釣り

ピッツバーグ周辺は温水域と冷水域が入り交じり多くの魚が棲んでおり、あらゆる釣りを経験出来る。殆どの情報はPennsylvania Fish and Boat Commission が網羅している。湖を囲んだState Parkも多く、競技志向のアングラーから、キャンプ•ピクニックに併せて家族で楽しむ事も出来る。

Large mouth bass@Lake Arthur Ave.Class

Smallmouth bass@Monongahela River 口角は目より前方に位置し、目は赤いのが特徴

どんな魚が釣れるか

バス

  • ラージマウスバス(ブラックバス):北米原産でカリフォルニア州、ペンシルバニア州のブラックバスが芦ノ湖に放流された。ペンシルバニア州は日本のバスのルーツの一つ。ピッツバーグ近郊の多くの湖沼に生息する。英語ではLarge mouthの方が通じる。

  • スモールマウスバス:ブラックバスより冷水域を好むため日本では野尻湖など一部の冷水湖に密放流されているのみ。エリー湖、ピッツバーグスリーリバー等に生息。

  • バス関連サイト:

エルクヘアカディスにヒットしたゴールデンレインボートラウト@Jones Mill Run

http://fishandboat.com/pafish/fishhtms/chap15trout.htm

  • ニジマス:Pennsylvania Fish and Boat Commissionにより定期的に放流されあらゆる河川、湖沼に生息。

    • ゴールデン・レインボートラウト:バージニアで発見されたニジマスの突然変異体を固定した品種。体は黄色いが、瞳は黒くアルビノとも異な る。ペンシルバニアでも繁殖されている。紛らわしい名称にゴールデントラウトがある。これはロッキー山脈周辺に生存するニジマスの亜種であり、陸封種であ る。(大野 Feb 2011)

  • スティールヘッド:エリー湖水系に棲息。ニジマスの降海型で日本では知床半島の一部にのみ棲息(日本ではサツキマス、サクラマスがアマ ゴ、ヤマメの降海型)。鱒を釣るものには憧れの対象魚。五大湖周囲とカナダで出来る最もエキサイティングな対象魚の一つ。大きいものは1メートル近くにも なり、スケールの大きいファイトが楽しめる。熱狂的な釣り師はスティールヘッダーと呼ばれ、ニューヨーク等から足を運ぶ人もいる。鮭より生臭くなく、塩焼 き等にしても美味でいくらは絶品。Costoco, Giant eagleなどでも切り身は購入出来る。ピーク時(10月—12月初旬)にはエリー湖に流入する河川で何十、何百のスティールヘッドが遡上する姿が見られ る。当然アングラーも多い上、非常に賢い魚で釣り上げるのは容易でない。タックルはフライ、スピニングの両方で可能であるが、極力ライトタックルを使用す る。河川が全て凍るまで釣る事は可能。春に再びエリー湖に戻る。概ね4-8Ibが一般的。2008年の記録は14Ib@Elk Creek。PA州の記録は20Ib3oz。

  • 「Medium で6ft以上のrod、バス用のスピニングリールで対応出来ます。糸は6-8Ibでそれ以上は太すぎます。4Ibはかなりシビアです。ドラグ調節はマメに 行う必要があります。針はいくら一個分の大きさで丈夫なものを使用。おもりは小さめのがん玉。うきは極力つけません。いかにして手早く底に餌を自然に運ぶ かがポイントです。餌は条件に併せて使います。ルアーには殆ど反応しません。かかっても釣り上げる確率は半分くらいの方がタックルバランスがとれている目 安になります。8Ib級は奮い立ちます。」(副田 Jan 2010)

  • ブルックトラウト:ゲームフィッシュとして移入されたニジマスやブラウントラウトと異なり、古来よりペンシルバニアに生息していたトラウ ト。ペンシルバニアの州魚に指定されている。清らかな冷水を好み、平均的なサイズは12インチほどで他の鱒よりも小さく、成長も遅い。そのため水質汚染、 乱獲や他のマス類の移植により激減したが、各所に保護河川が設けられ生態系は回復しつつある。イワナの仲間であり、腹部に紅い斑点があり魚体は美しい。ニ ジマスやブラウントラウトと比べて美味である。個人的には黄金のイクラ丼がおすすめである。前述のように冷水を好むため、夏季に水温の上がるピッツバーグ 近郊では放流は行われておらず、アパラチアまで足を運ぶ必要がある。(大野 Jan 2011)

