真剣戻る

投稿日: 2016/12/07 14:04:44

2ヶ月程前に調整に出していました私の愛刀が戻ってきました。

どんな調整か?については過去の日記に書いていますが、要は、年齢に見合った重さに軽減することと、柄を短くすることです。

30代半ばで製作した刀の重さを感じる年ごろになったので、濃州堂の五十嵐社長さんに「ちょっと軽くできますか?」といって依頼していました。

その結果が刀と共に届きました。

結果からいうと、抜群に扱いやすくなって戻ってきました。

それまでの980gから920gに僅か60g落としただけですが、とても扱いやすくなりました。

柄も9寸1分から通常の8寸5分に1.8cmほど短くし、柄巻きも新品にしてもらいました。

どちらも普通の生活では見逃すほどの重さであり長さですが、その効果は非常に大きく感じています。

さらに、鍔が汗で錆びていたのを掃除したり、刀身の一部を磨き直ししてもらいました。

刀を軽くすると鞘の収まりが変わるかもしれないという懸念もなく、期待した以上の仕事をしていただきました。

やはり、五十嵐社長自身が居合を抜くので、調整も痒いところに手が届くといった感じです。

ありがとうございました。

半年前に新しく造った模造刀とほぼ同じ感触、バランスになったので、どちらでも同じような使い勝手になるのは嬉しいです。

別府稽古会では模造刀を使い、終了後はそのまま勤務地の福岡へ、週末は判田で真剣を使った稽古、これで次年度は6段合格!

できればいいなと思い、また日々の稽古に励みたいと思います。

追伸

1ヶ月半ほど模造刀で稽古していたせいか、真剣での稽古は初めは少し緊張しました。

また、バランスも手持ちも僅かですが変わっているので慣れが少し必要でした。

模造刀に浮気していた(浮気はしていません)わけではないですが、真剣の扱いの際に久しぶりに少し切り傷を負ってしまいました。

真剣の嫉妬?まさか、そんなこともありますまい!

単に稽古不足か基本の逸脱です。さあ、また稽古しよっと(^^)/