3年ぶりの北九州居合道大会

コロナで中止となっていた北九州居合道大会が三年ぶりに開催されました!

大分居合道同好会も毎年参加していたのですが、令和2年からコロナ感染症が世界的に広まり、最初の頃は3か月くらい稽古を中断したこともありました。それが、8回目の波が収まり、感染しても重症化のリスクが低下したため、細心の注意を払っての開催になったようです。

そういうことで、今大会は様々な工夫を試みていて、以前の様に出場する選手が会場でごった返すこともなく、比較的「疎」な状態で運営が為されていました。

例えば、開会式も参加者は観客席で待機し、開会のあいさつや国歌斉唱もその場で行われました。国歌も声に出さずに頭の中で歌うように・・・という感じです。

実際の雰囲気はこのような感じで、待機場所には試合まで3組の選手が居ることが出来ます。ただ、参加者が多い段位は3人制での試合ですから、9人の選手が一時的に一緒にいるわけで、マスクは必ず着用する指示がありました。

それと、現在の試合進行の様子が待機場所の背後に数字で表され、自分の試合が近づくことを容易に知ることが出来る仕組みです。大会関係者のアイディアと思いますが、とても良い工夫だったと思いました。

戦績はどうかというと、4人中で2人が一回戦を勝ち上がり二回戦にコマを進めましたが、二回戦は残念ながら敗退して参加者の試合は終了しました。毎週2~3回の稽古を行っていますが、試合となるとなかなか勝ち上がりは難しいですね。

全試合が終了したころにお昼のお弁当が提供され、それを食べた後は恒例の刀屋さん巡り・・・というか、濃州堂さんのお店で必要な小道具の購入したり、ちょっとした話をしたりなど、久しぶりの居合道大会を楽しんできました。

そのあとは七段の演武試合、八段の模範演武があり、無事に大会は終了した模様です・・・というのも、出来るだけ長くいない方がよいかもしれないと判断し、途中で開錠に別れを告げて帰途につきました。

北九州居合道大会はほぼ全国から選手が集まります。遠方に転勤などで行かれた方とも久しぶりにお会いすることができ、楽しい一日を過ごすことが出来ました。