ブルックトラウト@Jones Mill Run 魚体の美しさは渓流の宝石にたとえられよう 美味

  • ブラウントラウト:欧州より移入されたトラウト。適応性が高く、ペンシルバニア全土に分布し、ブルックトラウトの生息域を縮小させた。性格は獰猛で大型化する。エリー湖水系の河川では降海型がみられる。(大野 Jan 2011)

Brown trout@Jones Mill Run

  • その他の鱒:レイクトラウトなども一部の水系に棲息している。

ブルーギル@Lake Arthurでかい!

その他の対象魚

  • Muskellunge, Pike:日本には棲息しない。大型魚。スリーリバー、エリー湖、アーサー湖等でトローリングが主。

  • Walleye, Saugeye:日本には棲息しない。中型魚。アメリカではスポーツフィシングの対象魚。歯が鋭く注意が必要。

  • Black crappie, White crappie:日本には棲息しない。小型魚。ピッツバーグ近郊の殆どの湖沼に棲息。ブルーギルと並ぶいわゆる外道。

  • Yellow Perch:日本には棲息しない。中型魚。

その他、日本でなじみの、鯉、ナマズ、ブルーギルなど広く棲息している。

  • SHIMANO TV フリーで高画質の釣り番組が視聴出来る。バスも充実している。Steelhead, Trout, Pikeもある。

食べられる?

Pennsylvania Fish and Boat Commission に詳細がある。魚の大きさと生息域毎にPCB, 水銀による汚染度が異なる。日本人の殆どはバスやナマズ、ブルーギルは食用にしないが、魚と水域により持ち帰る個体数が制限されていることから、人種により食用としているようである。バス、ナマズはDennysなどでも普通にメニューに並ぶ。Giant eagle, Strip Districtなどでも殆どの魚が購入できる。氷の上に無造作におかれた切り身に比べれば釣って食べた方がよほど新鮮。

精悍な雄のSteelhead 美味

  • 「Steelheadは脂が乗っていて美味です。刺身にも挑戦しました。最高です。8Ibの大きいものより4-6Ibクラスの雄がおいしいです。メスはサイズに関わらずいくらを孕んでいます。いくらは筋子からとれます。鮭いくらに準じた調理法で醤油漬けが絶品です。 Lower Hereford Manor Lakeは水質も良さそうでニジマスは塩焼きでいただけます。黒人はブルーギルを持ち帰っていました。中国人の友人によるとCrappieは美味とのこと、やせたブラックバスに似ておいしそうに見えませんが。」(副田 Jan 2010)

釣った魚の消費の注意事項

ピッツバーグを含むペンシルバニア州の釣った魚を食べる場合の注意事項を見つけましたので、お知らせしておきたいと思います。

http://www.fish.state.pa.us/fishpub/summary/sumconsumption.pdf

ご存知のようにピッツバーグはもともと鉄鋼が盛んな時期があり、当時の空気や水の汚染は半端ではないものがありました。

真っ黒だった建物も修復され、空気は綺麗になりましたが、川の底には未だに重金属や発癌性物質などが残っています。

そういう理由もあり、このあたりでの釣りはキャッチ&リリースがほとんどで、昔からピッツバーグに住んでいる人には、釣った魚を食べるという発想はないようです。

上記のドキュメントのOhio river basinの項目にAllegheny river とMonongahela riverがあり、それぞれの地域County名などがあります。

ざっと見たところ、一ヶ月に一食なら食べても安全とのことですが、それをどう捉えるかは、個人によって異なるかと思います。

(吉村 Aug 2015)

まず釣りの準備

許可証

Pennsylvania Fish and Boat Commission [5] からオンラインで購入するか、Dick’sなどのスポーツ店で手に入れる事が出来る。PA州に居住していることを証明する書類が必要(運転免許証, photo IDなど)。身分証はパスポート等でも可能だが店に出向く必要がある。年次更新で12月より更新可能。エリー湖に行く場合、鱒を釣る場合はそれぞれ追加の スタンプが必要。エリー湖水系の河川でスティールヘッド等の鱒類を釣る場合は全て必要。フルカバーの許可証で$40程度。オンラインで最初に購入して後で エリー湖等のスタンプを店で更新しようとすると面倒。16歳以下は許可証の必要はない。湖の近くで釣り竿を持ち歩いていると釣りをしていると見なされ、許 可証を持っていない場合は$180程度の罰金が科せられる。許可証は常に掲示しIDと併せて携帯すること。日本や他州からの場合は日数に応じて購入出来 る。

