キャンピングカー

概要

  • キャンピングカーでの旅行は日本でもできないこともないですが、アメリカでは施設が整っており、簡単に楽しむことができます。ここではアメリカで一般的に借りることのできるmotor homeタイプについて記載します。

  • キャンピングカーは、一般的に発電機、マイクロウェーブ、水道、ガスコンロ、シャワー、水洗トイレがついており、いつでもどこでも、気軽に休憩、食事を楽しむことができます。

  • キャンピングカーの魅力は、自炊が可能なこと、場所を選ばず休憩できることなど、手軽にアウトドアを楽しむことができます。

  • 宿泊場所を探す必要がないこと、テントの撤収作業などが必要ないため、朝早くまたは深夜でも移動が可能なこともメリットになるかと思います。

  • 日本でも最近車中泊などが流行ってきていますが、スケールの違う本場で、アメリカらしい休日を満喫してみてはいかがでしょうか?(2016 宮森)

設備

水回り

  • キャンピングカーの設備には、キッチン(ガスコンロ、シンク)、ガス暖房、クーラ−、テーブル、トイレ、シャワー、発電機などがあります。

  • 水は下水用タンク、上水用タンクがついており、上水用タンクに水を溜めて使用します。当然ですが、上下水道ともに、自分でホースを接続して、汲取等行う必要があります。

  • シャワーはガスで温めることで少し時間(20−30分)がかかりますが温水で浴びることができます。キャンプ場には、シャワーがついてますのでそちらを利用する方が便利です。

電気周り

  • 一般的に運転中または駐車中に使用できるようにエンジン始動用とは別にバッテリーが搭載されています。ただ、電圧が高くないので、シガーソケットにつないで充電する程度のものしか充電することができません。

  • 外部接続用のコンセントがあり、RVparkやキャンプサイトには、30Aや50Aとかかれた充電コードにつなぐことで車内で家庭用コンセントが使用できるようになります。

  • ガソリンによる発電機がついてますので、ガソリンを消費することで、家庭用電化製品などが使用できます。レンタル会社は1時間当たりで使用料を設定しているところが多いようです。1時間あたり2−3ドル程度だと思います。ただ、ガソリンの残量が1/4以下になると使用できなくなるように設定されています。

キッチン

  • キッチンの大きさはキャンピングカーのサイズによって異なります。一般的には、ガスコンロが2−3口と、シンクでしょうか。Microwaveが付属していますが、外部電源に接続しているか、発電機をまわしている状態でなければ使えません。

  • 冷蔵庫、冷凍庫は電気ではなく、ガスを消費して冷やすものになります。そのため多少効率が悪いようですが、頻繁に開け閉めをするのでなければしっかりと冷やすことができます。サイズはそれほど大きくありませんので、食材は小パックに分けられているものを買うことをお勧めします。

燃費

  • サイズに寄っても異なりますが、19feetで8-10 mile/ gallon, 25feetで 6-8mile/ gallonと行ったところでしょうか。基本的にはガソリンで動く車が多いようです。

  • 注意しなければならないのは、ガソリンを入れる際のスタンドの屋根の高さです。大抵は大丈夫だと思いますが、天井が高いのでぶつけないように注意が必要です。

ベッド

  • レンタルする場合、寝具等も借りることができますが、レンタカー会社から借りる寝具はかなり薄いものが多いです。motorhomeは車ですので夜間はかなり冷え込みます。Blanketやsleeping bagを持参もしくは現地で購入することをお勧めします。

  • 3月にグランドサークルを周ってきましたが、高地にあるRV Parkは夜間かなり冷え込み、持参した秋冬用のSleeping bagでも寒く寝られませんでした。キャンピングカーに冷暖房がついているのですが、動作音が大きく、就寝時に不適だったため、近場のWalmartで$20くらいのセラミックファンヒーターを購入しました。Full HookupのPV Parkなら外部電源があるので、一晩中ONにしていても何の問題もなく快適に過ごせました。(2016 池田)

借り方

  • さまざまな会社がレンタルmotorhomeを提供しています。

  • Cruise America

  • El Monte

  • など

  • インターネットから予約を行うことができます。シーズン以外では比較的安価(20−40ドル/日)に借りることができます。

キャンプ場の予約

  • 国立公園キャンプ場

  • RV park

  • 国立公園内などはインターネットがつながらない場合が多いですので、注意が必要です。必ず事前に情報を調べて保存しておくか、紙ベースでキャンプ場などの情報をチェックしておきましょう。

キャンプ場での電気、水道、下水の接続

  • 参考URL

その他、準備するもの

  • 懐中電灯、スリッパ、遊具、紙皿など食器