引越し

引越しの際の荷物の処分は、pgh-jでのムービングセール、リサイクルへの寄付などを利用できます。

市内の引越し

業者に頼む例もたまに聞きますが、U-Haulなどで軽トラックを借りて自分達で済ます人が大半です。U-Haul については「生活:自動車:レンタカー」の章を参照して下さい。

体験談

「ダンボールはU-Haulのウェブサイトで買いました。使わなかったダンボールは店舗に持って行くと買い取ってもらえる仕組みなので、多めに注文すると良いでしょう。引越しはTwo Men and a Truckに依頼しました。大きなトラック1台と業者3人で、$850(作業時間4時間半)でした。」(嶋 Mar 2016)

日本への引越し

引越しは日通やヤマト運輸などの引越し業者に頼むケースと、Mailboxや郵便局などに持ち込むケースがあります。これにも船便と航空便があり、船便で50日程度、航空便で14日程度で受けとれるようです(あいだに正月やアメリカの休日をはさむとさらに延びる)。 日系の引越し業者でピッツバーグに支店を持つのは日通のみですが,ヤマト運輸やアートも対応してくれます。下見や交渉は日本人が応対してくれますが、実際に梱包やら搬出をする時はアメリカ人のスタッフもやって来ます。

パッキングリスト作りは大変なので,早目に手をつけられることをお勧めします。それから梱包は自分でやっても, ワレモノとかは本職の人がチェックをしてやり直しますので、日通さんに梱包を任せたほうが無難でしょう。パッキンには書籍用・食器用・衣類用・着物用・ゴ ルフバッグ用などがあり、事前の打合せ時にあらかじめもらうことができます。それから日通によると、最後の半年で購入したものは、関税の対象になるそうで す(ただし一人20万円までは非課税)。多額のものは半年以上前に購入して使用した形跡を残すといいでしょう。そして最も大事なことは、日本入国時に別送 品申告書を必ず提出することです。これを忘れると通常の輸入扱いとなり関税がかかります。その別送品申告書に記入する荷物の個数は多く記入するのは構わな いそうです。そうすれば、半年以内であればあとから送ってもらったり通信販売で購入した荷物を別送品扱いで受けとることが出来るそうです。以下,日系業者 のリストです:

日系会社

アート引越しセンター

Art Van Lines USA, Inc. 501 Penhorn Ave, Unit 2 Secaucus, NJ 07094

Tel 201-262-0123, 1-800-872-0123, Fax 201-864-2112 担当:加藤さん(2008年3月現在)

  • 「うちは、旦那の会社の指定でアート引越しセンターを使いました。仕事が丁寧だし、担当者(名前を忘れてしまいました。すいません。)も電話の受付の方も大柄な態度ではなかったです。(電話は日本語です。)感じが良かったので、紹介します。

    • な お、このNJからピッツまでは別の会社で運送されてます。(日本からNJまではアートの担当らしい)つまり、帰りは逆のパターンだと思います。もちろん作 業するのは現地人ですが、とくに問題はなかったです。ダンボールやその他のゴミもきれいに片付けていってくれました。靴は脱いでくれませんでしたが、ちゃ んと靴カバーして部屋に入ってくれました。

    • 引越しの申し込みについてですが、以前記した電話番号に直接電話し、営業の人と話をしてくださ い。で、営業の方が何かのついでにこちら(ピッツ)に来る日程と合えば(たとえば、他の人の引越しのついでとか、見積もりのついでとか。単独のお客さんだ けのためには飛んできてはくれない。)直接NJオフィスから担当者が見積もりに来ます。が、基本的には「電話で見積もり」だそうです。5、6月は結構混ん でるので、早めに申し込む方がいいそうです。荷物は始め、提携運送会社がボストンまで運びその後、アートが日本まで&日本国内も担当します。

    • ダンボールについては、事前に送ってもらえます。(郵便や宅配便などで家に送られてくる)電話で申し込む際、自分で詰めたい物がある旨を伝えればOKです。」 (友近香 May 2003)

