カーシェアリング
カーシェアリングシステムは、各所（道端・駐車場等）に置いてある車をネットで予約し、ICカードで解錠して利用し、利用後に同じ場所に戻しておく、というシステム。レンタカーのように乗り捨て等は不可。サービスや価格は変わりやすいので、最新情報は公式ウェブサイトでご確認ください。
Zipcar
基本情報
以下、2009年の情報です。
登録料$50で、保険等も込み。（オプションで車両損害保険の免責プランあり。）
利用料は$9/hour、$66/dayから。（不定期に$5～$7/hourまでディスカウントされるときがある。またピックアップトラックはもうちょっと高い）
180mile/dayの距離制限があり、これを超えると追加Feeを取られるため、長距離はレンタカーのほうが良いかも。（距離的には市内からGlove city outletまで往復してまだちょっと走れるぐらい）
ガソリンについては、残燃料が１／４を切ったときに乗っていた人が、車内備え付けの給油専用クレジットカードを使って給油する。利用者の負担はなし。
登録はインターネットで可能。２～３日中に車のカギとなるICカードが送付される。
実際に運転を開始するためには、一定期間内の無事故無違反の確認が必要。日本で発行された国際免許で運転する場合、日本の交通安全センターが発行する無事故無違反証明書（英語版）が必要。
米国の免許で登録する場合、Zipcarにて勝手に無事故無違反の履歴を確認されるようなので、書類提出は不用らしい(未確認)
インターネットでの登録後に無事故無違反証明書を郵送またはFAXで送付する必要があるので、渡航前に取得しておくか、もしくはすでに米国内にいる場合は、国内の家族等に依頼する必要がある。無事故無違反証明書をFAXでZipcarに送信した後、２時間程度で、運転可能の連絡メールが来た。
場所によっては様々な車種が存在する（RV車、プリウス、Mini、ピックアップトラック等もある）。
CMU内のParkingにもある。この場合、駐車場への出入りは専用のカードで行う。（車内バイザー裏にある）
ちなみに Zipcar 社長の Scott Griffith は CMU の卒業生
追加情報
退会
２０１５年８月現在、退会は電話でのみ受け付けているようです。
一度メールで退会の旨連絡してみましたが、３日後に「退会は電話してね」と返事がきました。
電話すると、会員番号、メールアドレス、Webログインのユーザネーム等を聞かれただけであっさり終わりました。（大迫 Aug 2015）
学割
学割ができているようです http://www.zipcar.com/universities
年会費25ドル(一般:月6ドル、または年間60ドル)
ただし、大学へ照会が行われるようで、数日待たされました。
（淺沼 May 2015）
事故証明
小町にあるような、日本から書類を、という手続きはなく、会員申請をすると誓約書がPDFで送られてきて、これまで無事故無違反であることと、申告に虚偽がない旨書いてあるので、プリント・署名の上でスキャンしてメールで返信するのみでした。併せて国際免許証・パスポートもスキャンしてメールしました。このあと更に数日待ちました。（淺沼 May 2015）
追加情報
料金は時々変わります。５月から週末はちょっと高くなるそうです。（なぜかプリウスが安い？）
/dayは日付をまたいでも24時間以内なら/day料金で、24時間半になると増えます。が、税金の類が日単位なので、その分は２日分かかるようです。
運転前に車の状況を確認して、傷とかを自動応答のシステムでメッセージ登録します。
（必須か不明ながらも、「自分の前からついていた」と主張するためには必要？）
無事故証明書を持ってきていなかったので日本の家族にデジカメ撮影して送ってもらって印刷→FAXで十分でした
CMU関係者は割引があるはず、なのですが、ただのVisitorはだめでした(スタッフ照会ができないと通知)。
180マイルを越える場合は、予定距離(googleさんに聞いてみるとか)から料金を確認できます。
うっかりキー(Zipcard)の閉じこめをしました。普段ダメージ報告する電話で、representativeを選択、状況を話して、身元確認の後、すぐにリモートで解錠してもらえ事なきを得ました。iPhone解錠アプリがあるので遠隔操作できると確信して電話しましたが、助かりました。iPhone持っている方は用意しておくと便利だと思います。
帰国ごろ、脱会手続きをしました。会員ページのお問い合わせオンラインフォームから帰国のため脱会したい旨を連絡したら、それでＯＫでした。なお、ZIPカードを持っていると、再アクティベートが簡単なようです。
(熊谷 Dec 2009, Apr 2010, Aug 2010)
体験談
体験談1
レンタカーに比べて、借りる時の手続きが簡単で、また２４時間レンタル可能のため店舗の営業時間を気にする必要がなく、思い立った時に郊外のモール等の買い物に使えるなど便利です。比較的新しい車が多く、車の機能もそれなりで、快適に運転できました。車を持たない方には強い味方になると思います。(中村 Aug 2008)
体験談2
サンフランシスコに出かけたとき、シリコンバレーにいったりするのに現地のZIPcarを使いました。ピッツバーグの自宅から同じように予約して、同じようにカードであけて使いました。なお、返したあとで怖くなったのですが、予約時間は「現地時間」のようです(東部時間だとすると大幅超過になると思って焦った(汗))。蛇足ですが、帰りにしっかり渋滞にはまって、かつ道を間違って、返却手続きをしたときは５分前(後ろに別の予約があって延長もできず)という恐怖を味わいました。
知人を迎えに空港に行こうとZIPcarに乗り込んだもののエンジンがかからない、という体験をしました。バッテリー上がりです。バッテリーの交換時期だったのか、寒さにやられたか(32Fはあったけど)、直前の人がエンジン切った後になにかやったか(乗ったときヘッドライトのスイッチは入ったまま、鍵を回したらラジオがんがん)。ZIPcarに電話したところ、状況説明は通じ、「１マイル先に別の車が空いているからcabにのっていってくれればいい」といわれましたが、それだと約束には間にあわなさそうだったので、「キャンセルにできる？」と聞いて、キャンセルしてもらいました。その後、２４時間予約不可になっているので緊急メンテかと。レンタカーでは起きえない？、カーシェアゆえの出来事かと思いますが、心臓に悪かったです。
ZIPcarの燃料カードが使えないガソリンスタンドに遭遇しました。別のスタンドを探して給油しました。ZIPcarによると「自腹で入れてレシート送ってくれ」らしいですが。
(熊谷 Dec 2009)
体験談3
予約した車が駐車場にないというトラブルがありました。
駐車場付近を探しても見当たらなかったので電話すると、係員から「今車のクラクションを遠隔で鳴らしてるが聞こえるか？」と質問されました。
音が聞こえていればよかったのですが、今回は周囲に車がなかったようで聞こえず。そこで、同じ駐車場にある代車をすぐ手配してくれて、無事に乗ることができました。
代車の費用は予約車よりも高いものでしたが、予約車と同じ金額にしてくれました。
もし同じ駐車場に代車がなければ、近隣にある別の車を手配してくれるようです。そこまでは自分で歩いて行く必要がありますが…
電話の係員はこちらの下手な英語もしっかりと聞いてくれてとても丁寧な対応でした。（大迫 Aug 2015）
関連リンク
CMU内のzipcarページ CMUの学生は年会費が35ドルになる