釣り道具

Dick’sなどで日本に比べ格安でそろえる事が出来る。子供用も充実している。2-pieceの竿は少ない。安い2-pieceは見つけても簡単 に折れるので注意が必要。Ab garciaのセットでもリールと竿を併せて$60もあれば十分だが(Dick'sでそれ以上高価なものはまずない)、折れたりリール固定部分などが貧弱 なのでレシートを必ず保管しておく。概ね通常の使用方法で壊れたりした場合は数ヶ月以内なら無償で保証してくれる。

  • B.A.C.

Steelheadを釣りに行く際に有用。エリー湖に流入するWalnut CreekとElk Creekの中間あたりにある。出発前に川の状況を電話で聞いておくと良い。増水している際等は「Stay home」とアドバイスしてくれる。現地に着いたら更に詳しく情報を仕入れ、コンディションにあった餌を選んでくれる。持ち帰られる様にさばいてもくれ る。高い糸を買おうとすると安いものをすすめてくれる良心的な店。

  • International Angler

http://www.internationalangler.com/

「Northにある fry fishingの店です。Highland park bridgeをaspinwallで降り、 freeport Rd.を東に行って1分ほどの左の角にあります。値段は安くありませ んが、奇麗なインテリアの広い店内には、Ovis, SAGEなどの質のよい道具やウェ アをそろえており、店員もみんな釣り好きで知識、情報ともに豊富です。毛針 つくりや、キャスティングの教室もやっています。」 (長田 Oct 2000)

ルアーやワームは日本と同じものが比較的安く購入出来る。 生き餌は釣り場ちかくのtackle shopで手に入る。日本でなじみのシマミミズは少ない。ミミズといえばNightcrawlerで日本でのいわゆるチ○ポミミズに当たる。こちらでの live baitというと小魚をチョンがけする事が多い。その他いくら、wax warmというウジ虫のようなものも購入出来る。

  • 「日本に比べてブラックバスの場合はワームでねちねち攻めずにTop water, Spiner-baitなどがんがん巻けば十分です。」(副田 Jan 2010)

それでは釣行

Pennsylvania Fish and Boat Commission から対象魚別などで検索出来る。State Parkに釣行する場合はPennsylvania State Park でFishing areaを確認する。場所によって禁止区域、制限数が決まっているので必ずPennsylvania Fish and Boat Commissionでregulationをチェックしておく。Boat lunch, beach, hunting areaなどは禁止されている。Google mapで流入河川、起伏等地形を確認しておくと便利。場所によってアメリカマムシが棲息しており注意が必要。

Elk Creek Dec 2009 骨まで凍ります

その前の心構え

日本同様釣りのマナーは大切です。ゴミ等捨てないよう、むしろ拾って帰りましょう。釣り場周囲の環境によっては大変マナーの悪い地域があります。

避けるべき動物などについて、森の仲間たちについても熟読ください。

湖沼

  • North Park Lake (Allegheny country)

ブルーギル、Crappieが多い。バスは少ない。ピクニックしながらの家族向け。近年水質が悪く水量も少ないためニジマスの放流は行われていない。

  • Raccoon Lake (Beaver Country)

ブルーギル、Sunfishが多い。バスは少ない。ピクニックしながらの家族向け。湖水浴場がある。こじんまりとした綺麗な湖。

  • Canonsburgh Lake (Washington Country)

http://www.fish.state.pa.us/water/lakes/canonsburg_lk/00canonsburg.htm

良型のバスが多い。橋の下、その下流域の広い範囲で陸釣りが可能。駐車場、トイレ併設。電動モーターボートのみ使用可能。Crappie, ブルーギルも良くつれる。ニジマスも釣れる。家族で行くには向かない。日本の野池風。