      • 「電話で見積もりをしていただいて、こちらには現地の業者がきてNJ州からがアートかと思っていましたが、今は、NJ州 から日本人が引越しの際に来てくれるようです(サービスの低下を防ぐためとのこと)。ダンボール箱を届けていただく際に現物を見てからの見積もりになりま すが、他社の見積もり書を利用して電話で見積もりを済ませ、料金を出していただきました。うちの荷物は、支社が一番遠いアートがヤマト、日通より3分の2 くらいの値段でした。支店が遠いから高いだろうと予想していたのですが電話で見積もりの結果、アートが一番安かったです。意外でした。」(小嶋 Mar 2008)

日本通運

Nippon Express USA, Inc. Pittsburgh Office

Nippon Express USA, Inc. Philadelphia Office

Nippon Express USA.,Inc. Columbus Branch (ピッツバーグエリア引越窓口)

3705 Urbancrest Industrial Drive

Grove City, OH 43123

tel) 614 801-5690

担当) 葉子Brunell、増田、下村

ピッツバーグ支店、フィラデルフィア支店はなくなり、コロンバス支店が窓口になったそうです。(2012 Feb 嶋)

ヤマト運輸

YAMATO TRANSPORT USA, INC. OHIO OFFICE

3033 International Street, Columbus, OH 43228

http://yamatoamerica.com/

Tel: 614-850-7370, 1-866-554-5658, Fax: 614-850-7372

担当:市川さん(2010年3月現在)

見積もりや引越し資材の運搬のためにコロンバスからピッツバーグまで来てもらえます。

  • 「九月の帰国時にヤマト運輸コロンバス支店を利用しました。最初のコンタクトから1週間目に担当者(日本人)がダンボー ルや梱包材と共に見積もりに来てくれて、その2週間後に担当者+3人で実際の引越でした。一番重宝したのは『転送サービス』。ピッツバーグ市内であれば大 型の家具などをヤマト運輸が運んでくれるというサービスで、マットレスやたんす等、ムービングセールで輸送手段に困るアイテムを運んでいってくれて大変助 かりました。担当者や作業にあたった方々も室内で靴を脱いでくれましたし、感じの良い人達でした。自信を持ってお勧めします。日本では航空便と共にフキ ン、バケツ、洗剤、エプロン等がサービスで届き、これも重宝しました。」(射場 Dec 2004)

Kenmawr の管理事務所に引越情報のチラシが置いてあります。また、日本から赴任/転勤されてくる方に手づくりの便利情報冊子を配布しているそうです。

  • 日本へと発送する荷物をコロンバス支店に持ち込みました。基本的にはWeb上で自分の使いたいサービス(「国際宅急便」「オーバーサイズ宅急便」「詰め放題パック」「別送サービス」)から選んで、Web上でインボイスも作成して、ヤマト支店に持ち込むだけです。ちなみにヤマトUSAのHPにはなぜか記載されていませんが、各支店の営業時間は平日午前8時から午後5時までで土日祝日は休業なので注意が必要です。荷物を持ち込む際には、前日までにメールで一報を入れてもらえればありがたいとのこと。また持ち込み後に荷物や書類の確認を行うので、閉店は5時ですが少なくとも4時半より前に持ち込みをお願いしますとの連絡をもらいました。なお、コロンバスまで荷物を持ち込むのが大変な場合は、ピッツバーグ市内でヤマト担当の誰かの引っ越しがある場合に、ついでに立ち寄ってもらって一緒に宅配便を回収してくれるサービスがあります。どの日にピッツバーグ出張があるかの情報については、コロンバス支店にメールで問い合わせをお願いしますとのことでした。(柚木 2018 Mar)

ピッツバーグ現地会社

D.T. Gruelle Company

http://www.dtgruelle.com

  • 「私達はD.T. Gruelle CompanyというPittsburghの運送業者を利用しました。 Pittsburghから大阪までの船便、Door to door2.55立方メートル(23 パッケージ)で$1350でした。手続きはE-mailのやりとりと電話だけで業者が家に見積もりに来ることはなかったです。作成した書類はパッキングリ ストだけでエクセルファイルでE-mailに貼付して送りました。担当はExport部門のAndyさん (andy@dtgruelle.com)でした。荷物のシアトルからの出航日や大阪港への到着予定日をmailで知らせてくれたので日系の業者ではなっ かたですが安心できました。ちなみに$1350の内、日本国内で$625.00かかりますので港に荷物を取りに行けばかなり安くなるのではと考えていま す。 ちなみに日本の代理店はエス・ディー・ヴィージャパンという会社でした。」 (長谷部@元Eye and Ear Institute May 2003)

