第4回例会

投稿日: Nov 03, 2012 2:48:53 AM

10/23(火)に八重洲の「東京囲碁将棋サロン」でPA会囲碁同好会例会が開催されました。

参加者は、私を含む常連メンバー4人に新参加者2人が加わり、合計6人となりました。

今回の参加者の棋力は以下の通り。

常連A会員:私と2-3子差

常連B会員(幹事):現在13路盤で奮闘中

常連C会員::現在9路盤で奮闘中

新参加者D会員:19路盤で打てるレベル

新参加者E会員:19路盤で打てるレベル

C会員は遅れて来たので、私を含む5人で対局しました。組み合わせは以下の通り。

A会員-D会員(お試しで互先)

私-B会員(13路盤3子局)

私-E会員(お試しで19路盤4子局と7子局)(2面打ち)

この組み合わせで2局行い、おおざっぱなD会員とE会員の手割りを決めました。

これは私-B会員での一場面。いま白が"+"に打ち込んだところ。ここまで黒の手は満点。

ここから形勢逆転してしまいましたが、黒はどう打つべきでしょうか?

方針は、1.左下隅の地を囲う、2.打ち込まれた"+"の1子を封鎖する、のどちらを選択すれば

よいのか考えてみましょう。

この後C会員が参加したので、組み合わせを以下のように変更しました。

A会員-E会員(お試しで4子局)

D会員-B会員(お試しで13路盤互先)

私-C会員(9路盤3子局)

どの組み合わせも2局行われ、上手が貫禄を見せた格好になりました。

これは私-C会員での一場面。いま白が"+"に打ち込んだところ(この対局は自由置き石)。

下半分の白を生きておくのが相場ですが、このままでは勝てないと判断しての一手でした。

結果としては上半分の白と下半分の白をシノいで勝ちましたが、黒はどう打つべきでしょうか?

うまく打てば上半分と下半分のどちらかを殺すことはできるでしょうが、そこまで手が

読めれば既に相当なレベルと言ってもいいでしょう。

というわけで、まだそこまでのレベルにない人は、

「攻めながら得をする」

という方針で次の一手を考えてみましょう。

上図では、上半分と下半分のどちらかを「次に手を抜いたら殺すぞ」と相手を脅しながら、

黒地を増やすように打つのです。このように打つと、相手が取られないように必死になっている

うちに、地をたくさん稼いでいて、気がついたら大勝となるのです。皆さんならどこへ打ちますか?

結局私は6局対局しました。疲れましたが大変充実していました。

当初「見学で...」と仰っていたE会員も正式入会してくれました。

あと今回は会場の席亭さんが、酒の肴を色々と用意してくれました。

私はつい日本酒を2杯も飲んでしまいました。

次回も「東京囲碁将棋サロン」で開催します。