第31回例会(その1)

投稿日: May 02, 2015 8:22:26 AM

2015年3月25日(水)にPA回囲碁同好会例会が日本棋院有楽町囲碁センターで行われました。

今回は過去最高となる17名の参加がありました。

最初に紹介するのは、私(会長)の同僚でもある韓国人弁理士KY特別会員との13路盤4子局を紹介します。

黒4はまだ早い(変化図1)。

黒6は問題。白7の傷を守るべきだった(変化図2)。

黒4では1と打つところ。以下一例を示すと5までで中央に飛び出して封鎖を避けながらコスミツケた白石を攻める要領。

黒6では1と繋ぎたかった。白2には3と打っておく。のちに白はAと打つことが予想される。

黒10は小さい。

黒12,14は隅に根拠を持とうという打ち方だが、中央に頭を出すべき。

黒18,22でもやはり頭を出したい。

黒26では27と打つべきだった。これでは次譜以降で示すようにスペースが足りない(変化図3〜5)。

黒26では1と押さえていて大丈夫だった。以下5までで◯に眼ができるので黒活き。

白4と打って眼を奪いに行っても...

黒11までで活きている。

黒36は悪手。白37,39が来たせいで左下隅の黒はどうやっても二眼できなくなった。

白51で下辺白が連絡したことで左下隅の黒は死んでしまった。

今の段階では、

1.頭出す(封鎖を避ける)

2.味方の石同士を連絡させるように打つ

ことを常に意識して打つようにしましょう。