居合を始める(その1)

◎居合道の準備

居合道を始めよう!・・・ 

 思い立ってインターネット検索すると、居合道に関するページは沢山出てきます。でも、練習には何が必要でどこで揃えればいいんだろう?・・・そもそも刀や道着?・・・一体どれを買えばいいのかなぁ?初心者には判らないことだらけです。 「居合道教本」や「DVD]は販売されていますが、大きな書店でも在庫はありません。

 居合の道具は稽古場を訪ねて、説明を聞いてから揃えた方が良いでしょう。その方が無駄もありませんし本当に必要なものが手に入ります。ネット検索すると刀は安いもの(模造刀)が沢山ありますが、その中には稽古で使えないものもあり注意が必要です。 (別ページの「刀を探す」で詳しく説明しています)

 稽古着は武道具店で実際に着るなど、体格に合わせたものを購入しましょう。大き過ぎると演武に不便ですし、小さ過ぎると少し滑稽です。上着の号数は身長で決まっていて、170cm程度で普通体格なら3号か4号です。

 袴も腰骨付近に当てて長さを合わせてください。160~170cmで23号~24号、女性の方が号数は1つ上を選びます。袴の裾は足首付近がGOODです(演武中は居合腰の姿勢になるので、裾の高さは少し下がります)金額は稽古着と袴で大体16000~18000円です。

 ネットではセールの時期などに上下セットで6000~10000円などもあります。とりあえず始めるにはこれで良いでしょう。

 稽古や試合では胸に名札を付けるので、武道具屋さんで一緒に頼んでおきます。1週間くらい掛かり1枚が大体1500円です。文字色は道着の反対色(道着が白なら文字は黒)にします。そうそう、大事なことですが、道着と袴は同色です。普段の稽古では上下が異なる色でも構いませんが、審査や試合では同色が原則というか決まりです。夢想神伝流の場合の正装は上下とも白色です。

  武道具店を1軒知っておけば消耗品(実は殆ど消耗しない)など何かと便利です。大分市内にも武道具屋さんはありますが、居合の品揃えは他の武道に比べ少ないです。居合にあまり詳しくないお店もありますので、道場の先生に相談するのが一番です。逆に、ネット店は沢山あり選ぶのが大変ですが、京都や岐阜といった地域にお店を出している場合が多いです。

「◎◎堂」というネーミングが多いですね。「◎◎商会」というものもあります。

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