「ピッツバーグ市内から30分程度でアクセスも良くおすすめです。数十回行きましたが、坊主はありません。バスもラン カーサイズが可能で、一時間に1匹は平均的に釣れます。小型のルアーだとCrappie、ニジマス、ブルーギルが釣れます。ニジマスは一度塩焼きにしまし たが少し泥臭いです。残念な事に住宅地に近い為かゴミを放置する人が見受けられます。横入りするマナーの悪い人が散見されます。曰く『ここはお前の湖 か?』だって」(副田 Jan 2010)

  • Cross Creek Lake (Washington Country)

深度のあるダム湖。アクセスは良くない。ボート釣りに向いている。バス、ナマズが多いようである。

  • Glade Run Lake (Butler Country)

http://www.fish.state.pa.us/water/lakes/glade_run/00glade.htm

バスはやや小型。陸釣りの良いポイントは少ない。

  • Crooked Creek Lake (Armstrong Country)

http://corpslakes.usace.army.mil/visitors/projects.cfm?Id=H404280

スモールマウスバス、Walleyeが棲息。ビーチがある。湖自体は陸釣り出来る範囲が少なくボート向き。北側に排出口があり、そちらがむしろポイ ント。市内から一時間半かけて行く価値はあまりない。湖面ではジェットスキーをしている人もいて騒がしい。流出口は人が多く、スモールマウスバスがいるは ず。スモールを釣りたい人はチャレンジしてみる価値があるかも。

  • Lower Hereford Manor Lake (Beaver Country)

http://www.fish.state.pa.us/water/lakes/herefordmanor/00hereford.htm

良型のバスが多い。殆ど陸釣りが出来る。駐車場、トイレ併設。ニジマス、Walleyeも良型。ピクニックエリアは少ないが家族でニジマス釣りをするには最適。

  • 「Walleyeはかなり不気味です。日本に移植されなくて良かったと思えるくらいでブラックバスの比ではありません。おかっぱりにはCanonsburghとここが断然おすすめです。」(副田 Jan 2010)

  • Lake Arthur (Butler Country)

Lake Arthur南岸 遠浅で水草が豊富 立ちこみ可能 Top-water gameを楽しめる 右に見えるPierが目印 ピクニックサイトが充実

Moraine State Parkの大型湖。あらゆる魚が棲息している。ボートを使ったトローリングでMuskyからバスの陸釣りも可能。バスは良型が多い。ピクニックサイトが充 実しており家族でも楽しめる。ボート小屋があり餌も購入出来る。ポイントは広範囲。南東のpier 周辺は水鳥の生息地で魚影も濃いがアメリカマムシに注意。

  • Lake Wilhelm (Mercer Country)

Maurice K. Goddard State Parkの大型湖。Grove Cityより更に北へ30分程度。I-79が湖の北を渡る。Lake Arthur同様あらゆる釣りが楽しめる。ピクニックサイトも充実している。バスも良型。ポイントは広範囲。南側は車で、北側は歩いてポイントを移動出来 る。

  • Lake Erie (Erie Country)

言うまでのなく五大湖の一つ。あらゆる魚種が棲息。釣りはPresque Isle Bayが主。大型のスモールマウスバスが釣れる。

  • Deer Lakes (Allegheny County)

http://www.alleghenycounty.us/parks/dlfac.aspx

ピッツバーグより自動車で30分程の距離、Deer Lake Parkの中にある。トイレ、雨除の建物とテーブルもあり、ピクニックには最適である。池周囲は遊歩道が整備されており、岸の足場も良い。最上流にある Upper Deer Lakeは岸へのアプローチが容易で、水生植物の繁茂も適度であり、子どもでも比較的安全に釣りが楽しめる。ブルーギルやブラックバスが釣れるが、やはり 春と秋にニジマスの放流が目玉である。放流直後は入れ食い状態で家族連れでの釣行がおすすめである。放流直後のニジマスは(放流地点である)池の入り口の 岸あたりに集まっているが、やがて堰堤の周りに散らばり、二週間もすると池全域に分布するようになり、次第に釣果が下がってくる。(2011 Jan 大野)

Upper Deer Lakeの秋

  • Peters Lake Park

https://www.google.com/maps/preview?hl=en&safe=off&q=560+Center+CHurch+ROad&ie=UTF8&hq=&hnear=560+Center+Church+Rd,+Canonsburg,+Pennsylvania+15317&gl=us&ll=40.258896,-80.11282&spn=0.0131,0.01708&z=14&iwloc=A&source=embed

