飛行訓練
Pittsburgh Flight Training Center
412-466-1111
「Century III Mallのすぐ近くのAllegheny County Airportには、Pittsburgh Flight Training Center (PFTC)というフライトスクールがあります。PFTCでは、飛行訓練や、飛行機レンタルをしてくれます。
多分、本当に免許を取ることまで真剣に考えている人はそれほど多くは無いかと思いますが、そうでなくても、Discovery Flightと言って、右の副操縦士席に教官パイロットが乗って、約一時間操縦させてくれるツアーがあります。多分、ダウンタウンを川沿いに回ってくるルートだと思います。Discovery Flightは$77+taxで、多分、友達を後ろの座席に乗せても同じ値段で飛ばせてくれると思います。Cessna 172という機体で、一応4人乗りですが、大人3人+子供1人のつもりらしいので、友達二人だと乗せてくれないかもしれません。
また、本格的に操縦訓練を開始しようと思ったら、飛行時間一時間あたり$100(飛行機代)+$35(教官代)+$少々(燃料サーチャージ)で訓練を受けることができて、一般的には70時間ほどの飛行時間で自家用操縦士免許を取ることができると思います。もちろん、人によって進度は違うので、多くかかる場合もあります。それから、学科教習もあるので、それはまた別途お金を取られます。その免許で昔はそのまま日本の免許を取得することができたのですが、日本で飛ぶにはこれに加えて無線の免許が必要で、さらに最近は法規試験が必要になったそうです。さらに、日本で飛ぼうと思ったらこの4倍(教官談)コストがかかるということなので、アメリカにいるからこそできる経験と思った方が良さそうです。
ただし、アメリカ国民以外が免許に向けて飛行訓練を開始する場合は、Transportation Safety Administration (TSA)に登録する必要があります。一応、その情報は、Webに出ています。Pittsburgh Flight Training Centerでも以前手続きをしたことがあるそうなので、助けてくれると思います。なお、Discovery Flightをするだけならば、このルールは適用されないということなので、何も登録しなくてもDiscovery Flightはできるようです。既に免許を持っていて、航空法で定められた条件を満たしている人であれば、教官同乗でチェック・アウトというのをやってもらって、安全に飛べることを確認してもらったら、飛行時間一時間あたり$100+燃料サーチャージでレンタルしてくれます。昔は燃料サーチャージは無かったんですがね。
また、CCACのコースとしてフライトトレーニングをオファーしているようで、コースを履修することで、最初の数時間を格安で訓練することができるようですが、決まった時間の授業に出たり、ある程度の拘束があるそうです。
フライトスクールによっては、ブロックレートと言って、$1000単位で支払わなくてはならないところもあるのですが、PFTCは、フライトごとに支払いができるので良心的です。年会費もありません。CMUからAllegheny County Airportまで車で20分程度なので、午前中空いていれば、8時~10時枠(レンタルは2時間単位、飛行準備とかあるので、この枠でまるまる一杯飛んで大体飛行時間1.4~1.6時間ぐらい)で飛んでからCMUに出勤するようなこともできます。
ちなみに、北に飛ぶときは、大体Squirrel Hill上空を抜けるので、左手にCMUキャンパス、Cathedral of Learning、ダウンタウンを一望できます。」 (山川 Jan 2007)