アメリカンフットボール

アメリカンフットボールの基本的なルール (Aug 2015 和田)

1.各チームがオフェンス(攻撃)とディフェンス(守備)に分かれて、相手陣地にボールを持って入れば得点です。

2.オフェンスは4回(ファーストダウン、セカンドダウン、サードダウン、フォースダウン)の攻撃で10ヤードすすめれば、また4回攻撃ができます。 もちろん、もしセカンドダウンで10ヤード進んじゃえば、またファーストダウンから4回攻撃ができます。

3.4回の攻撃で10ヤードすすめなければ、その場所から相手チームのオフェンスに交代となります。

4.攻撃方法には大きく分けて2種類あります。ランとパスです。

ランプレーは、大きくは進みにくいですが、ボールを落とすということは少ないです。

パスプレーは、成功すれば大きく進めますが、失敗(ボールをキャッチできない)したり、相手にパスボールを取られる(インターセプト)可能性があります。

よって以上より、4回攻撃に、大まかな考え方としては、、、、、

ファーストダウン: ランプレー

セカンドダウン: ランプレー

サードダウン: パスプレー

が基本的な考えです。しかし、チームによってランプレーが得意なチーム、パスプレーが得意なチームがあるので、ファーストダウンからパスプレーをやることももちろんあります。それは各チームの作戦によります。またランプレーで来るだろうと思われるときに裏をついて

パスプレーにするといったことももちろんあります。

上記の基本的な4回の攻撃でフォースダウン目を書きませんでしたが、よっぽどのことがない限り、フォースダウンはパウントといってキッカーがボールキックをするというプレーにでます。もしもフォースダウンで、通常のプレーを行い、10ヤード進めない場合には、その場所から相手チームの攻撃になるので、自陣に入り込まれやすくなるので、フォースダウン目で10ヤードに届かない場合には、ボールをなるべく敵陣に運んでおく必要があるからです。

ただし、これにも例外があります、フォースダウン目で残り1ヤード、残り時間が少ない場合なんかには、ランプレーで押し入る作戦を取る場合や逆転するしかない状況ではフォースダウンでばくちに出ることもあります。また敵陣近く20ヤードとかにまでいる場合には、パウントではなく、相手ゴールにキックで得点する場合もあります(この場合は3点入ります)。

通常のランプレーやパスプレーで得点する(タッチダウン)と、6点入り、その後エクストラでキックで得点すると1点、ランやパスプレーで得点すると2点追加されます。

アメリカンフットボールはサッカーなどどちがって、プレーが1回1回途切れるのが特徴で、ここで好き嫌いが分かれるかもしれません。また完全分業主義のアメリカらしいスポーツと思います。例えば野球であれば、みんなバッターボックスにたって、みんな守備につきますが、アメリカンフットボールはボールに触れる人と触れない人に完全に分かれます。(触れないというのは触ると反則という意味ではなく) オフェンスラインの選手はボールを持って運ぶレシーバーの通り道を作るために敵プレーヤーをどかすことに執念を燃やします。

指揮官のクォーターバックやレシーバーは花形選手で、ライン陣は裏方プレーヤーって感じです。

観戦料は高いですが、Very Americanなスポーツなので1回くらいはお勧めします。

ちなみにスパーボウル。

アメリカンフットボールはFootball ですが、スーパーボウルはSuperBowlですよ。 お椀のBowlです。スタジアムがBowlの形をしているのでSuper Bowlです。

決勝戦のスーパーボウルはアメリカで一番の行事です。

  • アメリカの歴代視聴率トップ10のほとんどがスーパーボウル

  • CM放映料は30秒で約3億円

  • 2008年のスーパーボウルXLIIのチケットの平均価格はスーパーボウル史上最高の4,300ドル(約46万円)。e-bayの調べでは、チケットは約2,500ドル(約26万円)から20,000ドル(約214万円)で取引されていた[1]

  • 1年で一番ホームパーティーが多い日:観戦パーティーは全米で750万ヶ所、パーティーに行く人は4,390万人。[2]

  • 80年代にスーパーボウルの最中にソルトレークシティの下水システムが崩壊した。視聴者がゲームの合間に一斉にトイレに行ったためだと言われているが、本当のところは不明だそう。[3](リンク切れ)

  • スーパーボウル・サンデーは、1年のうち感謝祭に次いで2番目に食料の消費が多い日。翌日には、胃薬の売り上げが20%増しになる[4]

  • ビジネス誌『フォーブス』は、スーパーボウルと株価の関係を「NFL出身のチームが勝てば株は上がり、AFL出身のチームが勝てば、弱気なものとなる」と分析したが、現在はこの理論は当てはまらないとか。[5](リンク切れ)