Canonsburgh Lake (Washington Country)のやや南西に位置するNUMBER TWO RESERVERですが、この貯水池はPETERS LAKE PARKという名称がついていて、カップルや家族連れ、ジョギングする人々などで賑わっています。足場が良く、陸からの釣りにも最適です。バスを釣りに 行ってみました。(2011 Nov 谷中)

河川

フライ、ルアー専用などRegulationを確認してから釣行すること。当然流れがあり立ち込みで釣る場合は十分注意が必要です。他州で2008 年にPittで日本文化関連の研究者が釣りの際転倒し亡くなられた。Steelheadを釣りに行く場合にはウェダーで立ちこみが必須です。シーズンが秋 冬なので暖かくする事。ウェダーの素材はネオプレーンで靴下は最低二枚。靴下の間にカイロ三個ぐらいが標準装備です。

  • Walnut Creek (Erie Country)

http://www.fish.state.pa.us/water/lakes/erie/tribs/00walnut.htm

Steelhead fishingが可能。河口は駐車場、トイレなどが整備されアクセスがよくSteelheadのピーク時は数メートル間隔で竿が出される。さながらパチンコ屋でフィーバーを待つ人のよう。

  • Elk Creek (Erie Country)

http://www.fish.state.pa.us/water/lakes/erie/tribs/00elk.htm

Steelhead fishingが可能。ピーク時は混雑する。2008年レコードのトップ2が釣り上げられた。

  • Elk CreekでのSeasonal Pattern;10-11月は河口近辺に遡上したての群れが見られる。Fresh-fishは非常に美しいシルバーの魚体で活性も高い。12月初旬ー遡 上に伴いポイントはI-90近辺に移動。12月下旬ー降雪•凍結が始まりかなりシビアな釣りになる。この頃魚体は婚姻色が濃くなり黒っぽくなる。1月以 降ーI-79近辺に群れが見られる。またメスは産卵が終わりいくらがとれなくなる。魚の活性も下がる。川面は広範囲に凍結し釣行は融氷の合間をぬって行う 事になる。

Steelhead/6Ib@Jan 2010 この頃には魚体は黒い 産卵寸前のいくらはピンポン

  • Slippery Rock River (Butler Country)

Moraine State Parkの北西を流れる。鱒釣りで有名。文字通りよくすべるので注意が必要。フライ専用エリアがある。

  • Three Rivers (Allegheny Country)

あらゆる魚種が棲息。ブラックバスは少なくスモールマウスが主。ポイントへのアクセスは限られる。Point State Park近辺でも釣れるようである。全米バスマスターズトーナメントが時々開催されるが、小型のスモールマウスばかりで盛り上がりに欠ける。 Allegheny RiverでFreeport Rd.と910号の合流点付近にゴロタの浅いところがあり多く竿が出される。狭いところに数メートル間隔で並び、概ね生き餌でやっているのでルアー釣りは 少し肩身が狭い。Large-small両方見られるがスレきっている。

トラウトフィッシングができる河川について新たなページを作りました。

番外

  • Ice Fishing

ピッツバーグ近郊の湖沼、時には河川も冬は凍結する。このため氷に穴をあけるIce Fishingが楽しめる。日本ではワカサギが有名だがこちらはエリー湖でのYellow Perchなどが対象。氷の厚さはmonitaringされていないため自己責任で十分注意が必要。数年前エリー湖で氷が岸から離れ沖に流された人がヘリ で救助される騒ぎがあった。氷が大きく流された人は気づかなかったらしい。

  • KOA Camp Ground

全米で展開しているキャンプサイトで釣り堀を併設しているところがある。Madison/Pittsburgh S.E. KOA に併設された人工池ではブルーギルが多く釣れ、キャンプの合間に楽しめる。バスも30cm程度の小型であるが釣れる。

  • 学会等

学会、出張等の旅先で釣りをするのも趣がある。2-pieceの竿ならポスターのケースに一緒にいれてフライト出来る。旅先の許可証を確認しておく。

  • レイクラスベガスに学会で行った際にバス釣りをしました。リゾート地でホテルの前が湖なため許可証も必要ありませんでした。通年大型のバスが釣れます。New Orleans ではカトリーナの影響が残っており市内の公園は出来ません。」(副田 Jan 2010)