郵便小包での引っ越し

http://pe.usps.com/text/imm/il_010.htm (USPS express Japan で検索)

  • 「我が家は手頃な船便などが見つけられず、すべてUSPSのPriority Mail Internationalの航空小包で送りました。帰国2,3週間前から不要になったものから箱詰めして、キャリア(Magna CartなるものをWaterfrontのDIYで購入)に載せてCMUの郵便局まで地道に運びました。月曜日に発送して仙台の実家に土曜日に着くのが標 準ペースでした(1週間弱)。料金は上記ページで確認できますが、概ね30ポンドで150ドル程度です(※日本から送ったときのクロネコ別送便が20キロ 箱2万円程度だったので2009,10年の時点で若干USPSが安い)。衣類、書籍、研究用品等結局13箱になりました。11箱は通関も早くすぐに成田を 通過、1箱はロボット掃除機だったためか通関に時間がかかり(別送手続きを用意したものの課税無し)、1箱はなぜか英国に旅だち、そこから日本に転送され ました(すべてトラッキング情報で確認、日本のJPのEMSでも検索可)。」(熊谷 Aug 2010)

  • 「発送時に必要な、通関のためのinvoiceを書くのがかなり大変です。説明書には「cottonのシャツ」など細かく書けとか、1 枚で書ける4点を超える場合は複数枚にせよなど記載があるのですが、郵便局の窓口の担当の人によっては1枚でいいとか、clothesでまとめて良いとか 言います(汗。トラブっても困るので「いや、ここに説明書いてあるから」といって伝票ぜんぶ押しつけて処理してもらいましたが...。」(熊谷 Aug 2010)

  • 「別送品の手続きは、入国時に必要な税関の書類、「携帯品・別送品申告書」(飛行機でもらえたり)を2通書いて、税関で確認、判子をも らいます。1枚は税関で回収、1枚を受け取りました。結局使わずに終わりましたが、逆に複数にわけて送った荷物に1枚でどう対処するかは不明です。参考:http://www.customs.go.jp.proxy.blastsound.com/kaigairyoko/bessouhin.htm 」(熊谷 Sep 2010)

引越しなどで使う段ボールの入手

  • 「(0) Starbucks SQ Hill店で、店員の人に内々に頼んで、あまった段ボールをも らっている人がいました。あくまで「内々に」ですが。 (1) Home depot に売っていました。(1重のもの) (2) Oakland, Craig st. のMail box etc.に何種類かサイズがあありました。 (いずれも1重) (3) UPSのアカウントを取得すると、10kg box, 25kg boxなど、Webでオーダーす れば無料で送ってくれます。あくまでその会社を利用するということで無 料で送ってくれる物ですが、利用する義務はありません・・・。(25kg boxは2重段ボールでした) (4) Fedexは、日本だとUPSの様にこれまた無料で25kg boxを取り寄せられるので すが、USの場合なぜかWeb経由ではオーダーできず、在庫も31st streetの 営業所にはなく、空港営業所のみにありました。」(大越 Aug 2004)

  • 「CMU地下の郵便局にはいろいろなサイズがありました(HomeDepotの店頭、通販より割高ですが)。Squirrel Hillは大きな箱は見あたりませんでした。24x15x12はダブル段ボールでしっかりしていました。」(熊谷 Aug 2010)

引越し詐欺

  • 「あまり知られていませんが、moving scamという詐欺が横行しています(参考:http://www.movingscam.com/ )。彼らはすごく安い見積りを餌にして、引越し荷物をUPSやFedexを使って客から自分の元に取り寄せる。そしてこの荷物を人質にして後に見積りより 数千ドル高い値段をふっかけます。「見積りよりも重かった」とか適当な理由をつけて。断れば「荷物を捨てるぞ!」と脅す。客が通報しようにも、アメリカ国 外に出ていたらどうしようもない。大事な荷物だから渋々この要求を飲まざるを得ない、というわけです。私自身も危うくscam moverに引越しを依頼しようとしていて、担当者の電話番号をGoogle検索するまで気が付きませんでした。」(川尻 Aug 2007)