10月14日、今日はスポーツの日・・・
武道スポーツセンターでは「みんなのスポーツデー」として、下半期の武道体験教室が開催されました。上半期に武道体験教室を任された大分県剣道連盟の居合道部は、今回も居合人口を増やそうという目標に向かって幾つかのイベントを考えることになりました。
上半期は小学校に案内パンフレットが配布されたので「それなりの参加者がある」と判っていましたが、下半期はそれが無いらしく「もしかしたら訪れる人は殆どいないかも」という心配感、誰も来なければのんびりできる安心感がありました。
とは言っても、武道スポーツセンターからは期待されていると思うので、上半期好評だった「風船斬りゲーム=風船割りゲーム」の道具一式を準備して来場者に備えました。
10時に開場・・・チラホラと子供連れの家族が道場を覗くようになり、その中から数名が何組か受付に記名するようになりました。そこで今回のイベントをスタートすることにしました。 メニューは居合道演武と居合道の説明、木剣や模擬刀を振る体験、それと「風船割りゲーム」です。
まず、初二段の演武では、一級・初段・二段の同好会会員が全剣連居合の奇数5本を抜いて、居合道を始めて数年の居合レベルを感じてもらいました。
その次は、集まった人たちと一緒に木剣を使った居合の素振り練習と、刀を振る時の手の内の体験稽古をしました。この刀を振る手の内を体感してもらうと「えっ!こんな風に振っているんだ!」という感想を持つ方が大半でした。剣道をしていたという方もその違いに驚いていたのが印象に残っています。
これらが終わったら、次はお待ちかねの「風船割りゲーム」・・・小学生以下の女の子~50歳を超えるお父さんまで様々な方が参加し、試斬り台に取り付けた直径15cmほどの風船を割るのに挑戦しました。風船割りは手作り木剣の切先に爪楊枝を取りつけ、風船を割るだけのたわいないイベントですが思った以上に難しく、何度も挑戦しないと割れないのです。かと思えば、小学生の男の子が一発で割ったり、力のある青年が何度も挑戦して振っても上手く割れなかったり・・・みんなが観ている前での試技なので結構緊張するようです。
私も試しましたが、最初の一刀は上手く割れず、二刀目でヒットするという具合です。普段使っている模擬刀や真剣に比べて手作り木剣は軽いので、思った位置より上に切先が行ってしまうのです。水平に抜き付けする時の手の内の微妙な癖が、軽い木剣では増幅されてブレてしまうのが原因のようです。
そんなことをしながら、また女性会員による3段~4段の模範演武を見てもらい、居合道のアピールを行いました。
12時でイベントは終了しましたが、協力して頂いた会員の皆様本当にありがとうございます。
居合道部委員長も参加され、今回は35家族の訪問があり、上半期とほぼ同じくらいの見学者が来てくれました。最初は「お客さんゼロかも」と心配しましたが、用意した風船は全て使ってしまう盛況ぶりでした。昨年は10組くらいだったように思いますので、その3倍くらいの訪問客があったことになります。そうした中から1人でも2人でも、居合の世界に興味を持っていただけるとありがたいと思います。
12時でイベントは終了しましたが、協力して頂いた会員の皆様本当にありがとうございます。
居合道部委員長の大石先生も参加され、35家族の訪問があり上半期とほぼ同じくらいの見学者が来てくれました。
今回も左の写真のように、風船割に10名を超える列ができていたのがうれしかったです
最初は「お客さんゼロかも」と心配しましたが、用意した風船は全て使ってしまう盛況ぶりでした。
昨年は10組くらいだったように思いますので、その3倍くらいの訪問客があったことになります。そうした中から1人でも2人でも、居合の世界に興味を持っていただけるとありがたいと思います。