昇級審査と小学4年生

投稿日: 2018/09/22 3:32:02

9月17日に別府市民体育館で1級、3級の昇給審査が行われました。

午前中は高段者の先生による全剣連居合12本の解説と留意点の教授があり、その後、各段に分かれての実技稽古です。

これが12時まであり、12時過ぎからは昇級審査です。

同好会は、1級・3級に各1名が挑戦しました。

3級のIさんは、1本目「前」、2本目「後」、3本目は「袈裟切」の3本を丁寧に抜きました。

一部に所作間違いはありましたが居合を始めてまだ数か月、そうしたことはだれにでもあります。

結果は合格!・・・これからも稽古を続けて上達してください。

1級挑戦はTさん。今の私とほぼ同じ年齢で居合を始めました。

1級は昇段審査と同じように礼法から自由技5本全て行います。

観覧席で見守っていると礼法は無事に終わり、1本目「前」からスタートです。

緊張しているためか肩や腕に力が入っていることが判ります。広い会場で2人同時に抜きますので緊張しますよね~。

でも、何とか無事に5本を抜き終えて退場したので、安心しました。

結果は合格!

Iさんは初めてのステップ、Tさんは初段審査への条件を無事に獲得し11月3日に備えることになりました。

お二方、おめでとうございます。

今後、稽古を行ってさらに居合道に精進されることを期待します。

この日は臼杵支部から小学校4年生の女の子も3級審査に臨み、一緒に稽古しているお父さんと無事合格しました。

最近は小さな子が居合を始めることが少なく、会場が少々さびしかったのですが、今回、とても貴重な新人が現れました。

そして、若い人ほど稽古の上達度は速いので、おそらく、すぐに年配者は追い付かれてしまいます。

それも居合道の発展には好ましいことだと思っています。

さて、その女の子の昇級審査結果は・・・?

私の感じでは、1級受審者を含めても上位に入る、良い演武であったと思いました。

これからもお父さんと一緒に稽古に励んでくださいね!