした。


こういう流れで午後4時半に全てのイベントが終了し、先生方に挨拶をして帰途につきました。

また、稽古を重ねて昇段し、試合にも参加していきましょう!

今日はおつかれさまでした。