シン・居合道日記(最新版)へようこそ
シン・居合道日記は居合道のイベント、日々の稽古のほか、道具の修理や製作などを思うままに書き留めた日記(ブログ)です。
すでに居合道に関わっている方だけでなく、居合に興味がある人にも読んで頂きたい内容にしております。
今日の最新版は「令和7年京都六・七段審査が間もなく始まります」です。
ちょうど昨年の今頃、京都の武道センターでの七段審査を控えて仕上げ稽古に入っていました。初めての七段審査でしたので、別府の日曜稽古で東先生から厳しい指導を受けていたことを思い出します。厳しいといっても「体遣いはこういう風にしないと敵への気持ちが見えない」という東先生の柔らかな物腰の指導で先生自ら演武して頂き、それを見て理合いや体捌きを修正するという部分稽古の連続です。その稽古方針で初回合格出来たことは東先生のおかげであり、とても感謝しています。今はさらに進めた稽古で1年前より少しは上達したかな?という思いで毎週稽古に通っています・・・が「まだ不十分」と東先生の指導は続いています。
そして、今年も六・七段審査が来月3月2日に開催されます。もう1年が過ぎたのだと感慨に浸っています。
今年も稽古仲間が挑戦するということですが、京都武道センターは身体を暖める場所が殆どありません。京都の朝は冷え込むので早く体育館内に入れてくれますが、体育館フロアは審査のため立ち入りできません。準備運動は観客席の後ろあるいは二階を結ぶ通用路くらいです。そこも狭いので思い切って刀を振ることは無理です。僅かなスペースを見つけてゆっくりと刀を振り、抜き付け、切りつけの手の内や体捌き、足捌きを確認する程度しかできません。
審査会場に降りたら係の方から「椅子の横で準備運動していいですよ」と言われましたが、刀を抜いて素振りは出来ません。肘や膝関節を暖める屈伸程度の軽い運動しかできませんのでご注意ください。
フロア後ろの観客席を繋ぐ通路と、観客席の後ろに僅かなスペースがあります。軽く刀を振って手の内の確認くらいはできますが、常に人が通るため演武は危険で出来ません。