第34回例会
投稿日: Feb 28, 2016 6:22:26 AM
2015年6月24日の18時〜21時まで有楽町にある日本棋院有楽町囲碁センターで第34回の例会が開かれました。
今回は15名の盛況で女性も4名参加しました。
今回は上達著しいKAT会員とTO会員との19路盤7子局を紹介します。
6手目のコスミツケだけで左上隅の黒地は確定しないし相手を固めるマイナスが大きい。
黒20は弱気。
黒26は薄い。25の左に押したい。
黒36は俗筋。
黒48では49と頑張ってみたかった。
黙って1と打つのが良い。これだと黒地は確定するしAから打ち込む狙いも生じる(符号順に進んで黒Eで連絡している)。
黒46では1とノビたかった。AとBが見合いなので左辺の黒3子は連絡している。
黒52では51の石にツケずに間接的に封鎖を狙うようにした方が良かった。
黒54は無理筋。55と引いておくくらいのところ。
白67と黒4子を取り込み中央が大きくまとまった。TO会員は中央を大きくまとめるのがうまい。
黒52では1と跳ねて準備工作するのが面白かった。以下9までで黒を固めてから11とケイマで攻める要領(格言「攻めはケイマ」)。
白Aからのデギリには◯の1子を捨てて打つ。
151手以下略。白19目勝ち。本局はTO会員の碁のスケールの大きさが際立った1局だった。
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