武道教室

教室第1日目・・・本日の稽古

教室の参加者は4名、小学生が3人(1人は欠席)それと一般の男性が1名です。最初に保護者を交えて相互に挨拶し、簡単な説明をした後に同好会有志による居合道演武を公開しました。居合道はあまり見ることが出来ませんので、全日本剣道連盟居合12本を振りました。

それが終わったら、早速、刀を使って・・・といっても、もちろん模擬刀はまだ難しいので、木剣を使って素振りの稽古です。素振りは簡単なようですが、実際は手の内の細かな動きがあります。しかし、最初からそんな難しいことはせずに刀を振る体験を優先します。

それに慣れたら次は刀を水平に振る練習です。これは居合道の形の一本目「前」の基本練習です。

左の人差し指と親指で切っ先を持ち、刃を外側に向けて水平に刀を振ります・・・居合では水平の抜き付けと言います。これを何度か行って水平に振ることが出来たら、今度は水平に抜き付けた後に刀を被ってからの素振り・・・真向切り下ろしです。

今日はまだ普通の服ですが、道着を着るともう居合道してますよ

皆さん、数回繰り返すと何となく居合っぽく見えてきました。

そうなると最後は刀から血を払う「血振りの姿勢」をすれば、立ったままの一本目「前」が大体できるようになります。振り下ろした刀を少し右に傾け、鳥が羽ばたくように刀を右側に大きく広げ、そして拳と刀を右のこめかみの位置に合わせたら、傘の露を払うように右下に振り下ろします。なんと、その後に右足と左足を踏みかえる動作まで行い、立ったまま納刀して完了です。

言葉で書くとなかなか大変ですが、こういう稽古をして居合道の体験がスタートしました。

次回は5月6日の「みんなのスポーツデー」で居合道の体験教室がありますので、その時にもまた稽古しましょう。今回は「風船試し斬り」コーナーを設けていますので、楽しみにしておいてください。